金居達朗2021年12月25日 21時00分 本格的な寒さを迎え、湯たんぽの製造がピークを迎えている。兵庫県姫路市のアウトドア用品メーカー尾上製作所では、従業員らがプレス加工したトタンを湯たんぽの形に仕上げていた。 同社は1948年創業の老舗企業。トタン製バケツで知られるが、アウトドア用品メーカーとしても歴史が長い。新型コロナウイルスの影響で、密を避けるレジャーとしてアウトドア人気が高まる中、同社でもトタン製の湯たんぽの売り上げが昨年比で数十倍に増加したという。 布団や寝袋を暖める用途の他、冬のたき火中に抱きかかえる使い方もおすすめだという。同社の名城嗣明社長(40)は、「低温やけどに注意しながら、キャンプやおうち時間を楽しんでもらえれば」と話していた。(金居達朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
閉館ホテルでサバゲー 「アクション映画のよう 気分上がる」
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不安な年明け、祈った3月、災禍の初夏…2021年を映像で 前半編
2021年12月25日 21時30分 【動画】映像から振り返る2021年 前半編は緊急事態宣言と決断・忘れられないあの日・襲った水害… 新型コロナウイルスの先行きが見えない中、幕を開けた2021年。 10年の節目を迎えた東日本大震災の被災地で、それぞれの葛藤を抱えながら新社会人として一歩を踏み出した若者たち、肉親を新型コロナで亡くし、対面での弔いを決断した家族、そして、賛否渦巻く中で開催された東京五輪・パラリンピック――。 多くの人々が悩み、答えを求め続けた1年を、前編と後編に分け、映像で振り返ります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
祭典の光と影、襲われた公共空間…2021を映像で振り返る 後半編
2021年12月25日 21時31分 【動画】映像から振り返る2021年 後半編は五輪の光と影・二刀流の活躍・衝撃が走ったあの事件… 新型コロナウイルスの先行きが見えない中、幕を開けた2021年。 10年の節目を迎えた東日本大震災の被災地で、それぞれの葛藤を抱えながら新社会人として一歩を踏み出した若者たち、肉親を新型コロナで亡くし、対面での弔いを決断した家族、そして、賛否渦巻く中で開催された東京五輪・パラリンピック――。 多くの人々が悩み、答えを求め続けた1年を、前編と後編に分け、映像で振り返ります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
線路と道路を走るDMV、「世界初」の運行スタート 徳島~高知間
線路と道路の両方を走るDMV(デュアル・モード・ビークル)の営業運行が25日、徳島県南部と高知県東部の16・1キロを結んで始まった。両県などが出資する第三セクターの阿佐(あさ)海岸鉄道(本社・徳島県海陽町)が運行する。同社によると、本格的な営業運行は世界でも初めてだという。 マイクロバスを改造した車両の前後には、鉄輪が1ペアずつ格納されている。線路を走る時は鉄輪をレールに下ろし、前のゴムタイヤは浮いた状態に。後ろのゴムタイヤが駆動輪となり、鉄輪と合わせて6輪で走行する。「バスモード」から「鉄道モード」への「モードチェンジ」は15秒ほどで、座席数18で旅客定員は21人。 鉄道区間は、従来はディーゼル車が走っていた阿波海南(海陽町)―甲浦(かんのうら)(高知県東洋町)の10キロで他はバス区間。16・1キロを毎日往復し、土日祝日は室戸岬(高知県室戸市)まで54キロの1往復が加わる。 この日は、始発バス停の「阿波海南文化村」(海陽町)前で発進式があり、乗客18人が乗り込んだ初便が午後0時36分に出発。初便に乗った兵庫県西宮市の会社員中原子龍さん(25)は「車内は完全にバスで、窓の外は線路というギャップに驚いた。世界でここでしか味わえないというのが一番いいところだと思う」と話した。 鉄道、道路両用車の開発は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
飯塚繁雄さんをしのぶ 体調崩してもトランプ氏らとの面会に尽力
北朝鮮に拉致された田口八重子さんの兄で、18日に83歳で亡くなった飯塚繁雄さんについて、田口さんの長男の飯塚耕一郎さん(44)が25日、東京都内で記者会見した。繁雄さんについて「八重子さんと会わせることができなかったのが心残り」と語った。 繁雄さんは2007年に拉致被害者家族会の代表に就任。今年12月に横田拓也さん(53)に引き継ぐまで14年間務めた。4年ほど前から体調を崩し、集会や記者会見の途中退席が増えた。トランプ米大統領と17年に東京の迎賓館で面会した際も「直前まで控室で横になっていた」という。しかし「責任感が強く、要人と会う機会は無理をしても出席することが多かった」と耕一郎さんは振り返る。 「仕事をしないと拉致問題のことばかり考えてしまう」と言い、工場関係の仕事を今年10月まで続けた。 11月13日に拉致問題の集会に出席した後、18日に入院。間質性肺炎のため酸素マスクをつけ、会話が困難な状況となると、病床で紙に「家族会 横田拓也」と書いた。見舞いに来た耕一郎さんから「拓也さんに代表をまかせたいということ?」と聞かれると、うなずいたという。紙には「八重子」とも書き、拉致された妹を最後まで気にかけていたという。(編集委員・北野隆一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
暴風雪に警戒呼びかけ 28日ごろまで大雪、24時間で90㎝予想も
2021年12月25日 20時15分 上空に強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置が続く影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に26日は大雪になる見通しだ。大雪は28日ごろまで続き、気象庁は暴風雪、高波にも警戒を呼びかけている。 26日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、いずれも多いところで、北陸90センチ▽東北70センチ▽関東甲信、近畿、中国60センチ▽北海道50センチ▽東海30センチ▽九州北部10センチ▽四国5センチ。27日午後6時までの24時間では、北陸70~90センチ▽近畿60~80センチ▽東北、関東甲信50~70センチとなる見通し。 日本航空は25日、北海道や新潟県を26日に発着する22便を欠航すると発表した。また、NEXCO東日本は、新潟県内の関越道堀之内インターチェンジ(IC)と大和スマートICを26日午後3時から閉鎖する。解除は27日午前の予定だが、最新の気象情報を踏まえて判断するという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ2年、「敗北」後にめざす社会は? かぜになるのは10年後か
新型コロナウイルス感染症が確認されて2年。流行は繰り返され、また新たな変異ウイルスの脅威が増している。このウイルスは、私たちの生活にどんな変化をもたらし、今後どうなっていくのか。人類と感染症の歴史に詳しい、長崎大熱帯医学研究所の山本太郎教授(57)に聞いた。 ――2億7千万人を超す新型コロナの感染者が、世界で確認されています。 人の活動域が広がり、野生動物のテリトリーにずかずかと入り込む機会が増えました。野生動物の生息域を奪い、ウイルスが人に感染する確率を上げていました。 そして狭くなった地球が、人から人へと流行を広げました。人の往来が増え、グローバル化が進んだことが拍車をかけたのです。 新型コロナは、ロンドンやニューヨーク、東京といった巨大都市で大流行しました。人口密度が高く通勤時間も長い。必然です。 都市を忌避する「分断」 情報を発信する大都市はこれまで、多くの人の羨望(せんぼう)の的でした。しかし、コロナでかつてない現象が起きました。 ――どういうことですか。 東京ナンバーの車が地方都市にいると「なんでいるの?」。都市部から地方に人がくるというと「えっ」となる。 都市部の人が、ウイルスをもったやっかいな人として忌避される。新たな分断を生みました。 ――国内でも入院すべきなのにできない、医療崩壊と呼ばれる事態がおきました。 医療関係者の敗北 コロナへの感染は、一定の確率でおきるので、感染自体は避けられない場合もあるでしょう。しかし本来、受けられたはずの医療を受けられずに亡くなるのは人災です。 欧米と比べて、人口あたりの感染者や死者数が少ないと言われますが、それとは別の次元の話で、誇れる状況ではありません。 残された遺族には、「寿命をまっとうできなかったのではないか」という後悔が残る。 医療者にとっても痛恨です。 入院させられない。どの患者… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
医療現場回る看護局長 オミクロン株警戒「マスク・消毒・換気を」
春待ち月 堺市立総合医療センターの産婦人科病棟で12月中旬、看護局長・谷口孝江さん(59)が看護師長に「最近どう? 困っていることはない?」と声をかけた。その横では、3人の看護師が患者の状態をモニターでチェックしていた。谷口さんは新型コロナウイルス禍の2年近く、看護師の不安や不満の声を聞き続けてきた。約700人の看護師らが働きやすい職場環境をつくることが、大事な仕事だ。 患者からの感謝の言葉が、看護を続ける上での大きなエネルギーになっている。谷口さんは大学卒業後に市立堺病院(当時)に就職し、最初は助産師として配属。ある日、仮死状態で生まれた赤ちゃんをとりあげた。「妊娠中の健康管理が悪かったのか。呼吸法が良くなかったのでは」と落ち込んでいた母親に、「あなたのせいではありません」と声をかけた。幸い、赤ちゃんは蘇生して元気に退院。母親は谷口さんの言葉が励みになったと感謝してくれた。 その後も内科などに異動し… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
花嫁も半沢直樹も…気高き大階段が演出 東京国立博物館
東京国立博物館で結婚式の前撮りをするカップル。朝の柔らかい光が2人を包んだ=2021年12月3日午前8時36分、東京都台東区、井手さゆり撮影 ステンドグラス越しの光が結婚式前の2人に降り注ぐ。東京都内の博物館。展覧会だけじゃもったいない。あの「大階段」を上ろう。 東京・上野公園の木々を抜け、東京国立博物館(東博)の本館に入ると、目の前に大理石の大階段がそびえる。ステンドグラス越しの光が降り注ぐ中、ウェディングドレスとタキシード姿の2人が見つめ合っていた。花嫁が新郎と手を携え、ともに人生を歩むように階段を上っていく。 「圧倒的な雰囲気が魅力。前撮りは絶対に東博と決めていました」 東京国立博物館で結婚式の前撮りをするカップル=東京都台東区 来年挙式を予定する30代のカップルの新婦が、そう言ってポーズを決めた。ドレスの長いトレーン(引き裾)が大階段に広がる。カメラマンも「外国のよう。ドレスがこんなに映える階段は、都内に他にない」とシャッターを切った。 記事後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や会員登録すると応募できるプレゼントもあります。 東博は来年で創立150年… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル