【動画】エゾシカの群れ、流氷と漂流。陸地と勘違い?=柳楽航平さん撮影 自然写真家でもある北海道標津町の標津高校教諭、柳楽航平さん(27)が、流氷と一緒に沖に流され、漂流するエゾシカの群れを撮影した。陸に戻ろうと右往左往する、シカたちの運命は……。 「珍事」に出くわしたのは3月22日朝。オホーツク海から根室海峡に流れ込んだ流氷の撮影に、標津町の隣の別海町へ向かったところ、十数頭の雌のシカが大小の流氷の上で離ればなれになっていた。陸地と勘違いして接岸した流氷の上を歩いているうちに、流氷ごと風で沖に流されたようだ。 シカたちは陸に戻ろうと、別の流氷に飛び移ろうとしたり、海に飛び込んだり。泳いで戻るにも海水が冷たすぎるのか、あわてて流氷にはい上がり、体を震わせるシカもいた。何頭かは流氷をたどるなどして戻れたが、夕暮れとともに吹雪になり、取り残されたシカは見えなくなった。 柳楽さんは北方四島を望む根… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
がんで治療の坂本龍一さん、舞台に復帰 吉永小百合さんと共演
昨年1月から直腸がんのため治療に専念していたミュージシャンの坂本龍一さん(70)が26日、ステージに復帰し、ピアノを演奏した。 東日本大震災の被災地の子どもや若者で構成され、自らが音楽監督を務める「東北ユースオーケストラ」の東京公演(サントリーホール)で、久々に表舞台に姿を現した。 俳優の吉永小百合さんとともに登場した坂本さんは「母と暮(くら)せば」「still life」の2曲でピアノを弾き、オーケストラにそっと添えて引き立てるような控えめな演奏をみせた。穏やかな演奏に合わせ、吉永さんが和合亮一さんや塔和子さんなど、東北にゆかりのある作家や子どもたちの詩を朗読した。公演の後半では合唱団が加わり、ベートーベンの「第九」が披露された。 ステージに復帰し、ピアノを演奏する坂本龍一さん この日は、坂本さんの書き下… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
がんで治療の坂本龍一さん、ステージ復帰 吉永小百合さんと共演
昨年1月から直腸がんのため治療に専念していたミュージシャンの坂本龍一さん(70)が26日、ステージに復帰し、ピアノを演奏した。 東日本大震災の被災地の子どもや若者で構成され、自らが音楽監督を務める「東北ユースオーケストラ」の東京公演(サントリーホール)で、久々に表舞台に姿を現した。 俳優の吉永小百合さんとともに登場した坂本さんは「母と暮(くら)せば」「still life」の2曲でピアノを弾き、オーケストラにそっと添えて引き立てるような控えめな演奏をみせた。穏やかな演奏に合わせ、吉永さんが和合亮一さんや塔和子さんなど、東北にゆかりのある作家や子どもたちの詩を朗読した。公演の後半では合唱団が加わり、ベートーベンの「第九」が披露された。 ステージに復帰し、ピアノを演奏する坂本龍一さん この日は、坂本さんの書き下… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
5歳児を床に投げ飛ばしたか 母親らを傷害致死容疑で再逮捕 埼玉
埼玉県本庄市の住宅の床下から5歳の男児の遺体が見つかった事件で、県警は26日、男児に暴行して死亡させたとして、母親で派遣社員の柿本知香容疑者(30)=本庄市本庄3丁目=ら3人を傷害致死の疑いで再逮捕し、発表した。捜査に影響があるとして、県警は認否を明らかにしていない。 柿本容疑者のほかに逮捕されたのは、同居していた無職の丹羽洋樹容疑者(34)と、丹羽容疑者と内縁関係にある無職の石井陽子容疑者(54)。3人は今月5日に死体遺棄容疑で逮捕されていた。 捜査1課によると、3人は共… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
函館線の余市―小樽間も廃止へ 長万部―小樽間は全線バスに
2030年度の北海道新幹線の札幌延伸に伴いJR北海道から経営分離される函館線の余市―小樽間(約20キロ)について、北海道小樽市と余市町は26日、鉄路の維持を断念し、バス転換を容認する考えを表明した。これで長万部―小樽間(約140キロ)の沿線の全9市町がバス転換を容認したことになり、同区間は廃止が確実になった。 長万部―余市間(約120キロ)は2月、沿線7町がバス転換を容認。余市―小樽間については余市町が存続を求め、小樽市は態度を保留していた。 26日は小樽市役所で、道と… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2時間超列車に揺られ……ポツンと秘境駅、ここにある理由
赤い列車がホームに滑りこみ、警笛の音がこだまする。ここは春間近の南アルプス。翡翠(ひすい)色の湖に浮かぶように、その駅はある。 赤い小さな列車が、南アルプスの山あいを縫うように進む。速度は自転車並み。ゴトゴトとよく揺れる。大井川の下流に位置する静岡県島田市を起点に、大井川鉄道に乗車すること計約2時間20分。湖の真ん中に突き出た岬で、列車が止まる。標高490メートルの「奥大井湖上駅」に到着した。春の陽光が降り注ぐエメラルドグリーンの湖面を、斜めに横切る赤い橋桁。高台から駅を見渡すと、心の疲れがちょっと癒やされた。 駅の近くに集落はなく、あるのはハイキングコースぐらい。なぜこんなところに駅があるのか。 後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や、会員登録すると応募できるプレゼントもあります。今回は地元の名産品です。 大井川鉄道は1931年に開… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元五輪陸上代表の松野明美氏、参院選へ 維新の比例候補で
元陸上五輪代表で熊本県議の松野明美氏(53)が26日、熊本市で会見し、今夏の参院選比例区に日本維新の会公認で立候補すると表明した。「エネルギーのある維新の会に入って、熊本に新しい風を吹かせたい」と話した。 昨秋に立憲民主からの出馬打診を辞退した後に、維新の馬場伸幸共同代表に連絡を取ったという。「維新の会には元地方議員が多く、地方から日本を変える思いに共感した」と語った。 ダウン症の次男を育てた経験… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
新省令は適切に運用されている? ペットの悪質業者、淘汰を目指すが
犬猫の繁殖業者やペットショップの飼育環境を改善、悪質業者を淘汰(とうた)するために、具体的な数値規制を盛り込んだ「飼養管理基準省令」が昨年6月から、段階的に施行されています。そんななか長野県松本市では繁殖業者による大規模な動物虐待事件が発覚しました。新省令は適切に運用されているのか――。全国の自治体を調査しました。 新省令の運用状況は? 飼育していた400匹以上もの犬を虐待したとして、動物愛護法違反の罪に問われた松本市内の元繁殖業者の男に対する初公判が3月16日、長野地裁松本支部であった。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。 動物愛護法違反の疑いで、長野県松本市の繁殖業者を家宅捜索する長野県警の捜査員ら。1匹ずつ犬の健康状態を確認していた=2021年9月 飼養管理基準省令が昨年6月に施行され始めたばかりだった昨年秋、この大規模な動物虐待事件は発覚した。関係者の間では、業者を指導、処分できていなかった地元自治体の責任を問う声とともに、全国の現場で新省令が適切に運用できているのかどうか、不安視する見方が広がった。そこで朝日新聞は昨年12月、動物愛護行政を担うすべての都道府県、政令指定都市、中核市に調査を行った(129自治体、回収率100%)。 繁殖業者やペットショップに対する監視や指導を担う自治体はそのうち107。新省令を適切に運用するカギとなる業者への立ち入り検査について尋ねると、今年度中に全業者への立ち入りを終える自治体は35にとどまった(予定も含む)。経過措置が設けられたケージの最低面積にかかわる基準などが施行され始める、2022年度中に終える予定の24自治体をあわせても、5割強程度しか、立ち入り検査のめどが立っていないことになる。 業者に対して、新省令の説明… この記事は有料会員記事です。残り1518文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
リニアの駅ってどんなかな? プラレールの部品でつくってみた
菊地洋行2022年3月26日 13時38分 リニア中央新幹線の県内駅候補地に想定されている三重県亀山市の和菓子店に、プラレールで作った想像上のリニア亀山駅がお目見えし、話題となっている。橋脚やレールなど約3千点の部品を使った高さ約2メートルのタワーに、リニアモーターカー版「ドクターイエロー」や三色団子の色で表現した店名などが浮かび上がる。 この和菓子店は亀山市中庄町の「生甘堂(せいかんどう)」。作ったのは、店主伊藤正博さん(48)の長男で亀山中1年の圭佑さん(13)と、次男で昼生小2年の有希さん(8)、友人で関中3年の小林桂寿さん(15)、関中1年の杏寿さん(13)のきょうだい。 コロナ禍が続くなかで楽しい話題を提供したいと、圭佑さんが中心となって作り上げた。プラレールを使った催しを各地で開いている亀鈴(きれい)トイレールクラブ「こまち」の代表で、桂寿さん、杏寿さんの父・小林桂さん(49)が協力した。 圭佑さんたちは「タワーでリニア新幹線のイメージを表現できたと思う」と話している。4月上旬まで展示するという。(菊地洋行) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「公輝はどんな顔つきになったんだろう」 雪崩事故5年、両親の思い
栃木県那須町で2017年3月、大田原高校の山岳部員7人と教員1人が亡くなった雪崩事故から、27日で5年を迎える。突然の事故でかけがえのない子どもの成長を奪われた遺族は募る寂しさを抱えながら、いまを生きている。 リビングの壁に取り付けられたモニターには写真のスライドショーが流れている。赤ん坊、おみこしを担いだ姿、家族でミュージカルを見に行ったとき。何千回、何万回見たかわからない。どの表情も豊かだ。 16歳で亡くなった公輝(ま… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル