約30年前に教え子の女子中学生にわいせつ行為をしたとして、札幌市立中学校の50代男性教諭が懲戒免職になった問題で、被害者の石田郁子さん(44)が、市教育委員会が3月に公表した検証報告書の内容の一部が事実と異なるとして、報告書の再検証を求めた。7日のオンライン会見で明らかにした。 石田さんは2016年、教諭からの性被害を市教委に訴えたが、市教委は行為を否定した教諭を懲戒処分しなかった。札幌弁護士会が選んだ弁護士2人による今回の報告書は、16年の調査について、調査体制の不備や性被害への認識不足などを指摘した。 石田さんによると、証拠とし… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道で2346人感染 2日連続2千人超 1人死亡
2日連続で2000人超 北海道2346人感染確認=HTB提供 北海道内では7日、新型コロナウイルスの新規感染者2346人が確認された。6日に続き2千人を超え、前週の同じ曜日(31日=2106人)に比べ240人増と、曜日比だと6日連続の増加となっている。死者の発表は1人だった。 道内の新規感染者数(7日) 【全体】2346(累計236764) 【主要4市】 札幌1194、旭川146、函館90、小樽50 【他地域(振興局別)】 空知71、石狩206、後志26、胆振139、日高21、渡島70、檜山4、上川57、宗谷17、オホーツク99、十勝89、釧路48、根室13、その他6(道外1) 【死者】1(累計1942) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
企業206社「再生可能エネルギーの最大限活用を」 首相に意見書
気候変動対策に積極的な企業206社が加盟する「日本気候リーダーズ・パートナーシップ」(JCLP)の共同代表、山下良則・リコー社長、今井雅則・戸田建設会長、三宅香・三井住友信託銀行ESGソリューション企画推進部主管らは6日、再生可能エネルギーの最大限の活用など、脱炭素に向けた意見書を首相官邸で岸田文雄首相に手渡した。 JCLPは意見書で「再エネ最優先の原則」に基づく再エネの拡大を主張。重点課題として、国主導による送配電網の整備や洋上風力産業の早期拡大、耕作放棄地での太陽光発電の活用を挙げた。 また、二酸化炭素の排出に課… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「おめで鯛」!さかなクン、客員教授に 東京海洋大3年ぶり入学式
お魚博士として活躍するさかなクンが、東京海洋大の客員准教授から客員教授になった。7日、同大の入学式に参加し、「祝ギョ入学」「おめで鯛(たい)」と大きなタイの絵を描き、「これからもお魚の感動をご一緒させて下さい」と新入生にお祝いの言葉を贈った。 同大の入学式は新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止、昨年は代表者のみ参加のオンライン形式だった。この日は東京都港区のホールで行われ、約800人が出席した。 さかなクンは昨年、同大の森田哲朗准教授とイシガキフグの人工繁殖に成功したことを振り返り、「赤ちゃんが見たいという夢がかなった。おそらく世界初」と紹介。「魚を取り巻く環境が人間生活によって大きく変化しているなか、皆さんと一緒に学びながら考え、取り組んでいきたい」と話した。 同大によると、さかなクンはこのイシガキフグの研究などが評価され、客員教授が付与されたという。式後の会見で井関俊夫学長は「東京海洋大学は海を広く知ってもらう社会的啓蒙(けいもう)活動の役割を担う。その点でさかなクンはぴかいち」と語った。さかなクンは「身を引き締めて『魚道』を突き詰めます」と頭を下げ、「世界中の研究者やお魚好きとつながりたい。その輪が大きくなってほしい」と抱負を語った。 さかなクンは2010年、絶滅したと思われていたクニマスの再発見に貢献、15年に同大名誉博士になった。環境省や文科省、農水省、外務省から、魚や海の環境に関する普及活動を担う大使にも任命されている。(中山由美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
1票差で落選した候補の訴え棄却 尼崎市議選、高裁「2票差」と結論
昨年6月の兵庫県尼崎市議選(定数42)で1票差で落選した寺坂美一(よしかず)さん(45)が、最下位当選した迫田(さこだ)敬一市議(50)の当選無効を求めた行政訴訟の判決が7日、大阪高裁であった。松井英隆裁判長は「有効得票の算定に一部誤りはあるが、(迫田氏の当選という)結論は相当だ」として訴えを退けた。 市議選で1912票で落選した寺坂さんは、県選挙管理委員会に迫田氏の当選無効を求めて審査を申し立てた。県選管は、2人の得票分と疑問票・無効票の計6260票を再点検したが、「得票差は3票」と裁決。寺坂さんは昨年12月、県選管を相手取り、裁決の取り消しを求めて提訴した。 判決は、寺坂さんと県選管の間で争いのあった票を検討。県選管が迫田氏の得票とした「さらだ」と書かれた票について、「真田」という候補者がいたとして「迫田氏の票とは認められない」と判断した。ただ、「寺坂かずひろ」「寺坂けんいち」「寺阪よしすぞ」などについて、「有権者は名字のみを覚えて投票することが多い」という寺坂さんの主張を退け、県選管と同様に無効票とした。判決と県選管で判断が覆ったのは「さらだ」の1票のみで、判決は2人の得票差を「2票」と結論づけた。 判決後、寺坂さんは取材に「… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
取り残された子グマたちどうなる? 「保護はできない」札幌市
