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vendredi 12 juillet 2024

Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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samedi juillet 3, 2021

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ニュース

ニュース 社会
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静岡・熱海で土石流が発生 20人ほどが巻き込まれたか

3 juillet 2021
Japonologie
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2021年7月3日 13時18分  3日午前10時半ごろ、静岡県熱海市伊豆山で大規模な土石流が発生した。県によると、複数の家屋が流されたほか、20人ほどが巻き込まれたという情報があるといい、現地で消防などが被害を調べている。県は同日正午、災害対策本部を設置し、自衛隊に救助を要請したという。  気象庁が設置している熱海市網代の観測地点では、3日午後0時40分までの48時間で雨量315・0ミリを観測。1976年の観測開始以降、7月としては最多を更新した。7月の1カ月間の平年雨量は242・5ミリで、2日間で上回った。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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クリオネではなく・・・幼い兄妹が福岡の海で大発見!?

3 juillet 2021
Japonologie
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2021年7月3日 14時00分 【動画】泳ぐヤサガタハダカカメガイ=長井洋さん提供  6歳と4歳の兄妹が、福岡県内の海で遊んでいると、珍しい生き物を見つけた。  6月20日、福岡市の会社員長井洋(よう)さんと妻の志保さん、長男で小学1年の海里(かいり)ちゃん(6)、長女で幼稚園児の未来(みらい)ちゃん(4)が、家族で福岡県糸島市の海に遊びに来ていた。「変なのがいる」。妹の未来ちゃんが、海を漂っている何かを見つけた。  見た感じは小さなクラゲ。持ってきていた網ですくい、観察したところ、大人の小指の先ぐらいの大きさで、半透明だった。ゆらゆら揺れる羽のようなものもあった。撮影したあと、海に逃がす際には兄の海里ちゃんも見つけた。  一見、クリオネのよう。長井さんがインターネットで調べたり、水族館に問い合わせたりしたところ、クリオネの仲間で「ヤサガタハダカカメガイではないか」と思ったという。クリオネの標準和名は「ハダカカメガイ」だ。  撮影した写真と動画を、朝日新聞が福岡市東区の水族館「マリンワールド海の中道」に送り、調べてもらった。魚類課の鈴木泰也さんも「恐らく、ヤサガタハダカカメガイではないか」。クリオネに近い、巻き貝の一種で、本州の近海で見つかる生き物だという。鈴木さんは「『泳ぐ巻き貝』です。私たちに情報が寄せられた記憶はなく、この辺りでは初耳です」と驚いた様子で語った。  幼い兄妹の大きな発見!?――。そんな夏の思い出に、長井さんは「海にはちょこちょこ行っていて、子ども目線で何かを探していたんでしょう。いつもと違うものを見つけられて、うれしかったようです」と話した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

ニュース 社会
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甲府で火災、焼け跡から遺体 90代男性と連絡とれず

3 juillet 2021
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藤谷和広2021年7月3日 9時33分  3日午前2時ごろ、甲府市城東4丁目の木造2階建て住宅が燃えていると近隣の住民から119番通報があった。甲府署によると、約3時間後に消し止められたが、住宅は全焼。焼け跡から一人の遺体が見つかった。署は、この家に住む90代の男性と連絡が取れていないとして、身元を調べている。(藤谷和広) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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仙台七夕まつり、8月に開催へ「ご意見は色々あり得る」

3 juillet 2021
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申知仁2021年7月3日 9時46分  東北各地の夏祭りがコロナ禍で中止に追い込まれるなか、仙台の夏の風物詩「仙台七夕まつり」が8月6~8日に実施されることが決まった。ただし、コロナ対策で規模は縮小する。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になっていた。  主催する協賛会の役員会が2日、仙台商工会議所(仙台市青葉区)であり、正式に決まった。  役員会の冒頭、鎌田宏会長(仙台商工会議所会頭)は「例年全国から200万人余りの観光客を迎える、豪華絢爛(けんらん)なまつりの開催は難しい」としながらも、「規模を縮小して開催することで伝統や文化を継承し、来年の盛大な開催につなげる」と決意を語った。  協賛会によると、県外からの来客自粛を呼びかけて、混雑を避ける。来場者は例年の4分の1程度を想定するという。  また、「クリスロード」や「ハピナ名掛丁」など市内中心部のアーケード商店街に飾る吹き流しは例年の2~3割程度に減らして、60~70本にする。商店街などでのイベントを中止し、食べ物や酒類の店頭販売も禁止だ。 「秋田竿燈まつり」と「青森ねぶた祭」は中止  七夕まつりとともに東北三大祭として知られる「秋田竿燈(かんとう)まつり」と「青森ねぶた祭」は、すでに今年の中止が決まった。  協賛会の今野薫事務局長は「他のおまつりが中止になっている状況なので、(七夕の開催にも)ご意見は色々とあり得る」としつつも、「七夕は観客が1カ所にかたまったり、踊り手が演舞をしたりする要素がない」と説明。感染症の専門家も一定のルールを守れば「感染が起こりにくい行事」と指摘しているという。  また、まつりの前夜に花火を打ち上げる「仙台七夕花火祭」は、場所と時間を事前に公開せず、市内の複数箇所で打ち上げるという。(申知仁) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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コロナ患者の郵便投票、伸び悩む 世田谷でもたった9人

3 juillet 2021
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 新型コロナウイルスに感染し、自宅やホテルで療養中の有権者が郵便投票できる制度が、4日投開票の東京都議選で初めて導入された。都内に約2千人いる療養者の投票機会を確保するためだが、制度を活用しようとする療養者の人数は伸び悩む。手続きの煩雑さや周知期間の短さが課題になっているようだ。  制度は6月23日に施行された郵便投票特例法に基づく。これまでは、郵便投票の対象者は重度の身体障害者らに限定されていたが、今回の都議選から、自宅や宿泊施設での療養者、海外から入国後にホテルなどで待機を求められている有権者にも郵便投票が認められる。  都内には2日時点で、1238人の自宅療養者と1080人の宿泊療養者がいる。このうち18歳以上が郵便投票の対象となるが、投票用紙の発送を請求した有権者は一部に限られる。  都内で最多の有権者77万6千人を抱える世田谷区では、請求期限の6月30日までに請求を受け付けた療養者は9人。うち5人を経過観察中の海外からの入国者が占め、宿泊療養者は4人で、自宅療養者の請求はなかったという。  区選挙管理委員会は告示前、保健所の名簿を使い、区内の自宅療養者138人に制度の案内を郵送して周知した。担当者は「こんなに少ないとは驚いた。郵便投票を利用するつもりだったが、体調が悪化してあきらめた有権者もいた」と話す。練馬区(62万1千人)でも、請求の受け付けは5人にとどまったという。  郵便投票を申請する療養者が… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:590文字/全文:1205文字 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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助けられなかった父 募る無念、守る伝統 九州豪雨1年

3 juillet 2021
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 昨年7月、記録的な豪雨が九州を襲い、災害関連死を含めて79人が死亡し、2人が行方不明になった。熊本県を流れる球磨(くま)川の氾濫(はんらん)で父親を亡くした男性は、助けられなかったと自らを責める。叔母が行方不明になった夫婦は再会へのかすかな望みをつなぐ。あれから4日で1年。大切な人を思う気持ちは時が経っても、変わることはない。  更地に黒ずんだ木材が置かれていた。ここにあった店の名残だ。少し歩いた先に球磨川が流れる。  「職人町だった江戸時代からの建物が残っていたので、解体するかどうか迷ったとです」。永尾禎規(ていき)さん(57)は言った。そばに大人が数人入るほどの樽(たる)や瓶(かめ)、漬物石も見える。家業の歴史を刻んだ品々が野ざらしになっていた。  商店が立ち並ぶ熊本県人吉市紺屋町。この地で87年前、祖父の代に創業した漬物製造販売会社の3代目だ。2代目の父は、球磨焼酎を隠し味に使うなど独自の製法で大根を漬け込んだ看板商品を育てた。その背中を追い、懸命に働いてきた。  記録的豪雨に見舞われた昨年7月4日午前7時ごろ。激しい雨音は防災無線の音をさえぎるほどだった。自宅兼店舗の前に出てみると、60~70メートル先の老舗うなぎ店辺りまで川からあふれた水が迫っていた。  同居する両親に「早く逃げよう」と告げ、雨がっぱを着ているうちに土間に水が入ってきた。「危ない」。母のムツ子さん(90)は身支度を始めたが、認知症があった父の誠さん(当時88)は動かなかった。  ひざまで濁流につかりながら、母をおぶって物干し場のある屋上へ避難させた。戻って父の体を引っ張った。「はよ逃げんば」。せかしたが動かず、父は「もうよか。もうよか」と言った。トタン塀を鎌で切り裂いて近所に助けを呼びに行った間に、濁流がどっと家の中へ入ってきた。水は胸の高さまで迫り、父に近づけなくなった。  水が引き始めたのは午後。うつぶせに倒れた父が見つかったのは、夕方になってからだった。  「助けきらんかった」  火葬は4日後。被災後の混乱で通夜も四十九日もできず、葬式をあげたのは2カ月後の9月4日だった。  9人きょうだいの長男だった父は人一倍、責任感が強かった。経験と勘を駆使し、季節ごとに違う漬物の仕込みに集中する時は、話しかけると「黙っとれ」と怒鳴られた。一人息子の禎規さんは高校卒業後は自衛隊に入り、一時人吉を離れた。家業を継ぐつもりで20代で戻ってきても、父は素っ気なかった。「うちのが帰ってきたとです」。取引先にはうれしそうに話していたと、後で知った。  人吉市では1965(昭和40)年にも大水害が起きた。当時の話を親族に聞かされたことがある。消防団員だった父は、水が迫るなか、1歳8カ月だった禎規さんを担いで救い出した。  自分は、その父を救えなかった。自責と無念の思いはいまも変わらない。最後の日の父の顔はよく思い出せない。でも最近はなぜかこう思うようになった。「あの時、父は家を守ろうとしたのではないか」  自宅兼店舗は濁流にのまれたが、父が79年に隣の相良村に移転させた工場は被害を免れた。従業員も無事だった。「父から継いだ家業をつぶしちゃいかん。何とか続けんといかん」。その一心で働き続けた。母親と人吉市内の仮設住宅に身を寄せている。「今日も一日よろしくお願いします」。毎朝、タンスの上の小さな仏壇の遺影に手を合わせ、工場へ向かう。  豪雨災害にコロナ禍も重なり、売り上げは大きく減った。資金不足と「また水が来たら」との不安がある。店舗再建の決意はできないが、それでも得意先の旅館やホテル、土産物店とともに立ち上がろうとしている。「悔いてばかりでは先に進めない。経験をプラスに変えなければ」。父が守った製法と味を、自分が守っていく。(奥正光)      ◇  梅雨の雨が降る6月、熊本県芦北町のはずれにある平屋の家を城文博さん(74)=芦北町=と妻の裕子さん(72)が訪れた。内装ははがれ、床板はない。玄関先に花を飾り、しばらく過ごした。「せめて服の布一枚でも見つかったら」  昨年7月の豪雨で、この家に住む文博さんの叔母の幸恵(さちえ)さん(90)が行方不明となった。球磨川と急斜面に挟まれている家は、濁流にのまれた。  10年ほど前まで、この家では幸恵さんと、文博さん夫婦、その両親らが暮らしていた。独身だった幸恵さんは文博さんの2人の息子をかわいがった。仕事の間は幸恵さんが面倒をみてくれた。「自分たちの母親のような存在だった」と文博さん。  息子たちが高校にあがるとき… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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成田空港に選手団専用レーン 導入初日は「穴」も散見

3 juillet 2021
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 23日の東京五輪開幕を前に、成田空港では世界各国の選手団の到着が本格化している。一般客との動線を分け、新型コロナ感染拡大防止を図るための選手関係者向けの「専用レーン」も1日から稼働した。しかし、選手団と一般客を遮断する「バブル」には「穴」も見られた。  内閣官房によると、成田空港には1~2日で、カナダ、アメリカなど7カ国やグアム、ミクロネシア連邦の約130人の選手・関係者が入国を予定。  選手団は次々に到着し、リエゾンと呼ばれる案内役らによって専用レーンへ誘導され、検疫や入国などを済ませた。その後、事前合宿などで選手団を受け入れる自治体などが手配したバスに乗った。一般客に対しても、航空機を降りた後、専用レーンに入り込まないよう案内や誘導がされた。  しかし、専用レーンが稼働した初日の1日は混乱も見られた。選手団用の検疫受付近くに到着した一般客らが、選手団用のトイレを使おうとして止められたり、使ってしまって注意されたりした。  少人数のある選手団は、専用レーンとは別の、一般客側の順路で到着ロビーに現れ、出迎え側が選手団かどうかわからず戸惑った。  1日の成田空港では最多の約20人が入国したボクシング米国代表の一部は、到着ロビーで、歓迎の声を上げた少女を抱擁。別の3人は、待ち構えた報道陣のカメラに、突然マスクをとって肩を組み、笑顔でポーズをとってみせた。  入国は、深夜まで続き、九州など遠方へ向かう選手団の一部は、成田空港や羽田空港の周辺のホテルに1泊するなどして翌日、国内線で移動するという。  空港で選手団に対応した職員は、「今後もっと多くの選手団が訪れる。混乱や戸惑いはあったが、慣れれば、きちんと対応できるようになるはず」と話した。(上沢博之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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東海・関東で記録的大雨 千葉で「人が流された」通報

3 juillet 2021
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2021年7月3日 7時28分  梅雨前線が停滞している影響で、2日夜から3日朝にかけて東海や関東の太平洋側で記録的な大雨となり、静岡県や神奈川県、千葉県を中心に20を超える自治体で避難指示が出されている。千葉市内では3日未明、増水した川に1人が流されたという通報があり、警察が行方を捜索している。3日午前は引き続き雷を伴った非常に激しい雨が降るところがある見込み。東海地方を中心に土砂災害の危険度が非常に高まっているところがあり、気象庁は厳重な警戒を呼びかけている。  同庁によると、3日午前6時半までの24時間雨量は静岡県森町で334・5ミリと観測史上最多を記録。同県御殿場市や神奈川県平塚市、藤沢市、千葉県我孫子市などで7月としての観測史上最多を更新した。神奈川県箱根町では降り始めからの総雨量が660ミリを超え、7月の平年の1カ月分の雨量を大きく上回っている。  前線の停滞は3日も続き、1時間降水量の予想はいずれも多いところで、愛知県と岐阜県、静岡県60ミリ、関東南部と甲信、伊豆諸島40ミリなど。各地で大気の状態が非常に不安定となり、落雷や竜巻などの突風にも注意が必要という。  梅雨前線は4日にかけて日本海まで北上し、前線上に低気圧も発生して東へ進むとみられる。このため4、5日は日本海側で大雨となるところがある見通し。  各県の災害情報サイトによると、3日午前6時半現在、避難指示が出ているのは、神奈川県では横浜市の一部と平塚市、鎌倉市、藤沢市。千葉県は市原市、匝瑳市、多古町、袖ケ浦市。静岡県は静岡市や沼津市、三島市、伊東市、富士市、焼津市など15市町で避難指示が発令されている。  千葉市中央区栄町を流れる葭川では3日午前0時ごろ、「友人が川に流された」と千葉県警に110番通報があった。県警と消防が流されたとみられる男性の行方を捜索している。千葉中央署によると、行方不明になっているのは20代の男性。会社の同僚とともに酒を飲んで帰宅中に川に転落したとみられる。現場は繁華街を流れる川で、雨で増水していたという。  JR東海によると、東海道新幹線は午前7時55分現在、大雨の影響で新横浜―掛川間で上下線とも運転を見あわせている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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名古屋・大阪からも発信、回線分散 かけ放題悪用事件

2 juillet 2021
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松島研人、藤牧幸一2021年7月2日 20時30分  NTTドコモの通話料無料プランが悪用された組織的詐欺事件で、通信事業会社「BIS」(東京都新宿区)が、電話の発信量を抑えるプログラムを使い、東京以外に名古屋や大阪からも発信していたことが分かった。愛知県警は、通信設備に負荷がかかり電話がつながりにくくなる「輻輳(ふくそう)」を防ぐ狙いがあったとみて調べている。  組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺など)の疑いで逮捕されたのは、BISの実質的経営者の渡部雅史容疑者(42)=東京都新宿区=、社長の福沢正文容疑者(40)=同西東京市=ら24~65歳の男女15人。  県警によると、BISは、固定電話などの電話番号を割り振る通信事業者(東京都港区)と契約し、通話時間に応じてドコモからこの事業者に支払われる「アクセスチャージ」(回線使用料)の一部をBISに還元させていた。BISは4年半で少なくとも30億円を得ていたという。  渡部容疑者らは「かけ放題プラン」の携帯電話を500回線分契約し、「ゲートウェー」という特殊な装置にSIMカードを差し込み、自動発信を繰り返した疑いがある。  一方で、大量の発信をすると輻輳が起きる恐れがあり、ドコモも「日頃から通信状況をモニタリングし、異常があれば必要な対応をしている」という。実際にドコモはBISに複数回、警告文書を出し、一部の回線の使用を止めたという。  捜査関係者によると、渡部容疑者らは発信量や時間を制御するプログラムを使用。ゲートウェーは東京のほか、愛知や大阪の関連会社にも設置していた。負荷を分散させて輻輳を防ぎ、不正が発覚しないようにしていたとみられる。  ドコモは取材に、事件をめぐるアクセスチャージの金額は通信の秘密もあり把握できないとし、「返還を求めるかは、捜査の進展を見ながら対応を検討する」と話した。  通信行政に詳しい神奈川大学の関口博正教授(会計学)は、「これまで摘発事例がなかったということは、通信事業各社の隙を突いた、想定外の事件だったのではないか。通信各社が本格的に調査を進めるなかで新たな不正が見つかる可能性もある」と話す。(松島研人、藤牧幸一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ゆるキャラが「安全性確保じゃ」 原発カレンダーに批判

2 juillet 2021
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 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町が毎年、カレンダーを発行して町内の全世帯に配っている。月ごとに原発やエネルギーの話題をコラム形式で紹介しているが、町民の一部からは「東京電力福島第一原発の事故の教訓が生かされていない」と反発の声も出ている。  町防災安全課によると、2021年のカレンダーは20年度の事業でつくった。B3判の壁掛け型が2500部、A5判の卓上型が2700部。約2千の町内全世帯と、商工団体や農協、漁協などに配った。  印刷費用の154万円は、経済産業省資源エネルギー庁所管の「広報・調査等交付金」を充てた。目的は「原子力やエネルギーに関する正しい知識の普及と理解促進」。遅くとも1994年から毎年発行しているという。 たまねぎじいやが「原子力はCO2排出量が少ないんじゃな」  今年6月の話題は、使用済み核燃料の保管プール内での間隔を詰める「リラッキング」。町特産のタマネギにちなんだゆるキャラ「たまねぎじいや」のイラストが、吹き出しの中で「安全性はこれまで同様確保されるのじゃ」と語っている。これについて、市民団体「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」は「プールを形作るコンクリートや金属の耐久性は大丈夫か」と疑問を示す。  8月は、使用済み核燃料を専用容器に入れて空気の循環で冷やす「乾式貯蔵」。別のキャラクターが「この保管方法は、燃料を冷やすのに水や電気を必要としないのよ」と説明している。同会は「最終処分の方法も決まっていないのに、保管方法の利点だけを強調するのはおかしい。一刻も早く取り除いてほしい」と懸念する。  11月は「各種電源別のライフサイクルCO2排出量」として、石炭火力や石油火力、太陽光、風力などと原子力を比べたグラフを掲載し、たまねぎじいやが「原子力はCO2排出量が少ないんじゃな」と解説している。 「安全神話の受け売り」批判も  こうした内容について、町民の男性は「福島の事故から、何も学んでいない。政府や電力会社の『安全神話』の受け売りだ」と話す。別の男性は「原子力のいい点ばかり言っていて、信用できない。国がいちばん表に出しているCO2の部分も強調しすぎではないか」と語る。  コラムの各種データの出典は「資源エネルギー庁」「環境省」などと明記してあるが、6月のリラッキング、8月の「乾式貯蔵施設の概要」、12月の「廃止措置計画の概要」には出典が記されていない。町によると九電から画像などの資料をもらい、防災安全課員が文言を考えたという。  原発立地自治体の中には、同… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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