全国の書店員が一番売りたい本を投票で選ぶ第17回本屋大賞が7日発表され、凪良(なぎら)ゆうさん(47)の小説「流浪の月」(東京創元社)に決まった。 受賞作は誘拐された少女と、誘拐した大学生の二人を軸にした物語。逮捕とともに二人が引き離される場面は動画に撮られ、世界に拡散された。だが、犯罪の被害者と加害者という外形的な事実とは別に、二人の内には当事者にしかわからない真実があった。 凪良さんは京都市在住。2007年、男性同士の恋愛を描いたボーイズラブ(BL)小説で本格的にデビューした。 2018年12月~19年11月の間に刊行された日本の小説を対象に、全国の書店員358人が大賞を決めた。大賞発表の場には書店員を招くのが恒例だったが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、実行委員のみの参加となった。様子は動画で配信された。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ひでさん、また咲いとるよ 自宅から見た最後の桜
桜ものがたり2020 コトン、と郵便受けに朝刊が届く。カンカンカンと鳴り始めた近鉄京都線の踏切、部屋にはカチッカチッという秒針の音が響く。「ひでさん」は、ほぼ寝たきり。耳から入る情報で、朝の始まりを感じる。 京都市に住む川崎英明さんに、がんが見つかったのは2017年2月。口の左側が痛み、妻のしおりさん(56)が付き添って病院で検査をすると、口腔(こうくう)がんや胃がんが見つかった。 手術と入院を繰り返し、18年… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
緊急事態宣言は「1週間遅い」。WHO上級顧問、日本の対応を批判【新型コロナウイルス】(ハフポスト日本版)
急速に拡大する新型コロナウイルス感染を阻止するため、安倍晋三首相は4月7日、緊急事態宣言を発令する予定だ。 公衆衛生や感染症対策に詳しく、WHOのテドロス事務局長の上級顧問を務める渋谷健司氏は、日本の動きに対して「遅すぎるくらいだ」と厳しい視線を送る。 「東京は感染爆発の初期にある」と警告する渋谷氏に話を聞いた。 「4月1日が最後のチャンスだった」 ーー東京の状況をどうご覧になりますか? 東京は感染爆発の初期に当たると見ています。コロナの怖いところは、あるところを超えると、指数関数的に感染が広がること。海外の状況を見ても、「陽性者が1日2桁なら大丈夫」と思っていると、1~2週間で爆発が起こっています。 東京は、このままいけば急激に感染者が増えるでしょう。本当なら先週4月1日が緊急事態宣言を出す最後のチャンスだったが、それを逃してしまった。できれば都市封鎖くらいのことをやらないと、東京に関してはもう手遅れかもしれません。 未曾有の危機、と言ってもいいと思います。パンデミックの危機的状況においては、「想定外」を想定できるかどうかが鍵になります。 「検査すべきか否か」議論しているのは日本だけ ーー日本のPCR検査の件数は海外とは桁違いに少ない状況です。「日本政府が検査を広範囲に実施しないことで、正確な感染状況が把握できていない」という指摘もあります。どう思われますか? 日本の新型コロナ対策は、クラスター対策が中心だったため、検査数を抑制することになりました。初期の対応としては間違っていなかったと思います。でも、もうそれだけでは限界を迎えています。 クラスター対策は、感染拡大の初期や北海道のように限定された地域では効果がありますが、感染経路を追う(トレース)のが難しい東京・大阪・福岡などの都市部で同じことをやろうとしたのは失敗でした。 WHOは、加盟国に対して一貫して、必要なのは「検査と感染者の隔離」だと主張してきました。それが感染症対策の基本原則です。 検査をするべきかしないべきかで議論しているのは日本だけ。海外では議論にすらなりません。検査と隔離。それをやるかやらないかが、明暗を分けます。 ーー院内感染も問題になっています。これまでも、医療従事者からは強い危機感が示されていました。 今、日本で問題なのは、感染爆発の前に医療崩壊が起こり始めていることです。 検査をしないから、検査されてない人が病院に来てしまう。クラスター対策という初期の成功体験に固執し、検査数を絞ったことが、今の院内感染を引き起こしています。 すぐにでも検査を拡充する必要があります。医療従事者を検査し、防護服で守らなくてはなりません。 次ページは:ロックダウンは恐怖ではない 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
空気カラカラ 中部・近畿を中心に10パーセント台に(tenki.jp)
今日7日は広く晴れて、各地で空気がカラカラになっています。洗濯物もよく乾いたのではないでしょうか。今夜は夜空のイベントが目白押しです。空気が乾いていると、夜空もきれいに見えますよ! 空気カラカラ 洗濯物もはかどった? 今日7日は広く晴れて、各地で空気がカラカラになっています。洗濯物もよく乾いたのではないでしょうか? 今日午後3時までの最小湿度が全国で一番低くなったのは、三重県津市で10%でした。その他の地点でも、名古屋13%、福井12%、京都18%、大阪18%と、中部地方や近畿地方を中心に10%台となりました。関東地方でも、前橋で21%とかなり低く、東京でも30%でした。 夜空のイベントに備えよう! 空気が乾燥していると、火のもとに注意したり保湿ケアを心がけなければいけなかったりと、良いイメージがありませんね。ただし、湿度が低い状態は夜空を眺めるにはとても好条件なのです。今夜は「スーパームーン」や「きぼう(ISS)」が観測でき、夜空を舞台にしたイベントが目白押しです。これらは都心や市街地からでもしっかり観測できますので、ぜひ家の窓やベランダから眺めてみてください。 日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
保護者の休業補償「風俗業も対象に」 加藤厚労相(AbemaTIMES)
4/7(火) 15:52配信 「風俗関連事業者を限定することなく、まさに対象とすることにしたい」。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う一斉休校で子どもの世話のために仕事を休む保護者に対する休業補償について、加藤厚生労働大臣は風俗業などで働く人達も対象にする方針を明らかにした。これまで風俗業や接待を伴う飲食業の関係者は対象外となっていて、救済を求める声が上がっていた。また、厚生労働省は感染拡大の影響を受けて、従業員の雇用を維持した場合に事業所に支払われる助成金についても、新たに風俗業を対象に加える方針だ。(ANNニュース) 【映像】風俗業も休業補償の対象に 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
九州 朝は冷える日続く 農作物は遅霜注意(tenki.jp)
九州は、あす8日(水)以降も最低気温が平年より低く、朝は冷える日が続く見込みです。体調管理に努め、農作物は遅霜対策を行いましょう。 朝と日中の気温差大 九州は、あす8日(水)以降もしばらくは、放射冷却現象や寒気の影響で、朝は冷える日が続くでしょう。最低気温は平年よりも低く、山沿いや内陸部は4度以下となる所もある見込みです。一方、日中の最高気温はあす・あさって9日(木)と20度前後まで上がり、朝と日中の気温差が10度以上と大きくなります。服装などを上手に調節して、体調管理に努めましょう。 農作物は遅霜注意 九州には「低温に関する早期天候情報」が発表されています。4月中旬にかけて気温の低い日が多く、特に今週末からかなり低くなる可能性があります。朝は冷える日が続き、特にこの時季はお茶や麦、梨、みかん、桃、柿などに霜がおりると大きな被害が出る恐れがあります。農作物は遅霜に十分ご注意ください。 日本気象協会 九州支社 尾花 麻美 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
河井前法相、久々の国会出席も報道陣には無言(産経新聞)
4/7(火) 15:37配信 昨年の参院選をめぐる公職選挙法違反事件で、秘書が起訴された前法相の河井克行衆院議員が7日の衆院本会議に出席した。河井氏は3月3日に秘書が逮捕されて以降、体調不良を理由に国会を欠席していた。河井氏は報道陣の問いかけには答えなかった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
目に見えぬ脅威… 懸念された「3密」矯正施設にも到達した新型コロナ(産経新聞)
大阪拘置所(大阪市都島区)に勤務する男性刑務官の新型コロナウイルス感染が判明し、国内の刑務所や拘置所などの矯正施設に緊張が走っている。大阪拘置所では全職員の5分の1にあたる119人を自宅待機に。施設の多くは、感染リスクを高める密閉、密集、密接の「3密」と特徴が合致する。過去にはインフルエンザの集団感染も起きている。「目に見えぬ脅威」に、各施設が難しい対応を迫られている。(土屋宏剛、桑村朋) 【写真】刑務官の感染が判明した大阪拘置所 ■5分の1出勤できず 「職員、収容者の健康状態把握に努め、感染拡大の防止対策に全力で取り組みたい」。森雅子法相は6日の記者会見で刑務官の感染についてこう述べ、集団感染が発生したクルーズ船に派遣された自衛隊の指導を受けながら対応に当たるとの考えを示した。 大阪拘置所によると、刑務官は5日に感染が判明。このほか同僚2人も体調不良を訴えている。 集団感染を防ぐため、同拘置所は5日、施設内の消毒を実施。刑務官と接触した可能性がある職員119人を自宅待機とし、収容者40人も単独室に隔離する措置を取った。 同拘置所の職員数は約540人。今回の感染判明に伴い、全職員の5分の1が自宅待機となる。同拘置所の清水政明調査官は「これ以上感染者が増えると、施設運営に支障が出るおそれがある」。法務省は今後、近隣施設から応援職員を派遣するなどして対応する。 ■対策徹底しても… 狭い空間に一定数の受刑者らが共同生活する矯正施設では感染症が瞬く間に蔓延(まんえん)する危険性が常にある。 昨シーズン、愛知県や島根県内の刑務所ではインフルエンザの集団感染が発生。受刑者と職員合わせて100人以上が発症する事態に陥っている。 それゆえ、同拘置所でも新型コロナ対策は徹底していた。施設内の各所に消毒液を設置し、職員は1日に10回程度の手洗いを実施。勤務中は全員がマスクを着用していた。また外部から新規収容者を受け入れる際は、体温を瞬時に測定できるサーモグラフィーカメラを活用。体調不良や発熱が判明すれば集団房には入れず、単独室で数週間隔離するなどしていた。 それでも感染は食い止められなかった。海外ではすでに、中国の刑務所で500人以上の集団感染が発生。面会制限を設けたイタリアの刑務所では暴動が起きた。集団感染が深刻化したイランでは約7万人の囚人を刑務所から一時釈放する措置が取られたという。 ■「もっと危機感を」 「矯正施設での感染は予想されたこと」と話すのは元刑務官で作家の坂本敏夫氏。「拘置所などは『3つの密』に当てはまる。まだまだ危機意識が足りないのではないか」と指摘する。 また収容者の持ち物を預かる係は特に注意が必要とし、「本や手紙の差し入れも含め、外部からの物品受け取りは禁止すべきだ」と強調。「受刑者に感染が広がれば隔離病棟が不足する恐れもある。そうした事態は絶対に防がなければならない」と力を込める。 感染症に詳しいけいゆう病院感染制御センター(横浜市)の菅谷憲夫センター長は「国内の感染者が増えれば(矯正施設での)感染リスクはさらに高まる。警戒を維持してほしい」と述べた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ベビーシッター利用助成、「知らないうちに課税」注意
東京都が待機児童対策として始めたベビーシッター利用支援事業で、保護者から「税金が増えることを知らなかった」という声が上がっている。利用料への助成金に課税され、保護者の収入や利用時間によっては、翌年の税金が数十万円も高くなるケースがある。都は、4月以降の利用者向けにモデルケースの税額表を作った。 都内の30代女性は昨年9月、長男(3)を預けて職探しをしようと、認可保育所に申し込んだが、空きがなかった。 近くの子育て広場を訪れた際、低額でベビーシッターを利用できる制度があると知り、区役所の窓口へ。制度の説明を受け、パンフレットをもらった。 「来年2月に利用料金の通知が届くので、確定申告してくださいね」 窓口では、助成金が「雑所得」になるという説明は、聞いた記憶がある。ただ、「初めて聞く言葉で、どんなデメリットがあるか分からなかった」という。 女性は、制度を利用して、都の認定を受けているベビーシッター会社と契約。在宅の仕事中に預かってもらった。シッターの時給は1900円だが、女性が支払うのは250円のみ。1650円は、助成される仕組みだった。 今年2月、インターネットのSNSで、助成金は保護者の所得とみなされるため、税金が数十万円も増える人がいることを知った。「私が利用したのは20時間未満で少なかったので、税金は上がらなかった。でも、いい制度だと思って自営業の友人にも勧めてしまった」と悔やむ。 ■雑所得、年20万円超で確定申… 【5/12まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
校歌斉唱は「心の中で歌う」 マスク姿で異例の入学式
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、休校が続いていた栃木県内の学校で入学式シーズンが始まった。6日は宇都宮高校(宇都宮市)で、マスク姿の新入生たちが式に臨んだ。 新入生は280人。学校はコロナ対策のため、新入生に体温を測ってから式に出るように指示。保護者にも同様の対応を求めた。 例年、式の会場は講堂だったが、座席の間隔を空けるため、より広い体育館に変更した。来賓は招待せずあいさつの時間はなし。国歌と校歌の斉唱はひまつを防ぐため、歌声は出さずに「心の中で歌う」ことにした。入学者の名前が読み上げられた時も、生徒は返事はせず、無言で着席したまま名前を聞いた。 マスク姿の軽部幸治校長は「学校における安心安全を第一義的に考え、可能な限りの取り組みと配慮をしていきたいと考えている」と式辞を述べた。 宇都宮高を除く多くの県立高校、中学校は7日、特別支援学校は9日など、市町立の小中学校は8~10日に入学式を予定している。(津布楽洋一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル