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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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ニュース

ニュース 社会
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教養の刷新、学びの成果も可視化へ 求める力を伸ばすため、大学模索

10 octobre 2021
Japonologie
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 コロナ禍が招いた「ニューノーマル」の時代に、大学の卒業生にはどんな能力が求められるのか。朝日新聞と河合塾の共同調査「ひらく 日本の大学」では今回、学長にそんな問いを投げかけた。以前から求められてきた力に加え、コロナ禍で一変した社会で重要性が増した能力も身につけさせようと、大学は動き始めている。  2011年度から続く共同調査は今年度、6~8月に全国の国公私立大755大学を対象に実施した(回答率85%)。このうち、「ニューノーマルの社会の中で、大卒者にはどのような能力が必要になると考えるか」という設問(自由記述)には、564大学の学長が回答を寄せた。  特に多くの大学が必要性を指摘したのが、ICT(情報通信技術)や情報の活用能力だった。  一橋大は「どのような仕事に就くにせよ、変化の激しい現代社会で仕事をする上で、必要になる能力だ」とした。こうした考えから、具体的な取り組みとして「20年度から全学生が履修できる科目『AI入門』を始めるなど、全学で情報教育を強化している。23年度には『ソーシャル・データサイエンス学部・研究科』(仮称)の創設を予定している」などと書いた。  名古屋大は、「自ら学ぶ力、タイムマネジメント力、環境適応力、デジタルリテラシー、情報活用能力を、一人ひとりの個性や適性を生かしながら、バランス良く身に付けることが必要」と記述した。  また、そのために教養教育を… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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情報活用、自己管理、コミュ力…いま大学卒業者に求められる力とは

10 octobre 2021
Japonologie
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 ICT、情報活用能力、自己管理――。朝日新聞と大手予備校・河合塾が全国の大学を対象に実施した共同調査「ひらく 日本の大学」で、各学長に「ニューノーマル社会で大学卒業者に求められる能力」を尋ねたところ、回答(自由記述)にはそんな言葉が多く並んだ。急速にデジタル化が進む社会で、大学がどんな人材を育てようと考えているのか、めざす方向が見えてくる。  この調査は2011年度から行っている。今年度は6~8月、国公私立大755大学を対象に実施し、85%に当たる655大学から回答を得た。  昨年春以降、新型コロナ対策で社会全体に様々な制約がかかるなかで、仕事でも暮らしでもオンラインを活用する新たなスタイルが広がった。今回の調査では、こうした「ニューノーマル」の社会で、大学を卒業する学生にはどのような能力が求められると考えるか、学長に自由に記述してもらった。  564大学から届いた記述の中で、頻繁に登場する言葉をみてみる。  もっとも目立ったのが、「情報」や「ICT」(情報通信技術)、「情報活用能力」など、オンライン化が進んだ社会に対応する能力に関する言葉だ。特に「情報」は194人の学長が304回、「ICT」は174人の学長が202回書いた。  また、自宅などで1人で画面に向かうケースが多いテレワークなどの働き方を意識して、自らを律して行動することの重要性を指摘する学長も多かった。「自己管理」は110人が116回、「自己調整」は33人が34回使った。  一方で、「コミュニケーション能力」「他者」「多様」などの言葉も目立った。コロナ禍で社会の課題がより複雑化するなか、多様な人と連携して問題を解決していく能力が、さらに重要になると考える学長が多いようだ。  調査では、求められる力を伸ばすために、大学として取り組んだり、今後始めようとしたりしている具体策についても尋ねた。こちらの記述でも、「データサイエンス」「AI」「ICT」など、ICTやデジタルに関する言葉が多く登場した。(編集委員・増谷文生) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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あまりに素敵な亡き妻の笑顔

10 octobre 2021
Japonologie
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 妻の一周忌を迎えました。笑顔がものすごく素敵な人でした。思い出すと今も涙がこみ上げてきて、抑えることができません。  妻が市の定期健診で検査の数値にかなり悪いところが見つかって、膵臓(すいぞう)がんと診断されたのが2019年1月。大学病院の医師によると、直径2・5センチほどの腫瘍(しゅよう)があり、すでに手術不可能な「ステージⅣ」という説明でした。すぐに治療が必要であると言われ、妻を別室に誘導した後、私だけに「余命半年前後」と告げられ、頭の中が真っ白になりました。  この時まで妻は元気でした。ただ、少し前に「何でも食べられておいしいのに2キロも痩せたの。でも平気よ」と明かしてきたんです。いつもの笑顔でした。  2人の息子たちに相談して… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「そーりゃ!」関西空港に飛行機だんじり 日本航空の整備士が手作り

10 octobre 2021
Japonologie
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西江拓矢2021年10月10日 9時00分  関西空港の2階ロビーに、貨物を運ぶ際に使った廃材を再利用して作った「飛行機だんじり」が展示されている。製作したのは、日本航空(JAL)の整備士4人だ。  「コロナ禍で旅客が減り、活気を失った空港に何か明るい話題を」と発案した。地元・泉州地域の本物のだんじりを参考に設計した。秋のだんじりの季節に合わせ、仕事終わりなどを利用して約4カ月かけて仕上げた。  実物の約3分の1程度の大きさで、伝統的なだんじりの形を再現しつつ、飛行機の窓をイメージしたくりぬきや、「垂直尾翼」が付いている屋根など、細部までこだわった。旅客機をかたどったくりぬきもあちこちにある。  日本航空によると、11月末か12月初めごろまで展示を続ける。(西江拓矢) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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鳥取でアルパカ赤ちゃん誕生 1カ月で2倍に成長「一番かわいい」

10 octobre 2021
Japonologie
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杉山匡史2021年10月10日 9時13分  中国地方最高峰・大山の裾野にある観光施設「大山トム・ソーヤ牧場」(鳥取県米子市岡成)で、南米原産のラクダの仲間「アルパカ」の雌の赤ちゃんが生まれた。牧場では待望のアルパカの赤ちゃんで、母親の「さくら」(11歳)の乳を飲んで元気に育っている。16日に一般公開を予定している。  赤ちゃんは9月21日に生まれ、しばらくして自力で立ち上がった。首や脚が長いなどで想定された難産もなかった。10月8日現在で体高約75センチ、体長約53センチ、体重は約11キロと生まれた時の2倍近くに成長しているという。  母子はアルパカ舎にいるが、ストレスを避けるために白いシートで間仕切りして、来園者からは見えないようにしている。様々な動物と触れ合える牧場の中で、アルパカは4頭になった。父親は唯一の雄の「アラレ」(4歳)。  アルパカ担当の飼育員山田秀人さん(23)によると、赤ちゃんが見られることは珍しいといい、「一番かわいい時期に見てもらい、コロナ禍の疲れを癒やしてもらえたら」と話す。(杉山匡史) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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畏敬の念と、嫉妬と 水俣撮ったユージン・スミス、案内した写真家

9 octobre 2021
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 カメラを持った外国人男性が、父に抱かれた水俣病患者の娘に目を奪われている。白黒写真の中の男性は、世界に水俣病の実態を伝えた米国の写真家ユージン・スミス(1918~78)。50年前に水俣に入ったユージンを、地元で撮影を続けていた写真家の塩田武史さん(1945~2014)のカメラが捉えていた。  塩田さんの妻弘美さん(74)が今年5月ごろ、熊本市内の自宅の段ボールに残されていた写真を整理していて、ユージンが写った未発表作を確認した。  母親のおなかの中で水銀の被害を受けた胎児性患者の上村智子さんを抱く、父の好男さん。患者の遺影がある部屋で牛乳を手にするユージン。縁側で地域の人たちとくつろぐ様子や、漁船に乗って漁を撮影する様子――。塩田さんが出した写真集「僕が写した愛しい水俣」(岩波書店)や「水俣な人 水俣病を支援した人びとの軌跡」(未来社)には載っていない写真だ。  ユージンは1971年9月、結婚したばかりのアイリーン・美緒子・スミスさん(71)と熊本県水俣市の駅に降り立った。当時は、患者家族が原因企業チッソ(東京)を相手に損害賠償を求めて初めて起こした水俣病第1次訴訟(69~73年)のただ中だった。2人を原告の家々へ案内したのが、塩田さんだった。  塩田さんは67年、胎児性患者の存在を知り、大学卒業後の70年に水俣市に移住して患者家族の撮影を続けていた。上村さん家族とも親しく、ユージンらが患者家族から借りて住んでいた家も近かった。  ユージンとアイリーンさんが水俣入りしたばかりの時期に、塩田さんは著名な写真家への思いをにじませて、写真誌アサヒグラフにこう書いている。  日本という異郷の地で、しかも九州の南の地で、日本の企業犯罪を、水俣の漁民を、水俣病を、どうとらえるのか――こうしたものと、私自身の写真家ユージン・スミスへの畏敬(いけい)の念とで、私は案内役をかってでた。  ユージンとアイリーンさんは塩田さんの案内で精力的に患者を撮影した。水俣に来て約3カ月後の年の暮れ、ユージンは一枚の写真を撮る。母親に抱かれた智子さんが入浴する様子を写したそれは、後に「ライフ」誌を通じ世界に伝わった。公害の現実と限りない親子の愛を伝える、ユージンの写真で最も知られる一枚となった。75年にユージンとアイリーンさんが出版した写真集「MINAMATA」にも収録された。  ユージンについて弘美さんは、「大柄でユーモアのセンスがあって、口の中に砲弾の破片が入っているから牛乳で栄養をとっているんだと言われていました」。ユージンは第二次大戦末期に従軍した沖縄戦で、日本軍の砲撃で重傷を負っていた。  ユージンは「塩田の写真はもっときちっと焼けば、私のよりよくなる」と語っていたという。ライフ誌に載ったユージンの写真について、弘美さんは言う。「主人は智子ちゃんのおむつを替えている写真を撮ってくれと私に頼んだこともあった。撮ることに抵抗があり、自分は撮れなかったんでしょうね」  智子さんは77年に21歳で亡くなった。ユージンが78年に死去した直後、塩田さんは朝日新聞に寄せた文であの一枚について短くこう記した。  それは私を最も嫉妬せしめる写真でもあった。(奥正光) 【MINAMATA ユージン・スミスの伝言】ユージンが見つめた人々の勇気と不屈の魂      ◇ 〈水俣病〉チッソ水俣工場(熊本県水俣市)が不知火(しらぬい)海に流した廃水中のメチル水銀を原因とする公害病。中枢神経が侵され、熱さなどの感覚が鈍くなる、見える範囲が狭くなるなどの症状がある。1956(昭和31)年5月1日、水俣保健所に原因不明の病気の多発が届けられ、公式確認された。  これまで2283人が患者と認定されたほか、約7万人は典型症状があるとして水俣病被害者救済法などで被害を認められた。いまも約1400人が熊本、鹿児島両県に患者認定を求めており、損害賠償などを求めて訴訟を起こしている人も約1700人いる。      ◇ 〈映画「MINAMATA―ミナマタ―」〉米国の写真家ユージン・スミスと元妻のアイリーン・美緒子・スミスさん(71)が1975年に発表した写真集「MINAMATA」に基づく物語。ジョニー・デップが演じるユージンは心に傷を抱えながら、アイリーンさん(美波)との出会いをきっかけに工場排水によって住民に健康被害が出ている水俣に向かう。患者の両親(浅野忠信、岩瀬晶子)や、被害者救済に尽力する運動のリーダー(真田広之)らが直面する現実に心打たれ、被害の実態を写真で捉えることに没頭していく。  登場人物は実在の患者らがモデルになっている。アンドリュー・レビタス監督らは2018年9月、水俣を訪れ、胎児性患者の坂本しのぶさん(65)らに会って制作の意向を伝えた。映画はモンテネグロやセルビアで撮影された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「わぁ」と歓声、6日ぶりに給水再開 和歌山の水管橋崩落

9 octobre 2021
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国方萌乃、下地達也、下地毅2021年10月9日 12時18分  和歌山市の紀の川に架かる六十谷(むそた)水管橋が今月3日に崩落し、市北部の約6万世帯(約13万8千人)が断水していた問題で、市は9日午前8時半、各家庭への給水を再開した。隣の県道の橋に水路をうかいさせる仮復旧工事を24時間態勢で進め、断水から6日ぶりに水が通じた。  崩落した水管橋は、川の南側にある浄水場から、和歌山市民の約4割が暮らす北側の地域への唯一の通水路だった。4カ所の配水池に水が送られ、そこから各家庭に水が届く。市は給水開始後は濁り水が発生しやすいため、飲み水としての利用はまだ控えるよう呼びかけている。また、多くの人が一斉に水を使うと濁り水の解消が遅くなるとして節水を呼びかけている。  ただ、不便な生活を強いられてきた市民は、蛇口から出た久々の水に喜んだ。  和歌山市狐島の主婦、砂村綾香さん(36)は、長女の杏樹さん(7)と一緒に水道の蛇口を開き、勢いよく出た水に「わぁ」と歓声を上げた。透明に見えたが、空のペットボトルに入れると、薄く濁っていた。  夫と子ども2人の4人暮らし。フライパンにアルミホイルを敷いて魚や卵を焼くことはできたが、野菜などを洗うことはできず、おかずの品数が減っていたという。水が通じていた母親の家に1日1回、ポリタンク1個やペットボトル10本ほどを持って生活用水をもらいに行っていたが、4人がトイレを使うとすぐになくなる。砂村さんは「トイレにいつでも行けるようになるのがうれしい」と話した。  和歌山市上野の湯川直樹さん(37)も自宅の水道の元栓を開き、駐車場横の散水用ノズルから水が出るのを確認。娘の紗名ちゃん(3)は「やったー。水出た」と声をあげた。妻の友衣さん(33)も「とりあえずひと安心」とほっとした表情を見せた。(国方萌乃、下地達也、下地毅) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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日大理事、当初は3.6億円要求 業者が懇願2.2億円に 背任容疑

9 octobre 2021
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 日本大学付属病院の建て替え工事をめぐる事件で、日大理事の井ノ口忠男容疑者(64)=背任容疑で逮捕=が設計業者に対し、自身が役員を務める「日本大学事業部」に約3億6千万円を支払うよう要求していたことが、関係者への取材で分かった。金額は業者の懇願を受け2億2千万円に減少。支払先も、事業部だとリベートになるとの指摘があり、医療法人の前理事長側に変更したという。東京地検特捜部が一連の経緯を詳しく調べている。  関係者によると、日大事業部は日大の完全子会社で、井ノ口容疑者は取締役だった。事業部は、板橋病院の建て替え工事の設計・監理業者の選定業務を日大から委託され、2020年2月に、26億6123万円を提示した都内の設計事務所を選んだ。翌3月、値引き交渉の結果、契約金は24億4千万円に決まった。  井ノ口容疑者はこの過程で、設計事務所に15%(約3億6千万円)の「手数料」を事業部に払うよう要求した。事務所側はコロナ禍の不況や人件費や物価の高騰を理由に2億2千万円への減額を求めたという。 顧問弁護士「契約おかしい」  一方で、事業部の顧問弁護士から「受注者からリベートをもらうような契約はおかしい。大学からもらうのが筋だ」と指摘があり、事業部への支払い計画はなくなったとされる。  その後、井ノ口容疑者は、医療法人「錦秀会(きんしゅうかい)」(大阪市)の前理事長・籔本雅巳容疑者(61)=背任容疑の共犯で逮捕=が出資したペーパー会社に2億2千万円を送金するよう、事務所側に指示。事務所は日大から受け取った着手金のうち2億2千万円を同年8月に送金し、井ノ口容疑者に2500万円が事実上「還流」するなどしたとみられている。  他方、事業部は日大から業務… この記事は会員記事です。残り234文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 【10/25まで】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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洗わない登山靴は山の自然を壊す? あなたの足元にも外来種リスク

9 octobre 2021
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 暑さも落ち着き、登山やトレッキングに出かける人も多い季節。登山靴の清掃はお済みだろうか? 私たちの足元から入った植物の種が、貴重な生態系を壊してしまうことがある。本来の自然を守るには、一人ひとりの「行動」が大切だ。  「環境意識は高いが、行動がともなっていない」  東京農工大などの研究チームがこの夏公表した、立山連峰などを有する中部山岳国立公園(富山、長野県など)を訪れた登山客に行った調査から、そんなギャップが浮かび上がった。  約350人を対象に、本来の生息地とは異なる場所に人が持ち込む生物「外来種」の問題についてたずねた。外来種の侵入がもたらす影響について「とても問題である」「やや問題である」と答えた人は93・3%。人間の移動が侵入の原因となる恐れについても、81・4%が「知っている」と答えた。しかし、環境を守ろうと、山を訪れる前に靴を清掃したと答えたのはわずか3・8%だった。靴の維持補修などの目的を含めると、清掃した人の割合は43・9%だった。  実際に、27人の靴裏に付いた土からは、オランダミミナグサなど、立山には本来生息していない6種類の、発芽可能な種が計44個、付着していた。国内の生物でも本来の生息地と違うところに持ち込まれれば、外来種だ。登山客らによる持ち込みリスクを示す結果だといえる。  多くの国立公園は、ボランテ… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ドローンで自宅まで荷物届けます 北海道で実証実験始まる

9 octobre 2021
Japonologie
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【動画】ドローンを使って個人宅の庭先まで荷物を運ぶ実証実験が北海道上士幌町であった  ドローン(小型無人機)を利用して、人口の少ない農村部で個人宅に効率的に荷物を配送する新しい物流システムをつくるための実証実験が、北海道十勝地方北部の上士幌町(かみしほろちょう)で始まった。運転免許のないお年寄りら「買い物弱者」支援のほか、人手不足で末端の物流拠点から配送先までの配達が難しくなりつつある物流業者の「ラストワンマイル」問題の解消も見すえる。  10月6日、郊外の牧場や畑が広がる上音更(かみおとふけ)地区。町が配布するタブレットで地元スーパーに注文した商品を、「ドローンデポ」と呼ばれる拠点から空輸し、注文した人の自宅に届ける様子が報道陣に公開された。  大道静枝さん(82)は納豆や生卵、めんつゆなど計10品(約3キロ)を注文。商品を詰めた箱は、小学校跡のドローンデポでドローンの胴体下部に搭載された。ドローンは離陸すると約300メートル離れた大道さん宅前の芝生に約2分で着陸し、箱を切り離した。  大道さんは「生卵も割れていない。運転免許を返納しても、これがあれば買い物に便利と思います」。隣に住む長男の欣実(よしみ)さん(60)も「忙しい時に買い物などで送迎するのは大変なので、とても助かります」と話した。  荷物は計5キロまで運べる。経路はあらかじめプログラムで設定され、完全な自動操縦で飛行する。今回は実証実験のため、離着陸場所で操縦用のコントローラーを持ったスタッフが監視をしながら行われた。計3日間の実験には同地区の7世帯が参加する。  実験を実施したのは町と、物流大手で買い物代行サービスなどにも取り組む「セイノーホールディングス(HD)」(岐阜県)、産業用ドローンを開発する「エアロネクスト」(東京都)など。8月に包括連携協定を結んだ。今年6月の航空法改正で来年度中に、人がいる場所でドローンの機体を視認できなくても飛ばすことができるようになるのを見すえた取り組みだ。  11月にも、町中心部近くからも買い物支援や荷物配送を試みる。比較的近い家へはトラックを使い、遠い場所や山間部への荷物はドローンを活用して、効率化・省力化を図る新しい物流システムをつくる。実証実験を重ね、2023年度の実用化をめざしている。  エアロネクストの田路(とうじ)圭輔・最高経営責任者(CEO)は「注文して5~15分で届くのを体感してみてもらいたい」。セイノーHDの河合秀治執行役員は「持続可能な街づくりのため、物流がラストワンマイル問題や買い物弱者対策などの課題解決にどう役割を果たせるか探求したい」と述べた。  竹中貢町長は「地方でも、イノベーションにより、お年寄りが買い物に困らず、現在の居住地で暮らし続けることができる。社会的に大きな価値のある取り組みだ」と話す。  町は大雪山国立公園の東側に… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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