鈴木優香2022年9月14日 15時30分 ニセ電話詐欺の被害を未然に防止したとして、福岡県警糸島署はこのほど、署に隣接するコンビニエンスストア「ローソン糸島警察署前店」(糸島市前原中央1丁目)の花北英之店長(40)に感謝状を贈った。 署によると、7月25日午後2時ごろ、70代女性が、電子マネーを「1万円分購入したい」と店を訪れた。花北店長は「お年寄りが買うことはあまりない」と不審に思い、すぐに糸島署に相談。署員が駆けつけ、ニセ電話詐欺とわかった。 女性はコンビニを訪れる前日に「ネットのクイズで8900万円が当たりました」というメールを受信。その振り込みを受けるのに1万円が必要という説明を真に受けて来店していた。 女性はメールを受信したことを義理の息子に話したところ「それは詐欺ばい。ダメよ、払っちゃ」とたしなめられたが、翌日、家族に黙って店を訪れたという。 高以来憲一署長は「市民の貴重な財産を守っていただいた」と感謝した。(鈴木優香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
3年連続中止の浅草サンバ、灯を絶やさず 17・18日にフェス開催
東京都台東区・浅草の夏の終わりを盛り上げる「浅草サンバカーニバル」が、新型コロナウイルスの影響で2020年から3年連続で今年も中止となった。灯を絶やさぬようにと、代替イベントとして「浅草サンバフェスタ2022」を17、18日に浅草文化観光センターで行う。 浅草サンバカーニバルは1981年に始まった。浅草寺周辺で、ダンサーたちがサンバのリズムに乗って華やかなパレードを繰り広げる。毎年約50万人が訪れる一大イベントだ。 実行委員会によると、参加チームから「練習が制限され、サンバのクオリティーが保てない」といった声が寄せられたほか、来場者の感染防止などを考慮し、開催を断念したという。 浅草サンバフェスタでは、サンバの魅力や楽しみ方を紹介する「トーク&サンバショー」(17日午後1時からと3時から、18日1時からと3時半からの計4回)や、これまでの写真をスライドショーで振り返る「フォトエキシビション」を行う。入場無料で両日とも午前11時~午後5時。 混雑時は入場制限をする場合… この記事は有料記事です。残り194文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日光白根火山で過去に爆発的なマグマ噴火 「今後も可能性十分ある」
群馬県片品村と栃木県日光市の境にある活火山・日光白根火山に少なくとも15の火口があり、主峰の白根山(標高2578メートル)の山頂部を作る直近の溶岩噴火が約3千年前に起きていたことが、国立研究開発法人・産業技術総合研究所(産総研)の調査でわかった。過去に爆発的なマグマ噴火を繰り返したことも判明し、「今後も起こる可能性は十分ある」としている。 産総研が8日のオンライン記者説明会で発表した。 日光白根火山は、関東以北で最高峰の日光白根山と座禅山などの外輪山を持つ二重式活火山で、両県境に分布する直径約1千メートル、高さ約300メートルの溶岩ドームと複数の溶岩流からなる。群馬側にのびる溶岩流の上に白根山などの溶岩ドームが形成されている。 大規模噴火については、1649年の「江戸噴火」で戦場ケ原(日光市)で降灰が20センチにのぼり、1873年と89~90年の「明治噴火」では、栃木側に降灰、群馬側に火口噴出型の土石流や泥流をもたらしたとの記録が残る。近年は、2011年の東日本大震災以降に地震活動が活発化し、気象庁が24時間態勢で観測を続けている。 爆発的なマグマ噴火、少なくとも3回 産総研は今回、約5年がかり… この記事は有料記事です。残り873文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
家賃1万円、岩手県営住宅の空き室に「お試し移住」 好評で追加募集
家賃1万円で岩手に住みませんか――。県外から人を呼び込んで移住につなげるため、岩手県が県営住宅の空き室を活用した事業を進めている。5月に募集したところ、好評ですぐに満室になり、8月末から追加で入居者を募っている。 県営住宅6894戸のうち、およそ2割にあたる1570戸が空室となっている(昨年度末時点)。そこで、空き室を有効活用し、同時に移住増につなげる。 県は5月、「いわてお試し居住体験事業」と題して先着順で募集を始めた。家賃にあたる1カ月の使用料は1万円。1500円前後の駐車場代や町内会費は別途必要となるが、敷金不要という条件にした。 すると反響が大きく、2週間ほどで募集枠の15戸が満室になった。東日本を中心に、関西圏からも入居した。20~30代が7世帯、40~50代が8世帯だという。 その後も入居を希望する問い合わせが続き、8月31日から追加で募ることにした。今回も先着順で、10月1日以降に入居できる。 対象は、盛岡市や花巻市、陸… この記事は有料記事です。残り380文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
京王井の頭線の列車にはねられ男性死亡 遮断機くぐり立ち入ったか
2022年9月14日 12時31分 14日午前9時45分ごろ、東京都杉並区久我山3丁目の京王井の頭線の踏切で、男性が吉祥寺行きの急行列車にはねられ、死亡した。高井戸署によると、男性は20代とみられ、遮断機をくぐって踏切内に立ち入ったという。乗客にけがは無かった。 事故の影響により、同線は富士見ケ丘―吉祥寺駅間の上下線で約1時間20分運転を見合わせた。駅間で止まった列車の乗客は、線路を約60メートル歩いて近くの踏切まで移動した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警察敷地内の殺人未遂容疑で逮捕 ボンネットの男性振り落とし発進か
阿部育子2022年9月14日 8時24分 警察署の敷地内でボンネットに男性が乗ったまま車を運転し振り落とそうとしたとして、神奈川県警保土ケ谷署は13日、飲食店経営、速水健一容疑者(56)=横浜市西区浅間町5丁目=を殺人未遂容疑で逮捕し、発表した。「身に覚えがない」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は8月5日午後9時40分ごろ、保土ケ谷署(横浜市保土ケ谷区)の敷地内で、会社員男性(28)=同市栄区=が乗用車のボンネットにつかまっているのに車を急発進させ、振り落として殺害しようとしたというもの。男性は後頭部などに軽傷を負った。 2人は近くの道路で接触事故を起こしそうになり口論に。同容疑者の車に続いて男性の車が署の駐車場に入った。男性は同容疑者の車の前に立ちふさがったが詰め寄られたため、ボンネットにつかまったという。(阿部育子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オムライス電車「昔なら絶対しませんでした」 流鉄の名物、誕生秘話
吉本興業の鉄道好きユーチューバー、鈴川絢子です。9回目の今回は、千葉県流山市と松戸市を結ぶ流鉄流山線。流山特産の「白みりん」との甘~い関係を探ります。 「鉄道王国」の千葉県を、鈴川絢子さんが巡る企画「ちば鉄」は9回目。流鉄流山線でいま話題の「オムライス電車」と呼ばれる車両と、地元流山市が発祥の地と言われる特産品「白みりん」を紹介します。 松戸市の流鉄流山線の始発駅、馬橋駅に来ています。ローカルな雰囲気で、素敵です。 お隣は、JR常磐線の馬橋駅。JRで上野駅からここまで約30分。「都心から一番近いローカル線」とも言われていますね。硬券の切符も買えます。うれしい。ハサミも入ってます。 早速、列車に乗ってみましょう。 家のそば縫う 片道12分の小旅行 (車内の看板に)所沢車両工場、昭和57(1982)年。西武鉄道さんの車ですね。こちらでは、流鉄5000形として第二の人生を歩まれています。 終点の流山駅まで、何分くらいですか? 北原幸治・鉄道部長(53) 12分ですね。 12分! あっという間。全部で6駅あって、基本的には住宅街を通っていくんですね。 北原さん 昔の写真を見ると、何にもないんだけどね。今は線路のそばまでおうちができました。 単線で、この感じを味わえるのも独特というか。地域の方からしたら、すごく便利ですよね。列車も本数的にはすごくある。 北原さん ただ、駅の間が短いから、ライバルは自転車とか歩きなんです。 なるほど。部長は運転されていたことはあるんですか? 北原さん 二十何年か前に1年間ぐらい、運転していました。 実際に、ここがちょっと難しかったとか。 北原さん 今の電車みたいに性能も良くなかったから、ブレーキとか難しかったですね。 一日の中で短い6駅をひたすら折り返して運転されて。 北原さん 1日10往復も11往復もするから、片道5・7キロだけど、距離にすると結構な距離になっちゃいますね。 2両合体「オムライス」 赤い車両と黄色の車両をつなげた2両編成の電車が来ました。オムライス電車と呼ばれて、今すごく話題ですね。 北原さん ……。やりたくて… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
旧統一教会関係者の消費生活センター訪問 消費者庁が全国の事例調査
2022年9月14日 9時00分 「世界平和統一家庭連合(旧統一教会)」の関係者が各地の消費生活センターを訪れ、「相談事例があれば連絡をしてほしい」などと求めていることを受けて、消費者庁は全自治体に対して訪問の有無などを確かめる実態調査を始めた。 対象は都道府県と全国の市区町村の計1788自治体。消費生活センターのない市町村でも消費相談窓口を置いていることから、全ての自治体を含めた。 朝日新聞の取材では、教団関係者による消費生活センターの訪問は8月下旬以降にあり、分かっているだけで44都道府県にまたがっていた。教団の広報担当者は「(訪問は)各地で独自に行っている」と取材に説明している。 消費者庁の新井ゆたか長官は今月8日の会見で、「仮に組織的に行われているのであれば、やめていただきたい。全国的な動きが続いているということであれば、それは把握する必要がある」と述べていた。 旧統一教会問題 2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自民党名古屋市議団、旧統一教会関連団体に会費支出 共産党が調査
自民党名古屋市議団が、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連団体が開いた研修会の会費などとして、政務活動費から計5500円を支出していたことが分かった。調査していた共産党名古屋市議団が、13日の会見で明らかにした。 共産市議団の説明や、市議会に提出された領収書などによると、自民市議団は2021年12月25日、教団の関連団体「愛知県平和大使協議会」が開いた「パートナー制度研修会」の会費として、4千円を研修費名目で支払った。会費は総額5千円だったが、残りは出席した議員が自己負担したとみられる。 また今年3月5日には、教団… この記事は有料記事です。残り185文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 旧統一教会問題 2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ] Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名古屋・伏見に24階建てビル計画 歴史的建築の三井住友銀支店活用
名古屋・伏見の三井住友銀行名古屋支店を含む一角に、24階建ての高層ビル建設などの再開発が計画されていることが、関係者への取材でわかった。90年近い歴史を持つ同支店の建物は保存・活用することで、地域の魅力向上につなげる。2025年度に着工し、28年度の完成を目指す。 関係者によると、再開発は錦通と広小路通にはさまれ、飲食店などが立ち並ぶ0・6ヘクタールの区域が対象。同支店の北側に高さ130メートルの24階建てビルを建設する。1~3階は店舗、4~24階はオフィスとする計画で、延べ床面積は約5万6千平方メートル。具体的なテナントなどは未定という。 一方、同支店の建物は低層の施設として再整備。地下鉄伏見駅の近くという利便性を踏まえ、イベントスペースのほか、屋上を緑化して広場を設ける計画だという。 同支店は名古屋市の「都市景… この記事は有料記事です。残り287文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル