2021年5月3日 7時00分 天皇、皇后両陛下や皇族方の予定を毎週更新します。皇室の方々は様々な行事や式典、宮中祭祀(さいし)などで多忙な日々を送っています。紙面では掲載しきれない公務も紹介します。 宮内庁は5月3~9日の予定を発表した。皇后雅子さまは6日、御養蚕始の儀に臨む(表記は宮内庁発表に準じます。予定は変更されることがあります)。 天皇、皇后両陛下、愛子さま 5/6(木) 雅子さま 紅葉山御養蚕所(御養蚕始の儀) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「たべっ子空手」は実在する? ロングセラーにそっくり
ロングセラーの動物型ビスケット「たべっ子どうぶつ」に、動物ではなく空手の型や組手が記されたバージョンが存在するそうです。販売元を取材しました。 ビスケットに英語で動物の名前が印字されている点が特徴のたべっ子どうぶつ。 1978年に発売されてから、おいしく楽しく英語が学べる「親子のコミュニケーションビスケット」として今も愛されています。 今年3月、そんなロングセラーの空手版がツイッターで紹介され、注目を集めました。 たべっ子どうぶつによく似たパッケージですが、商品名は「たべっ子空手」となっていて、ビスケットには空手の型や組手が描かれています。 ギンビスに聞きました 「本物ですか?」「手に入れてみたい」といったコメントが寄せられたこの商品。 実在するのかどうかを販売元であるギンビスの広報担当者に尋ねると、「弊社で以前販売していた商品です」との答えが返ってきました。 最初に販売されたのが2008年。日本で開催された「世界空手道選手権2008」にギンビスがブースを出して売りました。 海外から来た選手に好評だったそうで、その後もいくつかの国内の空手大会で限定販売。現在は売っていないそうです。 なぜ空手? なぜ空手だったのか? この点についてはこう説明します。 「弊社役員で空手道に造詣(ぞうけい)が深い宮本浩明が、経営理念である3I(教育性・独創性・国際性)と空手道の共通性に着目し、コラボレーションすることで空手道の楽しみを広げ、たべっ子どうぶつを世界により広げるという相乗効果を狙って企画しました」 描かれているのは、型64種、組手17種、用語44種の計125種。短期間で大量のイラストを作成するのに苦労したといいます。 残念ながら今後の販売予定はないというたべっ子空手。話題になったことについてはこう話します。 「10年以上前に販売した商品ですので、急に話題になったことにはただただ驚いております。弊社は『ここまでやるか』という会社です」(若松真平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府で新たに1057人がコロナ感染 死者は16人
大阪府は2日、府内で新たに1057人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。また、新たに40~90代の男女計16人が亡くなったことが確認された。府内の感染者数は延べ8万3570人、死者は計1513人になった。 府によると、重症の患者は前日から10人増えて425人。このうち68人が軽症・中等症病床で、1人が滋賀県の医療機関で治療を受けている。府が確保する重症病床(361床)の使用率は98・6%になっている。 軽症・中等症の受け入れ病床も、府が確保する2094床に1637人が入院しており、使用率は78・2%になっている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
福岡県、417人の感染を確認 過去2番目 死者は4人
福岡県は2日、新たに417人が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。また、新型コロナに感染していた60~80代の男女4人の死亡を発表した。1日あたりの感染者数としては過去2番目に多い。一方、4月28日に感染者として発表した40代女性が実際には感染していない「偽陽性」と判明し、28日公表の感染確認者を440人から439人に修正した。 偽陽性と判明した1人を除い… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
道内各地で成人式 一部地域の居住者には「参加控えて」
大野正美、志田修二2021年5月2日 18時30分 北海道内各地で2日、新型コロナウイルスの影響で延期されていた成人式が開かれた。 根室市では当初予定の1月10日から延期されていた成人式が、保護者らも参加して市総合文化会館で開催。参加者には事前にPCR検査をしてもらい、密を防ぐため席の間を空け、新成人と保護者の場所を大きく離すなどの対策を実施した。 参加対象の新成人は244人だったが、札幌市など感染者が多い地域の居住者には参加を控えてもらい、出席者は77人にとどまった。 朝方に雪がちらつくなど、あいにくの天気だったが、新成人を代表して市内に住む漁業、山﨑巧実さんと郵便局勤務、松村文花さんが誓いの言葉を元気に読み上げた。海水温上昇による不漁で打撃を受ける地元水産業の回復や、コロナ禍による四島交流の中止などで困難な状況にある北方領土問題の解決に「寄与していきます」と決意を語った。 千歳市でも当初の1月10日から延期された成人式が開かれた。 感染対策のため式を地区ごとに1部と2部に分け、512人が出席。出席者には各家庭での事前検温を要請し、会場の入り口でも消毒と検温を実施。来賓は招かず、保護者は入場しないよう制限。会場内では隣の席と間隔を開け、密を避けるようにした。 式では、新成人を代表して佐々木彪午さんと佐古優菜さんが「周りへの感謝の気持ちを忘れず精進していく」と決意を述べ、公募で選ばれた新成人が将来の夢や目標を発表。恩師からのビデオレターも上映された。 恵庭市の大学に通う同市あずさの源友梨さん(20)は「こんな大変なときに式を開いてもらってうれしい。人を助ける仕事にと選んだ看護師を目指して頑張りたい」と思いを語った。(大野正美、志田修二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ひきこもった時間を価値に」経験者がオンライン相談
自らもひきこもった経験がある20~30歳代の男女4人が、ひきこもりの当事者やその家族の悩みを聞くオンライン相談を始めた。コロナ禍でオンラインでの会話が普及する中、「家から出られない人にこそ必要な形」と利用を呼びかける。 拡大するオンラインで打ち合わせをする「ぽーとぴあ」の相談員とスタッフたち=「ぽーとぴあ」提供 グループは「ぽーとぴあ」。英語で港を意味するポートと仲間のピアをつなげた造語だ。大阪府の4人のひきこもり経験者が相談員を務め、高井逸史・大阪経済大教授(リハビリテーション科学)や当事者の母らがスタッフとして協力して2月末に活動を始めた。 同じように苦しむ人に会いたかった 立ち上げの中心となったのは、デイケア職員の中谷信哉さん(31)。中学時代から8年間のひきこもり生活の間、自分と同じ状況の人とつながるすべを思いつかなかった。「支援の専門家はどこか信用できないイメージで、会いたいと思えなかった。同じ立場で、同じように苦しんでいる人なら会いたかった」 数年前にひきこもり支援の民… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
森氏発言に口閉ざすアスリート 幻になった声明発表
2月上旬、東京アクアティクスセンター。競泳ジャパンオープンは、復活を期す池江璃花子選手らの活躍に沸いた。 その会場で日本水泳連盟は、競技以外の質問を控えるよう報道陣に要請した。 東京五輪の大会組織委員会長だった森喜朗・元首相による女性蔑視発言の直後だった。要請の前日、報道陣が森発言をどう受け止めたか、ある選手に尋ねていた。報告を受けた連盟が問題視したという。 記者が後日、連盟に尋ねると、森発言への質問が要請につながったと認めた。 同じ頃、ある競技の現役選手やOBでつくる「アスリート委員会」で、オンラインの会議が開かれた。森発言が話題になった。 「委員会で反対の声明を出した方がいいんじゃないか」「アスリート自ら自浄機能を果たすべきだ」。委員からはこうした意見が出たという。 委員らは後日、所属する競技団体と協議し、声明は見送られた。委員会メンバーの一人は「本来はアスリートが意見をきちんと伝えないといけないのに、発信すると競技団体に悪い影響が出かねないよね、となってしまった」と明かす。 競技団体事務局は取材に、委員会に再考を促したと明かす一方、声明を出すかどうかへの働きかけは否定した。 スポーツ界全体を揺るがせた森氏の発言。多くのアスリートが口を閉ざす中、SNSでの議論に参加したあるメダリストの思いとは。聖火ランナーの辞退を伝えたところ、県から送られてきた驚きのメールについても、記事後半で当事者が語ります。 「次にふさわしい会長像は」 五輪経験者、閉ざされた場なら 2月上旬の夜。社会起業家の安部敏樹さん(33)が、音声SNS「クラブハウス」で「ルーム」を開くと、複数の五輪経験者が参加した。 クラブハウスは、知人に招待された人のみが参加できる。録音や文字起こしが原則禁じられ、会話の記録は残らない。 閉じられた空間での議論は深… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国で新たに5900人感染 北海道、岡山、石川で最多
新型コロナウイルス感染症の1日時点の重症者は全国で1050人となり、前日より30人増えて、約3カ月ぶりに過去最多を更新した。厚生労働省が2日発表した。これまでの最多は、1月26日時点の1043人。3月下旬には320~330人台まで減ってきていたが、「第4波」によって約3倍に急増した。人工呼吸器やECMO(エクモ)(体外式膜型人工肺)による処置が必要な重症者が増えれば、医療は逼迫(ひっぱく)する。 国内の感染者は、2日午後8時半現在で新たに5900人が確認され、1週間前の日曜日と比べると28%増加。死者は61人だった。北海道では326人と昨年11月20日の304人を超えて過去最多を更新し、岡山県(114人)、石川県(40人)も過去最多を更新した。 緊急事態宣言の対象となっている4都府県では、東京都が879人と、日曜日としては今年1月24日以来約3カ月ぶりに800人を超過。大阪府(1057人)、京都府(164人)、兵庫県(539人)とともに、1週間前の同じ日曜日より増加していた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
元妻、会社資金を不正移動か 和歌山の資産家殺害事件
2021年5月2日 21時08分 和歌山県田辺市で2018年5月、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の野崎幸助さん(当時77)が急性覚醒剤中毒で死亡した後、元妻の須藤早貴(さき)容疑者(25)=殺人、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕=が野崎さんから引き継いだ金融会社から、自身の口座に約3800万円を移した疑いがあることが関係者の話でわかった。県警は詳細を調べている。 会社の元監査役の男性が昨年6月、詐欺容疑で須藤容疑者を県警に告発した。県警は告発を受理しており、野崎さんの死亡事件との関連も含めて捜査する。 男性によると、野崎さんが死亡してから4カ月後の18年9月、会社の口座から約3800万円が須藤容疑者の口座に移された。 須藤容疑者は同7月に代表取締役に就任。男性は「須藤容疑者は取締役会の決議などを経ずに代表取締役を引き継ぎ、法人登記を変更した。正規の手続きとは言えない」と問題視する。 男性によると、18年2月に野崎さんと須藤容疑者が結婚して以降、会社の事務員が同年5月まで月100万円を須藤容疑者の口座に振り込んでいたという。 須藤容疑者は結婚後も、和歌山にいないことが多かった。野崎さんは男性らに「もう離婚する」と漏らしており、用意している離婚届を見せられたこともあったという。県警は周辺捜査を進めている。 田辺市によると、野崎さんの遺産は預貯金や有価証券などで約13億円。妻だった須藤容疑者には半分の分与を求める権利があるが、今のところ分与には至っていない。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
コロナ下 薫風の成人式 県内在住者限定で開催 山形
小玉重隆2021年5月2日 21時10分 新型コロナウイルスの感染拡大を受け今年1月から延期になっていた山形市の成人式が2日、同市の山形国際交流プラザで開かれた。晴れ着姿の新成人たちは、友人と記念撮影をしながら久しぶりの再会を喜び合っていた。 成人式は、式典までの2週間の健康状況を記録した用紙の提出が求められるなど、感染対策を徹底して開かれた。4都府県に緊急事態宣言が出ていることから、出席者は県内在住者に限られた。このため、式典の様子はオンラインでもライブ配信された。 市内から訪れた清水ななみさん(20)は、「開催に賛否両論あるのは理解している。でも、一生に一度のことだし、家族にも晴れ姿を見せられた。延期してでも開いてくれたことに感謝しています」と話していた。 一方で、成人式を巡っては、市が「参加者を県内在住者に限定する」と開催8日前に急きょ発表したことから、苦情や意見が殺到していた。佐藤孝弘市長は式典でのあいさつで「急な決定となり、式典への参加、仲間との再会を楽しみにしておられた皆様におわび申し上げる」と陳謝。市は、貸衣装や美容室などのキャンセル料を9万円を上限に補助するなどの対応策を公表している。申請は12日から受け付ける予定だという。(小玉重隆) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル