国土交通省は、茨城空港で8月、韓国の格安航空会社(LCC)の旅客機が点検車両のいる隣の滑走路に誤って着陸しようとするトラブルがあったと6日発表した。機長は着陸寸前で間違いに気づき、着陸をやり直したという。 国交省は重大インシデントに認定し、運輸安全委員会が原因の調査を始めた。 同省によると、トラブルがあったのは8月22日午後4時17分ごろ。ソウル(仁川)発のイースター航空機(ボーイング737―800型、乗客乗員計126人)は、管制官から西側の滑走路に着陸するよう指示を受けたが、機長は約210メートル離れ並行する東側の滑走路へ着陸しようとした。東側滑走路では車両が路面点検をしていたという。 茨城空港では、過去にも滑走路を間違えて旅客機が着陸するトラブルが起きている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
日産に課徴金24億円勧告へ 金融商品取引法違反の疑い
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が巨額の役員報酬を隠したとされる事件で、証券取引等監視委員会が10日にも、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、日産に対して課徴金約24億2500万円を科すよう金融庁に勧告することがわかった。 監視委は1月までに、2011年3月期~18年3月期の8年間で、ゴーン前会長の役員報酬計約91億円分を隠したとして前会長を告発。この8年分を東京地検特捜部が起訴しているが、今回は課徴金勧告の時効(5年)がかからない15年3月期~18年3月期の4年分が対象となる。 本来の課徴金額は約39億7100万円にのぼったが、自主的に違反を申告すれば減額が認められる制度があるため、日産は監視委が本格検査に入る前の今夏、違反を申告。監視委内では、すでに刑事事件化されているため、減額を認めることには異論もあったが、日産側の検察への申告が事件化の端緒だったことを考慮。約24億2500万円への減額を認める。 ゴーン前会長が起訴された事件の初公判は、来春にも開かれる見通しとなっている。ともに起訴された日産が有罪になれば罰金が科され、課徴金額と相殺されることになる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
文化財の防火対策を加速 首里城火災受け、予算大幅増へ(共同通信)
政府は6日、世界遺産・首里城(那覇市)の火災を受け、国宝や重要文化財の防火対策を加速するため、2019年度補正予算案に約50億円を盛り込む方針を固めた。20年度当初予算案でさらに上積みし、19年度当初の21億円から大幅に増やす。対策に取り組む寺社などへの国庫補助率を、条件により最大85%に引き上げる規定も適用する。 4月にパリで発生した世界遺産ノートルダム寺院の大火災に続き首里城正殿が全焼するなど相次ぐ被害を受け、対策強化が必要と判断した。首里城の再建に向けては、焼け落ちたがれきの撤去費などの費用を補正予算案に盛り込む方向で調整している。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あおり運転、道交法に明記へ 直ちに免許取り消し処分
警察庁は、道路交通法を改正して「あおり運転」を新たに定めて罰則を科し、運転免許取り消しの処分とする方針を決めた。来年の通常国会への改正案提出を目指す。6日の自民党の交通安全対策特別委員会で方針を説明した。 あおり運転を、ほかの車の通行妨害を目的に一定の違反を繰り返すなどし、事故を起こしそうになるといった交通の危険を生じさせるおそれがある場合と規定し、罰則を創設。対象の違反は、車間距離保持義務違反や急ブレーキ違反、進路変更禁止違反などを想定している。罰則は、暴行罪(2年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金など)や強要罪(3年以下の懲役)を参考に検討している。 さらに、こうした運転で高速道路上でほかの車を停止させるなど、著しく交通の危険を生じさせた場合は、より重い罰則を科す。 行政処分は、違反点数を直ちに運転免許取り消しになる15点以上とし、免許を再取得できない欠格期間を1年以上とする方針だ。 現行の道交法にあおり運転の規定はなく、警察は主に車間距離保持義務違反で取り締まっているほか、悪質なケースは暴行や強要などの容疑を適用してきた。車間距離の違反は、罰則が高速道で3カ月以下の懲役または5万円以下の罰金、一般道で5万円以下の罰金、違反点数も高速道2点、一般道1点にとどまっている。 今回の法改正の検討に向け、警… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
吹田・交番襲撃、拳銃強奪の容疑者起訴 鑑定留置し判断
大阪府警吹田署の交番前で6月、巡査が刺されて拳銃を奪われた事件で、大阪地検は6日、東京都品川区の無職、飯森裕次郎容疑者(33)を強盗殺人未遂や銃刀法違反(加重所持、刃物の携帯)、公務執行妨害の罪で起訴した。地検は飯森容疑者を鑑定留置して精神状態を調べ、刑事責任を問えると判断した。 起訴状によると、飯森容疑者は6月16日午前5時38分ごろ、吹田市千里山霧が丘の吹田署千里山交番の北側駐車場で、同署地域課の古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査(27)の胸や腕、脚を出刃包丁(刃渡り約16・8センチ)で複数回突き刺して殺害しようとしたが未遂に終わり、実弾5発入りの拳銃を奪って所持したとされる。古瀬巡査は6カ月以上の重傷を負った。 翌17日早朝、飯森容疑者は交番から北へ約8キロの同府箕面市の山中で身柄を確保された。拳銃の実弾1発がなくなっていた。事件直後に吹田市の住宅街で発射した可能性が高いが、弾は見つかっていない。府警は逃走経路を調べる中で、吹田市内の池から、飯森容疑者が事件時に身につけていたとみられる黒い長袖シャツやバッグを発見。バッグには帽子と、拳銃に付いていた誤射防止用のゴムが入っていた。 事件の約10分前に空き巣被害を訴える110番通報があったが、地検は飯森容疑者による虚偽通報と断定した。この際、飯森容疑者は同級生の名前と住所を告げたという。通報を受けて古瀬巡査の上司2人が先に交番から現場へ向かい、巡査は1人になったところを襲われた。飯森容疑者は逮捕直後に「病気がひどくなったせい。まわりの人がひどくなったせい」と話したが、その後は事件の話には応じなくなったという。 地検は今月2日まで丸5カ月間、鑑定留置を実施したが、鑑定結果については説明を差し控えるとし、「捜査の結果、証拠の内容を評価し、起訴した」とコメントした。 ■不審な動きに気づける… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
HDD転売のブロードリンク50代社員、窃盗容疑で逮捕
個人情報を含む行政文書が記録された神奈川県庁のハードディスク(HDD)がネットオークションを通じて転売された問題で、警視庁は7日、HDDの処理を請け負ったブロードリンク(東京都中央区)社員高橋雄一容疑者(50)=横浜市旭区都岡町=を窃盗容疑で6日夜に緊急逮捕した、と発表した。容疑を認めているという。 捜査3課によると、高橋容疑者は3日午前6時40分ごろ、同社の本部テクニカルセンター(東京都大田区)で、HDD12個(2万4千円相当)を盗んだ疑いがある。調べに対し、「転売する目的で盗んだ」と供述しているという。 同社が6日、高橋容疑者が今回の問題とは別のHDDを不正に持ち出したとして被害届を提出。警視庁は高橋容疑者から任意で事情を聴くなど捜査を進めていた。 同社によると、HDDの流出情報を受けて社内を調査。3日の退勤時に高橋容疑者に声をかけ、私物用ロッカーの荷物の中から、処分するはずだったHDD5~6個を発見した。神奈川県庁のHDDについても聞き取ったところ、持ち出してネットオークションで転売したことを認めたという。 高橋容疑者はデータ消去担当で入社4年目。作業場に入るにはIDカードと指紋認証が必要で、私物も持ち込めないルールだった。 県はHDD18個の転売を確認。9個は所在がわからず、回収できていないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
廃棄業者社員を逮捕 神奈川県の情報流出、別のHDD盗んだ疑い 警視庁(産経新聞)
神奈川県の行政文書を保存したハードディスク(HDD)計18個がインターネットオークションで売られ、納税に関する個人情報や職員名簿などの大量の秘密情報が流出していたことが6日、県への取材で分かった。HDDの廃棄に携わった業者の社員が持ち出して出品していた。落札した男性側から連絡があり、県は9個を回収したが、残り9個を回収できていない。警視庁は同日、この社員が別のHDDを盗んだとして窃盗容疑で逮捕。大規模な流出の実態解明を進める。 黒岩祐治知事は同日午後に記者会見し、「県への信頼を揺るがせた」と謝罪した。この社員について、さらに別のHDD5、6個を持ち出そうとした疑いがあることが判明した。 県によると、回収したHDDは縦約15センチ、横約10センチ、厚さ約2センチで、データは計27テラバイトの大容量に上る。個人の名前や住所を記した自動車税の納税記録や法人名を記した税務調査の通知、課税に関する職員名簿、県庁内部の業務記録など複数の部局が扱う文書ファイルが含まれていた。18個には主に平成25~30年度の行政文書が含まれ、保存したファイルはワードやエクセル、画像、音声が混在。担当者は「総量を把握しきれない」としている。 HDDは県庁内の共有サーバーに使われていた。サーバーは富士通リース(東京都千代田区)横浜支店から借り受け、今年2月末にリース期限を迎えるにあたり取り外された。同社はデータの完全消去を下請けの情報機器会社「ブロードリンク」(同中央区)に委託しており、県は4月、HDDを簡易なデータ消去(初期化)をした状態でブロードリンクに引き渡した。 その後、ブロードリンクでデータ消去を担当する技術職の社員がHDD18個を持ち出し、ネットサイトのヤフーオークションにすべて出品。社員は出品の事実を認め、「神奈川県庁で使われていたとの認識はなかった。小遣い稼ぎをしたかった」と話しているという。9個を落札した男性がソフトを使ったところ復元できた。未回収の9個は最大3人によって落札された可能性があり、県は落札者の特定を急いでいる。 県は「物理的に破壊して消去するよう、富士通リースとの契約内容を見直したい」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
窃盗容疑でネット出品の社員逮捕(共同通信)
12/7(土) 0:16配信 神奈川県の行政文書を保存したハードディスクが流出した問題で、警視庁は窃盗容疑で、インターネットオークションに出品した情報機器会社社員の男を逮捕した。捜査関係者への取材で6日分かった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
高齢女性が4800万円だまし取られる 詐取の男は警察官かたり「偽札があるかも…」(メ〜テレ(名古屋テレビ))
愛知県や岐阜県で警察官をかたる男が現金やキャッシュカードをだまし取る事件が相次いでいます。6日には愛知県春日井市の80代の女性が、約4800万円をだまし取られました。 警察によると6日午前10時ごろ、女性の自宅に警察官をかたる男から、「偽札を作る詐欺グループを逮捕した。犯人の持ち物にお宅の口座のキャッシュカードがあった。偽札が入っているかもしれないので、お札の番号を調べさせてほしい」と電話がありました。 約40分後に警察官をかたる男が女性の自宅を訪れ、女性は自宅にあった現金約4800万円を手渡しました。 その後、不審に思った女性が、警察に連絡し、被害が発覚しました。 また3日には、岐阜県海津市で、83歳の女性の自宅に、警察官をかたる男から「あなたの家族のキャッシュカードが偽造されて使われています」という電話があった後、自宅を訪れた男にキャッシュカード10枚ほどをだまし取られました。 女性の口座からは計450万円が引き出されたいうことです。 愛知県警と岐阜県警はそれぞれ詐欺事件として捜査するとともに「不審な電話があった際は誰かに相談してほしい」と注意を呼び掛けています。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
沢尻被告「心の底から後悔」 謝罪コメントを発表(共同通信)
麻薬取締法違反の罪で起訴された女優沢尻エリカ被告(33)は6日、所属事務所を通じ「多くの方々を裏切ってしまったことを心の底から後悔しております」などと謝罪するコメントを発表した。 人間関係を含め違法薬物とのつながりについて「一切断つことを固く決意し、専門家の指導も受けて、立ち直ることをお約束します」と表明。同日夜の保釈後に、医療機関に向かったことを明らかにした。関係者やファンには「大変なご迷惑とご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます」とした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース