2021年12月29日 0時00分 【動画】27歳の誕生日を迎えた佳子さま=宮内庁提供 秋篠宮家の次女佳子さまが27歳の誕生日を迎えました。「佳」という字には美しい、すぐれている、立派などの意があり、秋篠宮ご夫妻は『身体が健康であるだけでなく、素直で思いやりのある、心身ともに「佳(よ)い子」に育ってほしい』との願いを込めて命名したそうです。成人を迎えたころには「佳子さまフィーバー」と称されるほどに動静に注目が集まりました。また、姉の小室眞子さんが結婚で秋篠宮邸を離れる際には、お二人で抱き合って別れを惜しむ場面が話題となりました。佳子さまの歩みを貴重な写真とともに振り返ります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
野宿者に豚汁とおにぎりで年末支援 大阪・あいりん地区
小川智2021年12月29日 1時00分 日雇い労働者の街、大阪市西成区のあいりん地区(通称・釜ケ崎)で28日、年末年始で仕事がない野宿者らに食事などを提供する支援が始まった。1月4日朝まで。 釜ケ崎日雇労働組合などでつくる「釜ケ崎越冬闘争実行委員会」が毎年行い、今年で52回目。萩之茶屋南公園(通称・三角公園)では、ボランティアの大学生らが、用意された300食分のおにぎりや豚汁を配り、約100人が受け取った。 同委によると、今年は、新型コロナの感染が比較的抑えられているため、温かい汁物の提供を再開した。また、野菜の値段が上がり、カレーなどに使う野菜が足りないという。 支援活動をしている同労組の山中秀俊委員長(64)は、「老若男女問わず、困っている人が来て再出発できる街にしたい」と話している。 カンパ(郵便振替口座00960・4・108331「釜ケ崎実行委員会」)のほか、食材なども受け付ける。問い合わせは実行委(06・6632・4273)。 また、28日から1月4日まで、神戸市中央区の東遊園地でも炊き出しや生活相談を行っている。カンパ(郵便振替口座00910・5・141408)。問い合わせはカトリック社会活動神戸センター(078・271・3248)。(小川智) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アニメ放映見送り「感性の鈍さにぼうぜん」 知事が地元テレビを批判
松田果穂2021年12月28日 20時44分 児童や青少年の射幸心を過度にあおるとして、群馬県制作のテレビアニメ「ぐんまちゃん」を群馬テレビ(群テレ)が放送しなかったことについて、山本一太知事は28日の県庁の仕事納めのあいさつで「感性の鈍さにぼうぜんとした」などと持論を述べ、改めて群テレ側の対応を強く批判した。 放送されなかったのは12日放送予定だった第11話。競艇場を舞台に舟券を購入して大金を得たり、帰りの電車賃を失うほどお金をつぎ込んだりする姿が表現され、「子どもが見る時間帯の番組で内容がギャンブルそのものに終始している」として放送を中止した。 山本知事は群テレの幹部を念頭に「おそらくアニメを見たことがないんじゃないか。鬼滅の刃もワンピースも。世の中のトレンドやアニメの捉え方へのバランス感覚が多分ない。おそらく表現の自由みたいなことを考えたこともない」などと持論を展開。「トップマネジメントの恐るべき感性の鈍さにぼうぜんとした」とまくし立てた。 このアニメでは、10月に放送した競輪場を舞台とした回について、視聴者から放送倫理・番組向上機構(BPO)に複数の指摘が寄せられており、そのことも11話の放送を中止する群テレの判断に影響した。 群テレによると、BPOは10月の放送回については審議対象にしないとしているが、第11話については言及していない。だが山本知事は「BPOは全く問題にしなかった」と主張した。 BPOによると、10月の放送回について、委員からは「幼児向け番組に射幸心をあおる内容はいかがなものか」などの意見が出ていたという。(松田果穂) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
レオを名乗る海獣、書き初め練習中 お題は「寅」 横浜の水族館で
瀬戸口翼2021年12月28日 21時00分 横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)で、アシカの仲間であるオタリアのレオ(オス・18歳)が、来月の書き初めのパフォーマンスの披露に向けて練習に励んでいる。 体長約2メートル、体重約220キロ。特製のT字形の筆をくわえ、来年の干支(えと)「寅(とら)」を豪快な筆さばきで書き上げる。 レオが書き初めを披露するのは来年で14回目。十二支の中でも寅の画数は11画と難関だ。3カ月前からほぼ毎日練習を重ねている。 担当飼育員の西川弥緒さん(28)は「豪快で味のある字を書き上げられるようになった。もっとレベルアップしていくので、成長していく姿を見てほしい」と話す。書き初めは1月1日から31日まで毎日披露される。(瀬戸口翼) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相を再び不起訴「結論ありきの再捜査」 岩井名誉教授
岩井奉信・日本大名誉教授(政治学) 「桜を見る会」前夜に支援者らを招いた夕食会費用を安倍晋三元首相側が補塡(ほてん)していた問題で、公職選挙法違反などの疑いで告発された安倍氏を東京地検特捜部が再び不起訴とした。 公職選挙法は、政治家が選挙区内の人に現金を渡すことはもちろん、地元の祭りや運動会といったイベントに飲食物を差し入れることは「寄付行為」として禁じている。政治家の政治団体による寄付も禁止だ。 問題となった夕食会の費用は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オミクロン株クラスターか 大阪・寝屋川の高齢者施設、5人感染確認
大阪府は28日、新たに51人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。50人を上回るのは11月11日(64人)以来、約1カ月半ぶり。新たな死者は確認されなかった。 また府によると、これまでに摂津市内の学校で生徒5人の感染が確認された。府は新たなクラスター(感染者集団)が発生したとみている。5人は同じクラスで、一部は変異株「オミクロン株」への感染が確認されており、他の生徒のゲノム解析も進めている。5人以外の同校の全生徒・職員約500人の検査は終了しており、陰性だったという。 このほか、8人の感染が確認されていた寝屋川市の高齢者施設で、3人がオミクロン株だったことが新たにわかった。この施設では26日までに2人が同株だったこともわかっており、オミクロン株感染は計5人になった。府は府内初のオミクロン株によるクラスターとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
まゆのなか優しく包んでお別れ 愛しい赤ちゃん、最後まで抱きしめる
死産や流産で亡くした我が子を、ママやパパが思う存分抱っこできますように――。そんな思いが詰まったひつぎを、子どもを亡くした経験を持つ女性とその友人がつくった。背中を押したのは、我が子を天に見送った際に感じた、ある思いだった。 カイコのまゆのようにころんとした丸い形に、パステルカラーの淡い色合い。千葉県船橋市の仏具店「Bee―S」が11月から販売を始めた、死産や流産で亡くなった赤ちゃんのためのひつぎ「まゆのゆりかご」だ。和紙でできていて、手に持つとふわっと軽い。 同店を経営する住吉育代さん(43)は13年前、先天性心疾患だった長女花彩(はいろ)ちゃんを生後8カ月で亡くした。その際、花彩ちゃんに似合うかわいいガラスの仏具を作ったのをきっかけに、2010年に同店を開いた。以来、我が子を亡くした人ら2千人以上から依頼を受け、仏具を作ってきた。 思いを受け止めるなかで気になっていたのが、赤ちゃんのひつぎだった。インターネットで調べても種類が少なく、住吉さんが求めるひつぎには出会えなかった。「何か作れないか」と長年考えたが、なかなか妙案が浮かばずにいた。 今春、ガラス制作を通じて知り合ったデザイナーの大川七恵さん(51)に相談した。大川さんはこれまで仏具やひつぎを手がけたことがなく、最初は「自分がデザインしていいのだろうか」と悩んだという。しかし、住吉さんに現状を聞くうち、「悲しみの中にいる人が少しでも笑顔になれるなら」と制作を決意した。 「少しでも長く抱っこ」願い込めて 思いついたのが、「まゆのよ… この記事は有料会員記事です。残り1174文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
米軍佐世保基地で米軍関係者16人がコロナ感染、うち1人死亡
米海軍佐世保基地(長崎県佐世保市)は28日、米軍関係者16人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人は原因不明で死亡した後、陽性だったことが判明した。同基地内の1度の発表件数としては過去最多。感染者は基地内の診療所で隔離されているという。(原口晋也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「いい家族」と「悪い家族」分断のコロナ禍で柚木麻子さんが見た希望
うちで家族と過ごす時間が増えたコロナ禍。家事や子どもの相手、感染対策……。暮らしを維持するためにやることは格段に多くなりました。家族と家に閉じこもりきりの日々に息が詰まる気持ちになることも。一方で、家族がいてくれること、その大切さを改めて実感した人も多いでしょう。「大事だけど、つらい」。家族や暮らしの営みに、この矛盾したような思いを抱えるのはなぜなのか。小説家の柚木麻子さんに聞きました。 柚木麻子 1981年生まれ。「ランチのアッコちゃん」「ナイルパーチの女子会」「BUTTER」など著書多数。近著「らんたん」でシスターフッドを描く。 ――コロナ禍に入り、なるべく外出せずに過ごしていたと聞きました。 「家族との時間は増えました。最初のうちは仕事が全く進まないことに悩み、『ケア』は労働だ、と改めて感じました。『絆』どころではなかった。一方で、子どもの成長をじっくり見られたことは、とても貴重な時間でもありました。『大変だけれど、いい面もある』のだと思っていました」 「ところがつい最近、知らないうちに失っていたものに気付きました。『家族といられるだけで十分』と思うほどになっていたのですが、感染状況が落ち着いた今年秋、コロナ禍でほぼ初めて人に会うようになりました。その時、『ああ、生きてる』、と感じたんです。『私はこういう人間だったんだ』、と。それまでの私は、本当の私ではなかった」 ――「家族だけで十分」ではなかった、ということですか。 ■「家族」だけで人生は完結し… この記事は有料会員記事です。残り2159文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【1/24まで】2つの記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
名門女子校前に高層ビル さらに日テレ旧本社「最大150メートル」
現場へ! 再開発 都心「番町」で② 日本テレビ放送網(現日本テレビホールディングス)は1952年、国内初のテレビ放送免許を取得し、東京都千代田区二番町の旧満鉄総裁邸を本社予定地として購入した。社屋の裏には築山、滝のある日本庭園と四阿(あずまや)が配された。創業者の正力松太郎が接待に好んで使い、野外スタジオにも利用されてきた。 庭園は社員にとっても愛着のあるものだった。「地域の住環境とも調和していた」とOBは言う。 日テレはその庭園をつぶし、さらに敷地を広げたところに2015年1月、高さ60メートルのスタジオ棟を造る計画を明らかにした。驚いたのは、向かいの女子学院だった。女子御三家のひとつに数えられる名門中高校である。「かなり圧迫感がありそうだったんです。それに女子校ですので、向かいの窓からの視線も気になります」と事務長の本田真也(67)は言う。 スタジオ棟の計画地は、区の… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル