2021年9月27日 21時00分 【動画】小室圭さん帰国=多田晃子、上沢博之、青山祥子撮影 秋篠宮家の長女眞子さま(29)との婚約が内定している小室圭さん(29)が米国から帰国した27日。3年2カ月ぶりの姿をとらえようと、成田空港には報道陣約170人が詰めかけた。千葉県警や空港の職員など関係者約70人が対応に追われた。 小室さんが到着するゲート前には、早朝から報道陣が撮影場所を確保しようと多くの脚立が並んだ。米ニューヨークのケネディ国際空港を発った飛行機は予定より1時間ほど早く成田空港に到着。乗客の最後に飛行機を降りた小室さんは午後3時50分ごろ、千葉県警の警察官や航空会社のスタッフら20人ほどに囲まれて報道陣の前に姿を現した。 長髪を後ろで一つに束ねた小室さんは、首元のボタンを一つ外した青のシャツに、黒っぽいスーツ姿だった。紫色のスーツケースとビジネスバッグを持ち、報道陣を正面に見つめると足を止めて一礼した。 一般の乗客とは別のルートで空港検疫に向かい、新型コロナウイルスの検査で陰性を確認した後、午後5時前に入国審査に向かった。 一連の手続きを終えると、警備上の理由から、一般客が使わない空港の地下駐車場へ。出口付近には小室さんの行き先を追うため、バイクで待機する報道関係者やカメラを構えた人らも詰めかけていた。 小室さんは、待ち構えた報道陣に何度もお辞儀をしながら落ち着いた足取りで車へと向かった。周囲から「眞子さまにはいつ会われますか」という声も飛んだが、無言のまま黒のワゴン車に乗り込んだ。緑ナンバーでハイヤーとみられ、前後には警察車両がつき、計4台の物々しい車列となった。 ただ車が動き出そうとした瞬間、スタッフが慌ただしくワゴン車に駆け寄ると、車と空港内を往復。小室さんを乗せた車はその場に6分ほどとどまった。関係者によると、通常とは異なるルートで生じた入国手続きの不備を修正したという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アルコール消毒液が呼気検査に影響か 山陽新幹線が区間運休
鈴木智之2021年9月27日 21時30分 JR西日本は27日、山陽新幹線の新岩国発新大阪行きのこだま838号を、乗務員手配のため、新岩国―広島間で運休したと発表した。呼気検査で、乗務予定の運転士と車掌からアルコールが検知されたためだが、同社が現場で再現実験をしたところ、近くにあった消毒液のアルコールが気化し、検知器が反応した可能性が大きいという。 同社によると、60代の男性運転士と30代の女性車掌は27日朝、新岩国駅(山口県岩国市)での検査で、基準値を超えるアルコールが検知された。しかし2人は飲酒を否定。再度、別の場所で検査したところ、検知されなかった。その後の調査で、検査場所の近くにあったカバンの中で消毒液が漏れていたことが判明したという。 こだま838号は午前6時38分に新岩国駅を出る始発列車で、約20人の乗客には後続列車を案内した。同社は今後、検知器に影響を及ぼさないよう、消毒液の置き場所を見直すという。(鈴木智之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
虫歯治療の麻酔で2歳児死亡、歯科医師は無罪主張 「予見不可能」
布田一樹2021年9月27日 21時55分 福岡県春日市の歯科診療所(現在は閉鎖)で2017年、虫歯治療で麻酔を注射された山口叶愛(のあ)ちゃん(当時2)が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた元院長で歯科医師の高田貴被告(56)の公判が27日、福岡地裁(神原浩裁判長)で始まった。被告は「私には刑事責任はないと考えています」と無罪を主張した。 起訴状などによると、高田被告は17年7月1日、治療直後の叶愛ちゃんの様子について両親から「顔色が悪い」「目の焦点が合わない」などと繰り返し伝えられたが、疲れて眠っていると考えて全身状態を十分に確認するなどせず、同3日に死亡させたとされる。司法解剖の結果、死因は急性リドカイン(麻酔)中毒による低酸素脳症だった。 検察側は「小児に対するリドカインの安全性は確立されておらず、治療の予後には十分に注意しなければならないのに、注意義務を怠った」と主張。 弁護側は、リドカインの投与量は中毒を起こすほどではなく、死因はリドカイン中毒ではない可能性があると反論。さらに、叶愛ちゃんにはリドカイン中毒を疑う客観的な症状はなく、搬送先の病院でも疾患は特定されていないとし、死亡の予見や回避はできなかったと訴えた。 叶愛ちゃんの両親は代理人弁護士を通じて「最愛の娘の命が奪われた日の出来事は、今でも鮮明に記憶に残っています。今後も、私たちは心を強くし、二度とこのような事件が起きないよう真相の解明を求めていきます」とコメントを出した。 叶愛ちゃんの両親は、高田被告や治療を担当した別の歯科医師などに計約1億500万円の損害賠償を求める訴訟を福岡地裁に起こしている。(布田一樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
河野氏は受け取り拒否、回答は野田氏だけ 「桜を見る会」公開質問状
阿部峻介2021年9月27日 19時33分 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、安倍氏らを刑事告発した弁護士有志の会が27日に会見し、自民党総裁選の候補者らに一連の問題への見解を尋ねる公開質問状を送ったと明らかにした。同日までに野田聖子氏だけが「丁寧に説明すべきだ」と回答し、岸田文雄氏と高市早苗氏は回答せず、河野太郎氏は質問状の受け取り自体を拒否したという。 同会は17日、4氏の事務所に質問状を発送した。安倍氏が多数の支援者を招いた会のあり方や、検察審査会が公職選挙法違反(選挙区内での寄付)容疑で安倍氏を不起訴不当にした議決に関し、首相に選ばれた場合の対応などを問うた。 唯一回答した野田氏は「希望する全ての国民と桜を楽しみたい」とし、疑惑については「政治家は国民のせめて過半数が納得するまで粘り強く説明する責任を負う」と答えた。河野氏宛ての質問状は「受け取り拒否」などというメモ付きで戻ってきたという。 会見した同会の小野寺義象(よしかた)弁護士は「野田氏以外が政権を引き継げば、政治の私物化の問題はあいまいにされ続けると危惧する」と指摘。河野氏の対応については「国のトップになるかもしれない人がやることではない」と批判した。(阿部峻介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
広島の東広島市職員ら逮捕 市内の道路工事めぐり贈収賄容疑
戸田和敬、三宅梨紗子2021年9月27日 19時44分 広島県東広島市が発注した道路の維持管理工事で便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、県警は27日、東広島市建設部維持課主査、平岡尚之容疑者(47)=東広島市西条町寺家=を収賄容疑で逮捕し、発表した。また、市内の土木工事業「誠華」の前社長岩岡芳晃容疑者(44)=東広島市志和町志和堀=を贈賄容疑で逮捕した。いずれも認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、平岡容疑者が今年4月21日ごろ、東広島市が発注した昨年度の東広島市安芸津町の道路や河川の維持業務をめぐり、受注した元請け業者に「誠華」が下請けになるよう働きかけるなどの便宜を図った見返りに、岩岡容疑者から現金50万円を自宅前で受け取ったというもの。 捜査2課によると、同社は実際に樹木の伐採などをする下請け業務を受注した。両容疑者は知人同士で、平岡容疑者は道路や河川などの維持修繕業務に関する事務執行の職務権限があったという。関係者によると、岩岡容疑者は県警からの事情聴取を受け、自身の責任を認めて8月末で社長を辞任したという。 職員の逮捕を受けて、高垣広徳・東広島市長は「今回の逮捕を重く受け止め、市職員全員で共有し再発防止を図る」とのコメントを出した。誠華は「取引先、発注者に迷惑をかけている。市民、県民に謝罪したい」としている。(戸田和敬、三宅梨紗子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
来年の大学入学共通テスト、出願始まる
2021年9月27日 19時49分 来年1月に実施される大学入学共通テストの出願書類の受け付けが27日、始まった。東京都目黒区の大学入試センターでは、郵送されてきた封筒を職員が開封し、書類に記入漏れや誤った記載がないかを手作業で確認した。初日は8222人分の出願を受け付けた。 出願は10月7日まで。本試験は来年1月15、16日、追試験は新型コロナウイルス対策で2週間後の同29、30日に実施される。いずれも全都道府県に会場が設置される予定で、会場名は年内に公表される。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道旭川市長選、開票作業大幅遅れ 三つの選挙重なり作業滞る
本田大次郎2021年9月27日 17時00分 26日に投開票された北海道旭川市の市長選などのトリプル選では、市選挙管理委員会の開票作業が滞り、市長選の開票結果の確定が当初の予定より約1時間遅れの午前0時25分に、市議補選は約1時間40分遅れの午前3時10分になった。 市選管によると、道議補選も併せて選挙が三つ重なったため投票者数や投票率などの集計が遅れ、投票結果の確定が午後10時20分ごろになった。各候補者の得票数を入力するシステムは、投票結果の確定後に運用する取り決めにしていたため、入力作業が滞った。さらに印刷機の不調も重なり、大幅に遅れたという。市選管は「衆院選までに対策を講じたい」としている。(本田大次郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
吉村知事と松井市長、経済界とドバイ万博へ 大阪万博へ参加呼びかけ
本多由佳2021年9月27日 17時00分 松井一郎・大阪市長は27日、アラブ首長国連邦(UAE)で来月1日に開幕するドバイ万博に合わせ、松井市長や吉村洋文・大阪府知事、経済界の関係者らが現地を訪問する方向で検討していると明かした。2025年大阪・関西万博への参加を呼びかけるのが目的で、「大阪の魅力を世界各国の人に伝えたい」とした。記者団に語った。 松井市長によると、ドバイ万博で12月11日に予定される「ジャパンデー」に合わせたツアーを計画している。関係者に加え、一般の参加希望者の募集も検討している。ただ、帰国時には2週間の待機が求められるため、PCR検査で陰性が確認された場合などは、帰国時の規制を緩和するよう日本政府に求めているという。(本多由佳) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「あいつの人生、好きにせい」 おとんの潔さ せやろがいおじさん
会員記事 聞き手・上野創2021年9月27日 17時00分 おとんの仕事は編集関係で、化粧品の広告に関わっていたのは覚えていますが、実は詳しく知らないんです。朝4時ぐらいから家のパソコンで仕事をしていた姿は記憶していますが。 おかんは前に出てしゃべる人で、僕のYouTubeラジオや沖縄のテレビ番組にもゲストで出たりしますが、おとんは正反対。たまに奈良の実家に帰っても、お互い家ではろくに話さないし、本当に淡泊な関係ですわ。自分が反抗期のまま進学で家を出たので、そのまま変わってない、みたいな。 教師になってバスケットボールを教えようと決意して沖縄の大学へ行ったんですが、おとんはなんも言いませんでした。小さい頃から進路とか将来とか一切、言われた記憶がない。 19歳から芸人の仕事を始め、大学卒業後もいろんなバイトで食いつなぎながら続けていましたが、放置でしたね。奨学金の返済が滞り、実家に督促が行ったときだけ、「ちゃんと払っとけよ」と言われたかな。 芸人の道へ行くと決めた後も、政治や時事ネタの動画の発信についても、コメントなし。本当は僕が動画でしゃべっている内容にも、言いたいことがいろいろあるはず。でも言いません。ある意味、潔いぐらい。 ただ、冷たいとか薄情とかで… この記事は会員記事です。残り562文字無料会員になると月5本までお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
意識不明の福井県議が死亡 頭から血を流した状態で発見、治療受ける
2021年9月27日 12時09分 頭にけがを負った状態で見つかり、意識不明になっていた福井県の辻一憲県議(56)=同県越前市宮谷町=が26日夜、亡くなった。県議会議会局が27日、発表した。福井県警は事件と事故の両面から捜査を続けている。 辻県議は19日夜、越前市上真柄町の民家の前で座り込んでいるのを、帰宅した住民に発見された。意識がもうろうとしており、頭から血を流していた。市内の病院に搬送され、手術を受けたが、意識不明の状態が続いていた。 県議会関係者によると、現場の住宅街は辻県議の自宅に近く、発見時の所持品は車の鍵だけだった。約300メートル離れた寺の付近で政策ビラが入ったカバンが見つかったといい、ビラを配っていた可能性がある。 辻県議は2期目で、県議会第2会派の「民主・みらい」(5人)の会長を務めている。県議会議会局によると、27日午前の時点で通夜や葬儀は未定という。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル