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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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mercredi mai 19, 2021

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ニュース

ニュース 社会
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「在宅診療」と偽り報酬不正受給か 医療法人理事ら逮捕

19 mai 2021
Japonologie
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2021年5月19日 13時17分  在宅診療をしたと偽って診療報酬を詐取したとして警視庁は、医療法人社団「颯心会」(東京都立川市)の理事北条康弘容疑者(53)=東京都国立市中3丁目=ら4人を私電磁的記録不正作出・同供用と詐欺の疑いで逮捕し、19日発表した。警視庁は、同法人をめぐり同様の架空請求がほかにも十数件あるとみて調べている。  他に逮捕されたのは法人の事務員矢嶋真澄(48)=宮崎市新栄町=、看護師の城戸勝成(47)=東京都立川市砂川町8丁目=、建設作業員高杉健司(67)=同市若葉町1丁目=の3容疑者。同庁は認否を明らかにしていない。  組織犯罪対策特別捜査隊によると、北条容疑者らは2020年10~12月、不眠症などの治療のために高杉容疑者を在宅で診療したとする、うその内容の電子カルテなどを作成。都国民健康保険団体連合会に診療報酬を請求し、約65万円をだまし取った疑いがある。電子カルテには、同年10月にほぼ毎日往診した、などと虚偽の記載をしていたという。  高杉容疑者は法人の社宅に住んでいた。警視庁は、北条容疑者らが高杉容疑者に部屋を提供する見返りに、虚偽申請の名義貸しをさせていたとみている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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高須氏に「恥かかせられない」 偽造関与否定の容疑者

19 mai 2021
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 愛知県の大村秀章知事へのリコール署名偽造事件で、愛知県警は19日、運動団体事務局長で元県議の田中孝博容疑者(59)を地方自治法違反(署名偽造)の疑いで逮捕した。田中容疑者は、逮捕前の朝日新聞の取材に「関わっていない」と偽造への関与を否定していた。  大村秀章・愛知県知事に対するリコールのきっかけになったのは、2019年8月に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」だ。昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品や、慰安婦を表現した少女像などに抗議が殺到。河村たかし名古屋市長も、「日本人の心を踏みにじる」などと強く批判した。  企画展は3日で中止に。河村氏は「血税でやるのはいかん」と、芸術祭実行委員会の会長を務めた大村氏にも矛先を向けた。大村氏は「表現の自由」を掲げ、展示の可否を公権力が判断することは「検閲になる」と反論。実行委のメンバーでもある名古屋市が負担金を払わなかったことで、県側が市を提訴する事態に発展した。  「県民の税金を、県民の喜ばない方向に使っている」。リコール署名集め初日の昨年8月25日、運動団体の会長を務めた美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は、愛知県庁前でこう訴えた。応援に駆けつけた河村氏は「引き金は名古屋市を訴えたこと」と述べた。  事務局長に就いた田中孝博容… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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防衛局が勇み足、防衛省の指示を無視 安保要衝で混乱

19 mai 2021
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会員記事 松岡大将、藤原慎一2021年5月19日 10時00分  政府が安全保障上の要衝と位置づける九州で、防衛政策をめぐる「混乱」が相次いでいる。地域とのパイプ役を担う防衛省九州防衛局(福岡市)の不手際が、住民や自治体の不信や反発を招いているからだ。足元の混乱は、自衛隊の配備計画を揺るがす事態になりつつある。  今年3月、有明海を望む佐賀空港近くの漁協支所を、九州防衛局の広瀬律子局長がお忍びで訪れた。地元漁師らを前に広瀬氏は、空港西側に陸上自衛隊の駐屯地を造り、輸送機オスプレイを配備する計画について説明を始めた。  「南川副と防衛省の関係は特別」「最も影響を受ける南川副から優先的に検討する。他の支所とは違う」。説明会の出席者は、広瀬氏がこう強調したことを覚えている。  南川副とは、駐屯地の建設予定地の地権者が所属する佐賀県有明海漁協の4支所の一つ。地権者が最も多い南川副支所だけに防衛局は、3月24~26日の3日連続で説明会を開くと、その中で非公表の土地の買収額について「1平方メートルの上限は4350円」と漏らした。  全国一の産地を誇るノリ漁のまっただ中に開かれた会合は約束違反だった。  4支所は昨年10月、ノリの漁期が明ける今春以降に説明会を開くと防衛局と合意しており、南川副以外の3支所は猛反発。南川副の組合員で配備に反対する地権者の古賀初次さん(72)も「南川副支所だけに説明会を開くのは、アメ玉で漁民を分断するやり方だ」と批判する。  防衛局の勇み足は、「数字が… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1767文字/全文:2379文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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政府のメッセージが伝わらない #コロナを生きる言葉集

19 mai 2021
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 政府のメッセージが伝わらない。(流通経済大教授の尾内隆之さん)  科学技術政策に詳しい流通経済大の尾内隆之教授(52)は、新型コロナウイルス感染症の流行初期から政策を追ってきた。  「第4波」の今、一番の問題は「政府が国民に何をしてほしいのかが伝わらず、感染を抑え込まなければという危機感を感じとれないこと」と言う。  国民の協力を得るには、「政府は感染抑制のためにこういう施策をする。ここまで下げよう」という具体性が求められる。解除の時期も日付ありきでなく、感染抑制の目標を示し、「この数値を達成できれば。達成まで頑張りましょう」とすれば、メッセージは伝わりやすい。  だが出てくるのは、お願いと当たり障りのない内容ばかり。「それでは聞き流されてしまう」  同様の思いは、以前からあった。感染対策で個人ができることは限られている。保健所の体制強化や大規模検査、換気施設の改修補助、テレワーク促進支援……。政府が打てる手はたくさんあったはずだ。  国民も「ここまでしてくれた」と感じてこそ、我慢も協力もできる。  みんな難しさもわかっている。「対策に不備があったなら、素直に認めて軌道修正をすればいい。政府内で意思を統一し、説得力のあるメッセージを出してほしい」(編集委員・辻外記子)      ◇  誰もが経験したことのない日々が続いています。様々な立場、場面の言葉を集めます。明日に向かうための「#コロナを生きる言葉集」。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「私に怒りの言葉ぶつけて」 河井元法相、法廷で懺悔

19 mai 2021
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 2019年7月の参院選広島選挙区で、100人に計約2900万円を配ったとして公職選挙法違反(加重買収など)の罪に問われた元法相で元衆院議員の河井克行被告(58)の公判が18日、東京地裁で結審した。大半の買収を認めた克行被告は最終陳述で「一刻も早く有権者に謝罪したい」と述べ、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。検察側は懲役4年を求刑しており、判決は6月18日に言い渡される。 買収行為「深い悔悟」 判決は6月18日  この日の法廷で克行被告は、「私が行ったことはいかなる理由があろうとも許されない。深い悔悟(かいご)を抱いている。地元の皆さまに直接おわびして、私に直接怒りの言葉を投げつけていただきたいと考えている」と声を震わせ、裁判官だけでなく傍聴者にも一礼した。  昨年8月の初公判では全面無罪を訴えたが今年3月に一転。妻の案里氏(47)=有罪確定=の当選目的もあったとして買収の大半を認め、国会議員を辞職した。自身が関与するすべての政治団体も解散した。  弁護側は最終弁論で、この経緯を「一方的な捜査など納得できない事情が(当初)あった。思い悩んだ結果だ」とし、「被告は案里氏を当選させるため買収したと認めている」と改めて述べた。その一方で、「当選は主目的ではない」と説明。本当の狙いは被告自身の政治基盤固めや党勢拡大だとした。100人のうち約10人の陣営関係者らに渡した現金の趣旨は、支部職員の「給与」などとして無罪を訴えた。被買収側の議員らが案里氏の支持に転じたことはなく、「選挙結果に影響はなかった」とも主張した。  案里氏との共謀は、互いに意を通じていないとして否定。検察側は克行被告宅から押収した「買収リスト」を共謀の証拠としたが、弁護側は「頭の整理で作ったもの。実態を正確に記しておらず証拠にならない」と反論した。 この日は、河井元法相が法廷で語る最後の機会でした。自民党本部から提供された1億5千万円のこと、妻への謝罪――。記事の後半では、約10分にわたって訴えた内容の全文を紹介します。 ■「妻とは共謀してない」… この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 残り:2016文字/全文:2796文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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10年前の立証に高い壁 父殺害容疑で医師ら逮捕1週間

19 mai 2021
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 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者への嘱託殺人罪で起訴された2人の医師らが、うち1人の父を殺害したとして逮捕され、19日で1週間になる。京都府警は医師らの認否を明らかにしていない。事件があったとされる10年前、何があったのか。父の死は謎に包まれたままだ。  「嘱託殺人事件の捜査で(容疑者が)浮上した。古い事件なので、慎重に捜査を進めている」  12日午後10時過ぎ。京都府警捜査1課の幹部は報道陣の取材に、医師の大久保愉一(よしかず)容疑者(43)と山本直樹容疑者(43)、山本容疑者の母・淳子容疑者(76)を殺人容疑で逮捕したと発表した。逮捕容疑は2011年3月5日、東京都内で何らかの方法により、山本容疑者の父(当時77)を殺害したというものだ。  捜査関係者によると、父はこの日午前、長期入院していた長野県の精神科の病院を退院した。同じ日に、淳子容疑者の名前で東京都中央区役所に出された死亡届には、同日午後1時50分ごろ、江戸川区のアパートで死亡したと書かれ、死亡診断書には心臓や血管の異常で急死したと記載されていた。  だが、府警が、長野県の病院の主治医に退院当時の父の病状を聴くと、容体は安定していたと証言。死亡場所とされるアパートの部屋は、死亡5日前に山本容疑者の名前で短期契約されていたことが分かった。死亡診断書の医師の欄には、山本容疑者らの知人医師の名前や、実在しない診療所名が記されていたという。  また、嘱託殺人事件で押収した山本、大久保両容疑者のパソコンの通信記録を解析した結果、両容疑者が父の死の約1カ月前から、火葬や死亡診断書の作成などをめぐり、メールを交わしていた形跡を確認。山本容疑者と淳子容疑者の間では「(父は)周囲を不幸にする」などとつづったメールも見つかったという。  府警は、得られた状況証拠などを踏まえ、3容疑者が転院を申し出て父を病院から連れ出し、病死を装って殺害した可能性があるとみて、調べている。 見立てに残る謎  一方、こうした府警の見立てに対し、明らかにされていない謎が残る。  まず、事件当日の3容疑者と… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:724文字/全文:1610文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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立地と消費地「分断」 国内初の再稼働宣言 大飯原発

19 mai 2021
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会員記事 室矢英樹、佐藤常敬2021年5月19日 6時00分  東京電力福島第一原発事故から10年が過ぎた。この間、国内最多15基の原発が集中する福井県・若狭地域は岐路に立たされてきた。取材現場で見えたものは何か。「原発銀座」の10年間をたどる。 拡大する首相官邸前で大飯原発の再稼働に反対する人たち=2012年6月29日、東京・永田町  2012年6月16日、野田佳彦首相は首相官邸で深々と頭を下げた。関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の再稼働に同意した西川一誠・福井県知事に謝意を伝えた。  「40年にわたって向き合ってきた自治体の決断を感謝したい」。福島の原発事故後、初となる再稼働を宣言した。  おおい町では時岡忍町長(故人)が再稼働に同意した直後から、町役場に抗議の電話が殺到した。大飯原発の元幹部は町長からこう言われた。「おまえは発電所の中で安全をしっかりしていればいい。おれが前に出てやる。任せておけ」  町議1期目で再稼働に賛成した尾谷(おだに)和枝さん(56)の自宅に「死ね」「責任を取れ」と、匿名のはがきが届いた。反原発団体が直接訪ねてきたこともあった。 ■夏場の電力需要に危機感… この記事は会員記事です。無料会員になると月5本までお読みいただけます。 残り:1574文字/全文:2003文字 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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沖縄、緊急事態の要請を検討するも… 経済界は県に不満

18 mai 2021
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 新型コロナウイルスの感染再拡大を受け、沖縄県が緊急事態宣言の対象への追加要請を検討している。まん延防止等重点措置の適用から1カ月以上が過ぎたが、大型連休後に感染者数が急増。18日には新規感染者が168人と過去最多を更新した。県の対応への不満を募らせる経済界との協議を経て、近く判断する。  沖縄県内の新規感染者数は、4月末から5月初旬にかけて減少傾向だったが、5月11日からは5日連続で100人を超えた。18日時点の病床占有率は93・9%。療養者数は1533人で、初めて1500人を超えた。17日夜に開かれた県の専門家会議では、「今の感染状況が続けば、入院病床はあふれてしまう」「自宅療養者の重症化が心配」など、医療の逼迫(ひっぱく)を訴える声が出た。  一方、経済界からは、県の対応に批判の声が上がっている。県内には重点措置の適用で、飲食店などに午後8時までの営業時間短縮が求められている。17日にあった県との意見交換の場で、経済界からは「時短要請を守っている店に、さらに酒類の提供自粛を求めるのか」「要請に応じていない店に客が集中している。県としてもっとやるべきことがあるのでは」といった意見が出たという。  県は18日午前の対策本部会… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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入管法改正案見送り、長崎の支援者「本当の改正を」

18 mai 2021
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 外国人の収容や送還のルールを見直す出入国管理法改正案が18日、今国会では成立しないことになった。大村入国管理センター(長崎県大村市)の被収容者を支援してきた人たちは歓迎する一方、運用の不透明さや処遇改善の必要性などを指摘し、「本当の改正につなげてほしい」と求めた。  大村市ではこの日、被収容者の健康状態や仮放免の見通しなどを話し合う集会があり、約10人の支援者が参加した。2013年から面会を続けてきた川田邦弘さん(69)は入管法改正案の成立見送りについて、「うれしいが、現行の入管行政には改善が必要。今後の議論をしっかり吟味しなければ」と話した。  大村入国管理センターでは19年6月、ナイジェリア人男性がハンガーストライキの末に餓死。「すごくつらく、悔しかった」という川田さんらは、これを機に支援者同士の情報共有を強化した。川田さんは「司法審査もなく、無期限に収容していることがそもそもの問題だ。改めない限りは、今後もずっと犠牲者が出ると思う」と話した。  集会では、大阪の入国管理施設と合わせて2年近い収容の末に仮放免されたチュニジア人男性が、支援者へのお礼に訪れた。男性は朝日新聞の取材に「長い拘束は監獄にいるようだった。やっと人間に戻れた」と話した。だが仮放免中は就労が認められないため、不安定な状況が続く。男性は「母国では拷問を受けたことがあり、帰国できない。難民と認められるよう希望を持ち続けるしかない」と話した。  出入国管理法改正案は、難民認定の申請中は送還しないとの規定を見直し、3回目以降の申請で相当な理由がない場合は送還できるようにする内容が盛り込まれていた。大村入国管理センターに収容されている外国人と面会を続ける長崎インターナショナル教会の牧師、柚之原(ゆのはら)寛史さん(53)=大村市=は「送還ありきの議論でつくられた改正案には問題がある。そもそも難民認定率が低い日本で、あってはならないことだ」と指摘する。  柚之原さんらが面会してきた被収容者には、数十万円の賃金を受け取れないまま在留期限が切れてしまい、支払いを受けるために在留を求めている人も複数いるという。「彼らは劣悪な労働環境の被害者と言える。救済されずにいることはおかしい」  大村入国管理センターでナイジェリア人の40代男性がハンガーストライキの末に餓死した問題。出入国在留管理庁の報告書は、常勤医がおらず、本人が治療を強く拒否していたことを挙げ、「対応が不相当だったと評価するのは困難」とした。  センターには20年8月から常勤医がついたが、今年1月には被収容者のネパール人男性がけがの治療を十分に受けられず歩行困難になったとして、国家賠償を求める訴訟を長崎地裁に起こした。男性は面会したボランティアに「痛くて眠れない」と訴えているという。  柚之原さんは「餓死事件以降、中にいる人たちの心身状態は悪化の一途をたどっている」と話す。(榎本瑞希) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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早い者勝ち? 不親切なワクチン予約システム

18 mai 2021
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拡大するワクチン接種の予約開始初日、窓口予約をしようと多くの人が訪れた=2021年5月6日、大阪府茨木市、読者提供 皆さんの身近な困りごとや疑問をSNSで募集中。「#N4U」取材班が深掘りします。  新型コロナウイルスワクチンの、高齢者への接種予約をめぐり、「#ニュース4U」取材班にも多くの声が寄せられている。混乱の原因はどこにあるのか。改善策はないのだろうか?(矢島大輔、山根久美子) スマホ操作にオロオロ、パスワード入力するうちに…  横浜市の女性(77)の元に接種券が届いたのは今月10日。すぐにスマートフォンで予約を試みた。だが30分ほどかけてパスワードやメールアドレスを入力するうち、予約が締め切られてしまった。指定された番号に何度電話してもつながらなかったという。  一度は諦めたが、友人から「近所の病院が直接予約を受け付けてくれる」と聞き、慌てて電話して予約。後日、別の病院で高齢の女性が「ワクチンの予約を受け付けてくれませんか」「どこなら予約できますか」と尋ねていたのを見た。予約を断られ、途方に暮れる女性を見ていたたまれなくなった。  「私も予約が取れなかったら、今頃病院をはしごして聞いて回っていたかもしれない。あまりに不親切で、高齢者の尊厳を踏みにじるやり方だとさえ感じている」と語った。 ワクチン接種、ここに気を付けて 記事の後半では、これからの時期の高齢者のワクチン接種について注意すべきことや、既に接種を終えた医療従事者からのアドバイスを紹介しています。  群馬県の男性(73)は、接種券が届いた翌日午前9時から300回以上、指定された番号に電話をかけ続けて予約した。「インターネットで予約できれば良かったが、やり方がわからなかった」。政府は65歳以上の高齢者向け接種について「7月末までの完了」を掲げている。運良く自分は5月中に1回目の予約が取れたが、友人は1回目の接種予約が8月になったという。「国の進め方にはあきれるばかりです」  静岡県焼津市のパート従業員の女性(49)は、70代の母親から「お父さんが怒っている」と電話で助けを請われた。自分でスマホから予約しようとした80代の父。暗証番号の入力ミスを繰り返すうちログインできなくなり、怒りだしたという。女性が代わりにスマホで予約した。「たまたま私の仕事が休みだったからすぐに対応できたけど、タイミングがずれたら予約できなかった。不平等な予約システムだと思います」  埼玉県所沢市の大学教員の女性(50)は今月中旬、遠方に住む義母から「ワクチン予約の電話がつながらない」と泣きそうな声で電話で訴えられた。  義母の代わりにネット予約し… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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