この先も活動が活発な梅雨前線の影響で、大雨が続く予想です。10日(金)をピークに雨量が多くなり、新たに400ミリもの雨が降る恐れもがあります。 雨量1000ミリ超えも 3日から活動が活発な梅雨前線の影響で、九州や岐阜県、長野県で記録的な大雨となっています。3日から8日15時までの降水量は鹿児島県鹿屋や高知県馬路村魚梁瀬で1000ミリを超えました。岐阜県下呂市萩原では740.0ミリと平年の7月ひと月の雨量の約1.8倍となっています。 梅雨前線が多少北上したり、南下したりしながらも本州付近に停滞しています。前線に向かって雨雲の元となる暖かく湿った空気が次々と流れ込み、前線の活動が活発な状態が続いています。一旦、雨は小康状態になっても、再び活発な雨雲がかかり、長期間大雨が続いています。 まだ大雨に厳重な警戒を 12日(日)にかけても梅雨前線の活動が活発な状態が続くでしょう。10日(金)をピークに九州から関東甲信にかけて活発な雨雲がかかり、局地的に非常に激しい雨や激しい雨が降る予想です。特に、九州や中国、四国、紀伊半島、岐阜県を中心に雨量が多くなると予想されています。平年7月ひと月の雨量に匹敵するような雨が新たに降ると予想される地域があります。九州では多い所で400ミリもの大雨がさらに降る恐れがあります。 球磨川や筑後川、飛騨川などで氾濫が発生するなど、すでに甚大な被害が発生しています。そのほかにも、これまでの大雨で、土砂災害や洪水の危険度が高い状態が続いている所があります。今後の大雨で新たな災害につながる恐れもあります。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒して下さい。 再度ハザードマップの確認を 球磨川の氾濫では実際に浸水した範囲とハザードマップの浸水想定区域がほぼ一致していました。今一度、自宅のある場所の危険度を、ハザードマップで確認して下さい。 新型コロナ流行時に、3つの密を避けながら避難生活をする所を選ぶには、「避難先を分散すること」も大切です。そのうえで、次の3つの避難先を検討してみて下さい。 ①学校や公民館など、指定避難所だけが、避難先ではありません。自宅に住み続けることができ、食料などの備蓄があるなら、「在宅避難」も選択肢の一つです。頑丈なマンションなどでは、なるべく上の階へ避難する「垂直避難」も有効です。 ②避難に時間の余裕がある場合、近くの親戚の家や、知人の家など、より安全な所を「自主避難先」として選ぶことも考えましょう。 ③自治体が「指定避難所」を定めていますが、変更されていたり、増設されていたりする可能性があります。避難を始める前に、必ず市町村のホームページなどで、確認して下さい。 日本気象協会 本社 吉田 友海 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
明日9日(木)の天気 再び九州などで大雨 土砂災害や河川氾濫に警戒を(ウェザーニュース)
天気のポイント ・九州から東海は大雨災害に警戒を ・関東は梅雨空で傘が手放せない一日 ・北海道は日差し戻り暑いくらいに 九州から東海は大雨災害に警戒を 梅雨前線が北上し、九州の各地や四国、近畿、東海にかけての太平洋側は再び雨の強まるおそれがあります。 一連の大雨で、土の中には大量の水分が含まれ、地盤が緩んでいます。土砂災害が発生しやすい状況が続いており、厳重な警戒が必要です。河川の増水、氾濫に対しても警戒をしてください。 関東は梅雨空で傘が手放せない一日 関東は朝から雨が降ったり止んだりで、時々ザッと強まることがあります。いつ雨が降ってもおかしくない天気が続き、傘が手放せません。 雨が降っても気温は高く、蒸し暑さも続く見込みです。 北海道は日差し戻り暑いくらいに 低気圧が東に離れ天気は回復し、晴れて日差しの届く所が多くなります。 晴れると気温は上がり、内陸部では30℃以上の真夏日の所がある見込みです。比較的カラッとした暑さですので、うまく日差しを避けるようにしましょう。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 大雨継続の1週間(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 再び広い範囲で強い雨の心配があります。この先も1週間程度は梅雨前線が日本付近に停滞する見込みです。 気圧配置に変化がなく、湿った空気の流れ込みやすい状況も継続します。少なくともこの先1週間に関しては、どこで大雨になってもおかしくありません。激しい雨のエリアやタイミングなどについては、最新の情報をこまめにご確認ください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪・熊取町2人死亡火災 ガレージ放火の男に懲役16年判決(産経新聞)
大阪府熊取町で平成30年12月、ガレージに放火し隣接する住宅に住む高齢夫婦を死亡させたとして、現住建造物等放火や重過失致死などの罪に問われた住所不定、無職、谷口正一被告(69)の裁判員裁判の判決公判が8日、大阪地裁で開かれ、中川綾子裁判長は「取り返しのつかない重大な結果を招き、刑事責任は誠に重い」として求刑通り懲役16年を言い渡した。 弁護側は公判で、放火行為は認めるが、住宅に燃え移るかもしれないという認識は被告になかったと主張。これに対し、中川裁判長は判決理由で「住宅に近い場所で火をつけ、さらに可燃物をくべて炎を大きくしていた」と故意性を認め、危険性の高い行為と指弾した。動機については、ホームレス生活を送っていた被告が鬱憤(うっぷん)を晴らす目的があったとみられると指摘する一方、「人の住んでいる住宅への放火は許されるはずがない」と述べた。 判決によると、30年12月5日深夜、同府熊取町の佐々木良雄さん=当時(80)=方のガレージで可燃物に放火。木造平屋建ての住宅に燃え移らせ、良雄さんと妻の勝子さん=同(74)=を一酸化炭素中毒などで死亡させた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画解説】10日(金)にかけてさらに雨量が増える 川の氾濫や土砂災害に厳重警戒(ウェザーマップ)
岐阜県と長野県に発表されていた大雨特別警報は警報に切り替わりました。ただ雨がやんでも川の氾濫や土砂災害には厳重な警戒が必要です。 これまでの記録的な大雨の影響で、各地で土の中の水分量が多くなっています。今後少しの雨でも災害が発生するおそれがあります。 8日(水)の午後は東日本の太平洋側で雨の降る所が多いでしょう。その後9日(木)の午前中にかけては九州南部に再び活発な雨雲がかかり大雨となりそうです。10日(金)にかけて梅雨前線の活動が活発なため、西~東日本ではさらに雨量が増えていきそうです。 10日(金)正午までの48時間に多い所で400ミリの雨が予想されています。さらに、10日間先まで雨の降りやすい状態はつづく見込みです。 どこで大雨になるかまだ予想がつきにくい所もありますので、常に最新の情報をご確認ください。 (気象予報士・河津真人) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「心配で…」市内5カ所に避難所 長野・安曇野市(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 大雨特別警報から警報に切り替わった長野県内でも氾濫危険水位に達している河川があります。安曇野市の犀川の状況を報告します。 (高木慎也記者報告) 安曇野市の犀川に来ています。坂の上の安全な場所から報告をしています。我々は8日午前9時ごろに現場に入りました。その時と比べて、川の流れが落ち着いたように思えたのですが、20分ほど前からまた勢いが増している印象です。茶色く濁った水が音を立てて流れています。また、時折、大きな流木や岩なども流れてきています。 午前8時半にこちらから少し下流の観測所で氾濫危険水位の4.8メートルを超えました。午前11時の時点では5メートルほどになっています。こちらの地域では大雨特別警報が解除され、大雨洪水警報に切り替わっています。一時は、雲の合間から青空も見えましたが、またポツポツと雨が降り始めています。 近くに住む人にお話しを伺ったところ、普段こちらは河川敷になっていて、本来、道路から20メートルほど中腹の辺りに川が流れているということです。現在は水かさが増していっぱいになっています。こちらは住民にとって憩いの場所になっていて、普段はラフティングを楽しむなど穏やかな川で知られているそうです。 こちらは安曇野市の木戸地区という所で、区長にもお話を伺いました。川の水は7日の夜から増してきたそうです。去年の台風19号、先日の熊本の水害もあったということで、これからさらに増水して住宅まで水が流れ込まないか心配だと不安な様子で話していました。 安曇野市に確認をしたところ、市内5つの場所で避難所を開設しています。8日午前11時の時点で23世帯56人が避難しているということです。現在のところ、人的被害は確認されていないということです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「スマホ壊れた」恐喝疑い、大阪 高齢者被害、33歳男を逮捕(共同通信)
大阪府警高槻署は8日、歩いている高齢者にわざとぶつかり「スマートフォンが壊れた」と因縁をつけ、修理代として現金を脅し取ったとして恐喝の疑いで、住所不定、自称日雇い解体業野本弘治容疑者(33)を逮捕したと発表した。7日付。「何のことか全く分からない」と容疑を否認している。 逮捕容疑は2019年9月、大阪府高槻市を歩いていた80代の男性にぶつかり「スマホの画面が割れたやないか」と言って現金8万円を脅し取り、同月、90代の男性にも同様の因縁をつけ、現金20万円を要求し、25万円を脅し取った疑い。 署は男性2人からの相談を受け、今年6月24日に指名手配していた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
今夜 太平洋側に発達した雨雲 九州~東北は引き続き警戒(tenki.jp)
活発な梅雨前線に伴う雨雲は、今夜(8日)再び太平洋側の地域を中心にかかる予想です。あさって(10日)にかけては特に、九州南部、四国、東海などで雨量がさらに増える見通しです。 今夜から 太平洋側中心にさらに雨量が増える 梅雨前線と暖かく湿った空気の影響で、今夜から再び発達した雨雲が西日本から東日本の太平洋側の地域を中心にかかる予想です。あす(9日)にかけては、九州から東北地方の広い範囲で局地的にカミナリを伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。 あす12時までの24時間に予想される雨の量は、いずれも多い所で、東海で200ミリ、九州南部で180ミリ、四国、近畿で150ミリ、関東甲信で100ミリ、九州北部で80ミリ、北陸、東北で50ミリとなっています。 梅雨前線は、あさって(10日)ごろにかけても本州付近に停滞する予想となっています。九州南部、四国、東海などで雨量がさらに増える見通しです。 あさって12時までの48時間に降る雨の量をみると、九州南部で300~400ミリ、四国で200~400ミリ、東海で200~300ミリ、九州北部、近畿、関東甲信で150~250ミリ、北陸、東北で50~100ミリと予想されています。 降り続く雨 土砂災害や河川の増水・氾濫に厳重に警戒を 西日本や東日本では、これまでの大雨で土砂災害や洪水の危険度が高い状態が続いています。土砂災害の危険度は、大雨特別警報が出された岐阜県や長野県のほか、静岡県や奈良県の一部でも「極めて危険」な状態となっています。また、そのほかの地域でも警戒レベルとなっている所が多くあり、引き続き警戒が必要です。このあとも最新の情報を得るとともに、自治体からの避難の情報にもご注意ください。 日本気象協会 本社 田中 正史 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
同窓会費900万円横領か 都立高の元会長の男を逮捕 警視庁(産経新聞)
自身が会長を務める高校の同窓会活動費900万円を着服したとして、警視庁福生署は業務上横領の疑いで、東京都瑞穂町殿ケ谷、自営業、小林昭仁容疑者(57)を逮捕した。同署によると、「私1人でやりました」などと容疑を認めている。 同署によると、小林容疑者は約15年前から、母校のあきる野市内の都立高校で同窓会長を務めていた。平成29年9月、会計担当者に「同窓会費の管理をしたい」と申し出て、学校名義の会計用口座を廃止。会長名義の新口座を開設し、同窓会費を自身で管理できるようにしていたという。 着服金は、経営する水道工事会社で必要な機材の支払いなどに充てたとみられる。30年の収支報告を小林容疑者が行わず、不審に思ったほかの役員らが会長職を解任。今年4月に同署に被害を届け出た。 逮捕容疑は29年9月下旬、会長名義の口座から900万円を引き出し、自身が管理する口座に入金したとしている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大分の玖珠川氾濫、新天瀬橋が流失…「早くやんで」祈る市民(西日本新聞)
大分県日田市や玖珠、九重町では河川の氾濫や土砂崩れなどが相次いだ。九州豪雨から3年を迎えたばかりの同市。降り続く雨に市民たちは「早くやんでほしい」と祈るように鈍色の空を見上げた。 【写真】崩れてきた土砂によって入り口がふさがれたトンネル 同市日高では近くの玖珠川があふれ、住居などが浸水。自宅兼倉庫に取り残された80代男性と70代女性の夫婦が救助された。日田署によると、午前7時50分ごろ夫婦の親戚から110番があった。水の流れが激しく救出は難航したが、水が引いた同9時20分ごろに署員らが救出した。命に別状はないという。 同市中津江村栃野では午前6時すぎ、山の斜面が大規模に崩落。市中津江振興局などによると、現場周辺には民家や特別養護老人ホームがあるが、避難していて無事だったという。 同市大鶴地区の大鶴公民館には多くの住民が身を寄せた。上宮町自治会長の坂本義紀さん(71)によると、新型コロナウイルスの感染防止のため、別の避難所や親類宅に向かったり、駐車場で車中泊をしたりする住民もいたという。 九州豪雨で大きな被害を受けた同町の住民は大雨のたびにいち早く避難しており、今回もスムーズに避難所生活ができているという。ただ互いに気を使うこともあり、坂本さんは「みんな早く自宅に帰りたがっている。もう一晩の辛抱だろう」と話した。 九重町では町内を流れる野上川が氾濫。濁流でJR久大線の鉄橋が流されたほか、川岸にある同町野上の民家は基礎がえぐられて崩落した。同町粟野では土砂崩れが発生し、金山集会所が押し流された。人的被害は確認されていない。 山間部にある同町右田の甘川水(あまがせ)地区では、集落に通じる道路が雨で断たれて孤立。6世帯15人の住民は警察や消防などによって助け出された。住民の大工武石勤一さん(61)によると、孤立の一報を受けた行政サイドはアルミのはしごなどを使って住民を集落外まで導き、バスに乗せて避難所まで運んだという。「雨水で川ができて道が寸断されていた。信じられないくらいの雨量だった」と話し、救助に感謝した。 日田市天瀬町では7日午前7時ごろ、玖珠川に架かる新天瀬橋(長さ約63メートル、幅4メートル)が流失していると、市天瀬振興局に連絡があった。橋は約100メートル下流で見つかった。けが人はなかった。橋の流失で3世帯5人が孤立状態となった。 同市天瀬町の慈恩の滝近くの国道210号では直径約5メートル、深さ約8メートルにわたり陥没した。 (中山雄介、笠原和香子、鬼塚淳乃介、稲田二郎) Source : 国内 – Yahoo!ニュース