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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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dimanche novembre 14, 2021

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ニュース

ニュース 社会
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逮捕監禁、死体遺棄容疑の男を殺人疑いで3度目の逮捕 一方的好意か

14 novembre 2021
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 山梨県笛吹市芦川町上芦川の道路脇で女性の遺体が見つかった事件で、山梨県警は死体遺棄容疑などで逮捕した同市八代町の会社員山口正司容疑者(55)を14日、殺人の疑いで再逮捕し、発表した。山口容疑者は、容疑を認めているという。  県警によると、山口容疑者は9月29日午後9時から10時までの間に、笛吹市芦川町上芦川の路上で、隣に住んでいた地域相談員古屋美紀さん(当時54)を、殺意をもって、固い棒状のものや手などで何度も暴行を加えて殺害した疑いがある。山口容疑者は古屋さんに一方的に好意をもっていたとほのめかしているという。山口容疑者が古屋さんが職場から帰宅した後に監禁し、車に乗せて山中に連れて行き、殺害したとみている。  山口容疑者は、「殺すしかないと思った」と供述しているといい、県警は被害者の女性への思いがかなわず犯行に及んだとみている。  山口容疑者は古屋さんを車で連れ回したとして10月上旬、逮捕監禁の疑いで逮捕された。その後、死体遺棄容疑で再逮捕し、今回で3度目の逮捕。笛吹署に捜査本部を設置して捜査を進めていた。(平山亜理) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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メイドさんの怒声、響く研究室 「ツンデレ」を国立大が究めたら

14 novembre 2021
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【動画】「ツンデレ」効果は仕事のモチベーションに影響を与えるか?=伊藤誠撮影、奈良先端科学技術大学院大学提供  ツンツンと冷たく対応したかと思えば、デレデレと甘えてくる。そんな二面性の態度を表す「ツンデレ」が、仕事や勉強のやる気を引き出すのに効果的かもしれない。取り組んでいるのは奈良県の国立大学法人という。研究室へ向かった。(伊藤誠) リアルのメイドさんと動作撮影のリハーサルをする奈良先端大の学生(動画より)=大阪市内、奈良先端大提供  大阪のベッドタウン、奈良県生駒市の中心部から車で約15分、国立大学法人・奈良先端科学技術大学院大学のキャンパスは丘陵地に広がっていた。  お目当ての研究室を訪れると、およそ大学院大学らしからぬ声が響いていた。  「イスもあんたを支えてるほどヒマはないんだから、さっさっさと始めなさい!」  ツンツンした、メイドカフェで働くメイドさんの怒声だ。イスに座った男子学生が叱られていた。なんだか居心地が悪かった。 学生が叱られていた  学生は被験者。目のまわりにゴーグル状のディスプレー装置を着けていた。 ツンデレのCG作成用のセンサー付きスーツを着て動画を撮影するメイドさん=2021年10月26日、大阪市浪速区、伊藤誠撮影  装置を起動させると、CGで作られたアニメキャラクターのメイドさんが、眼前に現れる仕組み。学生には、黒いワンピースに白のエプロン姿のメイドさんが見えているそうだ。  腕には脈拍や体温など、体調を測る腕時計型の端末も着けていた。  「疲れた顔も頑張った証拠です。私がご主人様を癒やしてあげます」 奈良の国立大学法人の研究グループがツンデレの効果を検証しています。遊びのような、まじめな研究。そこには大きな期待が込められていました  デレデレのセリフも、いくつ… この記事は有料会員記事です。残り2177文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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さよなら自由が丘の美術館 もう見られない半世紀かけたコレクション

14 novembre 2021
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大村美香2021年11月14日 16時00分  世界各地の民族染織品を公開してきた東京・自由が丘の小さな美術館が、12月で展示を終える。館長の岩立広子さん(87)が半世紀以上にわたり収集した品々が並び、染織工芸にひかれる人々の間ではよく知られた場所だったが、財政的な苦境から休止を決意した。一般の人が貴重な収蔵品を見る機会は失われる。  東急・自由が丘駅近くのビル3階にある「岩立フォークテキスタイルミュージアム」(東京都目黒区)はわずか1室と展示空間は小さい。だが、中央アジアの華やかなししゅう布・スザニ、アフガニスタンの敷物・キリム、インドの木版更紗(さらさ)など、他の美術館にはない独自のテーマで企画展示をしてきた。  岩立さんは1965年に中南米に行き、伝統的な染織品の高い技術と古びないデザインに魅せられて収集を始めた。集落を訪れ、作り手の女性たちに会い、職人の話を聞き、敷物やショール、民族衣装など手仕事での巧まざる美があると感じた品を集めてきた。中でも、5千年にわたる染織の歴史があるインドは70年に初めて訪れて以来訪問回数は80回になる。  実物を見られる場を作りたいと館を開いたのは2009年。収蔵品はインドの染織品約4千点のほか、アフガニスタンやシリア、中国などのものも合わせて計約8千点に上る。  衣類や実用の品は散逸しやすく、今では手に入らないものや、現地で伝統が途絶えてしまったものも数多い。高級品か庶民の品かを問わず、専門家の目で美を認めた品を選び抜いたコレクションは貴重と評価される。コレクションを基に日本民藝館などで展覧会が何度か開かれた。  開館以来、赤字続きで、コロナ禍でも休館はしなかったが、岩立さんは「このままの形では続けられない」と判断した。今後は収蔵品の維持管理を中心にして、機会があれば催しを開きたい考えだ。「ここまでやれたのは布の導きのおかげ。手仕事の品は人にパワーをくれる。コレクションの良さを伝え、次の人々に残す方法を考えたい」と話している。  開催中の最後の企画展は「カンタ――母からの贈り物」。カンタはインド・西ベンガル州やバングラデシュの刺し子布。使い古しの白い木綿布に色糸で文様をししゅうしてある。身の回りの事物を糸でつづったデザインの伸びやかさに魅了される。  12月11日まで。開館は木、金、土曜の午前10時~午後5時。入場料500円。予約必要。サイト(https://iwatate-hiroko.com/)か、電話03・3724・5407(午前10時~午後5時、日・月曜休み)で。(大村美香) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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投票に行くのは無謀?揺れる母 重度知的障害の娘が一票を投じるまで

14 novembre 2021
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 愛知県瀬戸市の池戸智美さんは、悩んでいた。2016年7月にあった参院選の時のこと。当時19歳の長女美優(みゆ)さんに、人生初の投票所への入場券が届いたのだ。  美優さんには、先天性の重度の知的障害がある。字は書けず、声を出して話すことや指でさすことも難しい。政党の違いや選挙公約は「多分、理解できていないと思う」。身長は124センチと小柄で、前年までは投票所に行くと子どもに間違えられて風船をもらうほど、幼く見られた。  娘を、投票に連れて行ってもいいのだろうか――。 二つの夢  1996年、美優さんは1950グラムの低体重で生まれた翌日、片肺が破れて自力で呼吸ができなくなった。21番染色体の片方の上下が欠損し、くっついて丸くなっている「環状21番染色体」という、世界的にも報告例が少ない疾患があることがわかった。  医師からは「大きくなることは難しいかもしれない」と告げられた。幼い頃は体が弱く、発熱やけいれんで入退院を繰り返した。  娘が成長して成人式に出ること、投票に行くこと。  いつしか、この二つが智美さんの夢になった。だから、2016年に初めて届いた選挙の入場券は、社会の一員として認められた証しのようでうれしかった。  だが、思いは揺れた。 意思確認が難しい娘を、投票に連れて行くことに意味はあるのか。どのように候補者を選ばせるのか。判断や対応も自治体によってまちまちな中、親子で必死に投じた「一票」の物語。  同じように障害がある子を育… この記事は有料会員記事です。残り2994文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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韓国エンタメに大差で負け、作るべきは「鉄棒」 秋元康×小島瑠璃子

14 novembre 2021
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 日本のエンタメは、韓国に大差で負けている――。ヒットメーカーとして知られる作詞家の秋元康さんは、そんな言葉を口にした。TOKYO FMの新番組「いいこと、聴いた」(日曜午後1時)でパーソナリティーを務める秋元さんとタレントの小島瑠璃子さんに、今求められるラジオ番組の姿や、「イカゲーム」、K-POPを含めた日韓エンタメ論、乃木坂46などのオーディションで原石を発掘しプロデュースする方法論について聞いた。  ――番組が始まって1カ月あまり経ちましたが、お互いの印象はいかがですか?  小島「秋元さんは、私にツッコんでくれるのがものすごくうまいんです。私が言ったことで、そのまま放置されたらリスナーの人がわかりづらいかもしれないことを、あらかじめ回収しておいてくださるんです(笑)。私は『しっかりしている』と思われがちなんですけど、非常にノーガードの人間なので、そこが本当に助かっています」  秋元「小島瑠璃子という人は、『こうしなきゃいけないんだ』と、かなり殻を作っているんですよね。そういうのが『もったいないな』と思うことがあるので、『もっと暴れていいんじゃないかな』と思います。彼女は本当に『知的な狂人』ですから」  小島「『きょうじん』は狂うほうの『狂人』ですね(笑)」  秋元「せっかくのフリートークの番組だから『もっと普通で良いのにな』と思うんだけど、局アナ的にまとめちゃう。台本にこう書いてあろうが、脱線したほうが聴いている人にとっては面白いから、そっちに行っても良いと思うんですけど、ちゃんと台本に戻そうとする。根が真面目なんだよね」  小島「そうなんです。今日の収録で秋元さんに言われて、キョトンとして爆笑しちゃったのが、『小島さん、もっとダラダラやろうね』って言われたんです。『人生で言われたことがなかったな』と思って、ハッとしました。私は長女だからか、しっかりしなきゃいけないという気持ちが強く、『ダラダラやろうね』という言葉にはびっくりしました。数年経ったらこの番組は、私が暴れながらおいしいものをバクバク食べている番組になるかもしれないですね(笑)」  秋元「たぶんラジオって、今は過渡期だと思うんです。(音声SNSの)『クラブハウス』がなぜ一時期あんなに爆発的に流行したかというと、(従うべき台本のような)フォーマットがなかったからだと思うんですよね。フォーマットがないから『何があるんだろう?』と思って聴くわけです」  「だけど、ラジオには台本があって、クリスマスシーズンであればクリスマスの話になるし、1年を振り返る時期には流行語大賞とかの話になる。それはたぶん、僕がラジオの放送作家だった頃と変わっていないんです。そういえば僕も、山口百恵さんの番組をやっていたときには『クリスマスの思い出をお話しください』というような台本を書いていたと思うんです。でも今は、そういうところから脱線した話がきっと面白いんじゃないかなと思います」  「僕がなぜ、小島さんが(パーソナリティーとして)良いかなと思ったかというと、小島さんのことを何も知らないからなんです。これがもし指原(莉乃)だったら、指原のことはだいたい分かっているから、何を言うかもわかるし、エピソードもこれを出してくるだろうなというのがわかるから、つまらないんです。やっぱり知らないことのほうが面白いじゃないですか」  ――予定調和ではなく、小島さんからどんな話が飛び出してくるのかわからないのが面白い、ということですね。  秋元「そうです」  小島「私がもうちょっとビビらずに、開放できるようになったら良いんですね」  秋元「でも、あんまり開放しちゃうとなぁ……」  小島「使いどころがなくてほとんどカットになって、オンエアを聴いたら音楽番組みたいになっちゃうかも知れないですね(笑)」  ――お二人は日本のエンタメ界で活躍されていますが、韓国のドラマやK-POPアイドルが世界を席巻している中で、日本のエンタメはこれからどうしていくべきだと思いますか?  秋元「(小島さんは)どう思いますか?」  小島「やっぱり『イカゲーム』(ネットフリックスで配信中の人気韓国ドラマ)はすごく面白いですね。秋元さんからも『こういうところが面白かったね』とラインをいただいて、ちょっとだけお話しさせていただきました。私は今、秋元さんに言われて思ったのですが、やっちゃダメなことはないのに『これはダメ』となっていたものを、いったん本当にダメなのかどうかを見直さなきゃいけないと思いますね」  秋元「そういうところが真面目だよね」  小島「そうですね(笑)」  秋元「日本のエンターテインメントで言えば、韓国に大差で負けていると思います」  「それはなんでかと言うと… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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【写真まとめ】小室眞子さん圭さん夫妻がNYへ 歩みを振り返る

14 novembre 2021
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 小室圭さんと秋篠宮家の長女眞子さまが、21年10月26日に結婚しました。  2人は11月14日、新生活のため、米国行きの飛行機に乗り、ニューヨークに向かいました。婚約が内定してからの2人を写真で振り返ります。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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関西の駐車場、なぜモータープール? 東京が捨て、大阪が拾った言葉

14 novembre 2021
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 大阪に赴任して間もなく、街で「モータープール」と書かれた看板を見かけた。記者は関東出身。初めて目にした言葉に、想像がふくらんだ。大阪万博で話題を呼んだ「人間洗濯機」を生み出した関西のことだから、車を泡のプールで丸洗いしてしまう全自動洗車場だろうか?  いやいや、もちろんただの駐車場のこと。でもなぜパーキングではなく、モータープールと呼ぶのか。ちょっと昭和の香る和製英語っぽくもある。これって、ヨコ文字の方言?  ネットの職業別電話帳「iタウンページ」で調べてみた。47都道府県ごとに、モータープールというキーワードで検索。駐車場、月極(つきぎめ)駐車場に分類されている事業所を数えた。1位は大阪府で、ダントツの190件。2位は奈良県と兵庫県(ともに23件)、4位は和歌山県(17件)と関西勢が上位を占める。  5位の静岡県(13件)とい… この記事は有料会員記事です。残り1124文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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小室眞子さんと圭さん夫妻が飛行機搭乗 米NYで新生活

14 novembre 2021
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杉浦達朗、山口啓太2021年11月14日 10時27分  秋篠宮家の長女小室眞子さん(30)と圭さん(30)夫妻が14日、羽田空港から米ニューヨーク州に向かった。空港で夫妻は報道陣らに声を掛けられ、頭を下げた。同州で新生活を始める。  この日の朝、小室夫妻は渋谷区のマンションを車で出発し、羽田空港へ向かった。夫妻は午前10時前に保安検査場を通過し、国際線に搭乗。ニューヨーク州のジョン・F・ケネディ空港に向かった。  羽田空港には約100人の報道陣が集まった。午前10時8分に小室さんと眞子さんが姿を見せた。小室さんは緑色のニットカーディガンにデニムのジーンズ姿。眞子さんは上下黒色の服装にズボン姿で、黒色のコートを手にしていた。夫妻は報道陣に向かって軽く会釈し、無言で搭乗口に入った。  この日、小室夫妻は午前8時10分すぎ、小室夫妻は渋谷区のマンションを車で出発。報道陣や近所の住人らが60人ほど集まり、見守っていた。  小室夫妻は10月26日に結婚し、眞子さんは皇室を離れた。圭さんは同州マンハッタンの法律事務所へすでに就職しているが、7月に受験した同州の弁護士試験に不合格だった。圭さんは事務所で法律事務員として勤務しながら、来年2月にある次回試験での合格を目指しているという。(杉浦達朗、山口啓太) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ATMの方から話し声、女性は送金寸前 郵便局員「その電話怪しい」

14 novembre 2021
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松島研人2021年11月14日 10時30分  還付金詐欺の被害を防いだとして、愛知県警中村署は12日、名古屋烏森郵便局(名古屋市中村区)の牧村律子さん(49)に感謝状を贈った。被害に遭いそうになった女性も、贈呈式に同席した。当時を振り返り、「電話の相手をつい信用してしまった。大事なお金が取られなくてよかった」と話した。  女性のもとに電話がかかってきたのは9月29日の午後5時ごろ。区役所の健康保険課を名乗る30代くらいの男の声で、「約2万円の還付金がある。期限は過ぎているが、まだ手続きができる」と言われた。女性は言われるがままキャッシュカードや通帳、印鑑を持って郵便局へ走った。同居する夫も、女性の様子を不審に思い郵便局に向かったという。  郵便局に着くと、男がATMの操作のしかたを電話で伝えてきた。言われたとおりに進めていくと、画面に大きく「送金」の文字が表示された。  女性は「私が受け取るものなのに、どうして送金するの?」と思った。電話口からは「送金ボタンを押してください。早く押して」と男の声が何度も聞こえた。  ちょうどそのころ、ATMコーナーから話し声がするのに気づいた牧村さんが防犯カメラを確認すると、電話をしながらATMを操作している女性に気づいた。声をかけると、近くにいた夫が「還付金がもらえると言われて……」。画面を見ると、送金ボタンを押す寸前だった。  「その電話あやしいです」「操作をいったん止めて、お話を聞かせて」  そう説得していると、牧村さんの声が聞こえたのか、電話は一方的に切れたという。  牧村さんは「還付金詐欺が増えているのは知っていた。今後も、おかしいと思ったら積極的に声をかけたい」。女性は「私みたいにだまされてしまう人は、ほかにもいるはず。声をかけてもらえたら、踏みとどまるきっかけになる」と話した。(松島研人) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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認知症受刑者がテーマのドキュメンタリー作品、グランプリを受賞

14 novembre 2021
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小川智2021年11月14日 6時00分  昨年7月から今年6月まで放映された地方発のドキュメンタリー映像を紹介する第41回「地方の時代」映像祭が13日、大阪府吹田市の関西大学千里山キャンパスで始まった。グランプリには「忘れてはいけないこと~認知症受刑者が問いかけるもの~」(岡山放送)が選ばれた。  同作品は、受刑者約400人が収容されている岡山刑務所の高齢化の問題を取材。半数以上が無期懲役の受刑者で、4人に1人が65歳以上の高齢者だ。  特に深刻なのが受刑者の認知症だ。殺人罪などで無期懲役の80代前半の受刑者は、年齢がわからないだけでなく、自分がなぜ刑務所にいるのか思い出せないという。受刑者の高齢化とともに介護施設化し、医療費の負担が増え、人間の尊厳に関わる認知症の問題に直面する中で、受刑者の贖罪と社会復帰ができるか、現在の刑務所が抱える問題を伝えている。  岡山放送アナウンサー兼ディレクターの岸下恵介さん(28)が、昨年11月にフルーツの保護ネットなどを作る高齢受刑者向けの養護工場の取材を契機に約4カ月取材。岡山刑務所長に粘り強く取材交渉を重ねた。  贈賞式のあいさつで岸下さんは、「岡山刑務所長に粘り強く交渉し、同じ20代のカメラマンと取材しました。若い世代のテレビマンが新たな時代をつくっていけるよう、今後も精進したい」と笑顔で話した。  審査委員長で朝日放送テレビ名誉エグゼクティブの和田省一さんは「私たちが気がつかない塀の向こうで進行している大きな変化を察知し、警鐘を鳴らす貴重なドキュメンタリー」と評した。  映像祭は、政治、経済、文化など社会の行き詰まりを「地方」からの新しい目で見直そうと1980年に始まった。今回は全国の地方の放送局やケーブルテレビ、高校生らから270点の応募があった。  19日まで受賞作の上映がある。グランプリ作品上映は14日午前11時から。入場無料。12月4日は東京都千代田区の関西大学・東京センターで上映会もある。またNHKでも来年1月15日に放映される予定だ。  上映スケジュールなど詳細は映像祭HP(https://www.chihounojidai.jp/)へ。(小川智) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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