入試の情報が足りない――。コロナ禍で、今回は、日程や形式などの変更が相次ぐ。学校見学や合同説明会の機会も限られ、私立校も多い首都圏の受験生は、例年以上に入試情報を集めるのに苦労している。そんな子たちをサポートしようと、都内の公立中学校では、地域の人や保護者が立ち上がった。 区立中の教室で動画収録 7日、東京都世田谷区立船橋希望中学校の教室で「知ることから始めよう! WEB進路説明会第1回」の収録が行われた。 「都立の過去問を解いておけば、対策は大丈夫でしょうか」。中3の生徒が、今回から出題が公立型に変わる国学院高校(渋谷区)の3回目の入試について質問した。オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」で参加した同高の入試担当、柳町和洋教諭は「1回、2回の出題とさほど大きくは変わりません。サンプル問題をホームページに出すので、対策してください」と答える。 「コロナによる長期休校中の学… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
目撃者が語る「ひょっこり男」 2分で4回はみだす動き
埼玉県内で自転車での飛び出し行為を繰り返し、「ひょっこり男」などと呼ばれていた桶川市のパート成島明彦容疑者(33)が26日、道路交通法違反(妨害運転)の疑いで県警に逮捕された。改正道交法で新設されたあおり運転の規定が自転車に適用された初のケース。事件を目撃した同市の男性(67)が取材に一部始終を語った。 5日午後2時すぎ、男性は自家用車で近所の商業施設に向かう途中だった。前を走っていた車が左折して視界が開けると、スポーツ用自転車に乗った黒ジャケットに金髪の成島容疑者が目の前に現れた。 成島容疑者は片側1車線の道路の中央線付近を蛇行しながら、男性の前を数百メートルにわたり2分余り走行。危険を感じた男性は車の速度を落とし、距離をとった。 成島容疑者はこの間、対向車が来るのに合わせて計4回、右にそれて反対車線側にはみ出す動きを見せた。対向車は左にハンドルを切ったり減速したりして衝突を回避。このうち1回が逮捕容疑となった。男性はその後、この様子が映ったドライブレコーダーを県警に提出。捜査関係者によると、この映像が逮捕の決め手になったという。 男性は「遊んでいるつもりかもしれないが、車がよけた先に歩行者がいたら危ないし怖い」。県警によると、成島容疑者は調べに対し「車のマナーが悪かったので注意した」などと述べているという。(宮脇稜平) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ありのままの自分になっている気持ち」 “女装サブスク”の利用者を直撃 マウンティングから解放されラクに生きるきっかけに?(ABEMA TIMES)
商品やサービスなどを一定期間利用することに対して代金を支払う、いわば定額制サービスの「サブスクリプション」。多様な業界で注目されるビジネスモデルだが、こんな分野でも…。 【映像】“女装サブスク”の利用者を直撃 「女装に必要なセットを、すべてお届け」。「ガールズクローゼット」は日本全国の男性を対象にした、女装セットを郵送でレンタルできる「女装サブスク」だ。今年7月にサービスが開始され、現在およそ100人が利用している。 レンタルできる洋服は300着以上。「肩幅や腕がごつく見えないよう」こだわって厳選した普段着やコスプレなど、様々な種類をそろえている。今まで一度も女装をしたことがない人でも気軽に始められるよう、メイクセットもプレゼント。女装レッスンの動画を見て、化粧を楽しく学べるという。 埼玉県に住む大学院生のなおさんも、そのうちの1人。自粛期間中だった5月頃に女装に興味を持ち、9月に女装デビューした。 『ABEMAヒルズ』の取材に対し、なおさんは実際に女装姿を見せてくれた。女装する前の気持ちは「やっぱりわくわく」だといい、この日のコーディネートやメイクのポイントについて「清楚系をイメージして、お姉さんみたいな。目が大きくなるようにちょっと黒めのアイシャドウを外側に塗って…」と話す。 男性の姿の時は極度の人見知りで、自分に自信がないと話すなおさん。女装をすることで、大きな変化があったという。 「ありのままの自分になっているような気がしますね。男の子というよりは、やっぱりかわいい姿のほうが『自分はその姿でいたい』って思います」 ありのままの自分。実はこのインタビューの前日、なおさんは同居する母親に女装が趣味だとカミングアウトした。 「最初は気持ち悪がられるかなと思ったんですけど、(お母さんは)『あなたが楽しんでいるならそれが一番だから別にやめなさいとかは言わないよ』『ひとつの趣味なんだよね』って」 母親に趣味として認めてもらえたことが「すごくうれしかった」と喜ぶなおさん。令和になり一人ひとりの個性が尊重される時代で、「もっと手軽に女装を楽しんでほしい」とガールズクローゼットの亀井有希代表は話す。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“暴走族的精神”安藤忠雄が語る未来「世界が変わる時、自分には何ができるか」(テレ朝POST)
テレビ朝日が“withコロナ時代”に取り組む『未来をここからプロジェクト』。 同プロジェクトでは、「未来への入り口」というコンセプトのもと、多岐にわたる分野で時代の最先端を走る「人」を特集する新企画『未来を人から』を展開。 第2回に登場したのは、世界的建築家の安藤忠雄だ。 大阪の下町で祖母に育てられ、家庭の経済事情から大学進学はせず、独学で建築家の道へ進む。 1976年に手がけた「住吉の長屋」が高く評価され、日本建築学会賞を受賞。その後も国内外問わずさまざまな建築を手掛け、イェール大学教授、コロンビア大学、ハーバード大学客員教授などを歴任する他、1995年には建築会のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞など華々しい経歴を持つ。 しかし近年は体が病気に冒され、2009年にはガンが発覚し、胆のうと胆管、十二指腸を摘出。2014年にもすい臓がんが発見され、膵臓と脾臓を全摘出。 そんな苦難も乗り越え来年で80歳となる安藤に、建築物に込めた意思や未来を担う人々への思いを聞いた。 これまで数々の名建築を世に送り出してきた世界的建築家、安藤忠雄。さまざまな逆境と戦い乗り越えてきた彼は、80歳を目前にしてどのような未来を語るのか。 話を聞いた場所は、大阪府大阪市の児童向け図書施設「こども本の森 中之島」。安藤が設計し寄付をして、今年7月にオープンしたことで話題となった。「新聞や本を読まない子どもが増えているので、活字文化の大切さを伝えたい」との信念に基づく活動であるという。 子どもが楽しめる絵本から、大人が読んでも楽しめる小説。学術書に漫画まで、蔵書は幅広い。 「おもしろいですよ。ここに来たら1日はじゅうぶんにいれますね。ここにある本は、どこで読んでもいい。外へ持っていってもいいんです」(安藤) 「コロナで人が集まれない。これは人間にとっていちばん大変なこと」 建築の世界においては、さまざまな思考の積み重ねの上に建物が出来上がるという。この図書館は、どのような考えの基(もと)に建てられたのか。 「(建築においては)考えていちばん良い答えをみつけないといけません。中之島は大阪のシンボルみたいなところ。そして、これからの大阪にとって大切なものはなにかというと、子どもなんです。我々がつくるのは宝箱みたいなもの。ただ箱と、本を用意しただけです。この施設にとっていちばんの宝はなんといっても利用する子どもたち。子どもたちに元気よくなってもらうためにはどうしたらいいか、ということをまず考えました。そうしたら形はおのずとできてくる。 好奇心は大事です。いま子どもたちに元気がないのは、親がコントロールしすぎるからです。塾に行きなさい、一流大学に行きなさい、大きな企業に入りなさいというけれど、子どもが自分の考え方ができあがってくる時期は7~8歳ですよ。みずから考えて行動できる大人になるにはこの大事な時期に本を読まないと。 自分の故郷の風景を心の中に刻むところをつくる。そして、あのとき見た本を読みながら、次の時代はどう生きたらいいかと考えられる子どもを育てることが出来れば、世界に通用すると思うんです」 さまざまな人という宝を輝かせるための箱として、あらゆる試行錯誤を重ねて建物をつくる。それが建築なのだと安藤はいう。 「建築というのは、歴史的にもエジプトの時代からギリシャとずっとありましたけれども、お互いに対話をする場所をつくる行為なんです。例えばギリシャのアゴラという広場は人間が集まって意見を交わす場所です。ローマにある広場も、みんなが集まって考える場所です。 いまはコロナで集まれないじゃないですか。これは人間にとって大変なことなんです。コロナも大変ですが、集まって心からの会話ができないのがいちばん大変なこと。それを乗り越えていくためには、気持ちの持ちようが大事です」 いまだからこそ、人が集い、考え、心を重ねることが大切――。安藤は力強くこう語る。 「心のありようってあるじゃないですか。近所に対する愛情、犬や猫や生きているものへの愛情、老人に対する愛情。そういうものを含めて、あらゆるものに対して愛情がないと乗り越えていけない。生きていくためのモチベーションは愛情だと思うんです」 コロナ禍により、インターネットを通じたコミュニケーションが世界中で加速する昨今。ネットを通じて簡単に人と“つながれる”といいがちな世の中だが…。 「スマートフォンというのは、愛情のない機械でしょう。私も使ってるけど全く愛情が感じられない。(情報が)ぱっぱぱっぱ出てくるけど、迷惑な機械ですよ(笑)。(情報をただ受け流すだけでなく、)ちゃんと体で感じることのできる子どもを育てないといけない。子どもにスマートフォン、コンピュータを与えすぎなんです。お互いにしっかりと対話しながら生きていく。そのなかで初めて愛情が出るんでしょう」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
“逆張り”“被無視感”が過激な言動に走らせる要因に? 亡くなった芸能人への中傷・憶測に異例の注意喚起(ABEMA TIMES)
名古屋を拠点とするアイドルグループ「てぃんく♪」で活動していた七瀬雪乃さんが今月17日、不慮の事故により17歳の若さで亡くなった。彼女の死を巡りいま、所属事務所が異例のコメントを出す事態となっている。 【映像】なぜ乱立? 芸能人の死を巡り憶測記事 「現在youtube、SNS、掲示板などで故人を貶める不愉快な投稿などがあるとご報告を頂いております。とても看過出来る問題では無く、絶対に許せません」(てぃんく♪公式Twitterより、一部抜粋) そうしたインターネット上の投稿に対し事務所は「ご遺族と共に厳正に対処させて頂きます」として、法的措置も辞さない姿勢を示している。 芸能人の死を巡り、ネット上に不確かな情報が広がるケースは他にもある。大手芸能事務所のアミューズは20日、公式ホームページで、所属アーティストに対する度を超えた誹謗中傷やデマ情報の拡散がみられると指摘。さらに、「デマ情報を発信しているWebサイト」として、複数の具体的なURLも掲載している。 これらのサイトはいずれも、7月に亡くなった三浦春馬さんに関し「何らかの隠された事実があるのではないか」とする、いわゆる陰謀論が語られているのが特徴だ。アミューズは「事実無根のデマ情報の流布は、当社又はアーティスト等への信用毀損もしくは名誉毀損に該当する」とし、問題がある投稿に対しては新たに設けた法務部のTwitterアカウントを通じて連絡をしていくとしている。 芸能人の死が報じられるたびに中傷や憶測が生まれる心理的な背景について、明星大学准教授で臨床心理士の藤井靖氏は「今回のように人が亡くなった時に、多くの人は故人を悼む気持ちでメッセージを発信することが多いわけだが、その中で、いわゆる“逆張り”で過激なことや故人を貶めることを言うことで、目立つということはひとつあると思う」との見方を示す。 一方で、七瀬さんに関しては「不慮の事故」という表現に注目。「よく行政上の死因の区分として使われる言葉だが、具体的には交通事故や自死、その他いろいろなものが実際含まれているわけで、あえて幅を持たせてしまったのはもう少し考える余地もあったのではないか。多くの人にとって社会的距離が遠く、それゆえに情報を得にくい人だからこそ、決めつけて少しでもモヤモヤを減らしたいという心理が生まれる」と指摘した。 藤井氏によると、近年の研究で自分は周囲に無視されたという「被無視感」が、攻撃的・過激な言動に結びつく可能性が指摘されているという。「例えば、SNSや掲示板、何らかのサイトに書き込みをした時、それに『いいね』がつかなかったり、リプライがされないことを無視と感じてしまう。また、いろいろな人が発言するグループチャットで、ある人の投稿に対する返事を量的にカウントした時、リプライが少ない人は被無視感やストレスが高くなるといわれている。そしてその蓄積が、より容易に受け手の反応を引き出しやすい誹謗中傷や憶測などの言動につながりうるということ。そもそもネットは、自分と社会との間に一線が引かれてしまい、人の死という重大なことでも現実感が持てず、思いついたことをすぐに反応として表出してしまう場所になりがち。とはいえ、被無視感が影響するとすれば、単なる個人の問題としてではなく、ネット上の物の見方や価値観について、社会的に改められていかなければならないと思う」と述べた。 (ABEMA/『ABEMAヒルズ』より) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
10月27日「読書の日」から読書週間スタート なぜ読書の秋といわれる?(ウェザーニュース)
秋は「○○の秋」と言われるように、いろいろなことを楽しみやすい季節。よく耳にする「読書の秋」もそのひとつです。秋は読書の似合う季節でもあります。 今日10月27日は「読書の日」であり、10月27日~11月9日の2週間は「読書週間」でもあります。それにしても、どうして「読書の秋」といわれるようになったのでしょうか。 「読書週間」はいつ、どうして始まったの? まずは、読書週間について見ていきましょう。 第1回の読書週間が開催されたのは、終戦まもない1947(昭和22)年です。「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という志のもと、出版社や取次会社、書店、公共図書館を中心に、新聞社や放送局なども協力して行われました。期間は11月17日~23日の1週間でした。 当時、アメリカでは、11月16日から1週間、子供に本に親しんでもらう運動である「チルドレンズ・ブック・ウィーク」が開催されていました。日本の読書週間の時期は、このチルドレンズ・ブック・ウィークを参考にしたのです。 第1回の読書週間が大反響を呼んだため、翌1948(昭和23)年の第2回からは、期間を延ばして開催されるようになりました。文化の日(11月3日)を中心にした10月27日~11月9日の2週間で、この開催期間は今に至るまで変わっていません。 「秋だから読書」というより、アメリカのチルドレンズ・ブック・ウィークと日本の文化の日が読書週間の期間に影響しているようです。 「燈火(灯火)親しむべし」で、秋の夜長は読書を! 読書週間が秋だからこの時期に定められたというわけではないにしても、暑くも寒くもなく、過ごしよい秋は、読書にはもってこいの季節に思えます。 たとえば、夏目漱石は小説『三四郎』に「そのうち与次郎の尻が次第に落ち付いて来て、燈火親しむべしなどという漢語さえ借用して嬉しがるようになった」と書かれている箇所があります。 この「燈火(灯火)親しむべし」というのは「秋になると、涼しくなり、夜も長くなって、燈火、つまり明かりの下で読書するのに適している」ことを意味しています。 「燈火親しむべし」は、唐の文人の韓愈(かんゆ/768-824年)の詩『符読書城南(符、書を城南に読む)』の中に出てくる一節がもとになっています。その一節の書き下し文を紹介しましょう。 時秋にして積雨(せきう)霽(は)れ 新涼郊墟(しんりょうこうきょ)に入(い)る 燈火稍(やや)親しむ可(べ)く 簡編卷舒(かんぺんけんじょ)す可(べ)し 「秋になり、長雨も晴れ上がって、新鮮な涼しい気が城外の村の家々に入り込むようになった。夜には明かりにも親しめるようになったので、これからは書物をひもとくこともできるだろう」といった意味です。 読書週間の今、秋の夜長は「燈火親しむべし」を実践してみてはどうでしょうか。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】27日の天気 – 広く秋晴れ 調節のできる服装を 関東は夜にわか雨の所も(27日7時更新)(ウェザーマップ)
ウェザーマップ きょう(火)は、北日本の天気も回復して、日中は晴れ間の出る所が多いでしょう。朝は冷えても日中はさわやかな秋の陽気となりそうです。きょうも一日の気温差にお気をつけください。関東も晴れ間がありますが、きのう(月)より雲が広がりやすく、夜は一部でにわか雨があるでしょう。 日本付近は高気圧に覆われて、日中は晴れる所が多いでしょう。特に東海や北陸から西の各地は秋晴れが続きそうです。空気の乾燥が続くため、火の取り扱いに注意してください。 北日本の日本海側は、午前中は雨の残る所もありますが、天気は回復に向かいます。 関東も、日中は日の差す時間があるでしょう。ただ、湿った空気や上空の寒気の影響で、午後は雲が広がりやすくなり、夜は千葉県などの沿岸部や内陸を中心に、一部でにわか雨がありそうです。 日中の気温はきのう(月)と同じくらいの所が多いでしょう。朝は冷えても、日差しとともに気温が上がり、東海から西では23℃前後と、昼間は過ごしやすい陽気となりそうです。北日本は15℃前後で、日差しの暖かさを感じられるでしょう。 関東は雲が多くなる分、きのうより低くなり、東京で20℃の予想です。 日中は過ごしやすい所も、夕方以降はまた冷えてくるため、調節のできる服装がよさそうです。 (気象予報士・及川藍) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 全国的に秋晴れ&寒暖差大(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 今日27日(火)は、日本付近は移動性高気圧に覆われて、全国的に晴れるところが多くなります。ただ、北日本の日本海側や関東周辺で雲が多く、にわか雨の可能性があるので雨具があると安心です。 昼間は日差しのもとでは過ごしやすくなりますが、昼間と朝晩の気温差が大きくなるので、上着などで上手に調節をしてください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ケチ?いいえ、合理的 軽自動車「一家に1台」超える県
佐賀県に住んでいると、軽自動車の多さに驚かされる。スーパーの駐車場、道路、田んぼ、あらゆる所で見かける。昨年度の100世帯当たりの軽自動車普及台数は103・0台で、長野と鳥取に次いで全国3位だった。なぜ「一家に1台」を超える軽自動車王国となったのか。その理由を探ってみた。 「スライドドアだと、狭い道でも乗り降りしやすいですよ」 9月下旬の土曜日。軽自動車専門の中古車店「タックス唐津」(唐津市)で、子どもを連れた女性が店員の説明を聞いていた。 創業からおよそ40年になるというこのお店。初めは軽以外も扱っていたが、売れる車の7割近くが軽ということで、販売を軽に絞った。福岡市出身で、唐津で8年ほど販売している店長の常広法貴さん(31)は、「佐賀では家族に1台で足りず、1人1台の感覚で2台目以降を軽にする人が多いと感じる」。 隣接する車検場に来ていた唐津市の主婦、坂本亜紀子さん(38)は家族7人で5台の車を持ち、2台は軽という。同市の無職、岸田茂登さん(74)は「年金暮らしなので、維持費が安い軽でじゅうぶん」と話す。 庶民の味方、共働きの味方 なぜ佐賀は軽自動車王国なのか。全国軽自動車協会連合会佐賀事務所の牛島光英事務局長(59)に聞いてみた。 軽は「庶民の味方」だ。車体価格が比較的安いというのもあるが、維持費もリーズナブル。現在、乗用で自家用の軽四輪車の軽自動車税(年1万800円)は、車体価格で軽と競合するコンパクトカーの半額以下。燃費もよく、高速道路の通行料金も安いなど、経済的なメリットが大きい。庶民に強く支持されることが普及率の高さの一因と言えそうだ。 牛島さんは「生活の足として軽は必需品」とも話す。連合会の統計によると、電車やバスなど公共交通機関を使う人が少ない地域では軽の普及率が高いという。この統計(2010年の国勢調査をもとに作成)では、通勤通学者で、電車やバスなどの公共交通機関を使う人の割合は、佐賀で6・0%、宮崎は3・2%。軽の普及率上位10県は、いずれも10%未満だ。軽の普及率が九州・山口で最も低い38位の福岡は、22・3%と比較的高い。 ただ軽の普及率が25位の大分、31位の山口は、公共交通機関を使う人の割合が6~7%で、佐賀と大きく変わらない。それも「共働き世帯」の多さで説明できるという。夫婦のいる世帯のうち共働きである割合は全国平均で48・8%(18年に総務省が公表した就業構造基本調査)、佐賀は53・8%で全国10位タイだが、大分・山口は全国平均未満。「通勤に車が必要」という人の割合が佐賀は多いということだ。佐賀では「軽は県民の移動の足で、無いと生活できないほどになっている」(牛島さん)。 ケチと悪口を言う人もいるけれど 「佐賀らしさ」も軽自動車王国… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
オシャレさんに注目 秋本番に大阪・中崎町で
まちかどのオシャレな人たちに注目--。暑すぎず寒すぎず、快適な季節。大阪文化服装学院2年の小畠美咲さんと外山莉子さんが、大阪市北区の中崎町を訪れました。 遠くにいる姿を目にしたとたん、「おしゃれ~」と2人が声を上げたのはさっちゃんさん。紺色の丈の長いブレザーで、背の高さをいかしたトラッドな秋スタイルに。ブレザーとスカートは同じ古着の店で購入。ピアスとバッグのフリンジの統一感にもセンスが光っています。 シュウさんはジッパーを大胆に… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル