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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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vendredi avril 2, 2021

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ニュース

ニュース 社会
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お返しは暗黙の了解、酒肴料は賄賂?宴会の歴史たどると

2 avril 2021
Japonologie
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 コロナ禍で花見や歓迎会など宴会の自粛が求められているさなか、政治家や官僚と企業との会食を巡る問題が噴出しています。そもそも複数の人が集まり、酒食を共にすることは、歴史的にどのような意味を持つのでしょうか。中世史研究者の盛本昌広さんに聞きました。  ――柳田国男は、宴会の目的について、神と人、また人間同士がつながりを持つために同じ物を食べた、などと述べています。  宴会と言っても、神様に捧げた物を参列者が共に食する宗教的なものから、権限を持つ人を接待するものまで、形態は様々です。  現在の新人歓迎会のように、別の場所から新たに来た人を供応する宴会は、平安時代にもありました。新任の国司を国の人々が接待する「三日厨(みっかくりや)」です。土地でとれたものを共に食べることは、その共同体の一員になったことの象徴でもありました。  当時の文献には、酒食の提供に加え、豪華な特産品が贈られた例も記されています。宴会と贈り物は、昔からセットでした。  インタビューの後半では戦後に広がった「会社の宴会」についても聞いています。  ――もてなす側は、やはり何らかの見返りを期待していたのでしょうか。  基本的には、「釣り合い」をと… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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車ディーラーからピザ回し世界一 きっかけは、手越くん

2 avril 2021
Japonologie
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 大阪市生野区の商店街に「世界一」のピザ回し職人がいる。トラック運転手や自動車ディーラーを経て、偶然見たピザ回しに憧れ、イタリアへ。修業を重ね、世界大会で優勝を果たした。「夢は何歳でもかなう」。そんな姿を見せたいと、ピザを回し続ける。  JR大阪環状線桃谷(ももだに)駅に近い桃谷商店街のピザ店「ピッツェリア・カサディエッロ」。訪ねると、松田悠佑(ゆうすけ)さん(37)がさっそく技を披露してくれた。  ピザの生地は厚さ2ミリ、縦横27センチあり、重さは180グラムほど。両手を使って縦方向に回す。  左指数本を生地の裏側にあてて横回転させたかと思えば、瞬時に右手に移し替え、体の後方に投げ飛ばし、また体の前面に投げ戻す。なめらかな技の数々にただ目を奪われる。しかも生地には穴一つない。  「なでるように回すことがコツです」と松田さん。だがいつもそばで見ている店のオーナー塚本敬次さん(47)も「技のスピードも速いし、まねしようにもできませんよ」と笑う。  ピザ回しは、生地を空中に投げ、均等に延ばす技術だ。ピザを焼くために絶対必要ということはないが、松田さんによると、客を楽しませるパフォーマンスとして、イタリアなどで職人が披露してきたという。 「何か別のことをしたい」時に松本潤さん  松田さんは岡山市出身。大学卒業後、地元の運送会社に入社し、事務や10トントラックの運転をした。25歳のころ、自動車ディーラーに転職し、トラック部品の管理・販売に携わった。  実家は車の解体業を営んでおり、高校生の頃から手伝っていた松田さんは部品の扱いには手慣れていた。  転機は29歳の時だった。父の俊夫さんが亡くなり、離婚も経験した。  「何か別のことをしたい」と思っていたとき、俳優の松本潤さん主演のテレビドラマ「バンビ~ノ!」を見た。イタリア料理人をめざして修業する主人公に影響を受けた。会社を辞め、岡山県内のピザ屋でアルバイトを始めた。  その矢先、テレビのバラエティー番組でタレントの手越祐也さんがピザ回しに挑戦する姿を見た。自分が店でいつも見ているピザが華麗に回る。その姿にあこがれた。「すごい世界があるんだ。かっこいい」  「自分もやる」と決めた。練習用の「ラバー」と呼ばれるゴム製生地をインターネットで取り寄せた。ネット動画を手本に指1本で生地を回したり、足の間から上に投げ飛ばしたりできるよう何度も練習した。  2013年にイタリアへ渡り、ピザ職人をめざす外国人を受け入れてきたローマ近郊ビテルボのピザ店に入った。  ピザ作りを学ぶかたわら、イタリア人の師匠にピザ回しを披露すると「俺よりうまい」とほめられ、自信がついた。その年のイタリアの地方大会で、ピザ回しのアクロバティック部門で3位に入った。帰国後も技の精度を磨いた。 「日本でもぜひ出したかった」  帰国後の16年1月、同じ師匠のもとで修業した塚本さんが脳梗塞(こうそく)で倒れ、「うちの店に来てくれないか」と打診された。それ以降、二人三脚で「カサディエッロ」を切り盛りしている。  トマトソースや水牛のモッツァレラなどを使った看板商品「ソレンティーナ」を提案したのも松田さんだ。「一番最初に師匠に教わったのがソレンティーナ。日本でもぜひ出したかった」と話す。  18年、欧州を中心に千人規模の職人たちがピザ作りの技を競う世界大会「ピッツァ・ワールドカップ」(ローマ)のアクロバティック部門に出場した。時間制限はなく、どれだけ迫力あるパフォーマンスを見せて観客を沸かせられるかが決め手となる。松田さんの演技は審査員に高く評価され、1位に輝いた。日本人では初めてだという。 ギネス世界記録に申請中  「1位になれるとは思ってなか… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「私が営業?できるかな」筋ジス抱えた女性、新たな一歩

2 avril 2021
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 「社会人1年生として、頑張ります」  午前10時半、千葉市若葉区の自動車販売整備業「エーゼットファクトリー」の朝礼。新入社員の内藤純子さん(18)があいさつすると、温かい拍手で迎えられた。  内藤さんは難病の筋ジストロフィーで、長時間の歩行や重い物を持つのは苦手だが、会話に不便はない。買い物などの外出時には車いすを利用するが、今回、営業職として採用された。  診断が出たのは小学校高学年。それでも「他の人と同じ生活をして、同じように働く大人になりたい」と考えてきた。高校は、工場を営み、働く父・大介さん(45)の姿に憧れ、工業高校の電子工業科に進んだ。  高校3年で進路を考えている時、見つけたのが同社の整備士募集だった。車好きの父の影響もあり、自動車関連の職にひかれた。だが、「私にできるのは事務くらいだろうな」。ダメ元で事務職の求人を問い合わせると、「車いすの営業マンなら募集しています」。小野田直社長(58)から意外な回答が返ってきた。  同社は、福祉車両の整備も手がける。取引先には福祉施設や障がい者も多く、「彼女は当事者。僕らが気付かないことにも気が配れ、さらに良いサービスができる」と考えたという。  「私が営業? できるかな」。内藤さんは戸惑ったが、両親にも背中を押されて挑戦を決意。面接では受け答えがしっかりしていることなどが評価され、採用された。  将来的には、一人で自動車を運転し、営業に回る予定だ。内藤さんのため、小野田社長は、改造費含め500万円を出し、全国に数十台しかない特別仕様の「ジョイスティック車」を用意。手で扱うレバー1本で、アクセルやブレーキ、カーブなどの操作が出来る。  ただ、特殊な車を運転するための免許が必要だ。内藤さんは今後、教習所に通い、免許取得をめざす。  営業の先輩・久我絢子さん(35)は、「内藤さんの目線で取引先を見てくれたら、提案の幅が広がる」。専務で整備士の秋田涼さん(32)は、「病気などで運転を諦めている子どもが彼女を見たら、希望がもてる」と期待する。  この日、新たな一歩を踏み出した内藤さんは「不安はあるけど、お客様にしっかり商品の説明ができるよう、勉強していきたい」と決意を語った。(真田香菜子) ■千葉県内 各社で… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「奇跡の一本松」の高田松原を一般開放 松の苗すくすく

2 avril 2021
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 東日本大震災の津波で「奇跡の一本松」を残し流された岩手県陸前高田市の高田松原で1日、震災後に松の苗を植樹した海辺が初めて一般開放された。再生に向けて4万本の苗を植える計画は来月、完了する見込みで、早い時期に植えられた松は高さ2メートル近くに育っている。  高田松原には震災前、海岸沿いに約7万本の松があった。国の名勝に指定され、海水浴場としても親しまれて、年間約100万人が訪れていた。それが10年前の津波と地盤沈下で砂浜の9割が消失。新たに砂を入れて浜を再生し、2017年5月から植樹が始まった。  最初に植えた苗は、震災の前年に松原で集めた松ぼっくりから種をとって育てた。県と市、地元のNPO法人「高田松原を守る会」は、支援者やボランティアらの力を借り、これまで約2キロにわたって計3万9千本を植樹した。昨春、希望者400人に植えてもらい目標の4万本を達成する予定だったが、コロナ禍で中止になっていた。  一般開放された1日、市内の熊… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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緊急列車停止装置、作動しない状態で走行 JR西日本

2 avril 2021
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 JR西日本は1日、JR琵琶湖・京都・神戸線を走る新快速電車が3月31日、緊急列車停止装置(EB)が作動しない状態で一部区間を走行していたと発表した。  EBは、運転士が意識を失うなど1分間運転操作をしない時にブザーが鳴ったり、表示灯が点灯したりしたのち、さらに5秒間何もしなければ非常ブレーキがかかる仕組み。  JR西によると、3月31日午前9時25分ごろ、長浜発姫路行き新快速が兵庫県の神戸線立花―甲子園口駅間を走行していた時、運転士がブザーなどが作動しないことに気づき緊急停車した。添乗していた別の運転士を保安要員とすることで、約5分後に運転を再開した。  その後の調査で、EBに指令を出す機器が動作不良を起こし、米原駅(滋賀県米原市)以降、EBが作動していなかった可能性が判明した。JRは機器を取り換えるとともに、原因を詳しく調査し、再発防止に努めるとしている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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訴訟中のセブン、駐車場に本部が仮店舗 元店主が反発

2 avril 2021
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 コンビニ大手のセブン―イレブン・ジャパンが、元店主に建物引き渡しなどを求めて提訴している大阪府東大阪市の店舗をめぐり、本部側は1日、駐車場に仮設店舗を建設する工事を始めた。元店主側は「工事を強行するのはおかしい」と反発している。  店舗は「セブン―イレブン東大阪南上小阪店」。元店主の松本実敏さんが2019年2月に深夜休業を始めたことをきっかけに本部と対立し、本部は同年末にFC契約を解除。松本さん側は契約解除の無効などを、本部側は建物の引き渡しなどを求めて大阪地裁に損害賠償訴訟を起こしている。  店舗は現在休業状態だが、本部は1日、駐車場の土地を分割、仮囲いをして仮設店舗の建設を始めた。これまで松本さん側に任意での店舗引き渡しを求めていたが、松本さんが応じなかったために建設に着手したという。本部は仮店舗を建てる理由を「『買い物や防犯のために営業を再開してほしい』と地元住民から要望がきている」と説明し、店舗は訴訟の判決が確定すれば解体する方針だ。  松本さんは同日、「セブン本部は不当な実力行使を止めてください!」とする貼り紙などを元の店舗に掲示した。取材に対し、「店舗を明け渡すと最後のとりでがなくなってしまう。裁判で決まれば従うが、仮店舗建設を強行するのはおかしい」と話した。(栗林史子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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JR駅に謎のホワイトボード漫画 1年半で連載50回超

2 avril 2021
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 ネコの駅員に、クマやハマグリをメンバーに従える謎の秘密結社リーダー、それに用途不明のロボット――。  そんな濃いキャラクターの数々が登場する漫画の連載が、JR関西線の四日市駅と桑名駅の構内で続いている。JR東海の社員がホワイトボードに描き始めて1年半。SNSでも話題となり、ひそかな人気を集めている。  3月中旬の四日市駅。券売機横にあるホワイトボード漫画には、「祝!ご卒業」の文字があった。  「4月からの新しい生活を四日市駅一同応援しています」。そんなお祝いの言葉に続いて、利用客へのお知らせとして、駅の切符売り場の営業時間の変更などを伝える内容だ。  漫画の掲示は四日市駅で2019年10月、桑名駅で同年12月から始まった。両駅を合わせると、すでに50回を超える。  毎回、多彩なキャラクターが出てくるのが特徴だ。「卒業」を扱ったこの回は、これまでに何度も出た利用客の「ミサキちゃん」や学生の「ララエル」と「ロロエル」、駅員の「駅ねこどん」などが登場した。  JR東海によると、漫画は社員の一人が担当。若い利用客らに駅や鉄道の情報を伝えるため、興味を引きつけやすい漫画を利用することにしたという。  「インパクトのある案内を目指している」と担当者が言うように、漫画は必要な情報をきちんと伝えつつ、そのキャラクターやストーリーには「なんでもあり」感が漂う。  ハロウィーンを目前にした昨年10月の回では、唐突に吸血鬼の少女「マリアベル」が登場。この吸血鬼、なぜか「伊勢神宮に行きたい」と漏らし、周りを囲んだカボチャのお化けなどからは「何で?」の反応が。そこで、伊勢方面に行くのに便利な回数券を紹介するといった具合だ。  「四日市駅7ふしぎ」など、駅に愛着を持ってもらうためのコーナーが登場したこともある。  こうした漫画は、ツイッターなどSNSでも話題になっている。  「ここのホワイトボード、毎回楽しくて、キャラクターも可愛いんですよ」「かなり継続されているし、こういう手弁当な活動は引かれるねえ」――。好感を持って発信されたつぶやきが目立つ。固定ファンもできているようだ。  漫画の担当者は「当社の取り組みをお客様に楽しく、わかりやすくご案内できればと思います。今後も引き続きお客様に楽しんでいただけるよう頑張ります」と話している。 好きな漫画は?お気に入りキャラは?卯由乃さんに聞いた  漫画の作者は作品中で「卯由乃可奈(うゆのかな)」と名乗っているが、「カエルが超苦手」などの断片的な情報しかなく、人物像は不明。卯由乃さんとはいったいどんな人なのか。JR東海にインタビューを申し込んだところ、「書面でなら」と了解を得た。  以下は、卯由乃さんとの一問一答。  ――卯由乃可奈さんはペンネー… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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中学受験、ストレスで荒れた 子が自信を失った時、親は

2 avril 2021
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 中学受験、どうしよう――。朝日新聞社が3月28日に開いたオンラインイベントで、教育ジャーナリストのおおたとしまささんと、中学受験経験者の時事ユーチューバー・たかまつななさんが、中学受験をテーマに対談しました。子どもの「やる気」や、親の役割とは――。対談の前半に熱く語り合いました。(田渕紫織、石山英明、日高奈緒) ――中学受験って、小学生のうちから苦労する分だけ、その先の大学受験での苦労を減らすためのものといった親の考え方もあるように思いますが、いかがでしょうか。  おおた 僕からしてみると意味がわからない。確かに高校受験がなくなることの意味はあると思いますが、大学受験は楽にならないのでは?  たかまつ 先取りで勉強する効果はあると思う。ただ、親が本当に子どもの「幸せ」を願って学歴を求めているのに、結果それが子どもを不幸にしているというケースを、私はたっくさん見てきました。 ――たかまつさんは、どんな受験生活でしたか。  たかまつ 小4から本格的に塾に通い始めました。最初は成績が悪くて、小6の10月くらいまでは、もう勉強もやる気がなくて、塾も成績が悪いし、そのストレスで学校では荒れちゃってました。  おおた 学校をストレスのはけ口にしちゃう?  たかまつ そうです。かなりすさんで、親が苦労していましたね。母が専業主婦で、亭主関白の家だったので、私が勉強できないのは母のせいにされているのが子どもながらにわかって、しんどくて、全然成績も上がらないし、楽しくもないし、苦しかったです。 ――子どもが自信をなくしてしまって折れそうになっちゃった時に、おおたさん、何かアドバイスは。 記事の最後には対談の全編を収録した動画もあります  おおた 勉強をしていればテス… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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消えた売り上げ3700億円 ライブ業界は生き残れるか

1 avril 2021
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 音楽ライブを支える音響や照明の人たちが、働く場が激減し、苦しんでいる。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除されたとはいえ、以前のようにイベントで集客ができる見通しがたたないからだ。音楽スタジオの閉鎖も相次いでいる。 照明、音響、舞台制作…働く場失うフリーランス  2月27日、東京都港区南青山のライブハウス「ブルーノート東京」。作家のいとうせいこうさんが、ユニット「いとうせいこうis the poet」でライブ中、会場の上部にある音響ブースを見上げて「いい音がかかっていますよね」。そして、PAエンジニアのDub Master X(ダブ・マスター・エックス)さん(58)の名前を呼んだ。演奏者や客席から、ダブさんへ温かい拍手が送られた。 拡大するライブ中、各種の音の調整をするPAエンジニアのDub Master Xさん  PAエンジニアとは、ライブ会場で楽器の音や歌などを整え、最良の音を客席に届ける「音のプロ」だ。仕事はライブ当日だけでない。会場の規模や設備にあわせて機材を選ぶ準備から、機材の設営、撤収まで多岐にわたる。ダブさんは日本を代表するPAエンジニアとして、これまでDef TechやSUGIZOさんらのライブを数多く手がけてきた。  2019年には年間2百数十日仕事が入っていたが、昨年は60日ほどだった。ダブさんは「照明や音響、舞台製作などはフリーランスが多い。一つの公演が中止されると、多くのフリーランスが食いっぱぐれる」と語る。この1年、感染症対策で客席が減った分の収入を公演回数を増やして補ったり、経費削減のために公共交通機関を利用せずに、車を長時間運転して全国のツアー会場をまわったりしたという。コロナ禍で不要不急の外出自粛が強調される中、「何十年も誇りをもって仕事をしてきたが、世の中から必要とされていないと感じた」。  CDの売り上げ減に反比例するように、ライブ市場はこの10年ほどで規模を急拡大していた。ぴあ総研によると、音楽業界だけで19年は過去最高の4237億円。2010年と比べて2・5倍以上になった。だが、コロナ禍で音楽イベントの中止や延期、入場者制限が相次ぎ、昨年2月から今年1月までの間、入場料の売り上げだけで3700億円が消えたと推計する。 音楽スタジオ「銀行からの借り入れも限界」  音楽スタジオも厳しい状況だ。… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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大会関係者「やむを得ない」 聖火リレー「中止論」に

1 avril 2021
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 東京オリンピック(五輪)の聖火リレーについて、大阪府の吉村洋文知事が1日、「大阪市内では中止すべきだ」と発言。大阪市の松井一郎市長も同調した。大会組織委員会が府と調整中だが、大会関係者の間には「中止はやむを得ない」との空気が急速に広がっている。  「大阪の皆さんの方がリレーをやりたがると思っていたが、この感染状況では中止の方向がいい」。大阪府と市のトップが中止に言及したことを受け、大会関係者の一人はそう話した。  聖火リレーは、3月25日に福島県をスタートした。平和や友愛といった五輪の理想・精神を伝え、大会の機運を盛り上げる狙いがある。延期決定から1年越しの出発に、当初は「これで五輪本番の支持率も上がってくれる」と期待を寄せる関係者もいた。  だが、大阪の感染者数が3月30日に432人、31日に599人と急増し始めると、不安視する声が出始めた。聖火が大阪府に入るのは4月13日で、2日間予定されている。組織委のある幹部は3月末、「(他県の)沿道の感染対策より大阪が心配。リレー中止の現実味が出てきた」と話した。別の幹部は「大阪市だけ別の措置ということもある」と厳しい見通しを示していた。 長野市では到着式を無観客に  大阪府が「まん延防止等重点措置」(まん防)の適用を政府に要請する方針であることが報じられると、丸川珠代五輪相は30日、まん防適用地域について、ルートを変更する可能性を示唆していた。  組織委はこれまで、実施地域で… 【5/11まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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