障害者の芸術活動を支援する岐阜県教育文化財団・TASCぎふは、新型コロナウイルス終息を願いながらアートを楽しんでもらおうと、疫病をはらう言い伝えがある妖怪「アマビエ」のイラストや、鳴き声や語り口調を表現した音声の作品を全国から募集している。応募作品はウェブサイトで紹介する。 絵を描くのが苦手な人や障害で手が使えない人にも幅広く参加してもらうため、イラストに加え、音の部門を設けた。夏には岐阜市内で展覧会を開く予定だ。 TASCぎふによると、定説の鳴き声はないという。 応募締め切りは6月30日。音のデータはメール送信で、イラストははがきでも応募できる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
成立した「スーパーシティ法」とは? 討論で見る論点「個人情報」「規制緩和」「監視社会」(THE PAGE)
人工知能(AI)やビッグデータなど最先端技術を活用した都市「スーパーシティ構想」の実現に向けた改正国家戦略特区法が27日、参院本会議で可決、成立しました。一部ツイッター上では、反対意見も見られるこの法律ですが、一体どんな内容なのでしょうか。採決に先立って3議員が述べた法案への賛成・反対意見(討論)をもとに、意義や懸念点をみていきます。 【動画】参院本会議 「スーパーシティ法」が可決、成立 AIやビッグデータを活用して最先端都市を実現 内閣府「国家戦略特区」のサイトによると、スーパーシティ構想の背景として、世界各国でAIやビッグデータを活用して社会のあり方を根本から変えるような都市設計を目指す動きがあるといいます。そんな中で、(1)生活を支える複数のサービスが導入されている(2)複数のサービスがデータ連携を通じて相乗効果を発揮している(3)その成果が住民に評価されるような事業になっている――の3条件を満たすような都市づくりは、まだ世界でも見られないとして、国家戦略特区制度を活用する形で「日本型スーパーシティ」を実現しようという動きが浮上しました。 (1)の具体的なイメージは、決済の完全キャッシュレス化、遠隔教育や遠隔医療、自動走行の域内フル活用など、幅広く生活全般をカバーする取り組みなどですが、これらを実現するには、さまざまな分野の規制改革を同時に一体的に進める必要があり、今回の法改正に至りました。 スーパーシティ構想の核となるのが「複数のサービスのデータ連携」だとしています。「データ連携基盤」整備事業と呼ばれるものです。こうした国や自治体が持つ行政・住民データや企業が保有するデータなど膨大な個人情報を含むデータが一元的に管理される代わりに、医療や交通、金融などの各種サービスが提供されることに対し、「最先端の技術を活用して快適な生活を送ることにだれも異論はないだろうが、その代わりに自由とプライバシーを差し出すことはできない」(森ゆうこ議員)と懸念する見方もあります。 法律の成立を受け、政府は今後、スーパーシティ構想への参加自治体を募り、選定していきます。 27日の参院本会議では、まずこの改正案が審議された特別委員会での議論について佐藤信秋委員長から報告があり、柳ヶ瀬裕文議員(日本維新の会)が賛成の立場で、森ゆうこ議員(国民民主党)と大門実紀史議員(日本共産党)が反対の立場で討論を行いました。以下は報告・討論の概要の抜粋です。 次ページは:快適な生活の代わりに自由とプライバシー差し出せない 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ナナコ売り上げ「水増し」 セブン本部社員指示か 横浜(カナロコ by 神奈川新聞)
セブン─イレブン・ジャパンで店舗指導を担当する本部社員が、横浜市内の店舗のオーナーや店長に指示して電子マネー「nanaco(ナナコ)」の売り上げを架空計上していたと、市内の男性店長が27日までに証言した。販売実績を多く見せかけることが目的で、店長は「ナナコの販売実績は株主にとっても貴重な判断材料。架空計上することは消費者や社会に対しての重大な裏切り行為につながる」と話している。 店長は今年2月、店舗指導を担当する本部社員の指示に従い、店舗の金庫から抜き出した現金3千円を使い、レジでナナコカード(1枚300円)を10枚発行。2月は新規入会キャンペーン中だったため、発行時にカード1枚につき200円分のポイント、10枚で計2千円分のポイントが付与された。 1カ月後の3月、店長は再び本部社員の指示を受け、カード発行時に付与された2千ポイントを使って非課税商品の収入印紙を2千円分購入した。商品を返品する場合、ポイントで買った商品は現金で返金されることから、その後レジで返品登録を行い、「返金」された現金2千円を金庫に戻した。 原資となった金庫の3千円と「返金」された2千円分との差額千円分については、本部社員が自腹で店側に支払った。一連の仕組みは全て本部社員が考案し、店での作業は電話で指示を受けた店長が行ったという。 店長は「本部社員から『周辺の複数店舗でも同様の手口を共有してやっている』と言われた」と話し、ナナコの売り上げを架空計上するよう促されたと証言。「セブン本部は加盟店への指導教育権と契約解除権を保有している。加盟店側は本部や本部社員の指示に対して怖くて逆らえず、従うことを余儀なくさせられている」と明かす。 店長は「販売実績を高く見せかけるためだけに加盟店を巻き込んで、このような行為をさせることは明らかに一線を越えている」とも述べ、再び、本部社員から同様の架空計上を指示された際は拒否したという。 労働事件などに詳しいブラック企業被害対策弁護団の明石順平弁護士は「事実だとすれば、本部社員は不正に業績を水増ししており、懲戒処分に値する」と話した。 セブン─イレブン・ジャパンを傘下に置くセブン&アイ・ホールディングスは神奈川新聞の取材に対して「現在、調査している」とコメントした。 セブン─イレブン・ジャパンでは昨年、複数の本部社員が店舗のオーナー不在時を狙って商品を無断で発注していたことが明らかになり、懲戒処分となっていた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
検察、自民党本部関係者を聴取 河井案里氏側への1.5億円で(共同通信)
自民党の河井案里参院議員(46)=広島選挙区=の陣営による公選法違反事件で、検察当局が党本部関係者を任意で事情聴取したことが27日、関係者への取材で分かった。案里氏が初当選した昨年7月の参院選の公示前、党本部が案里氏側に提供した1億5千万円について、目的や決定者などを確認したとみられる。 検察当局は、案里氏の夫で前法相の克行氏(57)=自民、衆院広島3区=が地元議員らに現金を配ったとして、公選法違反(買収)の疑いで克行氏を立件する方針を固めている。1億5千万円を使い、広範囲に買収行為をした疑いがあるとみている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「貢献の大きさ改めて実感」 京アニ代理人が会社のコメント(共同通信)
京都アニメーション放火殺人事件の容疑者逮捕を受け、同社代理人の桶田大介弁護士が27日、京都市で記者会見し「制作を進める中で、被害に遭ったスタッフの貢献の大きさを改めて実感させられる日々が続いている。向き合っている現実、思いと誓いに変わりはない」などとする会社のコメントを読み上げた。 残された社員の心境について「これまで誰かが底上げすることで目指す形に近づいていったのに、今までと同じようには作れない。もどかしくつらい思いをしていると伺っている」と紹介した。 容疑者に民事上の責任を求めるのかと問われ「会社としてもしかるべく検討し、適切に対処したい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「奪われたもの大きい」京アニ代理人が会見(産経新聞)
京都アニメーションの放火殺人事件で、青葉真司容疑者が逮捕されたことを受け、同社代理人の桶田(おけだ)大介弁護士が27日、京都市内で記者会見。「事件によって尊い存在が奪われたことを考えない日はない」などとする同社のコメントを紹介した。 【写真】解体工事が終了した京アニ第1スタジオ 事件では36人が亡くなり、33人が重軽傷を負った。桶田氏によると、負傷者の多くは職場復帰しているが、退社した人もいる。勤務しているスタッフもそれぞれ思いを抱えているといい、「スタッフ、クリエイター、さまざまな形で影響がある」という。 また、「今までと同じように作品が作れない。(大事な場面で作業を支えてくれる)『あの人がいない』と、奪われたものの大きさを感じることがあり、つらい」と喪失感を抱えるスタッフもいるという。 被害者の心のケアについては、メンタルヘルスの専門家の支援のもとで、「本人の申し出に応じながら、一人ひとりに細やかな対応をしている」と説明した。 こうした中、京アニは前を向いて進み始めている。 昨年11月、京アニの現役のアニメーターから指導を受けられる「プロ養成塾」の入塾生の募集を再開。例年よりも多い82人が応募し、今年4月に「相当数」(桶田氏)が入塾した。 作品の制作も再開している。京都府宇治市の別のスタジオや大阪市中央区の関連会社など既存の拠点で、亡くなったスタッフの担当分の作業を職場復帰したスタッフらが新たに引き受けるなどし、奮闘している。 新型コロナウイルスの感染拡大で公開が延期となっている「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の新作映画の公開日については調整中だが、新たな作品について、関係者と相談の上、ファンが喜べるよう準備を進めているという。 犠牲者の功績を残すための活動についても、桶田氏は「これまでも京アニではスタッフの思いなどを社内で企画編集して詳細に伝えてきた。今後なお一層取り組まれるだろう」と話した。 そのうえで、「残った社員が心のケアで日々を取り戻し、新しい人材が成長してくれるかどうかに再建がかかっている」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
9月入学 与党で強まる慎重論 自民WT「今年度・来年度の導入見送りを」(産経新聞)
自民党は27日、新型コロナウイルスの影響で政府が導入を検討する「9月入学制」に関するワーキングチーム(WT)を開き、今年度と来年度の導入を見送るよう求める提言原案が示された。WTは同日の提言案の了承を見送ったが、公明党は来週にも拙速に導入しないよう求める提言をまとめる方針で、与党で慎重論が高まっている。 出席者によると、自民党WTの原案では、直近の導入を見送るよう求めたうえで、政府に対し教育再生実行会議で秋入学の可能性を検討すべきだと指摘した。 会合では「今年度や来年度に、必要な法改正や人員整備に決着をつけるのは難しい」といった意見が多数を占めたという。WTでは提言案の内容を再協議したうえで、6月上旬にも政府に提出する方針。 WTの座長を務める柴山昌彦前文部科学相は会合で「緊急事態宣言が全国で解除される中(9月入学を求める)世論にも微妙な変化が生じている」と述べた。 9月入学をめぐっては、4月を基準とした日本の会計年度と入学時期がずれることなどへの懸念が指摘されており、自民党の中堅・若手議員約60人が22日、「拙速な議論に反対する」との要望書を岸田文雄政調会長に提出した。 公明党も27日に「拙速な導入を行うことに妥当性は認められない」との提言骨子を作成した。来週にも党の会合で提言案をまとめ、政府に提出する。 山口那津男代表は「時間をかけた議論が必要」と慎重論を展開。党幹部も「9月入学は教育現場などに強いるコストが大き過ぎる。学びの遅れは別の方法で取り戻せる」と拙速な導入をしないよう求めている。 安倍晋三首相は25日の記者会見で、9月入学について「有力な選択肢の一つと考えるが、慎重に検討していきたい」と述べている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
回復者3割に後遺症の恐れと指摘 イタリア呼吸器学会、肺にリスク(共同通信)
【ローマ共同】イタリアの呼吸器学会は27日までに、新型コロナウイルス感染症から回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性があると指摘した。少なくとも6カ月は肺にリスクがある状態が続く懸念があるという。地元メディアが報じた。 既に退院した感染者の症例調査と合わせ、同じコロナウイルスによる感染症であるSARSの回復者の後遺症に関するデータも踏まえ、分析した。未解明の部分が多く、さらなる詳細な調査が必要だとしている。 学会によると、新型コロナ感染症により肺線維症を引き起こす恐れがあり、完治が難しい損傷を肺に受ける可能性もあるという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
JR九州が赤字線区の収支を初公表 線路維持、観光列車投入の影響も(西日本新聞)
JR九州は27日、運行する路線のうち赤字となっている線区(区間)の2018年度の営業損益を公表した。公表は1日1キロ当たりの平均通過人員(輸送密度)が2千人未満の20線区に絞っており、災害で不通の期間がある3線区を除いた17線区が赤字。同社が路線の収支を明らかにするのは初めて。 【動画あり】「涙が出た」JR九州の動画、話題に コロナ終息願い制作 青柳俊彦社長は記者会見で、利用者が少ない線区だけを公表した理由について「一企業だけで維持するのが大変な線区を知っていただきたかった」と語り、赤字ローカル線の維持に向けて沿線自治体や住民と協議を進めたい意向を明らかにした。 赤字が最も大きいのは日豊線の佐伯-延岡間で6億7400万円。都市間特急が多く走る路線だがその分、線路などの維持費が大きいことが影響した。次に赤字が大きいのは、肥薩線の八代-人吉間で5億7300万円。複数の観光列車を投入しており投資がかさんでいる。 同社によると、輸送密度が2千人以上であっても大きな赤字を抱えている線区はあるという。赤字線区は運行路線全体の9割前後を占めているとみられる。 国鉄の分割民営化に伴ってJR九州が発足した1987年度と比べると、多くの線区で2018年度の輸送密度は大きく減少している。輸送密度を比較可能な16線区では、豊肥線の宮地-豊後竹田間(90%減)、肥薩線の人吉-吉松間(82%減)などの落ち込みが大きい。 線区別収支は、JR北海道が16年1月に初めて発表した。JR四国も昨年3月に初公表し、両地域ではそれぞれ鉄道のあり方に関する議論が進んでいる。 (布谷真基) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
行方尚史九段、初の王座挑戦にあと3つ 佐藤天彦九段下し2回戦へ/将棋・王座戦挑決T(ABEMA TIMES)
将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが5月27日に行われ、行方尚史九段(46)が佐藤天彦九段(32)に129手で勝利、2回戦に進出した。行方九段は次局、渡辺明三冠(36)と対戦する。 【中継】行方尚史九段が矢倉戦制す 過去2度のタイトル挑戦歴がある行方九段は、矢倉の出だしから一時はリードを許すものの、局面が終盤に向かうにつれて挽回。粘る佐藤玉をきっちりと寄せ切った。 王座のタイトルは現在、永瀬拓矢王座(叡王、27)が保持。行方九段が自身初のタイトル獲得のチャンスとある挑戦権までには、あと3勝が必要となる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース