東京電力福島第1原発事故をめぐり、旧経営陣3被告全員に無罪を言い渡した19日の東京地裁判決について、識者からは次のような指摘があがった。 強制起訴制度の設計に携わった元検事の高井康行弁護士の話「自然災害の予見可能性の立証は難しく、無罪判決はやむを得ない。地震予測『長期評価』が他の評価よりも信頼性があったかといえば必ずしもそうではなく、旧経営陣の判断は妥当だった。3被告は検察が不起訴としたにもかかわらず何度も法廷に立たされ、人権が侵害されたに等しい。検察が嫌疑不十分と判断した事件は強制起訴の対象から外すなど強制起訴制度を見直すべきだ。今後は原因究明や再発防止に特化した調査機関や制度を考えていくことも必要だ」 甲南大法科大学院の渡辺修教授(刑事訴訟法)の話「無罪だから強制起訴が間違っていたという短絡的なとらえ方はすべきではない。市民の良識が考える過失犯の形や有罪とすべき証拠についてプロの裁判官とずれがあった。強制起訴事件は民意を反映できる裁判員裁判で審理できるように制度を改正する必要がある。地震・津波を避けられない日本の原発は高度の安全対策を取るべきだったが、事故の被害を個人の責任による犯罪として刑罰を科すのは妥当ではない。『企業過失犯』という新しい型の犯罪の立法も検討すべきだ」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
結審まで37回 強気の3人、いらだち見せ反論も…東電旧経営陣裁判(産経新聞)
東京電力福島第1原発事故をめぐる刑事裁判は結審まで計37回に及び、旧経営陣3被告への被告人質問のほか部下や専門家ら計21人への証人尋問が行われた。「巨大津波が襲来する」との試算の評価が焦点だったが、3被告と証人らの説明には食い違いもあった。被告らは時折、いらだちをあらわにしながら、部下らの証言を否定していく強気の姿勢を見せていた。 検察官役の指定弁護士は、地震予測「長期評価」を根拠に算出された「最大15・7メートルの津波が襲来する」との試算を基に対策すれば事故は防げた、と主張してきた。 これに対し元会長の勝俣恒久被告(79)は「そんなものをベースに企業行動をとることは、あり得ない」と語気を強めた。勝俣被告は、長期評価の信頼性は絶対的ではなかったとして直ちに対策に乗り出さなかったことの正当性を強調。試算を伝えた当時の担当部長、吉田昌(まさ)郎(お)氏(事故時の第1原発所長)の口ぶりも「懐疑的だった」ことなどから担当部署に精査を任せていたと説明した。 元副社長の武藤栄被告(69)は、平成20年7月に長期評価の妥当性の検討を外部に委ねるよう指示。これが対策の「先送り」に当たると主張する指定弁護士の指摘については「大変心外」といらだちを見せた。元副社長の武黒一郎被告(73)も試算は「切迫性を感じさせるものではなかった」と振り返った。 一方、試算を被告らに報告した社員らは、長期評価を「対策に取り入れざるを得ないと思っていた」と証言。うち1人は、武藤被告の指示を「対策の保留」と受け止め、「予想外の結論だった」と語っていた。 また、地震対策部門トップだった元幹部の調書からは、3被告が出席した20年2月の会議で「長期評価を対策に取り入れる方針がいったんは了承されていた」と元幹部が認識していたことが判明。会議資料にも津波対策の記載があったが、3被告とも「説明を受けた記憶がない」と否定した。 結局、ただちに長期評価が取り入れられなかったのは「対策工事には時間も費用もかかり、工事が終わるまで運転停止を求められる可能性があったから」との見解を述べていた元幹部。 武藤被告は「原発は安全第一で、合理的で必要なら当然支出する」と述べ、費用と対策の保留は無関係との考えを示した。公判ではこうした認識のずれを埋めきれなかった感も否めない。元幹部は体調不良などのため出廷はかなわず、吉田氏は亡くなっている。裁判所が直接、証言を聞くことはできなかった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動物虐待を減らせ 『悩んだら・わん・にゃん・にゃん』に通報を(関西テレビ)
関西テレビ 動物虐待を減らそうと、来月から大阪府で共通ダイヤルが開設されます。『悩んだら・わん・にゃん・にゃん』に通報です。 大阪府では、来月から動物虐待の相談や通報を一元化して受け付ける共通ダイヤルが開設されるのを前に、大阪府の吉村知事や警察が集まり対応などを確認しました。 共通ダイヤルは「#7122」、『悩んだら・わん・にゃん・にゃん』の語呂合わせです。 動物虐待の早期発見や防止につなげるのが狙いで、大阪府と市は他にもチャリティTシャツを作るなどして、動物愛護を呼びかけています。 【吉村洋文・大阪府知事】「動物虐待をなくしていく、厳しく対応していくという意識を強めてもらいたい」 ダイヤルは来月1日から始まり、平日の午前9時から午後5時半まで受け付けます。 関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「殺害してしまい隠した」と小4男児の義父(共同通信)
9/20(金) 0:28配信 さいたま市の小4男児殺害事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された義父(32)が「殺害してしまい、見つからないように遺体を隠した」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
さいたま男児遺棄 逮捕の父親は捜索に参加 殺害もほのめかす(産経新聞)
さいたま市見沼区大谷(おおや)の集合住宅敷地内で18日未明、住人の市立大谷小4年、進藤遼佑(りょうすけ)君(9)が殺害されているのが見つかった事件で、埼玉県警は19日、死体遺棄容疑で遼佑君の父親で無職、進藤悠介容疑者(32)を逮捕した。県警は18日に続き19日も任意で事情聴取。当初、関与を否定していたが、同日昼に認める供述を始めた。 調べに容疑を認め、殺害をほのめかしているほか、「見つからないようにするため(遺棄した)」と供述している。 捜査関係者によると、遼佑君の死因は首をひものようなもので絞められたことによる窒息死で、死亡推定時刻は17日夕方とみられる。自宅からはひも状のものが複数見つかっており、県警は自宅で殺害したとみて、詳しい状況を調べる。 逮捕容疑は17日夕方ごろ、遼佑君の遺体を自宅向かいの空き部屋前のメーターボックス(縦約180センチ、横約60センチ、奥行き約40センチ)に遺棄したとしている。現場に争った形跡はなく、英会話塾で使っていたかばんが見つかった。 県警によると、悠介容疑者は母親(42)の再婚相手で遼佑君と血縁関係はない。遼佑君は17日午後3時15分ごろに下校して帰宅しており、悠介容疑者は在宅していた。 悠介容疑者は夜に仕事から戻った母親に対し、遼佑君が英会話塾に行ったなどと説明。帰宅しないため母親が塾に確認したところ欠席していたことが分かり、110番通報した。悠介容疑者は通報後の捜索にも参加していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
絶滅「デニソワ人」は幅広な顔 遺伝子の働きから推定(共同通信)
絶滅した古い人類「デニソワ人」の姿を初めて復元したと、イスラエル・ヘブライ大などの研究チームが19日付の米科学誌セル電子版に発表した。顔の横幅が広いなど、同時代を生きていた現生人類や旧人ネアンデルタール人とは異なる特徴が56個見つかったという。 デニソワ人の化石は数万~十数万年前の指や歯、あごの一部が見つかっているだけで、姿の手掛かりはほとんどなかった。チームは、化石から抽出したDNAに残る、遺伝子の働きを調節する物質の痕跡を分析。体の各部分を作る遺伝子がどれだけ働いたかを基に、骨格を推定した。 デニソワ人はシベリアやチベットで化石が見つかっている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
京都の無職女性が700万円引き出される(産経新聞)
京都府警は19日、京都府向日市の無職女性(75)が警察官を名乗る男らにキャッシュカードをだまし取られ、現金700万円を引き出される被害に遭ったと発表した。特殊詐欺事件として捜査している。 向日町署によると、12日午後、1人暮らしの女性宅に警察官を名乗る男から「口座から100万円が引き出されている」と電話があった。その後、女性宅を訪れた男にキャッシュカード3枚を封筒に入れて手渡したところ、女性がその場を離れた隙に別のカードが入った封筒とすり替えられてだまし取られたという。 家族からの指摘を受けた女性が同署に相談したが、口座からはすでに700万円が引き出されていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
見えない障害と生きる…息子は“発達障害” 母親を救った夫の一言「それでもいいじゃん かわいいから」(東海テレビ)
東海テレビ 自閉症、アスペルガー症候群などの発達障害は、15人に1人いると言われています。 「わがまま」、「ちょっと困った人」、「変わった人」など障害の種類や程度が様々で、それが症状なのか、個人の性格なのか分かりにくく、「見えない障害」と言われています。 青山惺太くん(6)。発達障害のひとつ、自閉スペクトラム症です。 人懐っこい惺太くん…しかしこだわりが強く、騒音や雑音が苦手です。外に出るときは必ず音を遮るイヤーマフを付けます。 母親の青山さん:「せいちゃんこっち置いていい?」 惺太くん:「ダメ!ダメダ~メ!」 毎日決まったルーティンがあったり同じものばかりを好むのも、発達障害の特徴です。 青山さん:「惺太くん、ゆでたまご食べる?」 惺太くん:「食べる」 青山さん:「ハムは?」 惺太くん:「食べるよ」 朝ごはんは、いつもハムやゆで卵と決まっています。 青山さん:「こちらが栄養バランスとか考えても、食べたくないものは食べないんですよね。こちらが気を利かせてつくって食べなかったときに、朝ごはん食べないってことになっちゃうから、とにかく食べ慣れてるものを…」 ウチの子はちょっと変わっているかも…。そう思い始めたのは0歳のころ。2歳ぐらいになると、覚えかけていた言葉が、徐々に出なくなっていました。自閉スペクトラム症と診断されたのは3歳のころでした。 青山さん:「プラスチックに対して喋ってるような、コミュニケーションの取り方が一切わからないようなときがあったので、コミュニケーションがとれない相手を育てていくっていうのは、やっぱりすごく落ち込みますね」 当時は会社勤めをしながら子育てをしていた青山さん。心身ともに追い詰められていた彼女を救ったのはこんな言葉でした。「惺太はかわいい」。 青山さん:「主人が楽観的だった。『それでもいいじゃん、かわいいから』っていう感じで。私が『惺太が自閉症かも』ってなっているときに、『自閉症でもいいじゃん、かわいいもん』って言っていて」 青山さんの夫:「いろんな方もそうだと思うんですけど、やっぱり自閉症だと診断されて落ち込むときはあると思うんですけど、逆に私はあまりなくて、別にかわいがればいいかなっていう感じで。自分のとりえが多分あると思うので、私たちが見逃さないようにと、そこはちょっと見ながらやっていきたい」 前回の取材から4か月…。惺太くんは成長していました。 青山さん:「じゃあ、おしっこしよう、1回。出ると思うよ、なんかそんな感じ」 惺太くん:「かっか(お母さん)来ないで」 青山さん:「いかない、いかない」 ひとりでトイレに行けるようになりました。ここまで来るのに3年半かかりました。 青山さん:「やってみて一番ピンときたのが、できたら褒めるっていう。そしたらそこからスッと入ったんですよね。だから褒められてうれしいっていう気持ちがわかったのかな」 学校へ行くため、毎朝車で送ってもらう惺太くん。通るのは、決まって静かな田舎道…。 青山さん:「もっとメインの道があるんですけど、刺激が少ないほうがいいかなと思って。大体刺激的ですからね、彼らがこの世界に生きてると」 次の目標は、みんなと同じスクールバスで学校に通うこと。 青山さん:「障害の度合いとか、タイプとか、みんな違うからなんとも言えないんですけど、でもうれしいことはいっぱいあるよってのは伝えたいです。大変なこともすごくやっぱりいっぱいあるんですけど、うれしいこともその分、いっぱいある、数は少ないですけど。ただその嬉しさが、私はすごい。彼なりに毎年成長してってるから。発達障害の子が生きていきやすい世の中は、みんなにとってもやさしい世の中だと思います」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
埼玉・行田市に日本代表応援「田んぼアート」が出現(日刊スポーツ)
埼玉・行田市のラグビー日本代表応援「田んぼアート」を19日、同市の許可を得て上空約149メートルからドローン撮影しました。 【動画】埼玉・行田市に日本代表応援「田んぼアート」が出現 6月に植えられた色彩の異なる複数の稲が成長し、7月中旬には日本代表3選手、姫野和樹、リーチ・マイケル、田中史朗の姿が、横約150メートル、縦約180メートルの水田に浮かび上がりました。2万7195平方メートルの田んぼアートは15年にギネス世界記録に公式認定。年間約10万人が訪れます。隣接する「古代蓮の里」の50メートルの展望タワーから、11月14日まで見学できます。20日は「日本対ロシア」戦でラグビーW杯が開幕。田んぼアートを見学して、日本代表を応援しましょう。【写真映像部・鹿野芳博】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
相次ぐ無罪…強制起訴制度に限界 高い立証ハードル(産経新聞)
重大事故を引き起こした組織のトップらが強制起訴され、有罪となった例はない。福島第1原発事故で強制起訴された東京電力旧経営陣3被告の裁判でも、かねて指摘されてきた高い立証ハードルを越えられず、強制起訴制度の限界を改めて示したといえる。 原発事故をめぐる刑事責任が司法の場で問われるのは初めてだった。民事裁判では、事故は予見可能だったとして東電や国に避難者らへの賠償責任を認める判決が出ているが、個人の責任を追及する刑事裁判では、より厳格な立証が不可欠。今回も、そのハードルを越えられなかった。 強制起訴制度は、検察が独占していた起訴権に民意を反映させる目的で平成21年に導入された。国民から選ばれた検察審査会の審査員11人のうち8人以上が2度「起訴すべきだ」と議決すれば、強制的に起訴される。 これまで東電旧経営陣を含む9件13人が強制起訴されたが、有罪となったのは2件2人。残りは無罪か罪に問えず裁判を打ち切る免訴と公訴棄却だった。有罪率99%以上の検察による起訴との隔たりは大きい。 無罪が相次ぐ背景には、起訴基準の差がある。13年の兵庫県明石市の歩道橋事故や乗客106人が死亡した17年のJR福知山線脱線事故では、いずれも法的判断というより、被害者・遺族の処罰感情や原因究明を求める声などを優先する傾向が強かった。 制度設計に携わった識者からは、証拠が足りず、検察が嫌疑不十分で不起訴とした事件は対象から外し、有罪見込みだが罪状が軽微なことなどから起訴を見送る起訴猶予に限定すべきだとの声も上がる。 現行刑法では過失責任は個人にしか問えない。事故の被害者や遺族を中心に企業の刑事責任を問う「組織罰(法人罰)」の創設を求める動きもある。業務上過失致死罪に両罰規定を設け、企業が有罪となった場合、罰金などを科す案だ。 強制起訴によって長期の裁判を強いられる被告の負担は大きい。無罪が確定しても補償規定もない。民意による強制起訴の正当性を担保するためにも、制度の検証と抜本的見直しが必要だ。(大竹直樹) Source : 国内 – Yahoo!ニュース