クマの巣穴に子グマ2頭発見 母グマはどこへ?=HTB提供 札幌市西区の住宅街にほど近い山中で3月31日、ヒグマの冬眠用の巣穴を調査していたNPO職員が母グマに襲われ、けがをした出来事。その後、母グマは逃げ、巣穴には2頭の子グマが取り残されたままになっていることを、本紙は伝えた。ヒグマの親子はどうなるのか。住民の生活を守るための調査はどうあるべきか。さらに取材した。 三角山(標高311メートル)。名前の通りピラミッドのような形をしている。JR札幌駅から西に5キロほど。ふもとには北海道内有数の高級住宅街が広がり、病院や小学校がある。 札幌市環境共生担当課への取材で当時の詳しい状況がわかってきた。市の委託で調査していたNPO職員らは、巣穴の上部から棒を差し入れたところ、母グマがいきなり出てきて襲われた。一人は頭をかまれた。もう一人も腕をかまれた。2人はトウガラシ成分の入ったクマよけスプレーを吹きかけて難を逃れた。 現場は登山道から約200メ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
東京・北区でひき逃げか 車道上で女性死亡、警視庁捜査
2022年4月7日 13時48分 7日午前8時20分ごろ、東京都北区桐ケ丘2丁目の区道で、「人が倒れている」と通行人から110番通報があった。警視庁によると、60~70代くらいの女性が頭から血を流してあおむけに倒れており、すでに死亡していた。着衣に車にひかれたような跡があり、同庁が死亡ひき逃げ事件とみて調べている。 赤羽署によると、現場は片側1車線の直線道路で、横断歩道や信号機はない。女性は車道の中央付近に倒れていたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「安くて当たり前」でいいのか 水害と向き合う農地で聞いた危機感
関東平野を流れる利根川には、堤防がまわりよりも低い場所がある。 千葉県我孫子市、JR常磐線の天王台駅から市街地を抜け、坂を降りると広大な田んぼと畑が広がっていた。その場所までさらに歩いて30分。近づくと、堤防はコンクリートで覆われスロープになっていた。 この広い農地は田中調節池と呼ばれる区域だ。西の柏市にまたがり、つくばエクスプレスの線路付近まで長さは10キロほど。低い堤防は越流堤で、洪水時はここから川の水を農地へ逃す。東日本各地に被害をもたらした2019年の台風19号では6100万トン、東京ドーム49杯分の水をため、対岸の二つの調節池と合わせ水位を1・1メートル下げたという。 「今までで一番、水の勢いがあった。泥や稲わらが流れ込んできた」。調節池で農業を営む染谷茂さん(72)はこう振り返る。台風が過ぎてから、遅れて水が届くまでの間に稲刈りを急いだが、稲と大豆の計45ヘクタールが水没してしまった。 もちろん、リスクが前提の場… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
朝、家を出たら130センチの大型犬がいた! 男性が語った確保劇
近藤咲子2022年4月7日 14時48分 【動画】逃走していた大型犬を約13時間半後に飼い主が確保した=近隣住民提供 出勤しようと朝、家を出たら近くに約130センチの犬がいた――。千葉県市川市で逃げた大型犬が確保される様子を目撃した男性が、当時の様子を語った。 会社役員の男性(46)=同市曽谷6丁目=によると、7日午前7時25分ごろに出勤のために自宅を出たところ、100メートルほど先に大型犬と警察官の姿があった。犬はおとなしく歩いており、警察官2人がゆっくりと後をつけていた。その後、応援の警察官が駆けつけ、犬を取り囲んだという。 当時、周囲に通行人はいなかった。子どもがいる近所の知り合いにすぐにメールし、外に出ないよう伝えたという。男性は「犬が逃げたというのは今朝ネットで知り、通学時間なので心配していたが、まさか自宅を出てすぐ遭遇するとは思っていなかった。その後、捕まったと聞いてほっとしている」と語った。 この犬は茶色のアメリカン・ピット・ブル・テリアの雌で、体長約130センチ、体重は40キロ以上ある。予防接種を受ける予定だった動物病院=同市曽谷2丁目=から、6日午後6時5分ごろに逃亡。約13時間半後の7日朝に1キロほど離れた路上で見つかり、確保された。けが人はいなかった。(近藤咲子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
子ども見たら「速度落として」 予期せぬ動き注意、下校時の事故多く
【長野】春の全国交通安全運動が6日、始まった。新入学・新学期を迎えた児童らを守ろうと、県警は運転時に子どもを見かけた時は速度を落とすなどの注意点をドライバーに呼びかけている。運動は15日まで。 県警の過去5年間のまとめによると、平日の登下校時に交通事故にあい、死亡、重傷を負った小学生は県内で50人いた。うち登校中(午前6~8時)が12人に対し、下校時間帯(午後2~6時)は32人で6割超を占めた。交通指導課の担当者は「秋から日の入りが早まることや、下校時にばらけて行動することも一因」と分析する。 これらの事故の約8割は児童が道路を横断する際に起きているという。場所でみると、横断歩道上やその近くが4割、それ以外の道路上でも4割だった。児童が道路に飛び出して事故にあうケースも多いという。 4月は入学したばかりで登下校に慣れていない新1年生も少なくない。この日始まった交通安全運動の一環として、県警は12日に県内全22署の管内の小学校の通学路で一斉取り締まりを実施する。速度超過や飲酒運転、車が横断歩道を歩く歩行者を妨害していないかを取り締まる。 県警はドライバーに対し「子… この記事は有料会員記事です。残り298文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル