横浜市営地下鉄ブルーラインの踊場駅(同市泉区)構内で8月に起きたオーバーラン事故で、男性運転士が事故後の精密検査で、重症の睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたことが16日、市交通局の調査で分かった。 【写真】横浜市営地下鉄が壁に衝突 ただ同局は事故との因果関係について「明確でない」とし、事故の原因は運転士が居眠りをし、ブレーキを操作しなかったことと結論づけた。 同日に開かれた市会水道・交通委員会で、同局が調査結果を報告した。 同局は国のガイドラインに従い、SASの検査を3年に一度、実施。運転士は2017年に軽症のSASと診断され、医療措置は不要とされていた。 同局は再発防止策として、発生場所にオーバーランを防止する装置を22年度に導入することや、SASの検査を場合によって毎年実施することなどを挙げた。 事故は、8月29日午前8時35分ごろ、踊場駅構内の引き込み線で起きた。運転士は停止位置を越えて約30メートル前方の壁面に衝突、左膝などに軽傷を負った。乗客はいなかった。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
診療報酬、全体で0.45%引き下げへ(共同通信)
12/16(月) 21:50配信 政府は16日、医療サービスの対価である診療報酬の2020年度改定で、全体を0.45~0.46%引き下げる方向で最終調整に入った。麻生太郎財務相と加藤勝信厚生労働相が17日午後に折衝し、正式決定する。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ひとり親家庭の養育費回収支援、知事が制度構築に意欲(産経新聞)
ひとり親家庭の困窮対策として、大阪府が不払いの養育費回収を来年度から支援することについて、吉村洋文知事は16日の府議会本会議で「養育費を確保できるよう制度構築をしていきたい」と意欲を示した。無所属の西野修平府議が答弁を求めていた。 養育費保証は、ひとり親家庭への支払いが滞った場合に、民間の保証会社が養育費を肩代わりした上で、会社側が養育費の支払い義務を負う相手方に債権回収を行う仕組み。大阪市では今年度から、保証料を補助する制度を先進的に始めている。 府は来年度から、大阪市のように保証料を補助する自治体に対し、その負担分の2分の1を助成する方向で調整している。 この日の本会議で西野府議は「経済的に余裕がないひとり親家庭は多い。大都市の大阪が(支援に)取り組むことで全国への取り組みを加速することになる」と指摘。吉村知事は「養育費は支払われないことが多いのが現実。離婚で子供に生じる不利益を最小限にしなければ」と応じた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中学教諭、教室で「みんな顔を伏せろ」 生徒の腹を殴る
兵庫県加古川市教育委員会は16日、市立中学校の30代の男性教諭が10月、教室で1年生の男子生徒の腹を殴る体罰を加えていた、と発表した。他の生徒らには「今からあかんことが起きる。みんな顔を伏せろ」と指示したうえで、暴力を振るったという。 市教委によると、教諭は体罰を認め、生徒が授業中に無断で保健室に行ったから、と説明しているという。これまでに体罰で懲戒処分を2度受けており、市教委は当面、教諭を指導から外し、今後、県教委が処分を検討する。 加古川市の市立中学校では今年に入り、ほかに教諭4人が体罰で懲戒処分を受けた。市教委は近く、市立小中学校のすべての教職員と児童・生徒を対象に、体罰の有無を尋ねる緊急アンケートを実施する。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
傷害容疑で逮捕の男、火災当日に福岡へ 奈良放火殺人
奈良県橿原(かしはら)市の集合住宅の火災の焼け跡から同県桜井市の山岡直樹さん(28)の遺体が見つかった放火殺人事件で、山岡さんを切りつけたなどとする傷害容疑で逮捕された会社員、竹株脩(しゅう)容疑者(20)が火災当日の11月25日、福岡市へ移動したとみられることが捜査関係者への取材でわかった。12月上旬まで同市内のネットカフェを転々としていたとみられ、県警が詳しい足取りを調べている。 奈良県警によると、竹株容疑者は11月24日午後10時半~11時ごろ、桜井市河西の路上で、山岡さんを刃物のようなもので切りつけた疑いがある。一方、橿原市の集合住宅で火災が起きたのは翌25日午前4時20分ごろで、山岡さんの遺体は、出火元の竹株容疑者の部屋で見つかった。 捜査関係者によると、防犯カメラの映像などから竹株容疑者とみられる人物は25日のうちに福岡市に向かったという。その後、繁華街にあるネットカフェで、山岡さんの運転免許証を示し、会員登録をしていた。12月上旬まで、複数のネットカフェで寝泊まりしていたとみられる。竹株容疑者は12月15日早朝、橿原署に出頭。所持金は数十円で「お金がなくなった」との趣旨の説明をしたという。 また、竹株容疑者とみられる人物が傷害事件当日の11月24日午後、橿原市内のホームセンターで包丁を購入していたことも捜査関係者への取材でわかった。集合住宅の駐車場にあった竹株容疑者の軽ワゴン車内で見つかった包丁と同じタイプだったという。 県警は12月16日午後、竹株容疑者を傷害容疑で奈良地検に送検した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
女児「きれいな死に方」と検索 学校の対応遅れ自殺未遂
山口県下関市教育委員会は16日、記者会見を開き、市立小学校の女子児童が「死にたい」と保護者に漏らしていたのを学校が把握していたにもかかわらず、学校や市教委が適切に対応せず、女児が4日に自殺を図っていたと明らかにした。児玉典彦教育長は「対応が遅れたことは大変反省している」と話した。 市教委によると、女児は10月中旬、同級生とトラブルになった末、転倒して足や顔を打ち、約2週間のけがをした。複数の男子児童が関係し、保護者は「いじめだ」と学校側に主張。10月下旬の学校行事でも男児との間でトラブルが生じたが、学校は「わざとではなかった」と結論づけた。 保護者は事情を警察に相談し、学校にも、女児が「学校に行きたくない。死にたい」と漏らしていることを伝えた。市教委学校教育課の課長は校長から口頭で報告を受けたが、生徒指導の担当までは情報共有されなかったという。 保護者は、女児がスマートフォンで「きれいな死に方」と検索していたことも学校に伝えたが、市教委が把握したのは11月中旬になってからだった。 女児は11月上旬の学校行事に出た後、欠席を続け、今月4日夜、自宅で刃物を首の近くに当て、自殺を図ろうとし、保護者に止められたという。女児にけがはなかった。学校から連絡を受けた市教委は5日、いじめ防止対策推進法で定める「重大事態」と認定。学校と連携し、事実関係の調査を始めた。 児玉教育長は「一日も早く女児の心の健康を取り戻し、登校できる環境を整えたい」と述べた。(貞松慎二郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自民、75歳以上の医療費引き上げを明記 負担割合示さず(産経新聞)
自民党の人生100年時代戦略本部(本部長・岸田文雄政調会長)が取りまとめを目指している政府の社会保障制度改革に関する提言で、現行原則1割としている75歳以上の後期高齢者の医療機関での窓口負担について、「一定以上の所得のある高齢者に限っては窓口の自己負担を引き上げる」と記載することが16日、分かった。 政府の全世代型社会保障検討会議(議長・安倍晋三首相)がまとめる中間報告では「一定所得以上は2割」と明記し、「2割」枠を新設する方針だが、与党内には引き上げの対象を幅広く設定することに対する反発もあり、具体的な負担割合は示さない方向だ。ただ、関係者は「事実上の2割負担の容認だ」と説明する。 一方、外来受診した際の窓口負担に一定額を上乗せする受診時定額(ワンコイン)負担の導入は先送りする。同本部は17日に会議を開き、党の提言を取りまとめる方針だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
就労助成「使いにくい」 重度障害者巡り厚労審議会(共同通信)
重い障害のある人の生活を支える障害福祉サービス「重度訪問介護」が就労中は公的補助を受けられない問題を巡り、厚生労働省の社会保障審議会(厚労相の諮問機関)部会で16日「助成金が拡充されても企業は使いにくい」との意見が出た。助成金の事務が複雑で、期間が区切られていることが理由に挙がった。 現行制度のうち、例えば、通勤経路を覚えるまでの間を支援する趣旨の助成は支給期間が1カ月だけ。厚労省は、企業や自治体が活用しやすいよう、助成する期間の延長や手続きの簡素化などの検討を進めている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
元農水次官の判決、執行猶予の余地なし/若狭弁護士(日刊スポーツ)
東京都練馬区の自宅で長男の熊沢英一郎さん(当時44)を刺殺したとして、殺人罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判で、東京地裁(中山大行裁判長)は16日、懲役6年(求刑懲役8年)の実刑判決を言い渡した。 ◇ ◇ ◇ 若狭勝弁護士の目 懲役6年の実刑判決は妥当だと思う。弁護側は執行猶予付きの判決を求めていたが、執行猶予は懲役3年以下でないと付けられないもので、懲役5年以上の殺人罪ではそもそも付けられず、実刑であるべき刑とされる。一方、懲役5年で評価できないくらい情状酌量の余地がある場合、刑を半分にすることができるため、その場合に限り、執行猶予が付く可能性がある。今回の事件で裁判所が「本当に殺されると思い、恐怖で包丁を手に取り、被害者を刺した」との供述が「信用性に乏しい」と判断したことがポイント。執行猶予付きにするまでの余地はなかったと判断したのだろう。 閉廷後、検察官が被告に声を掛けたのは異例だと思う。被告人に情状酌量すべき事情があったこと、また、懲役6年の判決に納得していたのではないか。(元東京地検特捜部副部長) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
記述式見送り17日表明へ 文科省、大学入学共通テスト(共同通信)
12/16(月) 20:06配信 2020年度開始の大学入学共通テストを巡り、文部科学省が17日に国語と数学への記述式問題導入の見送りを表明する方針を固めたことが、文科省関係者への取材で16日に分かった。萩生田光一文科相が記者会見して明らかにする。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース