厚生労働省健康局健康課長は9日、HPVワクチンの情報提供に関する通知を都道府県衛生主管部(局)長に出した。HPVワクチン接種に関する既存のリーフレットを改訂したことなどに伴う措置で、情報提供資材の個別送付や接種日時・場所などの周知に当たっては、「接種を受けましょう」「接種をおすすめします」など、定期接種の積極的な勧奨となるような内容を含めないよう留意する必要性を挙げている。【新井哉】 通知では、情報提供について、「HPVワクチン接種について検討・判断するためのワクチンの有効性・安全性に関する情報等や、接種を希望した場合の円滑な接種のために必要な情報等を、対象者等に届けることを目的とする」などと説明。情報提供の方法については、「情報提供を行うための資材を対象者等へ個別に送付する」としている。 リーフレットに関しては、「既存の3種類のリーフレットについて、その対象者・目的を改めて整理した上で構成の変更を行うほか、読みやすさ・分かりやすさを重視して改訂した」としている。 積極的な勧奨が差し控えられている定期接種に関する情報提供を巡っては、9月25日に合同開催された厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会と薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会で、その方法、目的、内容に係る方針が了承されていた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
瓦礫の山で見つかった娘。「行方不明」の子を捜し続ける父親たちの思い(BuzzFeed Japan)
父親たちはなぜ、津波にさらわれた子どもたちを、いまも捜し続けるのかーー。 2528人。東日本大震災から10年が経とうとするなか、いまだに行方不明者となっている人たちの人数だ。あの日から、帰らぬままとなった家族を捜し続けている、父親たち。その姿を追った写真展「One last hug」が、東京・新宿御苑前で開かれている。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】 【写真】捜索する父親たちの姿 この写真は、福島県大熊町で津波に流された木村汐凪(ゆうな)さん(小学1年)の遺品だ。 汐凪さんのこうした遺品、そしてマフラーに包まれた遺骨の一部は、瓦礫の山の中から、震災から6年近く経ったころに見つかった。 福島第一原発の立地する大熊町はいまだに、立ち入りが制限されている。震災後からも本格的な捜索はなかなか進まず、父親の紀夫さんは、いまも汐凪ちゃんの残された身体を捜し続けている。 写真展「One last hug」では、こうして今も捜索を続けている3人の父親にフォーカスを当てている。撮影しているのは、写真家の岩波友紀さん(43)。BuzzFeed Newsの取材にこう語る。 「『もう一度、抱きしめたい』。写真展のタイトルにはこうした父親たちの願いを込めています。なぜ、震災から時間が経ったいまでも、子どもたちを捜し続けるのか。なぜ、捜索をやめないのか。そのひとつの答えが、ここにあると思っているんです」 「なんて、悲しい光景なんだ」 岩波さんが捜索現場に足を踏み入れたのは、2011年3月のこと。津波によって多くの子どもたちや教員が流された、宮城県石巻市の大川小学校を、当時勤めていた新聞社の写真記者として訪れたときのことだった。 「子どもたちが見つかっていない親御さんが、自分たちで泥の中を彷徨って、捜し歩いている光景が目に焼き付いているんです。なんて、悲しい光景なんだと……」 夏までに、多くの子どもたちの遺体が見つかった。しかし、中には「行方不明」のままでいるケースもあった。岩波さんが写真を撮り始めた永沼勝さんも、長男の琴くん(小学2年)を捜していたひとりだった。 「恥ずかしながら、最初のころは半年ほどで諦めてしまうのではないか、と思っていたんです。でもそんなことはなく、永沼さんは琴くんを捜し続けていました」 捜索に携わる人は一人、また一人と減り、いつしか永沼さんだけになっていた。岩波さんはそのときの思いをこう振り返る。 「時が経つにつれ、見つかる可能性も減ってしまう。それでも、あんなに広い被災地を捜し続けている。その背景にあるのは、いったい何なのか。子を思う気持ちだけなのか、知りたいと思うようになったんです」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
IR汚職事件 贈賄側に有罪判決 中国企業元顧問2人(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) IR(統合型リゾート)事業を巡る汚職事件で、衆議院議員の秋元司被告に賄賂を贈った罪などで起訴された中国企業の元顧問2人に対し、東京地裁は執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。 IR事業への参入を目指していた中国企業の元顧問・紺野昌彦被告(49)と仲里勝憲被告(48)は、現金など総額約760万円の賄賂を秋元被告に贈った罪などに問われています。判決で、東京地裁は「被告らは至れり尽くせりの特別待遇を行い、秋元被告との関係を深めて立ち入った内容の情報提供を受けた。社会的関心も高いIR事業について社会一般の信頼を大きく損なった」と指摘し、紺野被告に執行猶予3年の付いた懲役2年、仲里被告に執行猶予3年の付いた懲役1年10カ月の有罪判決を言い渡しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「顔つきも別人」宮司と花火師、二足のわらじ きっかけは(西日本新聞)
福岡県みやま市の江良博信さん(62)は、日頃は地元の人と気さくに交流する阿蘇神社の宮司だ。夏場は、夜空に大輪を咲かせる花火師という、もう一つの顔も持っている。 【写真】打ち上げ場所から見上げて江良さんが撮影した花火 阿蘇神社は総本社が熊本県阿蘇市にある。海津の分社は1622年にできた。 江良さんは27代目の宮司。神道を学んでいた国学院大生の頃、父が亡くなり、22歳の若さで宮司になった。神社の管理やお宮参り、地域に呼ばれての祈願などが主な務めだ。 ただ少子化や高齢化で、お宮参り、安産祈願などは年々減っている。他の神社では、公務員や会社員と兼業する宮司も多い。江良さんも飲食店を営んだ。 30歳のとき、花火との縁ができた。親戚から「打ち上げの手伝いをしないか」と声を掛けられた。宮司は、正月や秋祭り時期は忙しいが、夏場には比較的時間に余裕がある。中学時代に花火工場の手伝いをした経験もあった。西日本花火(篠栗町)で働き始めた。 花火の玉を打ち上げる技術は、先輩の花火師に付きっきりで学んだ。火薬を詰め込んだ打ち上げ用の筒に玉を入れ、小さな手持ち花火のようなものを筒の中に投じる。瞬く間に火薬が爆発し、玉が打ち上がる。 誤爆すれば命を落とすこともある。危険と隣り合わせだ。「『いつ死ぬか分からない』という感覚は常にある。それでも『自分が花火を上げなくては』という使命感のような気持ちが湧き上がる」。見物する人を喜ばせたい、という気持ちが原動力だ。 宮司の務めをしている間は、言葉遣いや所作に細心の注意を払い、礼儀正しく穏やかに振る舞う。 その反動からか、花火を打ち上げる際は、爆音や熱気、開放感に魅了され、気持ちが高ぶるという。「妻からは『花火師の時は言葉遣いも顔つきも別人のよう』と言われる」と笑う。 毎年夏は、筑後川花火大会など九州各地の花火大会を巡る。だが今年は、新型コロナウイルスの影響で中止が相次いだ。「仕事は9割も減りました」 そんな中、全国各地で事前告知なしの小規模のサプライズ花火打ち上げが注目された。それを見て気付いたことがある。 「花火は形に残るものではないが、人の心を癒やす。神社に来る人たちも、心の安らぎを求めている。そういう意味では宮司と花火師は似ていて、自分に合っている」 今月末には、久留米市城島町で、サプライズ花火を打ち上げる予定という。 (平峰麻由) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
クマ出没「特別警報」引き上げ 死者19年ぶり 新潟(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 今年秋からすでに9人がクマに襲われている新潟県では、死者まで出たことから独自のクマ出没「警戒警報」を12日に最高レベルの「特別警報」に引き上げました。 新潟県では1日、関川村の畑で農作業をしていた73歳の女性がクマに襲われて意識不明となっていましたが、11日に死亡しました。県のまとめでは今年秋からクマに襲われたのは9人で、死者は2001年以来、19年ぶりになります。これを受けて県は12日に対策会議を開催し、独自に出していたクマ出没「警戒警報」を最高レベルの特別警報に引き上げました。これからさらに餌(えさ)を探すクマの動きが活発になるなか、市町村に対して捕獲を進めるよう要請し、住民に対してはクマの出没が確認された場所には近付かないことや単独行動を避けることなどを呼び掛けています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
患者虐待で元看護助手に懲役4年 精神科病院、神戸地裁(共同通信)
神戸市の精神科病院「神出病院」で、入院患者に虐待を繰り返したとして、準強制わいせつや暴行などの罪に問われた元看護助手和田元規被告(27)に、神戸地裁(小倉哲浩裁判官)は12日、懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。 同病院の虐待事件では、他に元看護師5人が起訴され、うち3人の執行猶予付き有罪判決が確定、2人が実刑判決を受けている。一連の事件で一審の公判が終結。 検察側は和田被告が捜査段階で「自分が主犯格だと自覚している」と供述したと指摘。論告で「積極的に犯行を持ち掛けた」と主張した。弁護側は「全てに関与して動画を撮っているが、主犯格ではない」と反論した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「妥協の産物」だった政令市「特別自治市」構想も(産経新聞)
12日告示された大阪都構想の住民投票の焦点は、大都市制度の中核である政令市の廃止・再編だ。政令市は、大都市と広域自治体の権限争いによる「妥協の産物」ともいわれ、首相の諮問機関もかねて二重行政の課題を指摘。全国の政令市長でつくる指定都市市長会(会長・林文子横浜市長)は解決策として、道府県から独立して国の所管以外の全ての事務を担う「特別自治市」構想を提唱している。 昭和31年にスタートした政令市は地方自治法で「50万人以上の市」と人口要件が定められ、児童相談所の設置など都道府県事務の一部を行うことができる。ただ都道府県との役割分担について明確な規定はない。 首相の諮問機関「地方制度調査会」(地制調)は平成25年の答申で、政令市と都道府県の間で「二重行政の問題が顕在化している。効率的な行政体制整備のため、二重行政の解消を図る必要がある」と指摘した。 問題の背景には、昭和22年の地方自治法施行時に盛り込まれた「特別市」の規定(現在は削除)がある。法律で指定する人口50万人以上の市を都道府県の区域外とし、都道府県と市の事務を担わせる内容だった。横浜、名古屋、京都、大阪、神戸の五大市が想定されていたが、独立を制度化する規定に府県側が猛反発し、指定前に廃止された。 東京都立大の大杉覚(さとる)教授(都市行政論)は政令市制度について「特別市の実現可能性がなくなったため、妥協の産物としてつくられた。5市にとっては過渡的な仕組みだ」と解説する。 ただ政令市制度は維持され、20市まで増えている。二重行政の解消をめぐっては平成22年に当時の橋下徹大阪府知事が大阪都構想を掲げた後、愛知県と名古屋市の「中京都構想」や新潟県・市が合併する「新潟州構想」などが打ち出されたが、具現化していない。 指定都市市長会が22年に提唱した特別自治市は、道府県の統治下に入らず地方の住民サービスを一元的に担い、日本全体の成長を牽(けん)引(いん)する役割を目指す。国は外交や安全保障といった専権事項に集中すべきだとして、権限や税財源の積極的な移譲を求めている。 これに対し、地制調は25年答申で「一元的な行政権限を獲得し、政策選択の自由度が高まる」と一定の意義を認める一方、広域犯罪への対応などに懸念を示した。特別自治市構想もまた、都構想と同様に明治以来の地方自治の枠組みを見直す構想だが、実現に必要な法整備に向けた動きはない。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風14号は熱帯低気圧に変わりました(tenki.jp)
台風14号(チャンホン)は12日午前9時に小笠原近海で熱帯低気圧に変わりました。 台風14号 熱帯低気圧に変わりました 台風14号(チャンホン)は、5日午前9時に日本の南で発生し、ゆっくりと北上しました。 8日夜には、四国の南の海上で進路を東より変えて、9日には本州の南の海上を東に進みました。台風は、本州付近に延びる秋雨前線の活動を活発化させ、四国から関東の広い範囲に雨を降らせました。10日には、台風周辺の発達した雨雲が伊豆諸島南部にかかり、三宅村と御蔵島村には、一時「大雨特別警報」が発表されました。11日、夜には、台風としては異例の南よりに進路を変えて、12日午前9時に小笠原近海で熱帯低気圧に変わりました。 姿を変えても影響が続く 台風14号は熱帯低気圧に変わりましたが、低気圧に向かって湿った空気が流れ込んでいるため、伊豆諸島付近は大気の状態が不安定になっています。伊豆諸島では、所々で雨が降るでしょう。また、風がやや強い状態が続きそうです。 伊豆諸島では観測史上1位の雨量を更新 台風14号の影響で伊豆諸島では9日から10日に記録的な大雨となり、降水量が観測史上1位を更新した所がありました。 【6時間降水量】三宅島空港236.0ミリ 【24時間降水量】三宅島空港429.5ミリ 【48時間降水量】三宅島空港543.5ミリ、三宅島465.0ミリ、八丈島450.5ミリ、八丈島空港382.0ミリ 【72時間降水量】三宅島空港586.5ミリ、八丈島519.5ミリ、三宅島503.0ミリ、八丈島空港441.0ミリ ※統計開始年は、三宅島は1976年、三宅島空港は2000年、八丈島空港・八丈島はともに2003年。 日本気象協会 本社 日直主任 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【速報】20代の女性が死亡 京都の市営住宅の一室で 殺人事件か(MBSニュース)
警察によりますと、10月11日午後2時ごろ、京都市内の市営住宅の一室でこの部屋に住む20代の女性が死亡しているのが見つかりました。 女性に刺し傷があったことなどから、警察は殺人事件の疑いもあるとみて捜査を始めました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風14号は今日中に熱帯低気圧に 南シナ海で新たな台風発生へ(ウェザーニュース)
10月12日(月)6時現在、台風14号(チャンホン)は八丈島の南海上を南下しています。今日の午後には小笠原近海に達し、熱帯低気圧に変わる見込みです。 ▼台風14号 10月12日(月)6時 存在地域 八丈島の南東約370km 大きさ階級 // 強さ階級 // 移動 南 15 km/h 中心気圧 998 hPa 最大風速 18 m/s 最大瞬間風速 25 m/s 伊豆諸島 地盤の緩みに注意 伊豆諸島では土砂災害の危険度が徐々に低下しています。三宅島も警戒レベルから注意レベルになったとはいえ、まだ油断は出来ません。 引き続き急な斜面など危険な場所に近づかないようにしてください。 南シナ海で新たな台風発生へ ベトナムに上陸した台風15号は、12日(月)3時に熱帯低気圧に変わりました。ただ、昨日南シナ海で新たに発生した熱帯低気圧が、今日にも台風に発達する見込みです。 台風15号と同じように南シナ海を西進し、中国華南~ベトナムに上陸する見通しです。日本への影響はありません。 次に台風ができると「台風16号」と呼ばれることになります。 ▼熱帯低気圧 10月12日(月)6時 存在地域 南シナ海 移動 西 15 km/h 中心気圧 1000 hPa 最大風速 15 m/s 最大瞬間風速 23 m/s 台風の名前 台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。 台風14号の名前「チャンホン(Chan-hom)」はラオスが提案した名称で、木の名前が由来です。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース