【動画】「水どう」聖地 姫だるまづくり大忙し=寿柳聡撮影 新年に向け、大分県竹田市の「ごとう姫だるま工房」が縁起物のだるまづくりに追われている。かつて、大泉洋さんらが出演し熱烈なファンが多い人気番組「水曜どうでしょう」(北海道テレビ)に登場。20年近く経った今も全国から訪れる人が絶えぬ「聖地」にもなっている。 姫だるまは、古くは正月に家々に転がし入れて幸せを願う風習もあった。今は商工会議所青年部が新年に配っており、年内に約200個を仕上げる。絵付けをするのは後藤明子(めいこ)さん(82)と長男の妻久美子さん(61)。高さ20から50センチまで5サイズの張り子に色を重ね、体に松竹梅、頭部に太陽を表す金の印を描く。 明子さんは19歳で嫁いでから長年絵付けをしてきたが、顔を描く時は今も緊張する。「表情は同じようにと努めるけれど、その時その時の気持ちが出ます」。久美子さんも「命を吹き込む時ですから、一番難しい」と口をそろえる。 岩絵具やニカワなど天然の素材で作っているため、購入者が部屋に飾っていると飼い猫がなめ、色落ちすることもあるという。 「水曜どうでしょう」のロケが来たのは2000年。原付きバイクで旅する企画で、群馬県の高崎だるまの「嫁取り」のためアポなしで来た。 ディレクターはひげを生やし短… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
三菱電機、新入社員が自殺 「死ね」記したメモ残す
三菱電機の20代の男性新入社員が今年8月に自殺し、当時の教育主任だった30代の男性社員が自殺教唆の疑いで神戸地検に書類送検された。労働問題に詳しい専門家によると、職場での暴言によるパワーハラスメント(パワハラ)をめぐり、刑法の自殺教唆の容疑で捜査を受けるのは極めて異例という。 兵庫県警三田(さんだ)署が11月14日付で書類送検した。認否は明らかになっていない。神戸地検は今後、刑事責任の有無を慎重に調べる。 複数の関係者によると、自殺したのは、生産管理のシステム開発などを手がける生産技術センター(兵庫県尼崎市)に配属された技術系社員。8月下旬、兵庫県内の社員寮近くの公園で自ら命を絶った。現場には、教育主任から「死ね」などと言われたことや、会社の人間関係について記したメモが残されていたという。三菱電機で2014年以降に、新入社員が自殺したり精神障害を発症したりしたケースが判明するのは、これで3人目となる。同社の労務管理や企業体質を疑問視する声が一段と強まりそうだ。 書類送検されたのは同センター… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豊胸手術を悔いた室井佑月 乳がんで気づいた生への執着
作家の室井佑月さん(49)はこの夏、乳がんの手術を受けました。「美」の象徴だと考えていた豊かな胸を失い、感じたこととは?「愚かだった」と振り返る過去の自分への思いとともにうかがいました。 「うそでしょ」 乳がんが分かったのは7月のこと。ひょんなことがきっかけでした。久しぶりに会った友だちと食事をして帰宅し、お風呂に入ろうと、バスタブにお湯を入れたつもりでした。栓がちょっと開いていてお湯がたまっていなかったんです。 化粧を落とし、洋服も脱いでいたので、手持ち無沙汰になってしまって、ふとその夜、友だちの知り合いが、がんで亡くなった話を思い出したんです。 自分で胸を触ってみると、右胸にしこりがあるような感じがしたのです。 すぐに近くに住む友だちに電話をして、「ちょっとしこりがあるっぽいのよ」と話をしました。その日は日曜だったのですが、「月曜日の朝一番で絶対に病院へ行くように。行かないと絶交する」と言われました。いつもはくだらないことを話し合う友だちで、ボケーッとした感じの人なのだけれど、その時はとても怖かった。 私は、10年ほど前に膵臓(すいぞう)に腫瘍(しゅよう)が見つかって、膵臓をとる手術をしています。その影響もあって糖尿病になり、治療のため病院に通っていました。同じ病院の方がいいだろうと、その病院の乳腺外科を月曜日に受診しました。 触診した医師はすぐに「乳がんだと思う」と言いました。まずは「うそでしょ」と。女性の十数人に1人は乳がんになると聞いたことはあったけれど、私は膵臓もとっているし、「おかしくね?」と思いましたね。 豊かな胸こそ美、だった20代 レースクイーンをやっていた若… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
週間天気予報 週前半は関東で雨か 気温上昇し寒さ緩む(ウェザーニュース)
東日本や西日本の太平洋側の地域では晴れる日が多いものの、東日本では週前半にも雨が降る所がある予想です。日本海側の地域では雪や雨の日が続きます。週中頃には気温が上昇し、寒さが緩む予想です。 ■この先1週間のポイント■・北海道は8日(日)にかけて大雪おそれ・関東は週前半にも雨か・週中頃は寒さ緩む 北海道は8日(日)にかけて大雪おそれ 今日7日(土)は北海道付近を低気圧が通過するため、北日本では午後は雪や雨の降る所が多くなります。特に北海道では降り方が強まるおそれがあるため注意してください。 低気圧の通過後には上空に強い寒気が引き込まれるため、北海道では明日にかけてまとまった雪が降る予想です。積雪の急増や吹雪による視界不良にご注意ください。 関東は週前半にも雨か 来週は冬型の気圧配置となる日が多く、東日本や西日本の太平洋側では晴れる日が多く、北日本や北陸など日本海側の地域では曇りや雪、または雨の降る日が多い予想です。 ただ、週前半は東日本の太平洋側でも雨雲の発生しやすい状況となり、関東や東海などでも雨の降る可能性があります。天気図には低気圧などが書かれていなくても安心は出来ません。 週中頃は寒さ緩む 10日(火)頃からは南から暖かな空気が流れ込む予想で、この時期としては気温が上昇して寒さが緩む見込みです。 11日(水)の西日本や東日本は15℃前後まで気温が上がり、11月中旬並みの気温となる予想です。気温の変化が大きいため、服装選びや体調管理にご注意ください。 また、北日本でも気温が上がり、東北より南では雪ではなく雨が降る予想です。北海道でも雨のところが多くなる見込みです。積雪のある地域では融雪による冠水などのおそれがあるため、早めに雪の片付けをしておくことをおすすめします。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
今日12月7日(土)の天気 関東は冷たい雨 北日本は今夜大雪注意(ウェザーニュース)
今朝は全国的に曇っていて、関東では冷たい雨が降っています。市街地でも雨に雪が混じって降る「みぞれ」となる可能性があるものの、雪が積もるおそれはありません。北日本には午後から低気圧が接近し、北海道では今夜は大雪となるおそれがあります。 ■ 天気のポイント ■・雪まじるほどの冷たい雨 積雪のおそれなし・東海や近畿も曇りで寒い一日に・北日本は夕方以降荒天に注意 雪まじるほどの冷たい雨 積雪のおそれなし 関東の南で発生する低気圧の影響で、関東では南部を中心に雨の降る一日となります。雪が混じって降る「みぞれ」となる可能性もあり、そうなると初雪となります。市街地では雪が積もるおそれはありません。 昼間も気温がほとんど上がらず、東京都心など各地で昼間も10℃に届かない予想。傘を持つ手がかじかむ真冬の寒さとなります。 横浜地方気象台からは、明け方に初雪の観測が発表されました。 東海や近畿も曇りで寒い一日に 西日本や東日本の各地では曇りの一日で、太平洋沿岸や日本海沿岸では雨の降る可能性があります。 日差しがない分、数字で見る気温よりも寒く感じそうです。手袋やマフラーなど冬小物も活用するなど、防寒を万全にしてお出かけください。 北日本は夕方以降荒天に注意 北日本では昼間は一旦落ち着いた天気になります。ただ、午後は低気圧が接近するため、特に夕方以降は強い雪や雨が降るおそれがあります。 大雪だけでなく、強風や雷、ひょうにも注意してください。これまでに積もった雪を片付けるのは午前中に済ませるようにしてください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ハゲ」20人で踊ったら「自分を楽しめた」 脱毛症の女性が企画「『隠さないと』プレッシャー和らいで」(withnews)
「髪がないとダメ!」。そんな呪いのようなメッセージを浴び続け、髪の毛を失うことに恐怖している人は多いのではないでしょうか。はげを否定する価値観を振り払おうと、円形脱毛症の女性やAGA(男性型脱毛症)の当事者らが髪のない頭をネタに、ユーモアあふれるミュージカルを演じました。発起人で、自らも円形脱毛症で髪がない小豆だるまさん(43)に、企画に込めた思いについて尋ねました。(朝日新聞記者・岩井建樹) 【動画】「ハゲ」20人が演じたシンデレラ、「私もはげている!」と最後に言ったのは…演者も観客も笑顔に 髪がないシンデレラ ミュージカルは11月中旬、東京ビッグサイトで開かれた「デザインフェスタ」で披露されました。「ハゲ100人で踊るプロジェクト」(ハゲプロ)とのチーム名で、髪の毛を抜く「抜毛症」の女性や円形脱毛症の女性、抗がん剤治療で髪が抜けた元患者、AGAの男性ら20人以上が出演しました。テーマは、髪がない「シンデレラ」(作・演出 BOZE STYLE)。シンデレラは、はげているため、舞踏会に行くことができません。「髪がないといけない! 髪がないといけない! 髪がないといけない!」との歌詞を歌います。 シンデレラは、魔法使いからもらったウィッグをつけて、舞踏会に参加します。しかし、12時が過ぎると、魔法の反動で頭皮が痛くなり、シンデレラはウィッグを脱ぎ捨て、城を後にするストーリーです。派手な化粧や衣装、コミカルな動き、愉快なセリフ。観客からは笑いが起こりました。 「はげちゃってても、いいよ!」 プロジェクトの発起人で、漫画家の小豆さんがシンデレラを演じました。小豆さん自身も円形脱毛症のため、髪の毛がありません。 「シンデレラを演じた感想は『快感』の一言です。『はげを楽しむ=自分を楽しむ』ことを大切にして、メンバーたちと協力した結果だと思います」 シンデレラは、実ははげだった王子様と結ばれます。最後は出演者で「はげちゃっててもいいの?」「いいよ!!」と叫び、歌い踊ります。 「髪を失うことを『かわいそう』とみる風潮を変えたいとの思いから、「ハゲプロ」を企画しています。『はげちゃってもいいじゃない!』と言える社会が理想です」 「女性でも髪のない人たちがいることを知ってもらいたい、と考えています。とはいえ、『知って下さい』だけではなかなか人々には伝わりません。ユーモアや笑いを交えることで伝わることもあると思います。私たちのミュージカルを楽しんで、その上で知ってもらえたら」 次ページは:女性ははげたら終わり? 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
伝えたい情報、整理できてる? 日本人こそ使いたい「やさしい日本語」のノウハウで伝え上手に(withnews)
今年も災害が多かった日本。日本で暮らす外国人も増えるなか、緊急時にどう情報を伝えるか関心が高まっています。でも、本当に「外国人のため」に新しいことをしないといけないのでしょうか? 今ある情報発信について、日本で暮らしている「となりの外国人」の本音を聞きました。(withnews編集部、松川希実) 突然ですが、「ナマズの看板」を見たことはありますか? 災害時に緊急車両が通行できるように、一般車の通行を禁止する「緊急交通路」を知らせるための看板です。 英語併記ですが、外国人にはどう見えているのでしょうか。 日本で漫画家として活躍するスウェーデン出身のオーサ・イェークストロムさんに聞いてみました。 「ん~、魚……ですよね。でも、何の魚かは分かりません」「地震って書いてあるけど、この魚との関係は何ですか? 津波で海から打ち上げられたんでしょうか?」 そもそも、魚以上の話になりませんでした。 この看板は、実はやってしまいがちな、情報を伝わりにくくしている分かりやすい例だそうです。 目につく一番の情報は何か 「やさしい日本語」に詳しい庵功雄さん(一橋大学国際教育交流センター教授)は、こう説明します。 「最初に目に付くのは、絵。なのに、その絵が意味する情報がよく分からない。『ナマズ』が地震と関係があると分かるのは、日本の文化にかなり詳しい人です」 「字を読んでも『緊急交通路』となっていて、緊急時に『ここに来い』という意味なのか、『来てはいけない』という意味なのか、分からない。これは日本語でも英語でも、分かりにくいですね。その次にようやく『一般車両通行禁止』とあるのですが、車に乗って走りながらだと、なかなかここまで読める人はいない。 大切なのは、何のために出している情報か考え、伝わりやすくするために情報を整理することです」 「100年に1回の衝撃」 そもそも、緊急時の外国人はどんな気持ちなのでしょうか。オーサさんに災害の思い出を聞いてみました。 オーサさんは漫画家としての活動拠点を日本に移した2011年、来日した翌日に東日本大震災に直面していました。 母国スウェーデンでは、「地震は100年に1回ぐらい」と言うほど、「未知」の存在。 「入居したばかりのシェアハウスに買い物から戻った直後に揺れ始めました。『地震だ』とは分かりましたが、どんどん揺れが強くなって……。『地震のとき、外に行くのはダメ』って聞いたことはあったのに、本能的に家から飛び出してしまいました」 パニックの中で見たのはどんな情報だったのでしょうか。 「当時はまったく日本語が分かりませんでした。だからテレビニュースを見て、映像だけで内容を想像しました。ネットでスウェーデンや英語のニュースを読みました。でも日本から離れて報道されているのが正しい情報かどうか分からない。『日本はこれで終わりだ』と書かれていて、それだけでパニックになりました」 次ページは:「見舞われました」って必要? 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
動画解説 12月7日(土) 朝のウェザーニュース お天気キャスター解説(ウェザーニュース)
12/7(土) 6:43配信 ウェザーニュース おはようございます。今日は、太平洋側を中心に雲が優勢の空。関東は冷たい雨が降りやすく、山沿いを中心に雪が混じる事もあります。真冬並みの寒さになるので万全な防寒が必要です。北日本では一旦雪が止んでも、夜にかけて雪や雨が降り、強まる恐れがあります。強風や雷、突風にも注意が必要です。今日7日からは、二十四節気「大雪(たいせつ)」です。暦の上では本格的な冬の到来となります。今日はまさに暦通り、各地で冬の寒さとなります。万全な防寒が欠かせません!それでは、素敵な土曜日を☆ ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「半分あげる」国母被告の誘惑断れず 共犯の元ボーダー戸田聖輝被告初公判(スポーツ報知)
米国から大麻を密輸したとして大麻取締法違反と関税法違反の罪で起訴された元五輪代表のプロスノーボーダー・国母和宏被告(31)=北海道千歳市=の共犯者で、両罪に問われた元スノーボーダーの戸田聖輝被告(30)の初公判が6日、東京地裁(野澤晃一裁判官)で開かれた。 即日結審し、懲役3年が求刑された。戸田被告は、国母被告と共謀した理由について「(大麻を)『半分あげる』と言われたから」と説明。さらに、取り調べでは当初、国母被告をかばって罪を一人でかぶろうとしていたことも明らかになった。判決は今月16日に言い渡される。 国母被告の後輩だった共犯者の戸田被告は、“甘い言葉”で誘われ密輸に手を染めていたことが明らかになった。 坊主頭に紺色のスーツで出廷した戸田被告は、容疑について「間違いありません」と認めた。国母被告と共謀して昨年12月17日(現地時間)に自らの自宅を送付先として米国から大麻ワックス57・755グラムを国際スピード郵便で発送し、同31日に成田空港に到着させて密輸したとされ、今年10月10日に逮捕された戸田被告。先輩との共謀に至ったのは、「(大麻を)半分あげるから」という言葉だったという。 「逮捕されるリスクも頭に浮かんでいましたが、誘惑に勝てませんでした」。自身も20歳の頃から大麻に手を染めていた戸田被告にとって、タダで大麻を入手できる機会を得たことが一線を踏み越えさせたが、税関で発見され、手元には届かず。逮捕後にその量が100回以上の吸引が可能な約57グラムと多量だったことについては「想定していなかった。1人10グラムで20グラムくらいが送られてくると思っていた」と話した。大麻ワックスは麻薬成分が凝縮されており、乾燥大麻と比べ約2倍の1グラム1万円以上で売買されているという。 逮捕直後の取り調べでは、「僕一人でやったこと」と供述していたことも明らかに。戸田被告は「国母さんに迷惑をかけられないと思っていました。彼はスノボで世界的に有名なので、その人が不利にならないようにしないと、と思っていました」と説明した。偉大な先輩を“売る”わけにはいかないと考えていたが、その気持ちを変えさせたのは、父親の言葉だった。 この日、情状証人として出廷した父親は「『仲間を守るというのが美学と思われがちだが、見えや意地を張らずに話してほしい』と弁護士さんを通じて彼(戸田被告)に伝えました」と証言。戸田被告は「その伝言で、気持ちが変わった」という。 国母被告は11月6日に関東信越厚生局麻薬取締部に出頭し逮捕。今月3日に起訴され、保釈保証金300万円を現金で納付して保釈された。取り調べで輸入の事実は認めているが、今後開かれる公判で、どのような証言をするかが注目される。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ブロードリンク、破壊完了確認せず 持ち出されたHDD
復元可能なデータが残ったままのハードディスク(HDD)は、なぜ流出したのか。神奈川県や廃棄業者の説明からは、廃棄の過程や結末を把握していないという「詰めの甘さ」が露見した。この業者を利用する官公庁や民間企業も調査に乗り出した。 6日午後2時過ぎ、神奈川県の黒岩祐治知事は記者会見でデータ流出への認識を問われ、こう繰り返した。「全く想定外だった」 県によると、転売された18個のHDDが使われていたサーバーは、富士通リースから借りていた。県と同社は「(リース期間終了後には同社が)データ復旧が不可能な方法で消去作業を行う」との契約を交わしていたという。 データを消すには、HDDを物理的に破壊したり、磁気によって消したりといった手法がある。ただし、県は具体的な消去方法を指示せず、県職員も作業に立ち会っていなかった。そもそもブロードリンクが実際の消去作業を請け負っていたことについても、朝日新聞が11月27日に転売の可能性を伝えるまで、県は知らなかったという。同社がHDDを引き取ってから7カ月余たつが、県にはいまだに消去作業の「完了証明書」が届いていない。 国は、各省庁向けのガイドラインで、サーバーに入った重要情報を廃棄する際には「復元できないよう抹消する」とし、具体的な方法を明記するように定めている。外部に委託した場合は、作業の完了届を書面で受け取るよう求めている。 黒岩知事は会見で、一連の経緯について「(県と業者の)信頼関係の上に成り立っているわけだから、(消去が)しっかり行われていると思っていた」と釈明。「我々の体制に甘さがあったと認めざるをえない」と話し、今後は県職員が目の前で物理破壊を確認するようにするという。 情報システムの専門家は「県も富士通リースも、委託先から廃棄証明を取らず、作業の完了を確認していなかったことが最大の問題。廃棄に立ち会うなどの対策をとった方がよかったのではないか」と指摘している。(茂木克信、座小田英史) ■どうやって持ち出した… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル