岐阜県と岐阜市は12日、529人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ5万9421人になった。 また、4件のクラスター(感染者集団)が公表された。大垣市の小学校で児童18人、家族12人の計30人が感染。関市の大学では、寮で生活する同じ運動部の学生15人の感染が確認された。この運動部でのクラスター発生は、今回で4回目という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
住宅など10棟超が焼ける火災、性別不明の遺体見つかる 山梨・北杜
吉沢龍彦2022年3月12日 20時18分 12日午後1時ごろ、山梨県北杜市須玉町小尾(すたまちょうおび)の住宅から煙が出ている、と通行人から110番通報があった。県警北杜署と峡北消防本部によると、住宅など十数棟の建物に延焼。午後8時前の時点で鎮火していない。延焼した家屋から性別不明の遺体が見つかった。この家屋に住む80代男性と連絡が取れていないという。現場は中央自動車道須玉ICの北東約20キロで、木造家屋が立ち並んでいる地域。近くに日本百名山の瑞牆(みずがき)山がある。(吉沢龍彦) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三重県が433人の感染を発表 前週比で減少 2人死亡
三重県では12日、10歳未満~90代の433人が新型コロナウイルスに感染し、2人が死亡したと発表された。前週の同じ土曜日(5日=506人)より73人減少した。 亡くなった2人は、医療機関に入院していた80代男性と、死亡後の検査で感染が判明した20代(性別非公表)。ともに新型コロナが直接の死因ではないという。死者は計259人となった。 県内の感染者数は延べ4万7476人。直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は201・61人で前週の0・9倍だった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
健やかな成長願う勇壮な絵柄 五月のぼり制作ピーク 佐賀・小城市
男児の健やかな成長を願い、端午の節句で飾られる「五月のぼり」の制作がピークを迎えている。城島旗染工(佐賀県小城市牛津町)の工房では、長さ7・5メートル、幅85センチの木綿布がシワ無く張られ、職人がはけを手に武者や竜などの下絵にそって、鮮やかな赤や青、金色などを塗る作業に追われていた。 五月のぼりは、よろい姿の武者や竜を描いた勇壮なデザインが人気で、1旗を仕上げるのに2週間ほどかかるという。 城島守洋社長は、創業から継… この記事は有料会員記事です。残り165文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ウクライナから届いた作品、メール途絶え「心配」 福岡の国際彫刻展
福岡県行橋市の実行委員会が作品を募集している国際公募彫刻展「ゆくはしビエンナーレ2023」に、ロシアの侵攻を受け戦禍に見舞われているウクライナ第2の都市ハリコフ在住の彫刻家フォロディミール・コチュマルさん(51)から応募作品が届いた。現地の悲惨な状況などもメールで伝えてきたが、今は通じなくなっているという。 彫刻展は17年から隔年で開催されており、今回が4回目。大賞賞金は等身大像の制作費なども含めて1千万円。世界の彫刻家らに呼びかけて作品を募っており、今回のテーマは「公共空間に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物」。昨年12月から今年3月31日まで、頭部と50センチほどのマケット(縮小模型)をDVDなどのディスクに入れた写真や動画で提出してもらう。 実行委事務局によると、コチュマルさんから2月23日に、エントリーシートとディスクを郵便で送ったとのメールが届いた。3月1日になっても届かないため、事務局側が「ロシアの侵攻で心配しています」とメールすると、翌日メールに映像を添付して送ると返信があった。 画質などの点からディスクで… この記事は有料会員記事です。残り540文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
猫の命の尊さ考えて 「猫の日」に浅田美代子さんらで記者イベント
長く続く猫ブームの影響で、猫への関心がこれまでになく高まっています。かわいさに注目が集まる一方で、殺処分される子猫が多かったり、遺伝性疾患を持って生まれてくる純血種の猫が人気だったり、猫を巡る様々な課題も顕在化しています。「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから「猫の日」とされる2月22日、朝日新聞社ではオンラインで、記者イベント「『猫の日』に考える 日本の猫たちのこと」(協賛・花王)を開きました。長く動物愛護活動に携わっている俳優の浅田美代子さん、保護猫カフェ「ねこかつ」代表の梅田達也さん、文化くらし報道部の太田匡彦記者が語り合いました。内容の一部を紹介します。司会は「sippo」の磯崎こず恵編集長が務めました。 コロナ禍で増える飼育数 日本国内の猫の推計飼育数は2014年に842万5千匹となり、犬(820万匹)を逆転(ペットフード協会調べ)。コロナ禍で猫に癒やしを求める人が増えたことで、新たに飼われるようになった猫は20年が46万匹、21年が48万9千匹と、例年に比べて10万匹ほど多い水準になった。犬に比べて増加傾向は顕著で、21年時点の推計飼育数は犬710万6千匹に対して猫894万6千匹と差を広げている。こうした猫ブームに浅田さんは「子猫のほうが多く展示されているペットショップも出てきていて、『猫は犬より世話が楽』などと宣伝しているところもある。でも、コロナ禍で新たに飼われた猫で、もう捨てられてしまっている子がたくさんいる」と警鐘を鳴らす。 20年度時点で、全国の自治体における殺処分数は減少傾向のままだが、離乳前の子猫の殺処分数は思うように減っていない。殺処分された犬猫のうち5割を子猫が占める状況が続いている。猫の保護活動に日々あたる梅田さんは「殺処分数は減ってきているが、行政に収容される前に動物愛護団体が保護するような事例は増えており、状況が改善していると一概には言えない。離乳前の乳飲み子は数時間おきの授乳が必要だが、自治体職員の手が足りず、多くの自治体で即日殺処分になっている。『かわいそうな子』は減っていないので、そのために多くの団体がTNR活動などに取り組んでいる」と話す。 記事末尾に記者イベント動画 記事の末尾で、2月22日にあった記者イベント「『猫の日』に考える 日本の猫たちのこと」の様子を動画でお伝えします。 TNR活動とは野良猫を捕獲(Trap)して不妊・去勢手術(Neuter)をし、元の場所に戻す(Return)取り組み。野良猫を地域で見守る地域猫活動の一環として行われている。殺処分される「不幸な命」が新たに生まれないようにし、野良猫たちには一代限りの生をまっとうしてもらおうという狙いがあるという。 こうしたなかで、純血種の猫… この記事は有料会員記事です。残り2469文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あの日水門へ向かった仲間 救えなかったからこそ、消防団員の言葉
静かな海辺の集落に消防車のサイレンが鳴り響く。 今年1月16日未明、岩手県沿岸の田野畑村。トンガの海底火山の噴火に伴って、県内には津波警報が出された。東日本大震災以来、初めてだった。 警報を受け、消防団員の佐々木升(のぼる)さん(51)は住民に避難を訴えて回っていた。真っ暗な海を見ると、どうしても11年前の記憶がよみがえってくる。 あの日、職場の農協のロッカ… この記事は有料会員記事です。残り2089文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
陶磁器の里の宮殿は、コスプレイヤーの聖地だった 佐賀・有田
有料会員記事 文・伊藤隆太郎、写真・藤脇正真2022年3月12日 17時00分 大空へと突き出した荘厳な威容の宮殿の屋根に、天使の彫像。その視線の先からは、楽しげな歓声が聞こえてきた。 まるで300年前の欧州へ舞い降りたような錯覚へ導かれる荘厳なバロック様式の建築だ。でも、ここは佐賀県有田町。世界の陶磁器文化を伝えるテーマパーク「有田ポーセリンパーク」の一角だ。 再現されているのは、ドイツ・ドレスデンの「ツヴィンガー宮殿」。東洋陶磁器のコレクターだったアウグスト王によって18世紀前半に建てられた。建物内は陶磁器ギャラリーになっているほか、婚礼披露宴などに使えるサロンも備える。 後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や、会員登録すると応募できるプレゼントもあります。今回は有田焼のグッズです。 宮殿の前には庭園が広がり… この記事は有料会員記事です。残り1031文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
凍結防止剤に火 女性2人が目撃、協力して追う 器物損壊容疑で逮捕
市道に置かれた凍結防止剤に火をつけて壊したとして、福岡県警は12日、福岡県筑紫野市原、介護施設職員稲永慎一容疑者(50)を器物損壊の疑いで逮捕し、発表した。「仕事でむしゃくしゃしていた」と容疑を認めている。 発表によると、稲永容疑者は3月11日午後10時15分ごろ、同市原の市道で市が置いた凍結防止剤の袋に火をつけ、焦がした疑いがある。 筑紫野署によると、燃えている凍結防止剤のそばに立つ男を女性2人が目撃。消火すると思いきや、立ち去ったため不審に思い、2人で協力して追いかけたという。 付近は住宅地で細い道もあり… この記事は有料会員記事です。残り140文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
内村航平さんに「ありがとう」ゆかりの北九州市と諫早市が感謝の動画
12日に現役を引退した体操の内村航平さんに感謝の気持ちを伝えようと、生まれ故郷の北九州市と幼少期以降を過ごした長崎県諫早市が動画をつくった。内村さんのために何かできないか、両市で考えたという。 「内村航平選手へ」で始まる約90秒の動画には両市長のほか、諫早市の母校の児童・生徒、北九州市で昨年行われた世界選手権にボランティアなどでかかわったり、オンラインで内村選手と交流したりした北九州市民ら総勢100人超が出演している。 動画には「ありがとう」「誇り」「お疲れ様」といった言葉が並ぶ。12日の東京体育館での引退試合や両市内の各所で流すほか、北九州市国際スポーツ公式YouTubeなどで配信する。 昨年の世界選手権の鉄棒決勝… この記事は有料会員記事です。残り189文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル