長野県職員が公務で出席する会食や懇親会の会費は公費で負担します――。県は全額自腹だったこうした経費について、新しい方針を打ち出した。負担に苦しむ職員の声に動かされた形だが、かつては公務員の不透明な公金利用が問題になったことも。なぜ、いま見直すことになったのか。 「局長で年間50万円前後、課長でも十数万円の持ち出しです」 こう明かすのは、ある県地域振興局の幹部職員。業界団体などとの会合が局長では週2、3回ある計算だ。「宴席では相手の思わぬ本音や情報を聞くことができるので、極力出席するようにしている。でも1回5千円前後の会費を毎回、自腹でというのは正直きつい」とこぼす。 県の出先機関である地域振興局は、自治体ごとにある商工会や観光協会、農業団体などとの付き合いがあり、職員の会合費負担が大きいと言われる。この幹部は「特に子育てにカネのかかる課長世代は大変。県の新方針はありがたい」と話す。 こうした職員たちの悲鳴が、今… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
過酷な学校現場に直面、退職した教師“声を上げられていない方は他にもいると思う“…加害教師を退場させられる仕組みづくりを(AbemaTIMES)
神戸市立東須磨小学校で起きた教師間の暴力問題。20代の男性教師が30~40代の先輩教師4人からカレーを目や唇に塗られる、新車の上に乗られる、ミミズ腫れができるまでコピー用紙の芯で尻を叩かれる、女性教師らにLINEで性的なメッセージを送るよう強要されるなどの行為を少なくとも1年間にわたって受け続け、9月の始業式からは精神的に不安定になったとして休職している。また、報道によれば、4人はリーダー格の40代の女性教師と30代の男性教師3人で、別の3人の教師に対するセクハラ行為などがあったという。 【映像】加害教師の授業で児童骨折 神戸・教師間いじめ問題 9日に会見を開いた東須磨小学校の仁王美貴校長は、羽交い絞めにされて激辛カレーを無理やり食べさせられている動画も見たとし、「被害教員が『されました』と手紙で知らせてくれる内容というのは、本当に驚くものばかりだった。絶対に許されるものではなかった」と語った。 また、仁王校長は「2018年に教頭として赴任した当初から、職員室で高圧的な態度をとる教師がいたことなどをあげ、人間関係に違和感を覚えていた」と説明した一方、「ハラスメント行為があることを掴んだのは7月初旬だった」「この時点では本当に、被害教員には申し訳ないが、そういうことを感じたり、気付いたりすることはできていなかった」とし、教育委員会への報告が遅れたことについても「いじめへの認識の甘さがあった」と話した。 加害側の4人は反省の言葉を口にしており、現在は有給休暇扱いの自宅謹慎中だというが、仁王校長は「行為の重大性から教育委員会とも相談の上、4名を公務から外し、今後一切、東須磨の子どもの前での指導を行わせないという判断をした」としている。 ■元教師“声を上げられないという方がたくさんいると思う“ 9日放送のAbemaTV『AbemaPrime』に出演したAさん(20代・女性)は一昨年に大学を卒業して関東地方の小学校に着任、小学1年生の担任となった。しかしほどなくして同僚教師からのいじめが始まり、それが原因で退職するに至った。 「配属が決まった際に、特に年の近い何人かの先生に“この学校はおかしいから、覚悟しておいたほうがいい““体育会系だから丁寧に教えてくれないし、他の先生に睨まれないようにすべき“とアドバイスされた。赴任して最初に2年目の先生から言われたのは、朝6時までに絶対に学校に必ず着いて、職員室の水場の掃除をすること、他の先生のお茶碗を洗って準備すること。それから校庭整備など、他の先生が来るまで自分で仕事を見つけてやること、そして退勤は21時半ということだった。“この学校の伝統だから、辛いと思うけど受け入れるしかない“と。納得のいく理由は一つもなかったが、まずは従って、他の先生に文句を言われないよう努力した。でも、右も左も分からない1年目なのに誰も話を聞いてくれない状態で、2時間しか眠れない日々が続いた」。 当時の校長はこうした状況を黙認、他の教師からは陰口を叩かれたという。「いじめの体制ができていた。“仲間はずれにされるよ。職員室に居づらくなっても仕方ない“とも言われた。それでも指摘されるまでは“自分が悪いんだ。自分が弱いから、自分の能力が未熟だからだ“という自責の念があった。若い先生の中には、私以上に嫌な思いをしていて、しかも声を上げられないという方がたくさんいると思う。周りに“おかしい“と感じる先生がいなければ、助けを求めることすらできない。誰かが気付いたら、すぐにその先生を守れるような学校現場に変えていけたらなと思う」。 次ページは:■“加害者側を学校に残すのではなく、退場させる文化を“ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【動画】台風19号 非常に強い勢力で北上 土曜日午後~夜 東海や関東に直撃のおそれ(11日7時更新)(ウェザーマップ)
大型で非常に強い台風19号は、勢力を維持したまま、日本列島に接近しています。このまま北上を続け、あす(土)の午後から夜にかけて、東海や関東に接近・上陸するおそれがあります。 また、強風域が大きく、本州をすっぽりと覆うような大きさで、広い範囲で長時間、強風が吹き荒れるおそれがあります。去年、関西空港が浸水した、台風21号に匹敵する勢力です。 土曜日は、東日本を中心に、大荒れとなるおそれがありますので、台風への備えはきょうのうちに、早めに行ってください。 今回の台風は、台風を取り巻く活発な「雨雲」が大きいことも特徴です。半日以上と長い時間、強い雨が降り続く見込みです。 台風の接近前から雨が降って、総雨量はあさってにかけて多くなりそうです。 きょうは、北海道と沖縄・九州で昼頃まで晴れるほかは、前線や台風から流れ込む湿った空気の影響で、不安定な天気になりそうです。夜遅くには、雷を伴って、激しく雨の降る所もあるでしょう。 あすの朝までに予想される雨の量は、多い所で、東海や近畿、伊豆諸島で 200ミリなどとなっています。 さらにあさってにかけては、台風本体の雨雲もかかり、多い所で東海で600~800ミリという、非常に危険な雨の量が予想されています。土砂災害や河川の増水には、厳重に警戒をしてください。 また、風も強い見込みです。東海や関東甲信で、瞬間的には60メートル以上の猛烈な風が吹く可能性もあります。飛ばされやすいものは、屋内に片付けるなど、早めに対策をしてください。 波も高い予想で、大潮の時期と重なりますので、高潮にも厳重な警戒をお願いします。 あすから3連休ですが、土曜日は東日本を中心に、大雨や暴風、高波、高潮に厳重な警戒が必要です。日曜日は北日本で、大荒れとなるでしょう。 今後も、台風情報をこまめに確認するようにしてください。 (気象予報士・柴本愛沙) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
11日 台風19号 今夜から激しい雨 猛烈なシケ(tenki.jp)
台風19号は、あす土曜日の夕方から夜遅くにかけて東日本に接近し上陸のおそれ。早い所では、接近前の今夜から激しい雨が降り出し、海は猛烈にシケる。 台風19号 あす東海・関東に上陸のおそれ 猛烈な風 1日800ミリの雨も 台風19号は、きょう11日午前6時現在、小笠原諸島の父島付近にあり北北西へ進んでいます。今後、あす12日土曜日の午前6時には、非常に強い勢力のまま紀伊半島の南海上へ進み、「夕方から夜遅く」にかけて、勢力をほとんど維持して東海から関東にかなり接近または上陸するでしょう。この台風は、広い範囲に強い風を吹かせる力を持っている(風速15m/s以上の強風域が本州をスッポリ覆うほど)うえに、周辺に発達した雨雲を伴っているため、あすは全国的に風も雨も強まり、大荒れの天気となります。中でも、「東海と関東」は台風の影響が特に大きくなりそうです。早い所ではあす土曜日の朝から非常に強い風が吹き始めて、「昼過ぎから深夜」にかけて、沿岸部を中心に最大風速40~45m/sと、電柱や街灯が倒れたり、ブロック塀が倒壊するような猛烈な風が吹くおそれがあります。外出は極めて危険な状況となりそうです。海の波は13mと、猛烈にシケるでしょう。また、海岸や河口付近の低い土地は、高潮により広範囲で浸水することも考えられます。大雨にも警戒が必要です。多い所で、あす午前6時からの24時間で、600ミリから800ミリの雨が予想されています。土砂崩れや川の氾濫など、災害の危険が高まりそうです。 台風対策 きょう日中 出来る限り早い時間に きょう11日の日中は、関東をはじめ本州の太平洋側で雨の降る所がありますが、それほど強く降ることはなさそうです。ただ、夜になると「東海と関東」で雨が強まってきて、局地的には激しく降るでしょう。また、東日本から西日本の太平洋側は、風も少しずつ強まります。海は大シケや猛烈なシケとなるでしょう。台風への備えは、きょうの日中、可能な限り早い時間に(東海や関東に限らず、全国的に)済ませるようにしてください。停電に備えて、スマホやモバイルバッテリーの充電は満タンに。懐中電灯やラジオの電池も確認しておきましょう。断水の可能性もありますので、バスタブに水を張っておくと安心です。飛来物で窓が割れることも考え、段ボールを貼るなど、補強をしておくことも大切です。また、あすは災害の危険が高まり、避難が必要になることも想定されます。非常食や薬など、持ち出し品の補充、避難所や避難経路の確認、身近な方との連絡手段の確認といった対策もなさってください。 日本気象協会 本社 戸田 よしか 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【中継予定】“最強クラス”台風19号に早めの備えを 気象庁が最新情報を発表(THE PAGE)
気象庁は11日午前11時から記者会見を開き、大型で非常に強い台風19号の今後の見通しについて説明する。台風は非常に強い勢力を保ったまま、12日夕方から夜遅くにかけて東日本にかなり接近または上陸し、東日本を中心とした広い範囲で暴風や警報級の大雨となるおそれがある。 【動画】”最強クラス”台風19号に早めの備えを 気象庁が最新情報を発表 気象庁によると、台風19号は11日午前3時現在、父島の西約370キロにあって、時速20キロの速さで北北西に進んでいる。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。 ※会見の模様をTHE PAGEのYouTubeチャンネルでライブ配信します 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ボーイング旅客機737NG38機に亀裂(共同通信)
10/11(金) 7:14配信 【ニューヨーク共同】ロイター通信は10日、米航空機大手ボーイングが、旅客機「737NG」810機を世界的に検査したところ、38機で修理と交換が必要な亀裂が見つかったと報じた。日本の航空会社が含まれるかどうかは不明。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ボーイングの旅客機38機に亀裂 737NG、機体修理、交換へ(共同通信)
【ニューヨーク共同】ロイター通信は10日、米航空機大手ボーイングが、旅客機「737NG」810機を世界的に検査したところ、38機で修理と交換が必要な亀裂が見つかったと報じた。対象機は修理が終わるまで運航を停止する。日本の航空会社が含まれるかどうかは不明。 亀裂が見つかったのは、飛行機の翼を胴体に取り付ける部品。米連邦航空局(FAA)が先週、米航空会社に対して古い「737NG」165機を検査するように指示。「飛行機の構造的な完全性に悪影響を及ぼし、飛行機が制御を失う恐れがある」と指摘した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
19歳、出産直後に子ども殺した疑い 窓から投げ捨てか
岩手県矢巾町の自宅で出産したばかりの男児を屋外に投げ捨てて殺害したとして県警は10日、無職の少女(19)を殺人容疑で逮捕し、発表した。投げ捨てたことは認めているが、殺意を否認しているという。 少年課によると、少女は5月1日午前7時半ごろ、自宅1階のトイレで男児を出産し、トイレの窓から外に投げ捨てて殺害した疑いがある。トイレで下半身から出血している少女を家族が発見し119番通報。数時間後、土の上で横たわる裸の男児が心肺停止状態で見つかった。へその緒と胎盤が付いた状態で、頭部には外傷があったという。 少女に夫がいたかどうかについては、県警は「少女の特定につながる」として明らかにしていない。 町は状況把握できず 矢巾町福祉・子ども課によると、少女から妊娠の届け出はなく、母子手帳は発行していなかった。このため、町は少女の状況を把握していなかったという。 児童福祉法では未成年▽生活が困窮している▽のぞまない妊娠をした――などの妊婦について「特定妊婦」として支援をするよう定めている。 矢巾町でも、妊娠を届け出た妊婦とは必ず面談をする。「要支援」と判断した妊婦については、子育て支援センターと連携して経済支援を提案したり、病院を紹介したりと相談に乗る体制を取っている。 町の担当者は「妊娠や出産について困っていたらまずは行政に相談してほしい」と話す。(中山直樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
高校ラグビー部でいじめ動画 「奴隷になれ」様子を撮影
日体大柏高校(千葉県柏市)ラグビー部で、3年生の男子部員が2年生の男子部員に対し、わいせつな行為を強要したり、暴力を振るったりしていずれの行為も別の部員が動画で撮影していたことが10日、学校への取材でわかった。暴力を振るう様子はSNSに投稿されていた。学校側はいじめととらえて部の活動を停止し、3年生部員を停学にして個別指導しているという。 同校によると、8月の長野県での夏合宿中、宿舎で3年生部員が2年生部員にわいせつな行為をさせた。部屋には他に1~3年生部員30人がいて、その様子を10人がスマートフォンやiPad(アイパッド)で撮影した。9月初めには学校の部室で、この3年生が同じ2年生を土下座させ、「俺の奴隷になれ」などと言って柔らかい円柱形のストレッチ器具で頭をたたき、この様子も別の3年生が撮影してSNSに一時投稿していた。2年生にけがはなかった。 同部は18日に全国高校ラグビー大会県予選の初戦があり、学校側は出場するか辞退するかを検討しているという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
台風15号で倒れたゴルフ練習場の柱撤去へ 同意宅から
台風15号の影響で千葉県市原市のゴルフ練習場の鉄柱が住宅に倒れ込んだ被害について、東京都内の解体業者が10日、住民向けの説明会を開いた。練習場の経営者が住民に謝罪し、業者は撤去に同意した住民の家屋に限って28日から本格作業を始める方針を示した。 解体業者や住民らによると、説明会には25世帯の計63人が参加。練習場の経営者は「多大なるご迷惑をおかけして本当に申し訳ない」と述べた。解体業者はこれまで、被害を受けた全世帯から同意書が得られない限り、撤去作業をしない方針を示していた。だが、この日は同意した世帯の家屋に限って作業する意向を明らかにした。 撤去作業にあたっては9月29日時点で、対象世帯の7割から同意を得ているという。練習場側が被害状況を記録するため、工事前の撮影にかかる費用を負担することも明らかにした。出席した住民は「やっぱり同意出来ないという人もいたが、撤去しない限り住宅被害の補償の話に進まない」と語った。 被害の補償について踏み込んだ説明はなかったという。解体業者の社長は取材に「損害賠償については経営者に聞いてほしい」と明言を避けた。(福冨旅史、松本江里加、熊井洋美) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル