天皇陛下のご即位を祝い、22日夜から皇居・宮殿で始まった祝宴「饗宴(きょうえん)の儀」。今月31日まで4回に分けて開催され、「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」の参列者や配偶者らを招待。天皇、皇后両陛下と秋篠宮ご夫妻をはじめとする皇族方が臨席し、食事をともにされる。 第1日のこの夜は、まず外国元首らが宮殿に招かれた。えんび服姿の陛下と、ロングドレス姿の皇后さまは「竹の間」で参列者とあいさつを交わされ、宴会場の「豊明殿」へ。シャンデリアが輝く会場には流麗な雅楽の調べが流れ、キクやアイビーなどの草花を配した華やかな宴席が設けられた。陛下は隣のブルネイのボルキア国王と、皇后さまはスウェーデンのカール16世グスタフ国王と和やかにご歓談。祝宴は遅くまで続いた。 宴席に先立ち、参列者らには即位礼正殿の儀で天皇陛下が即位を宣明された玉座「高御座(たかみくら)」と、皇后さまが昇られた「御帳台(みちょうだい)」を観覧する機会も設けられた。そのほか、重厚な装束で舞う伝統舞楽「太平楽(たいへいらく)」などのもてなしも用意された。 饗宴の儀第2日の25日は、国会議員や海外日系人らを招いて着席形式で、第3、4日の29、31日には各界代表らを招いて立食形式で催される。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
水につかった家財道具、山積みに なくなった公園の面影
台風19号による記録的な豪雨で千曲川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けた長野市赤沼地区の赤沼公園では22日、水につかって使えなくなった家財道具や電化製品などがうずたかく積み上げられていた。 近くでリンゴ農家を営む丸山信子さん(52)は、千曲川の氾濫(はんらん)で自宅1階が1メートルほど水につかったという。使えなくなった家財道具などの処分に困っていたところ、普段は近隣住民の憩いの場である公園が仮置き場として使われると知り、運び込んだ。 ところが、処分した物の中に、2人の子どもの図工作品や通知表などが紛れ込んでしまったことがわかった。 この日、約1週間ぶりに公園を訪れた丸山さんは、子どもたちの作品などを捜そうと試みたものの、膨大な災害ごみを目の当たりにしてあきらめた。「普段は子どもたちでにぎわうきれいな公園なのに……。一体いつ、もとの光景に戻るのか」(杉本康弘) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【写真まとめ】「饗宴の儀」で輝く雅子さまのティアラ
天皇陛下の即位を国内外に知らしめる儀式「即位の礼」が22日、始まりました。天皇陛下、皇后雅子さまは朝早くから皇居に入り、準備を進めました。儀式の様子などを写真で紹介します。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千曲川の水位低下、支流の水門も開放 避難指示は継続
台風19号で千曲(ちくま)川が決壊するなど浸水被害があった地域に対し、長野市は22日午後3時42分、「再び内水氾濫(はんらん)が発生する恐れがある」などとして避難を呼びかけるエリアメールを発信した。 降雨によって千曲川の水位があがり、支流の浅川から千曲川への水門が午後3時15分に閉められたため。対象は同市豊野町浅野、豊野町豊野、赤沼、津野、穂保、三才、下駒沢。これらの地区などでは、12日深夜に発令された避難指示(緊急)が解除されていない。 同市豊野の会社員男性(61)と女性(58)の夫婦は自宅の掃除をしていたが、防災無線を聞いて避難所に戻った。「もう二度とあんな怖い思いはしたくないですから」 市によると、その後水位が下がり、午後8時50分ごろに水門を完全に開けて、浅川の水が千曲川に流れていることを確認した。避難指示は継続している。(鶴信吾) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
即位礼正殿の儀 関西でも様々なイベント(MBSニュース)
MBSニュース 即位礼正殿の儀が行われた27日、兵庫県姫路市の神社でパレードが行われるなど関西でも多くのイベントが行われました。 「天皇陛下のご在位を祝しまして、万歳!」 姫路市の魚吹八幡神社では、天皇陛下の即位を祝して奉祝行事が行われました。総勢2000人の氏子が参列するパレードでは、提灯や日の丸の小旗、横断幕を持ちながら練り歩きました。 「万歳!万歳!」 境内は終始賑やかなお祝いムードに包まれました。 一方、大阪市北区では天皇の代替わりに異議がある市民団体や労働組合などでつくる団体がデモを行いました。団体は「即位礼正殿の儀」は憲法の主権在民や政教分離に反していると訴えています。 MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風21号、小笠原近海へ 「非常に強い」勢力維持(共同通信)
10/22(火) 22:32配信 非常に強い台風21号は22日、発達しながら太平洋のマリアナ諸島を北寄りに進んだ。23日夜にかけて小笠原近海に達する見通し。25~26日に東日本や東北の太平洋沖に進むとみられる。 気象庁によると、台風21号は22日午後9時現在、太平洋上を時速約20キロで北北西に進んだ。中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。半径130キロが風速25メートル以上の暴風域。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風21号、小笠原諸島へ 「非常に強い」勢力維持(共同通信)
10/22(火) 22:32配信 非常に強い台風21号は23日、発達しながら太平洋のマリアナ諸島を北寄りに進んだ。24日には小笠原諸島に接近する見通し。25~26日に東日本や東北の太平洋沖に進むとみられる。 気象庁によると、台風21号は23日午前0時現在、太平洋上を時速約20キロで北北西に進んだ。中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。半径130キロが風速25メートル以上の暴風域。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中西進さん、竹田恒泰さん…各界からお祝いの言葉「真の安寧の実現を」「伝統の尊重に深く感銘」(産経新聞)
天皇陛下が国内外に即位を宣明される「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」が執り行われた22日、各界からお祝いの言葉が寄せられた。 【写真でみる】「饗宴の儀」で提供された日本料理 国文学者で国際日本文化研究センター名誉教授の中西進さん「ご即位を心よりお祝い申し上げます。振り返れば日本はこれまでに戦争や数多くの災害を経験してまいりました。うるわしく平和であるという意味を持つ『令和』の時代には、真の安寧が実現することを願います。天皇、皇后両陛下は、国際経験が豊富でいらっしゃいます。世界の中の日本として新しい時代を歩んでいく上で、大変力強いことです。私たち一人一人も、自らを律し、しっかりと考え、本当の意味での自由と平和を獲得していく。それが元号『令和』に込められた思いを実現することにもなると思います。ご即位はそのような時代の始まりでもあります。心からことほぎたいと思います」 理化学研究所の松本紘理事長「即位礼正殿の儀を挙行され即位を国内外に宣明されましたこと、心からお慶(よろこ)び申し上げます。平成23年のiPS細胞研究所ご視察、29年のニホニウム命名記念式典にてお目にかかり、科学技術へお心を寄せていただきましたこと、大変光栄に思っております。その際、頂戴した『科学技術が今後とも国境を越え、人々の協力によって発展し世界人類の将来にとって有益なものとなることを願う』というお言葉を体現すべく、理研は大きな未来ビジョンと至高の科学力をもって『科学道』を邁進(まいしん)いたします。そして、令和の時代にふさわしい、希望があふれ、美しく調和のとれた日本の実現に貢献することをお誓い申し上げます」 作家の竹田恒泰さん「天皇陛下には、即位礼正殿の儀をつつがなくお取り納めになった。誠に慶賀の至りに存じる次第である。陛下は、お言葉で、上皇陛下の歩みを心にお留めになりつつ、国民の幸せと世界の平和を願い、国民に寄り添いながら、日本国および国民統合の象徴としての責務をお果たしになるとのお考えを表明なさった。伝統を尊重なさるそのお考えに深く感銘を受け、令和の御代を国民の一人として支え奉ることを決意した。私たち日本国民も研鑽(けんさん)に励み、力を合わせて、令和の御代を築いていきたいと思う。令和の御代が『初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ』と表現されるように、人々が和を紡ぎ、世界が平和になることに期待を抱いていきたい。天皇(すめらぎ)弥栄(いやさか)」 生命保険協会の清水博会長「天皇陛下のご即位を謹んでお慶び申し上げます。終始荘厳な雰囲気で、時代の区切りとして新たな気持ちになりました。令和という新しい時代が日本にとって明るく希望あふれる時代となることを期待したいと思います。生命保険業界としても人生100年時代と呼ばれる超長寿社会が到来する中、お客さまからの信頼を獲得し、社会に役立つ業界であり続けるよう、新時代における希望あふれる安心社会の実現に向けて貢献してまいります」 日本損害保険協会の金杉恭三会長「天皇陛下のご即位を心よりお慶び申し上げます。新しい令和の時代が、すべての人々が活躍でき、健やかに生活できるものとなるよう、祈念申し上げます。社会インフラの一つである損害保険業界といたしましては、デジタライゼーションの進展など環境変化に対応しつつ、わが国がさまざまな社会課題を乗り越え、持続的に発展できるよう、『安心かつ安全で持続可能な社会の実現』に全力で貢献してまいります」 皇室ジャーナリストの渡辺みどりさん「ご即位おめでとうございます。天皇陛下のことは幼少期から存じ上げておりますが、立派な方になられました。優しく、慕われるバランス感覚の取れた天皇になっていただきたい。皇后さまは、上皇后さまをお手本にしていただきたいです。皇室の国際親善は1000人の大使派遣に相当すると昔からいわれます。皇后さまは英語、仏語などの語学が堪能で、陛下のお力になられているでしょう。聡明(そうめい)で体調もよくなり、立派な皇后になられると思います。2人ともお体を大切に、国民が喜ぶようなお仕事をしていただきたいです」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
23日以降も続くご即位に関わる一連の儀式 それぞれに重要な意味(産経新聞)
天皇陛下のご即位に関わる一連の儀式や行事は23日以降も行われ、来年4月まで続く。一世一度の祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」など、それぞれに重要な意味がある。 まず22日に皇居・宮殿で行われた「饗宴(きょうえん)の儀」だが、25、29、31日にも実施される。22日が外国首脳らが中心なのに対し、残りの3回は国内関係者や各国大使らを招き行われる。 11月10日に延期となったパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」は天皇、皇后両陛下が国民から直接、祝福を受けられる重要な機会。いずれも憲法に規定された天皇の国事行為の一つに位置づけられる。 「即位礼正殿の儀」の翌23日にホテルニューオータニ東京(東京都千代田区)で行われる首相夫妻主催の晩餐(ばんさん)会は、首相が儀式に参列した外国首脳らを改めて招き、もてなすことなどが目的。こちらは天皇陛下はお出ましにならず、国事行為ではない。 大嘗祭は、陛下が国家・国民のために安寧と五穀豊穣(ほうじょう)などを感謝し、祈念される祭祀。その中心をなす「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」では「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」「主基(すき)殿供饌の儀」が行われ、陛下が今年収穫したコメを神々に供え、自らも食される。 「親謁(しんえつ)の儀」は、両陛下が伊勢神宮(三重県伊勢市)や歴代天皇陵に参拝し、一連の儀式を終えたことを報告される。来年4月に行われる「立皇嗣(りっこうし)の礼」は秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられたことを国内外に示す儀式だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
首相、4国王と即位礼外交 皇室の交流「重要な絆」(共同通信)
安倍晋三首相は22日、天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせて来日したベルギーのフィリップ国王と東京・元赤坂の迎賓館で会談し「長年にわたる皇室と王室の交流は、両国の友好に欠かせない重要な絆だ」と強調した。首相はこの日、計4カ国の国王と個別に会談し、協力関係の強化を確認した。 ブータンのワンチュク国王とは人的・文化交流の促進について意見を交わした。マレーシアのアブドラ国王、カンボジアのシハモニ国王とも面会した。 首相は即位礼外交がスタートした21日、23カ国・地域の大統領らと会い、地域情勢などを巡って協議した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース