神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめた問題で、市教育委員会が設置した弁護士3人による調査委員会は20日、新たに約150項目のいじめ行為が判明し、調査が必要になったと明らかにした。市教委が調査委に一部資料の提出を忘れたのが原因。当初は調査報告書をこの日提出する予定だったが、来年2~3月ごろまでずれ込む見通し。 調査委では、これまで被害、加害教諭ら延べ60人以上からヒアリングを実施し、「激辛カレーを無理やり食べさせる」「ロール紙の芯で尻をたたく」といった加害行為約160項目を調査した。 ところが、被害教諭がいじめの内容を記した手紙やメモなど資料10件を市教委が提出していなかったことが今月中旬に判明。これ以外に約150項目の加害行為があったことが分かったという。 調査委は重複分を精査した上で、改めて1月中に関係教諭らに聞き取りを実施。再発防止策も含めた報告書を年度内にまとめる方針。 調査委員長の渡辺徹弁護士は「市教委の対応にあぜんとして正直空いた口がふさがらない。被害教諭のためにも一刻も早く報告書をまとめる」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
長男殺害で実刑判決の元農水次官を保釈…異例の決定の背景には残された妻の存在?(FNN.jpプライムオンライン)
殺人罪で実刑判決を受けた被告の保釈…なぜ? 長男を殺害した罪で懲役6年の実刑判決を受けた元農水次官・熊沢英昭被告(76)が保釈された。 【画像】保釈され車に乗り込む元農水次官・熊沢英昭被告 今年6月東京・練馬区の自宅で息子の英一郎さんを包丁で殺害した罪に問われた元農水次官・熊沢英昭被告。 懲役6年の実刑判決から4日が経った12月20日東京高裁が熊沢被告の保釈を認める決定をしたのだ。殺人罪で実刑判決を受けた被告の保釈が認められるのは極めて異例。東京高裁はなぜ保釈を認めたのか? 元東京地検特捜部検事の高井康行弁護士は残された妻の存在を指摘する。 元東京地検特捜部検事 高井康行弁護士:環境を整えさせる必要があるというふうに考えた場合は保釈になる場合がある。体があまり健康ではない奥さんが1人残されているわけでしょ。奥さんがきちっと生活できるように熊沢被告ができることをちゃんとやるという時間を与えたということではないか… 被告人質問で熊沢被告は「(息子と)目が合うとすごい形相と声で「殺すぞ」と言われました。数日前に受けたひどい暴行を思い出して本当に殺されると思いました」と証言。 裁判では、英一郎さんの激しい家庭内暴力や妻のうつ病、娘の自殺など熊沢被告を取り巻くさまざまな現実が明らかに。 しかし、熊沢被告には「犯行に至る経緯には短絡的な面があると言わざるを得ない」とし執行猶予なしの実刑判決が言い渡された。 ネットでは保釈賛成、反対そして心配の声が 熊沢被告の保釈を認める決定が報道されると、ネット上では「痛ましい事件なのは分かるが保釈するのはおかしい」「社会に出てくることに違和感は否めません」と保釈に反対する意見も… 一方で、「熊沢被告の性格や事件の本質を考えると逃走などの疑いがない以上保釈で良いと思います」「保釈より執行猶予をつければいいのに」といった保釈に賛成する意見もあった。 また、「責任感の強い方だと感じています。保釈の後が心配です」や「万が一にも自殺の恐れがないよう関係者には見守っていてほしい」と熊沢被告の保釈後を心配する声もあった。 そうした恐れも保釈の判断において考慮されるのか?若狭勝弁護士に聞いた。 若狭勝弁護士:異例の保釈決定という感じを抱きました。裁判所としては自殺の恐れも当然考えなければいけない。特に保釈になって自宅に帰れば、当時のことを思い出せば自殺を企てる恐れも出てくると思う。その意味では保釈をすることがいいのかどうかというと、私は甚だ疑問です 次ページは:異例の保釈にスタジオでは… 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「令和1年3月」、請求書偽造か 百条委、上尾市元議長を告発へ(共同通信)
埼玉県上尾市が元市長の所有地の工事費を公費負担した問題で、市議会の調査特別委員会(百条委員会)は20日、百条委に偽造の請求書を提出したなどとして、地方自治法違反容疑で小林守利元市議会議長を告発することを決めた。4月の新元号発表前に作られた請求書のはずが、日付欄に「令和1年3月30日」と記載されていた。 百条委によると、小林氏が自身の証言の裏付けとして提出した工事関連の請求書に「令和1年3月30日」、領収書には「R1年4月16日」と書かれていた。改元されたのは5月で、百条委は「証言に沿う形で捏造した可能性が高い」と結論付けた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
たき火を囲んでヤクニホンザルほっこり 60年目も満喫
ヤクニホンザルが火を囲んで暖をとる冬の風物詩「たき火にあたるサル」のリハーサルが18日、愛知県犬山市の日本モンキーセンターであった。 伊勢湾台風(1959年)の流木で職員がたき火をしていたところ、子ザルが火を怖がらず近づいたのが始まりで、今年が60周年。今では飼育する約160頭が火の周りに集まり、暖をとったり焼いたサツマイモをほお張ったりして、たき火を満喫している。 公開は冬至の22日から来年2月29日までの土日祝日、午前11時30分~午後2時。年始(1月1~5日)は毎日披露される。(上田潤) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
マホロバ、ツルギ、イヨシマ 日本でサンショウウオ新種
日本固有種の「コガタブチサンショウウオ」に、3種の新種が交じっていたことを、富永篤・琉球大学准教授らの研究チームが発見した。新種には「マホロバサンショウウオ」など、生息地にちなんだ和名がつけられた。論文は動物分類学の国際誌に発表された。 研究チームによると、コガタブチサンショウウオは体長約10センチの小型のサンショウウオ。すみかである山林の開発に影響されやすく、環境省のレッドリストで「準絶滅危惧」とされている。 これまでも地域によって模様に差があることなどは知られていたが、今回、歯並びや遺伝子を調べ、4種いたことを突き止めた。九州に生息するもの以外の3種を新種とした。 奈良県などの一部に生息する種は「マホロバサンショウウオ」と名付けた。古事記の和歌「大和は国のまほろば……」に由来する。徳島県の剣山(つるぎさん)周辺に生息する種は「ツルギサンショウウオ」、四国で見つかった種は、四国の古名とされる伊予洲(いよしま)にちなんで「イヨシマサンショウウオ」と名付けた。 富永准教授は「今後も国内や東アジアの種を調べ、サンショウウオがどのように多様化したのかを解明したい」という。(鈴木智之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
取り調べ中に逃げようとした男、保釈したら行方不明に
窃盗容疑の取り調べ中に警察署から逃げようとしたとして加重逃走未遂などの罪に問われた被告の男が保釈され、その後行方がわからなくなったことがわかった。名古屋地検が行方を捜している。 被告は、岐阜県羽島市の工員、松川歳雄被告(68)。3月26日、一宮市の寺の駐車場に設置されたガレージからタイヤ5本(時価計約6万5千円)を盗んだとして5月に窃盗容疑で愛知県警一宮署に逮捕され、名古屋地検一宮支部が6月に同罪などで起訴した。 松川被告はこの事件の取り調べ中、署から逃げようとして追いかけた警察官に催涙スプレーを噴射するなどしたとして、加重逃走未遂と傷害の罪でも追起訴された。11月にあった公判では、検察側は懲役3年を求刑した。 名古屋地裁一宮支部は追起訴後… 【1/15まで】デジタルコース(月額3,800円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
死刑囚控訴取り下げ無効、検察側が特別抗告(共同通信)
12/20(金) 16:47配信 大阪府寝屋川市の中1男女殺害事件で死刑判決を受けた山田浩二死刑囚(49)の控訴取り下げを無効とした大阪高裁決定を不服とし、検察側は20日、最高裁に特別抗告した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
山梨不明女児の母「一日も早く」 3カ月を前に情報提供呼び掛け(共同通信)
山梨県道志村のキャンプ場で千葉県成田市の小倉美咲さん(7)が行方不明になってから3カ月となるのを前に、家族が20日、道志村の「道の駅どうし」で情報提供を呼び掛けた。母とも子さん(36)は「一日も早く一緒に暮らしたい」と訴え、立ち寄った利用客に「近くにいるかもしれません。ご協力お願いします」と声を掛けてチラシを渡していった。 チラシには美咲さんの顔写真と、身長や体重、行方不明になった当日の服装を記載。美咲さんの祖母(59)は「膝が痛くて靴を履けないとき、手を貸してくれるような優しい子。無事に戻ってきてほしい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
超勤手当を不正受給容疑、警視庁 巡査部長を書類送検(共同通信)
警視庁は20日、超過勤務手当約125万円を不正に受給したとして、電子計算機使用詐欺などの疑いで、サイバー犯罪対策課の男性巡査部長(40)を書類送検し、懲戒免職とした。 警視庁によると、巡査部長は2016年9月から課員全員分の超過勤務時間をシステムに入力する業務を担当していた。巡査部長は「雑用があれば自分に振られていて、不満を発散させるためだった」と説明している。 書類送検容疑は、昨年5月上旬から今年6月上旬にかけ、実際より長い超過勤務時間をシステムに入力するなどして、手当計約125万円を不正に得た疑い。400時間以上に当たるという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
徳島で肉食恐竜の完全な歯化石 中四国初、約1億3千万年前(共同通信)
徳島県立博物館は20日、同県勝浦町の約1億3千万年前の白亜紀前期の地層から、肉食恐竜の「獣脚類」の完全な歯の化石が見つかったと発表した。獣脚類の歯は鋭くギザギザなのが特徴で、歯の化石が完全な状態で見つかったのは中四国初。 辻野泰之学芸員は「肉食恐竜の歯が発見されたということは、餌の草食恐竜の化石が勝浦町のボーンベッド(恐竜化石含有層)で多く眠っている可能性があり学術的意義が高い」としている。 同館によると、獣脚類はさまざまな種類があり、一般的に二足歩行する。今回の化石の見えている部分は長さ約4センチ、幅は約1.5センチ。中型以上の肉食恐竜の歯とみている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース