不正に入手した他人名義のクレジットカード情報を使い、通信販売サイトで買い物をしたとして、兵庫県警は5日、北海道警帯広署刑事2課の巡査部長、池田勝丸容疑者(34)を電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 県警サイバー犯罪対策課によると、池田容疑者は、不正に入手した他人名義のクレジットカード情報を使って決済アプリ上でプリペイドカードを作成。このカードを使って通信販売サイトでイヤホン(約1万8千円)を買った疑いがある。イヤホンはネット上で売っていたという。 北海道警によると、池田容疑者は2010年に道警に入った。刑事部門を中心に勤め、16年4月から帯広署の刑事2課に所属。詐欺などを捜査する知能犯係を担当していた。北海道警監察官室の尾辻英一室長は「北海道警察の職員がこのような事案を起こし逮捕されたことは誠に遺憾です。深くおわび申し上げます。今後明らかになった事実に基づいて厳正に処分いたします」とのコメントを出した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アナ雪2のPR漫画投稿でステマ指摘 ディズニーおわび
公開中の映画「アナと雪の女王2」をめぐり、配給側がツイッターのアカウントを持つ複数の漫画家に感想をこめた漫画を投稿してもらう業務委託契約を結んでいながら、広告主が明示されていないことを問題視する声が上がった。これを受けてウォルト・ディズニー・ジャパンは5日、再発防止を表明するおわびをホームページで掲載した。 問題となったのは、7人のツイッターのアカウントから3日午後に投稿された漫画の画像。いずれの漫画も「アナ雪2」に登場するキャラクターなどを描き、好意的な感想をつづっていた。 投稿時間がほぼ同じだったことなどから、広告であることを隠してPRする「ステルスマーケティング(ステマ)」を疑う声がSNSなどで上がった。一部の投稿者らは4日午前にPRであったことを明かし、謝罪する文言を投稿した。 ディズニー・ジャパン側は「感想漫画企画」として7人の漫画家に作画を依頼。対価を支払う契約を結んでいたという。ディズニーは、広告であることを明示してもらう予定だったとしつつ、「コミュニケーションの行き届かない部分があり、当初の投稿において明記が抜け落ちる結果となった」と釈明した。 こうした宣伝手法をめぐっては、京都市がイベントや施策をPRするため吉本興業と業務委託契約を結び、吉本所属の漫才コンビらがツイッターで発信、報酬を得ていたことが判明。しかし同市が広告主であることは明示されておらず、「ステマではないか」と問題視する声が上がった。一方で同市や吉本とも「ステマではない」との立場だった。(小峰健二) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「米軍の照明弾?落ちた」通報 沖縄防衛局が物体を回収
5日午後5時半ごろ、沖縄県金武町(きんちょう)伊芸の田んぼに米軍の照明弾のような物が落ちている、と近くの人から110番通報があった。田んぼは住宅から約50メートル。沖縄防衛局が、パラシュートがついて一部が焦げた円筒形の物体を回収し、米軍に問い合わせている。 現場は米軍のキャンプ・ハンセンから南に数百メートル。県によると、米軍からは2~8日に実弾射撃訓練などをすると連絡がきていた。 謝花喜順(きじゅん)さん(43)は、午後4時前に白いパラシュートを付けた落下物が田んぼに落ちるのを目撃した。「住宅地のこんなに近くに落下してくるのは今まで見たことがない」と話した。 金武町伊芸では2008年12月、実弾が車のナンバープレートにめり込んでいるのが見つかった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
北海道警巡査部長を逮捕、カード詐欺容疑(共同通信)
12/5(木) 20:29配信 兵庫県警は5日、他人名義のクレジットカード情報を使ってインターネットでイヤホンを買ったとして、電子計算機使用詐欺の疑いで北海道警帯広署の巡査部長池田勝丸容疑者(34)を逮捕した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ウーバー労組、報酬下げに抗議 団体交渉も要請(共同通信)
米ウーバー・テクノロジーズが展開する宅配サービス「ウーバーイーツ」が11月に配達の報酬を一方的に引き下げたのは不当だとして、配達員らで作る労働組合が5日、東京都渋谷区の日本法人を訪れ、抗議とともに、団体交渉に応じるよう要請した。記者会見した労組の前葉富雄執行委員長は「月単位でみれば数万円の報酬が下がる。説明がなく納得できない」と訴えた。 11月20日に東京エリアの報酬の引き下げがメールで通知され、同29日から実施された。距離1キロ当たりの報酬が150円から60円になり配達員側の手取りが減るなどしたため、5キロの距離を配達した場合、約28%の減額になる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
象印、最大28万の情報流出 カード番号抜き取り被害も(共同通信)
象印マホービンは5日、子会社が運営するインターネット通販サイト「象印でショッピング」が外部からの不正アクセスを受け、最大28万52件の個人情報が流出したと発表した。サイトは改ざんの被害にも遭い、偽の決済画面に誘導された一部の利用者はクレジットカード番号などを抜き取られていた。 個人情報は顧客の名前、住所、注文内容など。電子メールのアドレスも漏えいし、犯人からクレジットカード情報を抜き取るページに誘導するメールが送られた。 問い合わせは通話無料のお客様相談窓口、電話(0120)345135。9日以降は専用ダイヤルを設けており、電話(0120)120450。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【解説】『裁判員裁判の意味がない』 問われる“死刑の基準“(関西テレビ)
破棄された死刑判決 7年前に大阪の繁華街、心斎橋で通行人の男女2人を包丁で刺し殺害した罪に問われた被告の裁判。1審の裁判員裁判では死刑。2審では犯行の計画性が低いことなどを理由に1審の死刑を破棄し無期懲役としていました。 最高裁の判断は、覚せい剤中毒の後遺症で「刺せ刺せ」という幻聴が連続的に聞こえていた被告が、事件の約10分前に凶器の包丁を購入して犯行に及んだことなどを総合的に考慮して、「場当たり的な犯行であることも否定できない」「無期懲役が甚だ不当だとは認められない」として、検察側、被告側の上告を棄却し、2審の無期懲役判決が確定することになりました。 判決後、被害者の南野信吾さん(当時42歳)の家族が記者会見し、事件当時6歳で今14歳の長女は「裁判員の人たちの気持ちが無駄になった」と話し、妻の有紀さんは「裁判員裁判が始まって10年。今回の判決で5件の死刑判決が覆りました。裁判員の民意が反映されませんでした」と述べ司法判断への不満をあらわにしました。 死刑には市民感覚ではなく別の基準 遺族の指摘の通り裁判員裁判の死刑判決が破棄され、無期懲役に減刑されて確定することになった判決は5件。最高裁は、従来の判断基準から逸脱することを認めませんでした。 そもそも裁判員制度は、市民の感覚を刑事裁判に反映する目的で導入されました。裁判員裁判では1審の裁判員の判断を上級審でも重視する「1審尊重」を原則としていますが、死刑に関しては過去の事例と公平性の観点から別の判断基準を援用します。 死刑に関しては、連続で4人を射殺した永山規夫元死刑囚に対する1983年の最高裁判決が示した死刑適用の基準、いわゆる「永山基準」があります。 1:犯行の罪質2:動機3:犯行態様、特に殺害方法の残虐性4:結果の重大性、特に殺害された被害者数5:遺族の被害感情6:社会的影響7:被告の年齢8:前科9:犯行後の情状 …の9項目を考慮し、やむを得ない場合に死刑選択が許されるとしています。 確かに裁判を受けた時期によって、死刑の基準が異なれば、不公平であり「法の安定性」が著しく損なわれることになります。一方で、裁判官の基準を押し付けるのであれば、市民の感覚を反映させる裁判員制度は導入した意味がなくなってしまいます。 今回の最高裁判決でも「死刑は究極の刑罰であり、その適用は慎重に行わなければならない」として、永山基準を参考にした判決になっていると見られます。 次ページは:問われる裁判員裁判の在り方 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
昭恵夫人の「桜を見る会」推薦枠私物化に公開質問状(日刊スポーツ)
「桜を見る会」における安倍晋三首相の昭恵夫人の推薦枠が「私物化」と問題視されていることを受け、野党追及本部のメンバーは5日、衆院議員会館の安倍事務所を訪れ、「アッキー枠」などについてただした公開質問状を渡した。6日昼までの回答を求めた。 政府は夫人を「私人」としているものの、知人らが多数、会に招待を受けたとされる。野党側は、かつての自民党政権で開かれた会では「首相夫人枠」は存在しなかったのではないかと分析。野党追及本部で問われた内閣府の担当者は「以前のことは分からない」と、述べるにとどめた。 一方、夫人と親交があるビジュアル系バンド「Versailles(ヴェルサイユ)」のボーカルKAMIJOが、首相公邸での夫人とのツーショット写真をSNSに投稿していたことが判明。場所が場所だけに野党側は警備上の問題をただしたが、政府側は「セキュリティー上問題ある場所は遠慮いただくが、公になっている所は特に制限はかけていない」と答えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
病院承認の1カ月前に契約日ずらす 岸和田病院贈収賄(産経新聞)
岸和田市民病院(大阪府岸和田市)の花粉症研究をめぐる贈収賄事件で、収賄容疑で逮捕された同病院の呼吸器センター長で医師、加藤元一(もとかず)容疑者(62)が贈賄側の一般社団法人との共同研究について、病院での承認手続きが終了する約1カ月前の日付で契約していたことが5日、病院などへの取材で分かった。大阪府警捜査2課は同日、病院を捜索。契約書の日付を早めた経緯などを調べている。 同課や病院によると、加藤容疑者は3月11日、着衣についた花粉を粘着クリーナーで除去した場合の花粉症の改善効果に関し、東京の一般社団法人「医療健康資源開発研究所」と共同研究するとの申請書を病院の倫理委員会に提出。医師や看護師、外部の大学教授など9人で構成される倫理委での審査を経て、同29日に承認された。 共同研究は承認から7月まで実施されたが、法人側とは3月1日付で契約を締結していたという。 同課によると、加藤容疑者は今年4月、病院の倫理委で研究の承認などが円滑に進むよう便宜を図った見返りに、同研究所の代表理事、小嶋純容疑者(63)=贈賄容疑で逮捕=から、現金20万円を受け取ったとされる。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あの時、父が持ち帰った金属片は? B29、それとも…
【動画】喫茶店の壁に掛けられた金属片。1945年に墜落した米軍機の一部と伝わる=臼井昭仁撮影 愛知県三河地方の山間部。ダム湖に近い一軒家に、大きな金属片が保管されている。太平洋戦争末期の1945(昭和20)年に墜落した米軍機の一部と伝わるものだ。果たして本当に米軍機の破片なのか。 愛知県豊田市羽布(はぶ)町。羽布ダムがある三河湖の北、標高650メートルの山中に喫茶店「茶店こびそ」がある。平成の大合併前までは下山村だった地域だが、店のある集落は電気が通った1981年から、経営する原田まり子さん(62)の家族の1軒だけになっていた。 木造平屋建ての店へ入ると、壁に掛けられた大きな破片が目につく。高さ1メートル、幅80センチの灰色の金属片の表面には「大東亜戦 B29米軍キ 下山村上空に落下 昭和20年三月」とある。 「『三月』となっていますが消えかかっていた字を上書きしただけで、詳しいことは今に至るまでわからないままなんです」と原田さんは言う。 半世紀前、三河湖の釣り客相手に民宿を経営していた父親が、客間に置いていた破片のエピソードを教えてくれた。 父親が17歳だった45年、衝… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル