ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(9月4日放送)に元内閣官房参与で前駐スイス大使、現TMI総合法律事務所顧問の本田悦朗が出演。定例会見のなかで菅官房長官が否定した消費税減税について解説した。 菅官房長官、消費税の減税には否定的 菅官房長官)消費税については昨年(2019年)10%に引き上げた際、約2兆円を幼児教育や大学の無償化にあてており、消費税自体は社会保障のために必要なものと考えております。 菅官房長官は9月3日の定例会見のなかで、新型コロナウイルス対策に関連し、消費喚起策の一環としての消費税減税には否定的な見解を示した。「消費税自体は社会保障のために必要なものだ」と強調している。 飯田)社会保障だとか、教育の無償化などで、がんじがらめになっていますね。 アベノミクスと消費税増税は対立する運命にあった 本田)そうですね。世のなかにはいろいろな誤解があるのですけれども、消費税増税がアベノミクスの一部であると理解されている人が非常に多い。アベノミクスというのは、あくまでも消費を喚起、投資を喚起して取引を活発化する。企業にとっては売り上げを上げ、製造量も上げる。そういう積極的で前向きな、明るい将来展望を描けるような社会をつくろうというのが、アベノミクスの目的なのです。消費税の増税、特にデフレから脱却する途中で増税をしてしまうと、将来に対する明るい希望が萎えてしまうのです。ですから、アベノミクスと消費税増税はもともと対立する運命にあった。この対立する消費税をどうするかという問題は、もともと運命的に仕組まれた対決だったのですけれども、いろいろな議論を安倍総理ともさせていただいたのですが、最後はやはり政治の体制に抗えないということで、2014年に8%に上がったのです。それはいまでも続いているわけで、菅官房長官がアベノミクスを継承するとおっしゃったのは素晴らしいことだと思いますが、アベノミクスに消費税の増税は含まれていないということです。 経済を大きくするためにまずは時限的に消費税を5%に減税するべき 本田)コロナの状況で大変なことが起こっていて、例えば今年(2020年)の第2四半期、4~6月期でGDP年率換算を27.8%も落としているのです。これはリーマンショックの直後よりも、はるかに深刻です。2019年10月に消費税を増税したとき、「リーマンショック級のショックがあれば増税はしない」と、政権の方みんながおっしゃいました。ですから、1度元に戻すべきです。少なくとも8%です。そして、8%だと軽減税率の品目については変わりませんので、低所得者にも恩恵が及ぶという意味で、時限的に5%に減税する。それによって経済を成長させ、経済の規模を大きくする。それが最大のプライオリティーであって、財政の健全化、そもそも財政の健全化とは何かというしっかりとした定義はないのですが、財政のことを考えるのはその後で、まずは経済を大きくするべきです。優先順位を間違えると、アベノミクスは必ず失敗します。 飯田)まずは積極的な財政出動、大規模な金融緩和と、1本目の矢、2本目の矢をもう1回放って行く。そのための消費税減税ということですね。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風10号に備え3県の9ダムで事前放流(共同通信)
国土交通省は台風10号による洪水被害を防止するため、4日午前10時時点で、目保呂ダム(長崎県)など和歌山、長崎、鹿児島3県の9ダムで事前放流を始めたと発表した。他にも事前放流の準備を進めているダムがあるという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風10号による交通機関への影響予測(4日更新)(ウェザーニュース)
6日(日)、7日(月)は、台風10号が九州や沖縄に接近し、暴風雨や高潮による甚大な被害が懸念されています。各地の鉄道や高速道路などの交通機関にも影響が出るおそれがあります。 ウェザーニュース交通気象センターから4日(金)発表の気象による影響予測をお伝えします。 <鉄道>各地で遅延、一部は運休発生の可能性 6日(土)から7日(日)にかけて台風10号の影響で雨や風が強まり、運転見合わせや遅延または一部運休となるおそれがあります。 台風から離れていても太平洋側では影響が出るレベルの暴風が吹き荒れる可能性もあるため、こまめに最新情報をご確認ください。 週明けの通勤・通学時間帯とも重なるため、事前のスケジュール調整をお願いします。 <高速道路>各地で速度規制の可能性 6日(土)から7日(日)にかけて台風10号の影響で雨や風が強まり、速度規制や一部区間で通行止めとなる可能性があります。 太平洋沿岸や海上を通る区間は暴風が吹き荒れやすいため、影響が大きくなるリスクがありますのでご注意ください。 物流に携わる方などお仕事で車を運転する方々をはじめ、運転の予定がある方は最新の情報を確認し、くれぐれもご注意ください。 ウェザーニュース Source : 国内 – Yahoo!ニュース
避難所の性被害対策、どうする? 男女区分けに「3密」の壁(西日本新聞)
災害時、避難所で性被害に遭いやすい女性や子どもをどう守るか-。2016年の熊本地震などで被害が報告されたのを受け、対策が進みつつある。熊本県南部などを襲った豪雨では、居住スペースを間仕切りで分けるなど工夫も見られたが、新型コロナウイルス対策との兼ね合いで限界も浮かんだ。豪雨から4日で2カ月。誰もが安心できる避難所づくりの模索が続く。 【上空ルポ】救助待つ人、茶褐色の街並み…記者はヘリの上で言葉を失った 「女子トイレの個室から出てきたおじさんと遭遇して、びっくりした」。30代の女性はこう振り返る。8月上旬、県内の避難所でのことだ。居住空間は高さ2メートルの間仕切りでプライバシーは確保されたが、女子トイレの入り口ドアは開けっ放しで誰でも入れた。共有スペースも男女の区分けはなく、女性は「不安でしたね」と打ち明けた。 豪雨は7月4日未明に発生。内閣府は6日、避難所運営の指針を守るよう県に伝えた。間仕切りの活用、授乳室・乳幼児エリアの設置など50項目に及ぶ指針のうち、県は「男女別トイレ、女子更衣室、授乳室」の三つを必須とし、関係自治体に連絡。性被害の相談機関の連絡先を記した注意喚起のポスターなど4千枚超を全避難所に配り、県警は最大8人の巡回部隊で警戒に当たった。 相談窓口を設置した八代市では、担当の女性が生理用品と下着を配った。地震時はできなかった対応だ。 当時、内閣府の調査では、女子更衣室や授乳室は4割が未整備だった。「指針を十分守れなかった反省を生かさなければいけないとの危機感があった」と県男女参画・協働推進課の木村和子課長。8月上旬には全避難所に整備された。 悩ましかったのは、コロナと豪雨が重なったこと。3密回避で居住空間を広くしたため、一部では男女別の休養場所が確保できなかった。 熊本地震では8件の性被害が確認され、被災から半年以上経過して発覚した事例もあった。県警などによると、豪雨災害での被害相談は今のところない。だが県の性暴力被害者の支援団体は「被害を口にするのは勇気がいる。すぐに表に出るわけではない」と話す。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
水路から「助けて」でも鉄板が…小5の機転、動画で再現
用水路に転落した男性(91)を発見して110番し救助に貢献したとして、秋田県警鹿角署は3日、小坂小5年の小野流暉空(るきあ)さん(11)に感謝状を贈った。贈呈式に合わせて開かれた全校集会では、児童約160人が見守るなか、男性の命を救った流暉空さんの行動がたたえられた。 事故が起きたのは、8月23日午後2時半ごろ。遊びに出かけた後に1人で帰る途中だった流暉空さんは、あと数メートルで自宅に着くところで、「助けて」という男性の声を聞いた。 足元を流れる用水路のすぐそばには草刈り機が放置されていたが、人の姿は見えない。用水路を覆う鉄板の下をのぞき込むと、足だけが見えた。声の主は、幅30センチ、深さ70センチほどの用水路に仰向けの状態で体がすっぽりとはまっていて、草刈りの途中で足を滑らせて転落したようだった。 拡大する救助に貢献した小野流暉空さん。水路に転落した男性は赤い鉄板の下に倒れていた=2020年9月3日午前10時56分、秋田県小坂町小坂、高橋杏璃撮影 水は男性の顔にかかるくらいの深さで、息をするのがやっとの状態。とっさに鉄板を持ち上げようとしたが、1人では無理だった。「助けを呼ばないと」 自宅は留守だったため、向かいの家のインターホンを鳴らした。だが出てきたのは高齢の女性ひとり。鉄板を動かすにはやはり人手が足りず、自宅の電話で110番した。「人が用水路の中に入っている。助けに来てください」。この通報の最中に、母の真弓さん(40)が帰宅。真弓さんや近所の人計3人で鉄板を動かし、男性を引き上げた。 男性は低体温症による肺炎の疑いで入院したが、その後、無事に退院。流暉空さんの自宅を訪ね、感謝を伝えてくれた。 「おじいさんが助かってよかった」と流暉空さん。「表彰されて、いいことをしたんだなと思った。みんなにも知ってもらえてよかった」 拡大する全校集会で鹿角署長に表彰された小野流暉空さん=2020年9月3日午後0時56分、秋田県小坂町小坂、高橋杏璃撮影 感謝状を贈呈した鹿角署の一関雄一署長によると、用水路は水深が浅いときでも、人がはまってしまうと流れがせき止められて水かさが増し、深くなることがあるという。一関署長は「とっさに行動を起こせる子はなかなか少ない。すぐに大人に助けを求める機転が素晴らしい」とたたえた。(高橋杏璃) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風で浸水 迷う高齢者の避難、独自「物差し」で判断
多数の高齢者が犠牲となった7月の九州豪雨をはじめ、大型台風や記録的大雨による被害が各地で絶えない。台風の襲来が本格化する9月。今あるべき治水とは何か。 台風の通過後に進んだ浸水 渡辺圭司さん 拡大する特養老人ホーム「川越キングス・ガーデン」施設長の渡辺圭司さん 昨年秋の台風19号で、私たちの特養(埼玉県川越市)でも近くの越辺(おっぺ)川が氾濫(はんらん)し、約150センチの床上浸水に遭いました。100人の入所者・利用者は何とか施設内の階上に避難して無事でしたが、水害対策の一環として、避難に伴う課題も多いと思います。 被災したのは、昨年10月12日から13日未明にかけてでした。12日時点で、これまでにない大型台風が来る予報も流れており、万が一に備える時間的猶予はありました。夜勤の職員は通常5人ですが、12日夜は職員24人が待機しました。 避難には、自分の住まいの外への避難と、自分が住む建物の階上に移る「垂直避難」があります。この特養には、平屋のメイン棟2棟のほかに、垂直避難できる2階建ての別棟があります。21年前の豪雨で被災した際、近くのケアハウスに避難した経験から建てられたものです。 ただ、どちらのタイプの避難でも、とくに高齢者の避難はリスクを伴います。水害そのものを認識できない認知症の人、晴天でも移動がままならない車椅子や要介護の人も多いからです。避難中に転倒する危険もありますし、避難先での排泄(はいせつ)ケアをどうするかなど懸念材料は尽きません。 「結果的に空振りになっても避難を」とよく言われます。もちろん命を守ることが第一なのですが、避難の際のリスク、避難をサポートするマンパワーの問題、避難にかかる時間などを考えると、避難すべきかどうかの判断に迷ってしまうのは否めません。 私たちの特養には、避難のタイ… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
夢か、うつつか、幻か、鏡が映す世界 大和文華館
それはうつつか幻か、それとも神々の住む異界なのか。鏡という器物の向こう側に、古来、人々は神秘をかぎ取ってきた。と同時にそれ自体もマジカルなアイテムになった。大和文華館(奈良市)の「鏡中之美」展は、そんな鏡に寄せた人々の思いを鮮やかに映し出す。 中国では紀元前より、呪文のような吉祥句や神々の図像を鏡の背面に記した。たとえば後漢代の方格規矩四神鏡(ほうかくきくししんきょう)。東西南北を守護する霊獣を四方に配し、円と方形の組み合わせは天と地の象徴だ。「規矩」とはコンパスやものさしのこと。はるか神話の時代、伏羲(ふっき)と女媧(じょか)が世界創造に用いたともいう。散らされたTやL、Vの幾何学文がそれを表し、神々と人間が共にあったころの宇宙観を投影する。 鏡の魔力は邪を遠ざけると信じられた。神仙思想を集成した書『抱朴子(ほうぼくし)』にも効能が説かれている。この考えは古代日本にも流入したらしく、古墳に収められた鏡に死者の安寧を託す説は根強い。 やがて鏡は神のよりしろとなり、神社のご神体にもなった。鎌倉時代の「日吉曼荼羅図(ひえまんだらず)」では、比叡山麓(さんろく)におわす神々の社殿に金輪が描かれ、本地仏の如来や菩薩(ぼさつ)、明王らが鎮座する。あたかもほこらを照らす鏡のようだ。 中国唐に渡った留学僧、常暁(じょうぎょう)がもたらした経典などの請来(しょうらい)目録も展示。付属する「両部別録」(911年)には密教法具に交じって「鏡一面」の文字があり、仏教信仰の一要素だったことがわかる。 「鏡には神々や人と人のつながり、願いが詰め込まれている」と瀧朝子・学芸部課長はいう。小さな金属板の奥にある、もうひとつの世界。考えてみれば不思議なことだ。いにしえの人々がそこに超常の力を想像したのも無理はない。よこしまな物は鏡に映らない、あるいは真実をさらけ出す、との見方も庶民に浸透していたらしい。南北朝代の「十王図」を見てみよう。 閻魔(えんま)大王の御前に引… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風10号、非常に強い勢力に 沖縄接近、最大級の警戒呼び掛け(共同通信)
台風10号は4日午前3時の観測で、中心付近の最大風速が45mに達し、「強い」から「非常に強い」勢力に変わった。日本の南の太平洋を時速15キロで西寄りに進んでおり、特別警報級の猛烈な勢力となって沖縄に近づき、その後、奄美から九州に接近・上陸する見通し。気象庁と国土交通省は、最大級の警戒をするよう呼び掛けている。 4日午前3時現在、中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60m。6日未明には、猛烈な台風になる見込みで、中心の気圧は915ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55m、最大瞬間風速は80mが予想されている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 秋田県で1時間に約100mmの猛烈な雨 記録的短時間大雨情報(ウェザーニュース)
ウェザーニュース 秋田県で局地的に雨が強まっています。気象庁は、羽後町付近で7時40分までの1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。秋田県付近では昼前にかけて、低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
〔記録雨〕秋田県羽後町付近で1時間に約100mmの猛烈な雨か(9/4)(レスキューナウニュース)
気象庁のレーダー解析によると、4日07:40までの1時間に、秋田県羽後町付近で約100mmの猛烈な雨が降った模様です。気象庁は秋田県に記録的短時間大雨情報を発表し、今後の雨に対して警戒するよう呼びかけています。周辺地域では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水や氾濫、落雷や突風といった天候の急変に厳重な警戒が必要です。また、悪天候に伴う交通機関への影響なども懸念されますので、今後の警報や注意報、気象情報に留意してください。 ■記録的短時間大雨情報 ・約100mm:羽後町付近(~4日07:40) ※記録的短時間大雨情報は、数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析した場合に、現在の降雨がその地域にとって災害の発生につながるような、稀にしか観測しない雨量であることを知らせるために発表。近くで災害の発生につながる事態が生じていることを意味しています。ご自分の身を守ることを第一に行動してください。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース