新型(しんがた)コロナウイルス が 理由(りゆう)で、仕事(しごと)が なくなったり して、困(こま)っている 人(ひと)が たくさん います。 政府(せいふ)の 日本語(にほんご)での お知(し)らせ が 分(わ)からなくて、困(こま)っている 外国人(がいこくじん)の ための ウェブサイト が あります。 政府(せいふ)や 東京都(とうきょうと)の お知(し)らせ など を 16 の 言葉(ことば)に 訳(やく)して います。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子 】 (この記事は、日本語に不慣れな人たちのために「やさしい日本語」で書かれています。元の記事は記事末の関連記事リンクから) ウェブサイト の 名前(なまえ)は「COVID-19 多言語情報(たげんご じょうほう)ポータル」です。 記事(きじ)が ある、16 の 言葉(ことば)は こちら です。 中国語、韓国語(かんこくご)、英語(えいご)、ドイツ語、フランス語スペイン語、イベリアポルトガル語、ブラジルポルトガル語、アラビア語、ウルドゥー語、ベトナム語、タガログ語、インドネシア語、ネパール語、やさしい日本語 ウェブサイト には、なにが のっている? この ウェブサイト では、コロナ の 生活(せいかつ)への 影響(えいきょう)で、困(こま)った 人(ひと)を 助(たす)ける ための 情報(じょうほう)が 載(の)って います。 ビザ や 仕事(しごと)、補償(ほしょう)など に ついて です。 補償(ほしょう)とは、国(くに)が 困(こま)っている 人(ひと)に お金(かね)を くれたり、かして くれたり する こと です。 例(たと)えば、このような こと が 説明(せつめい)されて います。 ・コロナ かな?と 思(おも)ったら 相談(そうだん)する 方法(ほうほう) ・国(くに) からの 10万円(まんえん)の もらいかた ・家賃(やちん)や 水道(すいどう)など を 払(はら)う のが 難(むずか)しい とき ・仕事(しごと)を 急(きゅう)に やめて ください と いわれたら? 仕事(しごと)で 困(こま)った ことが あった 時(とき)、コロナ に なったかな?という 時(とき)などに、日本語(にほんご)だけ ではなく、外国語(がいこくご)でも、相談(そうだん)や 質問(しつもん)が できる、電話番号(でんわ ばんごう)も 紹介(しょうかい)されて います。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
幼稚園児の『正義の暴走』 実体験を描いた漫画に反響。作者「一方的に責めるのではなく…」(ハフポスト日本版)
幼稚園で起きた「正義の暴走」について描いた漫画が、Twitter上で話題になっている。 作者はエェコさん。 始まりは幼稚園からの電話。娘が友達とトラブルがあり、ぶたれてけがをしたという連絡がはいる。 “光の速さ”で幼稚園に向かうと、泣きながらほっぺを冷やす娘の姿があった。 顛末はこうだ。 友達とのちょっとした言い合いから、「ヒドいことを言われた」という言い分を信じた他の園児たちが娘を責めだした。 娘は怖くて何も言えなくなり、そのひとりが娘の頭を叩こうとして、手が滑ってほっぺたに当たってしまったのだという。 誰が悪いというわけではない。 エェコさんは、作中でこの時の心境を「多人数が主張していれば、それが『正しい』になる。正義の暴走だ」と回想している。 娘は次の日は幼稚園をお休みすると、「お友達と遊びたい」とその翌日は元気に登園した。謝りにきた園児たちと親に対して、娘もエェコさんも咎めることはしない。 心の傷は治るのが遅かったり、治らなかったりすることもあると触れた上で、「『みんな』が言ってるからって、それが正しいと思わないで、両方のお話もちゃんと聞いてあげて」とだけ伝えた。 普段から、育児や日常を漫画に描いているエェコさん。 この出来事を描こうと思ったきっかけについて、「私の体験談で同じように悩んでいる方のお役に立てれば…と思い描き始めました」とハフポスト日本版の取材に明かす。 今回の経験を通じて「どんな場合でも必ず双方から事情を聞くのは大切だ」と感じたという。 正義の暴走。大人社会やネット上などでも、自分の信じる正しさが、必要以上に相手を追い込むという事態を招くこともある。 私たちはどんなことに心がけたらいいのか、エェコさんはこう答える。 「大人社会でのこういった問題はさらに複雑だと思いますが『一方的に責める』のではなく、どうしたら平和的に解決できるか、第3者も含め、話し合うことが大切なのでは…と思っております」 濱田理央(Rio Hamada) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画 九州は厳しい暑さとゲリラ豪雨(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 高気圧圏内の九州は、晴れて気温上昇。広く30℃以上の真夏日の予想となっています。 気温が上がることで、大気の状態が不安定になり、局地的にザッと雨を降らせることがあります。もくもくとした底の黒い雲は天気急変のサインです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「大学生は、いつまで我慢?」 出会いも新生活も…先の見えない新入生描く「4コマ漫画」大反響(J-CASTニュース)
大学1年生というツイッターユーザーが、大学に1度も行けずにオンライン授業を受け続ける辛さを描いた4コマ漫画を投稿し、反響を呼んでいる。 3つ目の4コマでは、涙を流すシーンが(漫画は、maki@D6Hy1q0FQJuxtPOさん提供) 叱咤激励も含めて、漫画に対しては、様々な意見が寄せられているようだ。 ■小中高生は学校に通い、Go To トラベルも始まったが… 髪をややショートカットにした若い女性らしき主人公が、ノートブックなどを両手に抱えて微笑んでいる。大学入学を控え、期待に胸を膨らませているかのようだ。 しかし、2020年4月、実際に入学となると、厳しい現実が待っていた。 「大学には一度も行けていない」「同級生の顔も知らない」… 最初の4コマ目の最後には、部屋にこもってパソコンの画面に向かい、オンライン授業を受ける主人公の後ろ姿が描かれている。どこか寂しげだ。 この主人公は、入学しても、新型コロナウイルスの感染拡大で大学が休校になったためか、出会いと新生活が始まらない。5月に入って、大学でオンライン授業が始まったところから、次の4コマが続く。7月まで家で課題をこなすも、窓からは、学校が始まった小中高生の楽しげな姿が見えたり、会社帰りに同僚らと飲んで帰る様子の会話が聞こえたり…。 3つ目の4コマでは、相談できる友達や先輩もいないまま、慣れないソフトの使い方に格闘する日々の戸惑いが描かれる。父や弟が次々に会社や学校から帰って来るが、どうしても自分と比較してしまい、「どうして大学は始まらないの?」と涙がこぼれてしまう。 最後の4コマは、政府の「Go To トラベルキャンペーン」が7月22日からスタートし、その様子を伝えるテレビのニュースを見る姿で始まる。「旅行には行ってもいいのに」などとつぶやいて…というストーリーだ。 「合格発表もオンラインだったし、大学に行ったのは入試が最後」 この漫画を描いたmakiさん(@D6Hy1q0FQJuxtPO)は、7月17日にツイッターで漫画を投稿し、「大学生は、いつまで我慢をすればいいのでしょうか」と疑問を投げかけた。ツイートには、「#大学生の日常も大事だ」とのハッシュタグを付け、拡散を呼びかけている。 その後のツイートでは、共感してもらえた投稿をリツイートするとともに、「合格発表もオンラインだったし、大学に行ったのは入試が最後」「1人でも多くの人に大学生の現状を知ってほしい」とつぶやいている。 オンライン授業に閉口している学生も多いためか、漫画の投稿は、大きな反響を呼び、「いいね」が30万件ほども付いている。 内容については、ツイッター上で様々な意見が寄せられている。 都内の有名私立大学のある学生は、「本当に共感」と明かし、「これは全世代の方に見てもらいたい漫画です。大学生の現状を知ってください」と呼びかけた。別の私立大学1年生は、「大学生が学校に行くのは不要不急の外出になるんですか。もう行かせてよ。大学だけがこの状況なのおかしいよ」と訴えていた。 一方で、漫画の主人公に対するアドバイスも寄せられており、薬科大学2年生は、「オンライン授業も意外と良い所沢山ですよ、授業聞き逃すこともないですし、分からないところは何度も説明を受けれる」として、「お友達作りはTwitterやLINEでは難しいのですかね、、?」と問いかけた。 このほか、「おんなじ歳で勤労、納税している若者がいることを忘れてる」「時間ができるのだから、就職のために資格取ったり、生き抜くための努力に費やす」「この状況で外出せずに過ごせる環境のありがたみを知るべき」といった指摘もあった。 makiさんは7月28日、J-CASTニュースの取材に対し、4コマ漫画は自らが描いたと答えた。オンライン授業の辛い点については、「それぞれ大学や、人によって苦労するポイントは違うし沢山あると思います。オンライン授業という新しい取り組みなわけですから、教員も生徒も苦労があるのは当たり前でしょう。だけどやはりオンラインだと、先生が生徒の状況が分からない状態なので、学びの質は下がってしまうと思います」と返信を寄せた。 (J-CASTニュース編集部 野口博之) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
最上川氾濫で住宅も被害 広範囲で1階部分が浸水(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 最上川の氾濫で山形県大石田町では多くの住宅が浸水被害に見舞われました。 (木村カレンアナウンサー報告) 山形県の大石田町です。県内を流れる最上川の中流です。29日午前0時10分に氾濫発生情報が発表され、まもなく12時間が経とうとしていますが、川の流れは依然、急で、そして川の水位も川岸に迫っています。29日未明から明け方にかけて川の水が土手を越えて反対側の田んぼ、そして住宅街に流れ込みました。住宅を見てみますと、1階部分が浸水してしまっています。そして、ガードレールの半分以上の高さまで水が来ています。こちらの地域で28日に最も雨が強く降っていたのは午後1時から午後3時ごろです。その後、雨は徐々に弱まって夜には活発な雨雲は抜けていきました。ただ、その後に氾濫発生情報が発表されたのは日付を超えて29日午前0時10分です。川の氾濫というのは雨のピークが越えた後にも起こり得るということがこの状況からも分かります。この地域には依然、避難指示が出されています。今後も警戒が必要です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ベビーシッターを利用するときに注意すべき10のポイント。性被害受け、厚労省が改定(BuzzFeed Japan)
ベビーシッターのマッチングサービス大手「キッズライン」に登録していた男性シッターによる保育中に、子どもがわいせつ行為の被害を受けていたことが相次いで明らかになりました。この問題を受け、厚生労働省が「ベビーシッターなどを利用するときの留意点」を改定し、注意を呼びかけています。【BuzzFeed Japan / 小林明子】 厚労省少子化総合対策室によると、ベビーシッターを利用するときの注意喚起を始めたのは、2014年に埼玉県富士見市で、ベビーシッターを名乗る男が預かっていた男児にわいせつ行為をした後に殺害する事件が起きたことがきっかけ。 このとき、「子どもの預かりサービスのマッチングサイトに係るガイドライン」を策定し、サイト運営者に対して相談窓口の設置やトラブル解決のための措置など遵守すべき事項をまとめると同時に、利用者にも注意を促しました。 2020年4月と6月、マッチングサービス「キッズライン」に登録していた男性シッター2人が、保育中にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつなどの疑いで相次いで逮捕されました。 厚労省はこれを受け、マッチングサービスを利用する際の注意点を補足し、6月30日に各自治体に改めて通知を出したといいます。 主な内容は次の通りです。 1.まずは情報収集を ベビーシッターを利用するには、事業者に申し込み、所属するベビーシッターが派遣される方法と、マッチングサイトを通じてベビーシッター個人に利用者が直接依頼する方法があります。 保育料の安さや手軽に頼めるかという視点ではなく、信頼できるかどうかという視点で、ベビーシッター事業者の情報を収集しましょう。マッチングサイトを通じての利用の場合は特に詳細に情報収集を行いましょう。 2.事前に面接を ベビーシッターの派遣を事業者に依頼する場合、ベビーシッターに対する希望を明確に伝えましょう。派遣される予定のベビーシッターと事前に面談を希望する場合は、事業者に申し出てください。 マッチングサイトを通じて依頼する場合には、インターネットの情報だけを頼りにするのではなく、実際に子どもをベビーシッターに預ける前に必ずベビーシッターと面会し、子どもを預かる方針や心構えなどについて質問して、信頼に足る人物かどうかを確認しましょう。また、必ず事前に面会したベビーシッター本人に直接子どもを預けるようにしましょう。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
国際訴訟への対応強化、外務省 WTO案件相次ぎ(共同通信)
外務省が国際法局に「経済紛争処理課」を新設する方針を固めた。韓国による日本産水産物禁輸措置や、日本の対韓輸出規制強化を巡り、世界貿易機関(WTO)での国際訴訟が相次いでおり、紛争対応を強化する必要があると判断した。複数の政府関係者が29日、明らかにした。 韓国の日本産水産物禁輸措置についてWTOは2018年2月に「一審」の紛争処理小委員会(パネル)で日本側の主張を認め、韓国に是正を勧告した。しかし、19年4月の「二審」上級委員会で日本は逆転敗訴した。日本政府は「戦略を錬ることができなかった」と敗因を分析している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「警察だ!何やってんだ!」防カメに嫌がらせの様子(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 東京・江戸川区で住宅に侵入したとして近所に住む56歳の男が逮捕されました。男は玄関先にネズミの死骸を置くなど嫌がらせを繰り返していたということで、その姿を防犯カメラが捉えていました。 28日午前3時前、覆面をした男が玄関先に何かを置いて立ち去ろうとしています。次の瞬間…。 捜査員:「警察だ!何やってんだ!」 警戒していた捜査員に現行犯逮捕されたのは宇田川栄一容疑者(56)で、江戸川区の住宅の敷地に侵入した疑いが持たれています。警視庁によりますと、宇田川容疑者はこの家の住人と10年ほど前からトラブルになっていました。 被害を受けた男性:「(午前)2時前後が一番多いですね。非常に怖いですね。何を考えてやっているのか本当に怖いです」 鍵穴に接着材を詰めたり、玄関先にネズミの死骸を置いたり嫌がらせを繰り返していたということです。取り調べに対して容疑を認めています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「死ぬことばかり考えていた」ALS患者の医師を絶望から救ったもの(ハフポスト日本版)
自分の足ではもう、歩けない。徐々に手も動かせなくなり、聴診器すら持てなくなった。 「もう終わりだ、と思いました。訪問診療の医師として働くことが生きがいでしたから。走っている車に、車椅子で飛び込んでしまいたい。毎日死ぬことしか考えられなくなりました」 9年前、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断を受けた太田守武さん(49)。現在は人工呼吸器を装着し、声を発することができない。家族や介助者を通じてハフポストのインタビューに応じ、京都のALS患者の嘱託殺人事件に「ただただ悲しく、言葉もない」とやり切れない心中を明かした。 安楽死を望んだ女性に、訪問診療医の道を断たれ、「死」に向かおうとしたかつての自分を重ねる。絶望から救い出してくれたものは、何だったのか。 ■天職だった 太田さんは理工学部の大学生時代、義足や義手の研究をしていた。母が運営する障害者の作業所で、お年寄りが「福祉に明るいお医者さんがいてくれたらいいのに」とこぼすのを聞いた。 「体に電撃が走ったみたいで、これこそ自分がやるべき道だと直感しました」 理工学部を卒業後、医師を志して大分大学の医学部を受験し、入学。2006年から千葉県の総合病院に勤務した。病院で往診をした際、重度障害者たちが自宅で暮らせるよう、医師や看護師、ヘルパーなど様々な職種がチームで関わる訪問診療の魅力を知る。「患者さんやご家族が緊張してしまうから」と、自宅訪問の際は白衣を着用しなかった。 訪問診療にやりがいを感じていた11年ごろから、足を動かしにくくなった。3年後、ALSと診断を受ける。長男は2歳だった。 「息子を抱き抱えられないことが本当にショックでした。息子が大きくなったら野球を教えたい、キャッチボールもしたい。でもそれはできないんだと。父親として何ができるかを考えた時、絶望しました」 ■主治医の一言で光が見えた 日本ALS協会のウェブサイトなどによると、ALSは体を動かすための神経系が変性する進行性の指定難病。神経の命令が特定の筋肉に伝わらなくなり、手足やのど、舌などの筋肉がだんだん縮んでいく。一方で、知能や目の動き、五感などの機能は失われず維持される。原因が分かっていないため、有効な治療法がほとんどない予後不良の疾患と考えられている。厚生労働省の統計によると、全国のALS患者数は9805人(2018年度末時点)。 診断を受けてから、太田さんは死ぬことばかり考える日々を送った。生きる意欲を失った太田さんを救ったのは、主治医の一言だった。 「医師として、ALSの患者として、先生にしか話せないことがあるはずです」。講演の誘いだった。 太田さんは壇上で、「難病患者が地域の中で生きること」をテーマに自身の体験を語った。すでにマイクを自力で持てなかった。介助者が持つマイクに、かすり声を振り絞って吹き込んだ。涙を流して聞き入る人たちの姿が見えた。「自分にもできることがあると確信しました」 家族や友人、医療・福祉従事者の仲間の励ましもあり、2017年には、NPO法人「Smile and Hope」を設立。無料医療相談や、看護師・介護士らと訪問介護事業に取り組んでいる。 「患者さんとその家族に、医療従事者たちが安心で安全なケアを提供し、医療と福祉を融合する。そのためのコーディネートができることが、今の私にとって生きる喜びです」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「私がどれほどつらいか」ALS女性、苦悩のSNS 難病患者につづった孤独や苦しみ(西日本新聞)
≪私がどれほどつらくて悔しいかを聞いてほしいの! でもやっぱり患者にしか分からない。みんな自分のことで忙しいし≫-。 ツイッターで容疑者が林優里さんに持ち掛けた文面 自ら依頼し、医師2人に薬物を投与され亡くなったとされる筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者の林優里さん=当時(51)。北部九州に住む神経難病のマイさん(29)=仮名=は林さんとみられる女性と会員制交流サイト(SNS)上でメッセージのやりとりを重ねていた。つづられた言葉からは、孤独や病のつらさを周囲に理解してもらえない苦しみが浮かび上がる。 マイさん自身も難病により不自由な体で、医師が処方した致死薬を患者が自ら使う「自殺ほう助」が認められるスイスでの安楽死を望んでいる。交流のきっかけは、死のあり方を自ら選択する権利に関して書き込んだ林さんのものとみられるツイート。これを読んだマイさんが2019年5月、第三者から見えないダイレクトメッセージを送った。 「根底にあるものは同じ孤独です」 それ以来、メッセージを通じて思いを語り合ってきた。マイさんが孤独を打ち明けると≪根底にあるものは同じ孤独です≫と返信があり、こう続いた。≪「なんであんたたちそんな楽しそうなの!? 人がこんなにつらいのに!」。ほとんどの人は諦めてますが、友人たちにはしつこく訴えてしまいます≫ 林さんは、センサーが目の動きを感知する「視線入力」を使っていたとされる。具合が悪い中、苦労しながらメッセージを送っていたようだ。≪耳が痛くてかけません。話したいことはたくさんあるのに≫。思いを伝えられないもどかしさがにじんでいた。 お互いに自分自身の安楽死を望みながらも、相手には生きていてほしいと願うような複雑な感情も吐露した。マイさんが「自分のことは棚に上げて 生きていてほしいとつらさを強要するように願ってしまう自分が憎いです」と送ると≪(マイさんの)スイス行きの準備が整うのを複雑に思ってしまいます≫と返ってきた。 父親らに遺言書を残すことについても相談 林さんが亡くなったのは11月。その前に、スイスの自殺ほう助団体を利用する場合にかかる費用について尋ねられたという。マイさんは「約110万円」と回答。それが、林さんが自ら金額を提示して振り込んだとされる130万円の根拠になったのではないかと推測している。 父親らに遺言書を残すことについても相談を受けていた。≪文頭には私がどれほど死を望んでいるかが書かれていて、まずそれを理解してほしいと書いています≫。海での散骨を望む彼女のため、マイさんは業者を探す手伝いをした。11月中旬、感謝のメッセージを最後に連絡は途絶えた。 マイさんは「SNSで知り合った私に頼らなければならないほど、周囲に相談できる人がいなかったのかもしれない」と語り、自身が抱える思いと重ねるように言葉を継いだ。「日常的にすごく孤独や疎外感を感じていたのだろう」 (斉藤幸奈) Source : 国内 – Yahoo!ニュース