北九州市の児童養護施設に入所する子どもにわいせつな行為をしたとして児童福祉法違反(児童に淫行させる行為)や強制性交等などの罪に問われた施設の元職員秋田将嗣被告(44)に対し、福岡地裁小倉支部は3日、懲役8年(求刑懲役9年)の実刑判決を言い渡した。 鈴嶋晋一裁判長は、被告が児童を指導・監督する立場にあり、被害児童らに慕われていた面があったにもかかわらず、それらを悪用したと指摘。「社会に与えた不安も無視できない」とした。 判決によると、秋田被告は2016年1月ごろから今年3月にかけて、施設の宿直室や自宅などで、施設に入所する男子小中学生4人にわいせつな行為をし、うち1人についてはその様子をビデオカメラで撮影した。判決は、被告が以前から同様の行為を繰り返しており、常習性は明らかとも指摘した。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
グレタさん、ヨットで欧州到着 COP25に参加へ
スペイン・マドリードで開催中の第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)に参加するため、北米から北大西洋をヨットに乗って横断し、欧州に向かっていた環境活動家のグレタ・トゥンベリさん(16)が3日、ポルトガル・リスボンに到着した。 上陸後、陸路で隣国スペインのマドリードを目指す。グレタさんは、温室効果ガスを大量に排出する航空機の利用を避けている。9月にニューヨークであった国連気候行動サミットに参加する際も欧州からヨットで渡米。COP25は当初、南米チリで開催予定だったが、現地の政情不安で急きょ会場がマドリードに変更されため、11月13日に米東海岸を出発していた。 マドリードでは、COP25や、会場内外の各種イベントに参加し、世界各国に即座の温室効果ガス削減を呼びかける。(松尾一郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
国民民主17人、玉木代表に早期立民合流圧力 実現にはハードル (産経新聞)
臨時国会が9日に閉じるのを待たずに早くも旧民主党勢力の再結集を目指す動きが表面化した。国民民主党の中堅・若手議員が3日の党会合で、立憲民主党との早期合流に向けた交渉入りを玉木雄一郎代表に要請した。合流の動きは年末に向けて本格化するとみられるが、実現のハードルは高い。(千葉倫之) 「野党の共同会派はうまくいっている。機も熟した。年内に合流に向けた交渉を開始してほしい」 3日に国会内で開かれた国民民主の代議士懇談会で、奥野総一郎国対委員長代行は真っ先に挙手し、こう執行部に迫った。津村啓介副代表も「党内のサイレントマジョリティーは早期合流を望んでいる」と主張。立民側と慎重に交渉する構えの玉木氏は黙って聴くだけで、平野博文幹事長が「週内に話を聞く場を設けたい」と引き取った。 懇談会の前に行った意見交換に参加した早期合流派の衆院議員は17人。国民民主の衆院議員は38人だが、出席者の一人は、さらに賛同者がいるとして「過半数が早期合流を望んでいる。一度は執行部を突き上げ、多数派の声を可視化したかった」と狙いを語る。 17人には次期衆院選をにらみ事を急ぐ事情がある。その多くは比例代表での復活当選組で、立民と合流すれば「復活当選枠」が増え、バッジを失わずに済む可能性が高まるからだ。 一方、選挙基盤が脆弱(ぜいじゃく)な若手が多い立民側から見れば、「復活当選枠」を奪われる恐れがある。立民中堅は「『枝野幸男代表に忠誠を誓ってきたのに守ってくれないのか』という話になる」と合流に懐疑的だ。 参院幹部も「国民の味噌(みそ)と立民の味噌を混ぜてもおいしい味噌にはならない」と論評。別の幹部は「焦って動いたら立民に足下を見られるだけだ」と頭を抱えた。国民を支持する連合の関係者も「タイミングが最悪で下手だ。絶対にうまくいかない」と酷評した。 玉木氏は3日、都内のホテルで政治活動10周年のパーティーを開催。晴れの日に突き上げを食らった形で、終了後には記者団に「相手も経緯もある話だ」と調整の難しさを語った。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
三重の中学で爆発、生徒らけが 理科の実験中、5人が救急搬送(共同通信)
3日午後3時ごろ、三重県紀北町の町立赤羽中で、理科の実験中にフラスコが爆発し、1年生の男女4人と男性教諭(27)の計5人が救急搬送された。同町教育委員会によると、うち男子生徒1人と教諭が、フラスコの破片で顔や手首を切り軽傷。残る男女3人は耳が聞こえづらくなったが、病院での診断の結果、異常はなかったという。 理科室で行っていた1年生の理科の授業で、亜鉛と塩酸を反応させて水素を発生させ、火をつける実験をしていた。町教委は手順にミスがあったとみており、尾鷲署などと詳しい原因を調べている。生徒4人は隣接する尾鷲市内の病院で受診後、帰宅したという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
安倍首相に経費負担増を要求 トランプ氏、在日米軍駐留で(共同通信)
【ワシントン共同】トランプ米大統領は3日、在日米軍の駐留経費負担増を安倍晋三首相に要求したことを明らかにした。訪問先のロンドンでストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長との会談前、記者団に語った。 トランプ氏は安倍氏を「友人」と呼んだ上で「シンゾウ、われわれを助けてくれないか。われわれはたくさん払っている。日本は豊かな国だ。われわれは日本の防衛に大金を払っている」と伝えたと語った。 トランプ氏は米国が日本など同盟国の防衛に果たしている役割を強調した上で「彼らはこれまで(負担増を)求められたことはなかった」とも主張した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島第一、高さ110メートルで人力切断 排気筒解体
東京電力は3日、福島第一原発の1、2号機共用排気筒の解体作業で、作業員が高さ110メートルの頂上付近に上がって「人力」で筒を切断する異例の作業を始めた。被曝(ひばく)を抑えるために作業は遠隔操作で進めてきたが、解体装置のトラブルで「最終手段」をとらざるを得なくなった。排気筒の解体は8月に始まったがトラブルが相次ぎ、当初の計画から大幅に遅れている。 排気筒は、事故時に放射性物質を含む水蒸気を放出する「ベント(排気)」に使われ、高濃度に汚染されている。このため、クレーンでつり上げた解体装置を約200メートル離れたバスの中から遠隔で操作し、上から切断してきた。ところが、11月27日に装置の刃が筒の本体をかみこんで引き抜けなくなり、残りの部分を作業員が切ることになった。 人力の切断作業は初めて。3日… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
首里城火災、消火中に放水銃1機使えず 情報公開で判明
首里城(那覇市)の正殿などが焼けた火災で、那覇市消防局は3日、焼損状況を発表した。全焼した正殿を含む6棟の焼失面積は計約3963平方メートルだった。全焼を免れた奉神門と女官居室は、屋根や壁計約219平方メートルが焼けた。 全焼したのは、正殿(約1199平方メートル)のほか、南殿・番所(ばんどころ)(約450平方メートル)▽書院・鎖之間(さすのま)(約589平方メートル)▽二階御殿(にーけーうどぅん)(約412平方メートル)▽黄金御殿(くがにうどぅん)(約838平方メートル)▽北殿(約474平方メートル)。 県などは被災した建物を9棟としていたが、消防は寄満(ゆいんち)と奥書院を合わせて、黄金御殿1棟と集計した。 一方、市消防局はこの日、朝日新聞の情報公開請求に対して当日の活動報告書を開示した。正殿の周囲にあった放水銃4機のうち、正殿裏広場に設置されていた1機は、収納ぶたが固定されて開かず、使えなかったと記録されていた。 また、消防用タンクの約79トンの水を使い切り、2機は使用開始から十数分で、別の屋外消火栓も5分で使えなくなったという。(藤原慎一) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アスベスト工事、一般住宅でも届け出義務 規制強化方針
建物の解体やリフォーム時に飛び散るアスベスト(石綿)による健康被害を防ぐため、厚生労働省が規制を強化する方針を固めた。いまは大規模な建物の解体や改修工事などを中心に事前に労働基準監督署への届け出を義務づけているが、届け出対象を一般住宅の多くにも広げ、飛散しないような対策を求める。 3日にあった厚労省の有識者検討会でいまの制度を見直す案が大筋了承された。大気汚染防止法を所管する環境省と調整のうえ、来年度にも実施することをめざす。 いまの規制は、建材に石綿を直接吹き付けるなど、飛散しやすい建物の工事に限って工事前の届け出を義務づけており、ビルや工場などが中心だった。これに対し新規制は、石綿を含む建材を使っているかどうかにかかわらず、届け出の対象を解体なら床面積80平方メートル以上、改修なら請負金額100万円以上の工事に拡大。石綿の有無を事前に現地調査し、その結果の提出も義務づける。 規制強化によって戸建て住宅の解体だけでなく、部分的なリフォームといった工事も対象になる見通し。届け出件数は2018年が約1万3千件だったが、新規制のもとで200万件超に増えると厚労省は試算する。 石綿は吸い込むと細い繊維が肺に刺さり、中皮腫や肺がんをひきおこす恐れがある。これまでも届け出の必要がない工事でも、建材に石綿が含まれるかを確認し、飛散対策をとるよう求められてはいたが、対策が徹底されていなかった。新規制を受けて、業者によっては工期が長引いたり工事費が値上がりしたりする可能性がある。 石綿を使った古い建物の解体工事は、ピークとされる2030年ごろに向けて増えると予想されている。空き家対策でもアスベストの処理が課題になると見込まれている。(滝沢卓、内山修) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
保存期間は“永久” 「桜を見る会」残されていた名簿が教えてくれること(BuzzFeed Japan)
様々な批判を受けている安倍晋三首相主催の「桜を見る会」。2019年の招待者名簿が直後に廃棄されたとして注目を集めるなか、国立公文書館には、いまから60年以上前の「桜を見る会」の名簿が保存されていることがわかった。「歴史」を紐解くと、いったい何が見えてくるのだろうか。【BuzzFeed Japan/籏智 広太】 安倍政権下で参加者の数や予算が急増していたことから、批判が高まっていた桜を見る会。首相による地元後援者の招待や、安倍昭恵夫人の推薦枠や自民党枠などが存在したことから「私物化」の指摘もあがっていた。 そのなかで注目されているのが「招待者名簿」だ。 過去には「マルチ商法」としてのちに行政処分を受けたジャパンライフ元会長も参加していたほか、今年は反社会的勢力が招待されていたことも明らかに。野党側は2019年分についても開示を求めている。 しかし、「桜を見る会」の招待者名簿は、各省庁などの取りまとめをする内閣府が保存期限を2018年4月にそれまでの「1年」から「1年未満」へと変更した。 そのため、2019年4月13日に開催された招待者1万5400人分の名簿が5月9日に破棄されており、安倍首相はデータについても復元ができないと主張している。 国立公文書館に1950年代の名簿が そもそも「桜を見る会」は、1952年に当時の吉田茂首相が戦前に開催されていた「観桜会」を参考に始めたものだ。 国立公文書館には、1953(昭和28)年からの資料のほか、56年(昭和31年)とその翌年の招待名簿など、関連資料が複数存在していた。インターネット上で閲覧できるものもある。 1956年4月18日(水曜日)の「桜を観る会」の名簿によると、鳩山一郎首相(当時)主催の同会で招待をされたのは、4400人。 その半分が、招待者の「夫人」という数え方をしている。つまり実質的な招待者は2200人で、そのほとんどが男性ということだ。 招待範囲は「外交団、皇族、元皇族、各大臣…」とはじまり、最高裁判所長官、衆参両院議長、国会議員や認証官(天皇の認証が必要とされる国家公務員。検事総長や侍従長、特命全権大使など)が並んでいる。 さらに、国立国会図書館長や、警察を管理する国家公安委員、内閣官房長官および各政務次官、法制局長官などの政府関係者が。 いまは官房長官が招待者の最終決定者であり、かつ自らの招待枠もあったことが明らかになっているが、当時は官房長官は招待される側だった、ということがわかるだろう。 その後は、衆参両院事務総長や公正取引委員会、土地調査委員会、学士院、芸術院の関係者、特殊銀行会社の社長、東京都と隣接県の知事や議会議長、さらに横浜市長ーーそして「各界代表」と続く。 次ページは:肥大化した「桜を見る会」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【感染症情報】インフルエンザが5週連続で増加 – 感染性胃腸炎は2週連続増、リンゴ病は横ばい(医療介護CBニュース)
国立感染症研究所がまとめた11月18日から24日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザ定点医療機関約5000カ所、速報値)によると、インフルエンザの定点医療機関当たりの患者報告数が5週連続で増加した。感染性胃腸炎は2週連続で増加、伝染性紅斑(リンゴ病)は横ばい。A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病は減少した。【新井哉】 〔インフルエンザ〕報告数は前週比約69.0%増の3.11人。都道府県別の上位3位は、北海道(10.12人)、青森(8.08人)、石川(6.04人)。 〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約5.9%増の4.32人。都道府県別の上位3位は、熊本(11.42人)、大分(8.14人)、群馬(7.54人)。 〔伝染性紅斑〕報告数は前週と同じ0.55人。過去10年同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、熊本(1.52人)、長崎(1.3人)、大分(1.28人)。 〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕報告数は前週比約1.2%減の2.55人。過去10年同期と比べて2番目に多い。都道府県別の上位3位は、山形(5.5人)、新潟(5.47人)、佐賀(5.0人)。 〔手足口病〕報告数は前週比約8.6%減の1.06人。都道府県別の上位3位は、佐賀(3.83人)、新潟(3.39人)、青森(2.98人)。 CBnews 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース