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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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dimanche février 20, 2022

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ニュース

ニュース 社会
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色んな生き方がある 不登校だった17歳、夜間中学で希望が見えた

20 février 2022
Japonologie
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夜間中学  天王寺夜間中学(大阪市)の休み時間は新型コロナウイルスの感染が急拡大した1月以降、とても静かだ。高齢の生徒も多く、感染には先生も生徒も気をつかう。  だが、普段の休み時間はにぎやか。世間話をする声、笑い合う声。韓国出身の女性や在日コリアンの女性らがお菓子やみかんを持ち寄り、みんなで配り合う。  そんな中でも常にノートを広げ、黙々と勉強している女性がいる。17歳のミカさんだ。  北陸地方で生まれ育った。小学1年の3学期から学校を休み始め、学年を追うごとに欠席が長くなっていった。小4でアスペルガー症候群とADHD(注意欠陥・多動性障害)があると診断された。  小5から特別支援学校に移った。それまでの小学校よりも先生たちは優しかったが、そこでも休みがちで、中等部ではほとんど不登校だった。  例えば家庭科の授業でスプーンを片付けるとき。ミカさんには、隣の子が5本片付けたら同じように5本片付けないといけない、という「こだわり」がある。支援学校の先生たちにも、こうした自分自身の発達上の「特質」は理解してもらえなかった。  高校は県立の定時制に進んだが、通えたのは最初の1週間ほど。すぐに中退した。  その後は主に自宅で過ごした。編み物をしたり、祖父とテレビの「水戸黄門」を見たり。小説も好きで、お気に入りは辻村深月さんの「かがみの孤城」。不登校の女子中学生が主人公の物語だ。  その頃は将来が不安になり、いらだちを母や兄たちにぶつけることもあった。  昨年1月、母の実家がある大阪市内に一家で引っ越した。母がインターネットで見つけてくれた天王寺夜間中学に、4月に入学した。  勉強についていけるか、不安はあった。  だが、それよりも一番心配だったのは「周りの人とうまくつきあえるかどうか」だった。 授業を受けるミカさん(左)。黒板をまっすぐ見すえ、真剣にメモをとっていた=2021年12月8日、大阪市天王寺区、宮崎亮撮影 ミカさんの前の席にいるのは74歳の女性でした。多様なクラスメートに囲まれているうちに、ミカさんにある変化が生まれます。  入学式が終わった午後7時ご… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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失敗から立ち直る心、高梨沙羅選手に学んだ 北海道の特別支援学校生

20 février 2022
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 北京冬季五輪が20日夜、閉幕する。選手たちの姿は、多くの人の心に刻まれた。  スキージャンプ女子の高梨沙羅選手(25)は長年、出身地の北海道上川町周辺の特別支援学校6校に、クリスマスケーキを贈ってきた。昨年12月、そのケーキを「おいしく食べました」という旭川高等支援学校3年の長堀蒼生(あおい)さん(18)は、混合団体での高梨選手の2回目のジャンプに「すごい精神力だ」と驚いた。  1回目はジャンプスーツの規… この記事は有料会員記事です。残り406文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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郷亜里砂選手に送った似顔絵 就職前の女子生徒がもらった温かさ

20 février 2022
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 北京冬季五輪が20日夜、閉幕する。努力を重ね大舞台に立った選手たちの姿は、多くの人の心に刻まれた。  山口県田布施町の田布施総合支援学校高等部3年の畑野未空(みく)さん(18)は自宅で、スピードスケート女子500メートルに出場した郷亜里砂選手(34)を応援した。結果は15位。前回平昌大会の8位より順位を落とした。でも「真剣で迫力のある表情が印象に残った」と振り返る。  同校教諭の河村金満(かねみつ)さん(60)が過去に郷選手を国体の強化選手として山口県に招いた縁で知った。  開会式では郷選手が旗手を務めた。応援の気持ちを伝えたくて、寄宿舎で一緒に暮らす友達14人で、画用紙に郷選手の似顔絵を描き、「がんばれ!!」というメッセージを添えた。  河村さんを通じて郷選手に応… この記事は有料会員記事です。残り304文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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円山応挙の描いた「虎図」はどこか不自然 理由はにゃんと……

20 février 2022
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企画展「トラ時々ネコ 干支セトラ」  今年の干支(えと)「寅(とら)」にちなんだ企画展「トラ時々ネコ 干支セトラ」が福田美術館(京都市右京区)で開かれています。江戸時代中期から昭和にかけて著名な画家が描いたトラの絵を中心に、干支の動物の作品約50点が並んでいます。  見どころの一つは、江戸中期に活躍した京都出身の円山応挙(まるやまおうきょ)(1733~95)の「虎図」。岡田秀之学芸課長によると、江戸時代は国内で実物のトラを観察することができず、ネコを参考に描き上げたそうです。トラの瞳は丸いですが、この作品ではネコのように瞳孔が細く、可愛らしい印象に。  前脚には関節がなく、どこか… この記事は有料会員記事です。残り386文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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7歳次男を窒息死させた疑いで母親を逮捕 「何もしてない」と否認

20 février 2022
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大宮慎次朗2022年2月20日 13時11分  小学1年の次男(当時7)を自宅で殺害したとして、神奈川県警は20日、神奈川県大和市西鶴間3丁目、自称看護助手の上田綾乃容疑者(42)を殺人容疑で逮捕し、発表した。上田容疑者は「何もしていないです」と容疑を否認しているという。  捜査1課によると、上田容疑者は2019年8月6日午前8時45分ごろから午後3時ごろ、大和市の自宅で次男の雄大さんの鼻と口を何らかの方法でふさいで窒息死させた疑いがある。  上田容疑者が119番通報し、雄大さんは搬送先の病院で死亡が確認された。県警は病院から通報を受け、事件かどうか慎重に捜査してきた。(大宮慎次朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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きょうだい、いとこからの性暴力がわかったら 専門家に聞く

20 février 2022
Japonologie
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 きょうだい間やいとこからの性暴力はどのように起こるのか。どんな対応をすればいいのか。臨床教育心理学が専門で、民間団体でも被害者支援をしている大阪大学の野坂祐子(さちこ)准教授(48)に聞いた。 野坂祐子さん=2021年12月4日、横浜市、大久保真紀撮影     ◇  きょうだい間やいとこからの性暴力は、表に出にくいだけで、実際にはかなり多いと考えられます。きょうだいからの性暴力は、被害を受けた子どもが「性被害」と気づかないまま続いてしまうことがあります。いとこの場合は、親族との関係性が絡んでくるため、さらに被害を訴えにくいのが実情です。 子どもたちの心身とその後の人生を脅かす性暴力について考える企画「子どもへの性暴力」第6部は、子どもたちの間で起こる性暴力について取り上げます。きょうだい間やいとこからの性暴力を受けたとき、子どもはどんな思いを抱えるのか。性被害を受けた子どもにどのように対応していけばいいのか。親として、大人として、社会として、どんなことを知っておけばいいのでしょうか。 だれにも言えないつらさ、成長や発達に悪影響  きょうだい間の性暴力が起こる背景には、多くの場合、家庭でのネグレクトがあります。世話をしない育児放棄だけでなく、子どもの気持ちを無視する情緒的なネグレクトも含まれます。親が多忙で余裕がなく、子どもを見守れない状況もあります。  そうした場合、さびしさを抱えるきょうだいが寄り添って生活し、その中で性暴力が起こります。初めのうちは、一緒に遊ぶことがおもしろく、心地よいと感じたり、秘密を共有する高揚感が伴ったりしても、次第に行為がエスカレートしていき逃げられなくなります。  もちろん、最初から恐怖や苦痛を感じたり、嫌悪感が湧いたりすることもありますが、きょうだいだからこその親しみの情もあり、被害を受けた子どもはさまざまな気持ちの間で引き裂かれそうになります。そうした混乱がきょうだい間の性暴力の特徴と言えます。だれにも言えないつらさを抱え続けることが、子どもの成長や発達に悪影響を及ぼします。  子ども間の性暴力は、遊びのふりをして始まることが多く、加害をした子どもも「相手は嫌がっていなかった」「自分は無理強いなんてしていない」と認識しています。事実を知った周囲の受け止め方も同じで、被害が明らかになっても、親が被害を受けた子どもがそんなに傷ついているとは思わないということもあります。  きょうだいからの性被害がわかった後に、大人が「怖かったね」と一方的に声をかけると、被害者を苦しめることになりかねません。 気持ちをそのまま受け止める  すでに述べたように、被害者の心情はとても複雑です。「怖い」と思えなかった自分を責めたり、相手のすべてが嫌いなわけではない自分をわかってもらえないと感じたりして、性被害を受けたことを認められなくなってしまいます。  周囲が子どもの性被害を知ったときには、被害の訴えを信じてきちんと聴くことが何よりも重要です。被害者の気持ちや状況を勝手に決めつけてはいけません。どんな気持ちだったのかをそのまま受け止めます。  もし、幼い子どもが「おもしろかった」「興味があった」と感じたとしても、それはごくふつうのことです。行為の意味がわからないのですから、同意したわけではありません。相手の行動はルール違反だったことを、丁寧に説明していくことが大切です。  被害を受けた子どもを責めるのではなく、打ち明けてくれたことを十分にほめながら、これからの安全な生活に向けた話をわかりやすく伝えるといいと思います。  加害者が兄のときは、親に期待をかけられた兄が立場を利用して加害をする場合や、親が妹をひいきしていると感じて嫉妬し、妹を痛めつけようと加害をする場合などがあります。そもそも、家庭できょうだいの扱いが違ったり、差別があったりすることが多いです。  身近な関係性の中での性暴力は、性的な画像を見せる、体を見る、性器に触る、性器を入れるというように、徐々に段階的に進むのが一般的です。  また、お菓子をあげたり、ゲームで遊んだりするご褒美によって、少しずつ手なずけていく「グルーミング」という方法が用いられます。それによって被害者は断りにくく、被害を打ち明けにくくなります。突然襲われて身がすくむという状況とは異なる逃げにくさがあります。 理解してくれる人がいるかどうか  また、家庭では、親が「お兄(姉)ちゃんの言うことを聞きなさい」などと言うことも多く、ふだんからの上下関係によって、年少児が被害に遭いやすくなるともいえます。  いとこからの被害は、きょうだい以上に事実がもみ消されてしまいがちです。我が子の被害がわかっても、問いただすべき相手が親戚となると、親はなかなか立ち向かえません。ときに、親戚づきあいをやめるほどの覚悟が必要になるからです。  そのため、子どもも、いとこからの被害はなかなか親には言えません。打ち明けたら、親を困らせるのがわかっているからです。同時に、言えないことで親に秘密を持っているという罪悪感も抱きます。  きょうだい間であれ、いとこからであれ、その性暴力だけが単独に存在するのではなく、家族や親族の中でネグレクトや虐待、主従関係といったいろんな形の暴力が重層的にあり、そこで子どもへの性暴力が起こりうると認識する必要があります。家庭内の性暴力が、世代を超えて脈々と続いていることも珍しくありません。 子は親の反応にさらに傷つく  大人自身が育ってきた家庭や生活環境にさまざまな暴力があると、「それぐらいのことはよくあるもの」「自分は我慢してきた」などと考えがちです。大人が傷ついたままでは子どもを守ることはできません。性被害は、受けた暴力だけでなく、その後の周りの対応が心の傷に大きく影響します。被害者にとって自分を信じて理解してくれる人がいるかどうかが重要です。  我が子が性被害を受けたという事実を受け止めるのは、親にとっては難しいことです。ショックを受けるのは当然です。悲しみや心配のあまり、つい「どうして逃げなかったのか」と子どもを叱ってしまうこともあります。早く元気になってほしくて「忘れなさい」と声をかけてしまう親もいます。我が子の性被害は親自身にとってもなかったことにしたいほどのつらい出来事ではありますが、子どもはそうした親の反応に、さらに傷ついてしまうことを知っておいてほしいです。  家族や親族の中で性暴力が起きたときは、家族も支援を受けるタイミングだと考え、児童相談所などの専門機関に相談してください。被害者を守るだけでなく、加害をした子どもへの教育やケアをする上でも、家族だけで抱え込まないことが極めて重要です。  「自分が悪かった」と自責の念に苦しむ被害者の子どもには、何度でも「あなたのせいではない」と丁寧に言い続ける必要があります。「言ってくれたおかげで、こうしてサポートを受けられる」「加害した子どももルール違反だと学べる」など、被害者の勇気ある行動が社会的にも価値のあることだと伝えることも回復に役立ちます。  親が本気で自分を守ろうとしてくれたと思えた子どもは「自分は大事にされる、価値のある子だ」と感じることができます。親にとって、家族や親族の中で起きた性暴力に対処するのはとても負担が大きいことです。それでも、結果がどうであれ、親が本気で自分のために動いてくれたかどうか、子どもはよく見ています。  社会の中にあるさまざまな暴力やハラスメントに鈍感だと、子どもの性被害に気づくことはできません。子どもへの性暴力に取り組んでいくには、大人自身が身近な暴力やパワーの使い方にも敏感になることが欠かせないと考えます。(編集委員・大久保真紀)  ご意見・感想はseibouryoku@asahi.comへお願いします。 子どもへの性暴力 第6部⑥ Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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公安警察の活動はどこまで許されるのか 岐阜地裁で21日判決

20 février 2022
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 岐阜県大垣市での風力発電施設建設をめぐり、県警大垣署に個人情報を収集され、事業者に提供されたのは違法として、住民4人が国と県に国家賠償などを求めた訴訟の判決が21日、岐阜地裁で言い渡される。  治安やテロ対策を担う公安警察の活動実態が明るみに出た珍しい事例で、裁判所の判断が注目される。  「なぜ一市民である私の行動… この記事は有料会員記事です。残り1398文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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全国に六つの「ねこ」の駅 22年2月22日は記念ニャ~場券販売も

20 février 2022
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 2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」で「猫の日」。さらに2022年の今年は「22年2月22日」となり、五つの「ニャン」が重なる。駅名に「ねこ」が含まれる駅が、相次いで22日の記念乗車券の発売を決め、好評だ。 静岡は「かわねこやま」駅  SLやきかんしゃトーマス号の運行で知られる静岡県の大井川鉄道は、同県川根本町にある「川根小山(かわねこやま)」駅にちなみ、「22年2月22日」の日付が入った同駅の入場券と、千頭駅からの片道乗車券をセットにし、オンラインショップで販売している。  2月2日に発売すると全国から注文が相次ぎ、2日間で予定の300部を完売。その後2回増刷し、17日現在、計1千部まで伸びている。広報担当の山本豊福さんは「世にネコ好きが多いと知ってはいたが、反響の大きさに驚いた」。  台紙のネコのイラストや、ネコと魚と肉球をあしらった硬券の地模様は、女性社員らが描いた。予約特典でネコや駅標の缶バッジも付け、1千円(送料別)。  川根小山駅は1959年に開… この記事は有料会員記事です。残り686文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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プラモ再利用したガンダム頭部、横浜に登場 みなとみらいでイベント

20 février 2022
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土居恭子2022年2月20日 10時30分  【神奈川】今年3月までの予定で横浜港・山下ふ頭(横浜市中区)に設置された「動くガンダム」の公開が、来年3月まで延長されたことを記念したイベント「GUNDAM PORT YOKOHAMA」が19日、始まった。  西区のランドマークプラザには、プラモデルの枠を再利用してつくったガンダムの頭部や、「機動戦士ガンダム」最終話の名場面「ラストシューティング」を再現した高さ約17メートルのバルーンが登場。藤沢市から親子で訪れた橋本悠生さん(8)は幼稚園のころからガンダムのファンといい、「すごくかっこよくて思い出に残る」と目を輝かせた。  記念イベントは3月13日まで。みなとみらい21地区などで、展示やスタンプラリーも企画されている。(土居恭子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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名古屋伝統の「ひきずり鍋」 鶏料理店がこだわった三位一体の味

20 février 2022
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 名古屋で「ひきずり鍋」といえば、鶏肉のすき焼きを指す。大みそかに食べて、「過去を引きずらないように」との願いをこめる――というのは、今は昔になった。  「ほとんど見かけない料理になってしまった」。鶏肉卸問屋が母体の「名古屋コーチン・旬菜一凰 本店」統括店長、春名克紀さん(46)は残念がる。牛肉のすき焼きが広まると、食卓から消えていったという。  実は名古屋市で生まれた春名さんも、一度も口にせずに育った。2007年に店を開くにあたり、「郷土に伝わる鶏料理を出さないわけにはいかない」と考えた。だが、試しにつくって食べてみると、しっくりこない。牛肉のすき焼きと同じ割り下を使っていたためだった。  みりんや砂糖の量を調整し… この記事は有料会員記事です。残り312文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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