「PCR検査」に次いでメディアで見聞きすることの増えた「抗体検査」。京都大学准教授の宮沢孝幸氏(ウイルス学)は「いま感染しているかどうかを調べるのはPCR検査、あるいは抗原検査だ。人がウイルスに感染すると1週間でIgMという抗体、それから遅れてIgGという抗体が出てくるが、抗体検査は、このIgGを検出することで感染しているか、あるいは過去に感染していたかを判定する。これが政策を実行する上で、何%の人が感染しているかというのは貴重な情報だ。新型コロナウイルスは他のウイルスよりも変異スピードが遅く、型が完全に分かれるまでは年数がかかるので、当面は大丈夫だ。そこで抗体検査で概ね50~60%の人に陽性が出れば感染は収束すると言われているし、そこまででなければと“逃げましょう”という政策になる」と説明。 【映像】「韓国にできるなら日本にもできる」“新しい生活様式“宮沢准教授の見解 その上で「難しい問題だが、全員が受ける必要はないと思う。地区あたり1000人くらいを取り出してみれば、感染がどのくらい広がっているのかが分かる。そもそも抗体検査で陽性が出たからといって、必ずしも現在ウイルスに感染しているかどうかがわかるわけではないし、抗体を持っていたとしても再び感染する可能性がゼロになるというわけではないので、結果によって一喜一憂するものでは全くない。“少しは安心はできるかな”という程度だ」と話していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
韓国では“生活防疫”がスタート…宮沢孝幸・京都大学准教授のウイルスと共生しながら逃げる“感染機会8割減”とは(AbemaTIMES)
検査に次ぐ検査と陽性者の隔離措置、アプリなどを使った感染者の行動監視を実施、3月末からは社会的な距離を保つ措置も導入し、感染拡大防止に力を入れてきた韓国。その甲斐あってか、新たな感染者数は日に日に減少、4月末にはついにゼロになった。そして6日からは、日常生活と経済活動とのバランスを考慮した“生活防疫”に移行。31の項目からなるガイドラインをベースに、制限緩和の動きが始まっている。 【映像】「韓国にできるなら日本にもできる」“新しい生活様式“宮沢准教授の見解 例えばソウルの国立現代美術館は事前予約制に加え、検温、マスク着用、間隔をあけるなどの対策を、ソウル図書館ではインターネット予約をした人に限り貸出を再開、返却は自動返却機を利用するという条件で開館。また、繁華街・明洞近くの展示施設やカフェも再開。市民からは「徐々に状況が収まっているので、心の閉塞感が少し消えた気がする」「今までは出歩けなかったのが、行けるようになったので外出できてうれしい」といった声が聞かれた。 まず、韓国のガイドラインは 1:体調が悪い場合は3~4日自宅で過ごす。 2:対人距離は両手間隔の健康距離を置く。 3:30秒の手洗い。咳は袖で。 4:1日2回以上の換気。定期的消毒。 5:距離は離れても心は近くに。 という5大基本原則が設けられ、これを元に今後2年間を「新しい日常」と捉えるべきだとしているという。 また、 ・飲食店やカフェで:滞在はなるべく短く。テーブル間隔は2m推奨。対面避け横並びで。食事中のおしゃべりは控える。取り分けず個別の皿で。テーブル等の消毒。 ・百貨店・大型商業施設のショッピングで:客同士の距離2m推奨。化粧品サンプルの顔への直接使用NG。最小人数を意識。電子決済推奨。 ・娯楽・遊びの面で:屋外でも対人2m以内はマスク着用。飲食自粛。座席はジグザグ座り。入場券はオンライン購入。ドアノブなども表面を1日1回以上消毒。スポーツ用品やマイクなどは個人用を使用。出入り時症状チェック。ハイタッチ会など自粛。高齢者などは利用自粛。窓は常時開放 といった細かな具体例も挙げられている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
菅官房長官「マスク入手できる環境整いつつある」発言に疑問の声。「アベノマスクを全国に届けてから言って?」(ハフポスト日本版)
菅義偉官房長官は5月8日に開かれた記者会見で、マスクの供給の現状について「マスクを入手できる環境が整ってきている」などと回答した。 だが、安倍晋三首相が打ち出した布製マスクの全世帯への配布が東京都以外には出来ていない現状に、ネット上からは「アベノマスクを全国に届けてから言って?」などと批判や疑問の声も出ている。 菅官房長官は記者会見で、記者から「個人商店などの店先で使い捨てマスクが多数販売されているというのが見受けられます。使い捨てマスクの供給の状況はどのようになっているのでしょうか?」と質問された。 これについて菅官房長官は、以下のように回答した。 まず使い捨てマスクについては、国内での増産の取り組みや中国をはじめ海外からの輸入量の増加などにより、4月には少なくとも7億枚を超えるマスクが供給されたと考えています。さらに5月には、1億枚程度増加する見込みであります。 また最近では、従来の大手の小売店舗やメーカーによる供給ルートとは別に、中国から直接マスクを輸入し個人商店などで販売する向きも広がっているように思います。 (加えて)繰り返し利用することができる布製マスクも高齢者施設や介護施設、小中学校、さらには一般家庭への配布を進めていることや、ご家庭などでマスクを手作りする動きが進んでいることから、使い捨てマスクの需要が一定程度抑制されてきている面もあります。 こうした対応により、徐々に店頭でマスクを入手できる環境が整ってきていると考えていますが、マスクの品質や価格、売り惜しみや買占めなどを注視しつつ、国民のみなさんが安心して取得することができる状況を作っていきたい。 これに対し、ネット上では「アベノマスクを全国に届けてから言って?」「政府からのマスクが届かないから仕方なく手作りしてるんだけど」「アベノマスクが行き渡ってないことへの謝罪から伝えてほしい」「店頭で買えるのが先か、政府から届くのが先なのか、どちらだろうか」など、批判や疑問の声が上がっている。 安倍首相が打ち出したいわゆる“アベノマスク”をめぐっては、都道府県別の配布状況を厚生労働省が公表している。 それによると、大型連休が明けた5月7日の時点で、東京都以外の46の全ての道府県で「準備中」となっていて、ほとんどの国民に未だ届いていないことが分かった。 ハフポスト日本版編集部 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
季節が変化「今の状況に適したものに」 新型コロナの受診目安見直しで菅官房長官(THE PAGE)
菅義偉(よしひで)官房長官は8日、記者会見で、「37.5度以上の熱が4日以上」とした新型コロナウイルスの受診目安について「加藤勝信厚生労働相が、『受診目安が基準のように誤解された』という趣旨の発言をしたが、37.5度以上の熱が4日以上続かなくても受信できたのか」と問われた。 これに対し、菅長官は「新型コロナウイルスの診断に関する相談、受診の目安については季節の変化によりインフルエンザなどの風邪のような症状がある疾患が減少してきたことなどを踏まえ、今の状況に適したものにすべく厚生労働省において専門家や医療関係者の意見を聞きながら検討しているという風に承知している」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
塩野義、ワクチン21年秋を目標 新型コロナで、年内に臨床試験へ(共同通信)
塩野義製薬は8日、新型コロナウイルスのワクチンを2021年秋にも発売することを目指すと明らかにした。年内に臨床試験を始める方向で厚生労働省などと協議している。1千万人規模の提供に対応できる生産体制の構築も検討する。 ワクチンは塩野義と、バイオ医薬品を手掛ける子会社のUMNファーマ(秋田市)、国立感染症研究所で開発を進める。臨床試験の結果を待たずに生産体制を検討するのは異例だが、少しでも迅速に提供するには必要と判断した。 新型コロナのワクチンを巡っては米製薬大手ファイザーが既に臨床試験を始めた。大阪大発ベンチャーのアンジェスは動物実験を進めている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ディズニー、休園を延長 営業再開は要請解除で判断(共同通信)
オリエンタルランドは8日、臨時休園中の東京ディズニーランド(千葉県浦安市)と東京ディズニーシー(同)の営業再開時期について、5月中旬に決定するとしていた従来計画を見直し、政府や自治体の休業要請が解かれた段階で判断すると発表した。緊急事態宣言の延長を受けて、休園期間を延長した。 ディズニーランドで計画している新エリアの開業時期については、両パークの再開後に改めて決定する。 また、社員や嘱託社員など約5400人を対象に、月に4日の休業日を設定して一時帰休を実施することも発表した。期間は18日から両パーク再開までを予定しており、休業日は休業手当を支払う。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ベルギー母娘の「ほっこりエピソード」…ロックダウンの中で“段ボールカー”でマックのドライブスルーへ(ENCOUNT)
母娘が作ったのは段ボールの“車” 欧州で反響のエピソードをベルギーメディアが報じる ベルギーで、新型コロナウイルス対策のためドライブスルーのみとなったマクドナルドで食事を買うため、段ボールで作った“車”で買いに行ったという母娘のエピソードが紹介された。ロックダウン(都市封鎖)の生活の中で、ユーモアあふれる母の機転を利かした行動は反響を呼んでいる。「ブリュッセル・タイムズ」が伝えた。 【画像】レディー・ガガが新型コロナ防御マスクを開発? 「どこで買える? 私も欲しい」の声 メーデーの5月1日、ベルギーのラ・ルヴィエール在住のナタリー・モアマンズさんと16歳の娘は、地元のマクドナルドのドライブスルーで、段ボールの車の中でほかの車と列に並んでいた。2人は段ボールで“車”を作り、自宅から500メートルの距離にあり、月に1度の頻度で訪れていたマクドナルドで食事を購入しようとしたのだ。一見びっくりしてしまう光景だが、それには理由があった。 娘はマクドナルドに行きたいと望んだが、モアマンズさんは車を所有していない。当初は「ロックダウンの状況で私たちには車がないし、ほかの誰かと一緒にも行くこともできないから行けないと伝えました」と振り返る。そこでモアマンズさんは、段ボールで車の形を作ることを思い付いた。娘は最初は拒んだが、乗り気になったという。 「最初、娘は馬鹿げた考えだと思っていました。私は1人で作り始め、娘が手伝い始めました。私は、将来子供におばあちゃんのクレイジーな考えとして良い思い出話になるよ、と娘に伝えました」とモアマンズさん。自宅のドアには大きすぎたが、ちょっぴり苦労しながら外に出た。「道路に出た時、ほかの車がクラクションを鳴らし、窓からサムズアップしてくれ、写真を撮る人たちもいました」という。 母娘の姿にパトロール中の警察官も2人に気付き、ドライブスルーで何をしているのか尋ねたというが、モアマンズさんは「車がないけど食事を買いたいと警察官に伝えました。その時、その警察官は私たちが段ボールの車の中にいると気付き、急に笑い出しました」と話した。最終的に、この“段ボールカー”の移動は成功し、2人は注文する番が回ってきた時に食事を購入することができた。 このエピソードには大きな反響が。モアマンズさんは自身も娘もこれほどの注目を集めることになるとは思っていなかったと語るが、フェイスブックに投稿した写真は数千件シェアされ、何百というコメントが寄せられた。大半がポジティブな内容のコメントだったとのことだ。 モアマンズさんは「南フランスの新聞さえ、私たちについて記事にしてくれました。このようなことは予想していませんでした。でも、人を笑わせることができたのは良いことです。特にこのような状況では。良い気分です」と語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
5月のマスク供給8億枚超に 菅氏、国内増産や輸入で(共同通信)
菅義偉官房長官は8日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大で品薄が続くマスクについて、5月は8億枚超を供給できる見込みだと説明した。7億枚超だった4月から1億枚程度の上積みとなる。国内での増産や中国などからの輸入増加が寄与する。「徐々に街中の店頭でマスクを入手できる環境が整ってきている」と述べた。 中国から輸入して個人商店などで販売する動きが広がっているとも指摘した。高齢者施設などへの政府の布製マスク配布や家庭での手作りもあり、使い捨てマスクの需要が一定程度抑制されてきている面もあるとした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「東京ゲームショウ2020」中止 オンラインで代替開催検討(スポーツ報知)
9月24~27日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で予定されていた国内最大のゲーム見本市「東京ゲームショウ2020」の通常開催が中止されることが8日、主催のコンピュータエンタテインメント協会(CESA)から発表された。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、オンラインによる代替開催を検討しているという。 【写真】高見奈央「こういう時だからこそゲームを家で」自粛疲れを吹き飛ばせ CESAは「新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がり、いまだ日本国内でも予断を許さない状況を受け、来場者、出展社、関係者の皆様の健康・安全面を第一に考慮した結果、このような決定にいたりました」とコメント。今後の詳細については5月下旬から順次、公式サイトで発表するとしている。 東京ゲームショウは1996年から毎年開催されている大規模イベントで、昨年は655社が出展。4日間で26万2076人が来場した。 報知新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
27県が外出自粛要請を緩和 13の「特定警戒」以外の自治体(共同通信)
西村康稔経済再生担当相は8日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルス感染症の重点対策が必要な13の「特定警戒都道府県」以外の34県のうち、住民への外出自粛要請を緩和する自治体が27県に上ると明らかにした。内閣官房が7日時点の対応を集計したところ、静岡など24県が既に緩和。栃木など3県が今後緩和するという。 新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の延長に伴い、政府の基本的対処方針が改定されたことを踏まえた措置。広島や愛媛など7県はこれまで通り外出自粛を要請する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース