仲代達矢さんは「不毛地帯」「ハチ公物語」など、八千草薫さんと夫婦を演じることが多かった。石川県七尾市の能登演劇堂で舞台「タルチュフ」を公演中の仲代さんが八千草さんの思い出を語った。 ◇ 八千草薫さんを最初にお見かけしたのは東宝スタジオでした。僕が映画デビューしたばかりの1950年代半ば、八千草さんは「蝶々夫人」を撮られた頃でした。「こんな美しい人が世の中にいるんだろうか」というのが第一印象でした。 僕は、彼女のご主人だった谷口千吉監督に「裸足の青春」(56年)で抜擢(ばってき)してもらいました。ご夫妻はずっとウチのご近所に住んでおられて、公園などでよくお目にかかりました。だからとても縁があるんです。 その後、映画では随分共演しました。「不毛地帯」「ハチ公物語」「宮澤賢治 その愛」「阿修羅のごとく」……。こうしてみると夫婦役が多かったですね。八千草さんと夫婦を演じていると、本当の夫婦みたいだな、とよく錯覚を起こしました(笑)。何だかその気にさせてくれるんです。 たぶんそれは、八千草さんの演… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ピエール瀧さん出演映画の助成金不交付、文化庁「適切」
独立行政法人・日本芸術文化振興会(芸文振)が、出演者が麻薬取締法違反で有罪判決を受けたことを理由に映画への助成金を不交付とした問題について、同法人を所管する文化庁は30日、衆院文部科学委員会で不交付は適切だったとの見解を示した。 不交付とされた「文化芸術振興費補助金」の原資は文化庁の予算。同庁の今里譲次長は「国の事業による助成金の交付は、薬物乱用が深刻な社会問題となる中、国が薬物の使用を容認するようなメッセージを結果的に国民に発信することとなるおそれがある」と説明。「交付が適当でないという判断は適切と考えている」と芸文振の対応を支持した。 芸文振は先月、「公益性の観点から不適当と認められる場合」に助成を取り消せるよう要綱を改正。助成を決めていた映画「宮本から君へ」に出演するミュージシャンのピエール瀧さんが有罪判決を受けたことが理由だとしていた。 質問した立憲民主党の初鹿明博衆院議員は、不交付決定が要綱改正前だったことを指摘し、「文化に関して、恣意(しい)的な判断を加えて補助金を出さないということがないようにしていただきたい」と述べた。(上田真由美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
アイベックス機、福岡空港に緊急着陸 操縦席の窓に亀裂
30日午後4時20分に仙台空港を出発した福岡行きのアイベックス16便(ボンバルディアCRJ700)が、飛行中に操縦席のフロントガラスに亀裂が入るトラブルがあった。アイベックスエアラインズと福岡空港によると、機体は同日午後6時40分すぎ、定刻より8分遅れで福岡空港に緊急着陸した。乗客70人と乗員4人にけがはないという。 福岡航空交通管制部には午後6時ごろ、緊急連絡があったという。この影響で、安全確認のため、滑走路が約4分間閉鎖された。折り返しの仙台行きが欠航になった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
JR九州社員の男を逮捕、福岡 車両説明書をネット出品(共同通信)
福岡県警小倉北署は30日、北九州市小倉北区にあるJR九州の車両工場「小倉総合車両センター」から新型車両の取扱説明書などを盗んだとして窃盗の疑いで、JR九州の社員で同センターに所属する清水雅志容疑者(54)=同区=を逮捕した。同署によると、清水容疑者は盗んだ資料全てをオークションサイトに出品したが、落札されなかった。 逮捕容疑は、今年3月中旬ごろから9月21日までの間、小倉総合車両センターの保管庫から新型在来線車両の取扱説明書などの資料9冊を盗んだ疑い。 小倉北署によると、取扱説明書には寸法を記した車両の図面などが盛り込まれている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
外れ馬券代、経費と認める 高松の男性に東京地裁(共同通信)
大量に馬券を購入していた高松市の男性が、外れ馬券の購入代金を経費に算入するよう所得税の見直しを求めた訴訟で、東京地裁は30日「馬券の代金は必要経費と認めるのが相当だ」として、見直しを認めなかった税務署の決定を取り消した。 最高裁は2015年に「営利目的で継続的に購入していた場合、算入できる」との判断を示している。今回の訴訟で税務署側は「購入額は年間数千万円にすぎず、外れ馬券代が30億円近くに上った最高裁判決の事案より小規模で、継続的ではない」と主張。 しかし古田孝夫裁判長は、営利目的で継続的に購入していたと判断した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
籠池被告「首相反逆罪で逮捕された」一問一答(日刊スポーツ)
国や大阪府、大阪市の補助金計約1億7000万円をだまし取ったとして詐欺などの罪に問われた学校法人「森友学園」の前理事長籠池泰典(本名・康博)被告(66)と妻諄子(本名・真美)被告(62)の論告求刑公判が30日、大阪地裁(野口卓志裁判長)で開かれた。検察側は両被告にいずれも懲役7年を求刑した。閉廷後、籠池被告は会見を行った。主な一問一答は以下の通り 【別カット】裁判が結審し、会見する「森友学園」の前理事長籠池泰典被告と妻諄子被告 -求刑は懲役7年 泰典被告 きょうの検事の方々は非常に居丈高な、裁判官を下に見下ろすような雰囲気を持っていた。裁判官を尊重しない、あの雰囲気というのは、いまの三権分立がなされていない日本の国家そのものを見ているような感じです。弁護士さんに対しても敬愛の念を持っていない。お互いが裁判所で雌雄を決する。相手を尊重して対応することは必要だと思う。 とくに地検特捜部の傲慢(ごうまん)。ストーリーを自分で作って、ストーリーに反するものは居丈高に排除していく。冤罪(えんざい)が出てくるのは当たり前やなと思う。 -3月に始まり、これまで15回の公判が開かれた 泰典被告 検察官と弁護士のやりとり、証人のみなさん。いろいろと勉強になりました。ああ、こういう人たちはこういうところでウソをつくんだなとか、自分の保身のために人を陥れていいんだな。そういうものを持っているんだなと。 -今回の刑事事件について 泰典被告 妻は冤罪(えんざい)で無実。まったく関与していない人を、安倍昭恵夫人と仲が良かったがために、口封じをせざるを得なかった。この国が次の世代のために、いい国になるためには、政権の改革をせなあかんと思ってます。もっと国民の方々が大きな声を出して、私たちの事件を、自分の鏡として、自分がこういうことになったらどうしようか。情報は大切です。国民のみなさんには、忖度(そんたく)することなく、堂々と本当のことを発信していただきたい。そう思っています。 -法廷では「黄金の 夫婦道中 日本晴」「秋錦 令和のも武士(もののふ) ここにあり」と2つの俳句を詠んだ 泰典被告 別の一句を。 「罪作り これでもか これでもかとおとしめる」 きょうの朝も裁判所に入る前に一句できました。霧が深かったので 「霧深し 今朝の心は日本晴」 -裁判は長かったか 泰典被告 長いようで短いような6カ月でした。たくさんの方々にご迷惑をおかけし、家族にも迷惑をかけた。実母も亡くしました。この事件がどれだけ深いものか。家族をバラバラにするかということを認識して記事にしてください。 -諄子さんは 諄子被告 突然、逮捕。お父さんとは300日、離れ離れになった。すべてが「籠池が悪い」となった。政権に逆らうと、こんなことになる、民主国家ではない。安倍政権はやりたい放題。小泉進次郎さんみたいな婚約会見ではなく、あまりいい会見ではないけど、自分たちのことだけを考えているわけではないんですよ。安倍政権、あの大臣たち、もう国民を泣かせてほしくない。 泰典被告 国民は首相に対して無礼なことを言うと、罰せられるんでしょうか。私は“首相反逆罪”で逮捕された。みなさんも、ブーメランが返ってこないように、しっかりと民主主義国家をつくっていかければいけない。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
検察事務官をひき逃走した収監予定の女の顔写真を公開 大阪地検(AbemaTIMES)
大阪・岸和田市で、検察に出頭しようとした女を乗せた車が急発進して逃走した事件で、大阪地検は逃げている岡崎公栄被告(49)の顔写真を公開した。 【映像】検察事務官をはね逃走の瞬間 岡崎被告は身長約160センチの細身で、黒とカーキ色の帽子をかぶり、黒色のパーカーを着用していた。大阪府警などによると、30日午前10時50分ごろ、大阪地検岸和田支部の駐車場で収監される予定だった岡崎被告が、男が運転する自動車で逃走した。車を制止しようとした検察事務官がひかれ、けがをしているという。 岡崎被告は「車に荷物を取りに行きたい」と申し出て、検察官の了解を得て車に戻ったということだ。警察は、殺人未遂と公務執行妨害の疑いで逃げた2人の行方を追っている。(AbemaTV/『AbemaNews』より) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
梶山弘志氏、経産相就任で問われる真価(産経新聞)
公選法違反疑惑で経済産業相を辞任した菅原一秀氏の後任に、自民党茨城県連会長の梶山弘志氏(衆院茨城4区)が就いた。台風19号で甚大な被害を受けた同県北部を地盤とする梶山氏の就任に、地元には復旧の牽引(けんいん)役を期待する声が根強い。地方創生担当相などを経て当選7回で初めて主要閣僚に名を連ねた梶山氏にとって、真価を問われる局面を迎える。 梶山氏は30日、台風19号で被災した同県常陸太田市を訪れ、被災企業の視察や地元首長との意見交換に臨んだ。 「視察」とはいっても、常陸太田市は梶山氏の出生地。意見を交わした大久保太一市長、大井川和彦知事らとは勝手知ったる仲だ。 「中小企業政策に責任を持つ経産相として、被災事業者が事業継続できるかどうかの観点での支援に力を入れる」 自身も中小企業経営者の経験を持つ梶山氏は、記者団にこう強調した。 災害復旧が喫緊の課題として突きつけられる中、地元選出の梶山氏が関係閣僚に就いたことへの期待は大きい。梶山氏の元秘書は「経産相は以前から梶山氏が望んでいたポストだった」と明かす。 党県連の束ね役としての梶山氏は、組織運営に大きな失点はなく、所属地方議員らの信頼も厚い。 今夏の参院選茨城選挙区(改選数2)の人選をめぐっては、党本部側で浮上した「2人目擁立論」を押し切り、現職候補1人に絞る決断を主導した。支持者の奪い合いが過熱することによる党組織の亀裂を避けた判断は「勇気をもらえる英断」(県連関係者)と肯定的に受け止められた。 大井川氏が初当選した平成29年の知事選で、菅義偉官房長官や自民党幹部を応援に呼び込んだ力も評価されている。 ただ、実直な仕事ぶりには定評がある半面、突出した存在感や実績が不足していることも否めない。 地元では、菅氏も「政治の師」と仰いだ父の梶山静六元官房長官の残像がなお鮮烈だ。ある支援者は「静六氏と比べると存在感が足りない」と率直に語る。 自らの地盤が未曾有の災害に襲われたタイミングで就いた経産相の在任中は、静六氏と肩を並べる政治家に脱皮できるかを問われる正念場になりそうだ。 (永井大輔) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
年金手帳、廃止を提案 短期契約社員も厚生年金(産経新聞)
厚生労働省は30日、公的年金加入者に交付する「年金手帳」を廃止する方針を社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会に示した。年金記録の管理に必要な基礎年金番号が記されており、本人に通知する役割があったが、電子データ化や行政手続きの簡素化が進んだため。将来的には20歳になった人が公的年金に加入する際、手帳に代わり基礎年金番号の通知書を送付する。 厚生年金の対象拡大策の一環として、雇用期間が2カ月以内の契約社員やパートらについて、契約更新が見込まれるなどの一定条件を満たせば厚生年金に加入できるようにする制度改正も提案した。国民年金(基礎年金)にしか入っていない労働者に厚生年金にも加入してもらうことで、将来の年金額を手厚くするのが狙い。 来年の通常国会に関連法改正案を提出する予定。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
チュートリアル徳井さん、TBSの2番組で降板が決定
お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さんが設立した会社が所得隠しなどを東京国税局から指摘された問題で、TBSテレビは30日、レギュラー出演していた「人生最高レストラン」「ダブルベッド」の2番組について、徳井さんの降板を決定したと発表した。 同局は「これまで明らかになった事実関係や経緯を総合的に勘案して降板を決めた」としている。すでに収録済みについては、徳井さんの出演シーンをカットするなどの編集対応をした上で放送する。徳井さんの後任は未定。 同局の佐々木卓社長は同日の定例会見で「大変人気のあるタレントで視聴者にも影響力のある方なので、仕事はしっかりとしていただきたかったなと、残念な気持ちです」と語った。(河村能宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル