大型で猛烈な台風19号は7日、マリアナ諸島付近を西へ進んだ。12日から13日にかけて暴風域を伴って九州や四国、本州に接近する恐れがある。週末からの3連休は全国的に広い範囲で暴風や高波、大雨となる可能性があり、気象庁は注意を呼びかけている。 同庁によると、7日午後9時現在、台風19号はマリアナ諸島付近を時速30キロで西北西へ進んでいる。中心気圧は915ヘクトパスカル、最大風速55メートル、最大瞬間風速は75メートルとなっている。11日ごろには沖縄・大東島地方に接近する恐れがある。 また台風の北上に伴い小笠原諸島や沖縄・奄美地方周辺では今週半ば以降に、西日本と東日本の太平洋側では11日ごろから波が高まる見込み。台風の動きによっては、西日本から北日本の広い範囲で12日から、暴風や警報級の高波、大雨となる可能性があるという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
プロ野球賭博、4千万円集めた疑い 暴力団幹部を逮捕
プロ野球の試合の勝敗を予想する賭博をさせたとして、愛知県警は7日、指定暴力団山口組弘道会系組幹部の片岡憲孝容疑者(52)=名古屋市中村区=を賭博開帳図利の疑いで逮捕し、発表した。「黙秘します」と話しているという。 捜査4課によると、片岡容疑者は昨年4~5月、プロ野球の公式戦の勝敗を31回にわたって客に予想させ、賭け金として約4千万円を集めた疑いがある。 賭博は1口1万円からで、片岡容疑者の知人らが参加した。片岡容疑者は賭博の胴元で、賭け金の1割を手数料として徴収するなどし、約140万円の利益があったという。県警は利益などが暴力団の資金源になっているとみて、金の流れを調べている。 ■野球賭博の… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
『表現の不自由展』8日午後から展示再開へ…反対の名古屋市長は“座り込み”で抗議する意向(東海テレビ)
脅迫などが相次ぎ中止となった芸術祭『あいちトリエンナーレ』の企画展「表現の不自由展・その後」について愛知県は8日午後から展示を再開すると発表しました。 大村愛知県知事:「8日の火曜日午後から安全面セキュリティー面に万全を期して再開したい」 「表現の不自由展」を巡っては慰安婦問題をテーマにした少女像などの展示に対し脅迫などが相次いだため、8月4日以降中止されていました。 その後、展示の再開に向け、愛知県側と展示責任者との間で協議が行われてきましたが「1回あたり30人に制限するツアー形式とすること」や「動画撮影の禁止」などで双方は合意し、8日午後に再開されることになりました。 津田大介芸術監督:「(自分が見せたかった)本来のトリエンナーレが完全な形で明日から見せられるようになることは本当に喜ばしい」 一方、名古屋市の河村市長は、再開の決定に反発し、8日に座り込みで抗議する意向を示しました。 河村名古屋市長:「(再開決定は)いとも簡単に市民の意見がハイジャックされたということ、恐ろしいですよ。私も座り込みます。当然のこと」 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
芸術祭開催費、支払い留保と河村名古屋市長(共同通信)
10/8(火) 0:59配信 国際芸術祭の企画展「表現の不自由展・その後」の再開決定を受け、名古屋市の河村たかし市長は7日、市が負担する開催費用の一部約3380万円について、期限の18日には支払わない考えを記者団に明らかにした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
関電の第三者委に推薦人要請 大阪市の“次の一手”は 9日に回答(産経新聞)
関西電力役員らの金品受領問題で、筆頭株主の大阪市が現経営陣の刷新に向けて揺さぶりをかけている。松井一郎市長は関電が設置する第三者委員会に市の推薦人を加えるよう要請。人選は検討中だが、関電の経営体質を批判してきた元大阪市長、橋下徹氏の名前も挙がる。関電の回答期限は9日。受け入れられない場合、市は第三者委の調査を待たずに臨時株主総会の招集請求に動く方針だ。 【表でみる】関電幹部らへの資金提供問題をめぐる経緯 ・ 「筆頭株主として推薦人を入れてほしいと言っているだけ。全然無理な話じゃない。これを了承するか否かで、膿(うみ)を出し切るという関電の本気度が分かる」 松井氏は7日、市役所で記者団にこう述べ、関電側に改めて受諾を迫った。 今回の問題が発覚してから、松井氏は「株主の利益が毀(き)損(そん)されている」と強調。辞任を否定している八木誠会長、岩根茂樹社長ら以下、関与した全役員の引責を求めてきた。 第三者委による再調査については、市の推薦人が加わった場合のみ結果を待ち、そうでなければ「結局は身内のお手盛り委員会」(松井氏)と、ただちに次の一手に移行する構え。 約7%の関電株を保有する大阪市は、臨時株主総会で役員の解任を単独で提案でき、議決権の過半数の賛成があれば解任を決議できる。市は約3%を保有する神戸市など他の株主にも賛同を呼びかける意向だ。 今回のケースは金品受領にとどまらず、不透明な工事発注などコンプライアンス上の問題を多く含み、仮に経営陣が残留した場合は「大阪市の提案に他の機関投資家が同調する可能性は十分にある」と、会社法に詳しい専門家も推測する。 松井氏は株主代表訴訟にも言及しているが、こちらは現経営陣の揺さぶりというより、事後的な責任追及の性格が強い。少数株主でも提起でき、1審終結まで通常数年はかかるからだ。 訴訟では、役員が会社の利益を図る善管注意義務に違反したことを具体的に証明しなければならず、立証のハードルを考慮すると、第三者委の調査結果を待った方が訴訟実務上は有利と指摘されている。 大阪市は推薦人の可否についての関電の回答期限を9日に設定した。有力候補とされる橋下氏は市長時代に関電株売却を市議会に提案したこともある。先日出演したテレビ番組では「関電は僕みたいな人間、よう入れんでしょ」と述べ、第三者委に入る可能性は低いとの見方を示した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
行政課題解決に「プロ人材」採用へ 奈良・生駒市(産経新聞)
それぞれの専門性を生かして行政課題の解決にあたってもらおうと、奈良県生駒市は7日、高いスキルと豊富なノウハウを持った「プロ人材」の公募を始めた。常勤だけではなく、副業や兼業、テレワークでの勤務も一部認め、官民問わず迎え入れる。 募集するのは、収益確保▽首都圏PR▽観光企画▽ICT推進▽人事改革▽教育改革▽地域活力創生-を担う7分野の担当者で、それぞれ1人程度の採用を予定。週5日勤務の常勤と、月1日~週5日勤務の非常勤があり、任期の有無と期間は希望を考慮して決定する。非常勤の1年更新については兼業とテレワークを認めるという。 市はこの日、人材サービス会社「エン・ジャパン」(東京都)と連携協定を結び、同社が運営する採用支援サービスを介して公募を開始。市の担当者は「新たな発想で、これからのまちづくりを進めてもらえる方に応募してほしい」としている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
違法なイカ漁確認できず引き渡しと水産庁(共同通信)
10/7(月) 23:59配信 水産庁は7日、沈没した北朝鮮漁船が違法なイカ漁を行っていたことを確認できなかったため、乗組員を別の北朝鮮船に引き渡したと説明した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あいちトリエンナーレ全面再開、作家たちの喜びと決意。「明日開かれるのは歴史的な扉」(ハフポスト日本版)
中止されていた企画展『表現の不自由展・その後』を含めて、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」が10月8日に全面再開することが決まった。 【画像集】「表現の不自由展・その後」 9月30日に再開に向け、トリエンナーレ実行委員会と「表現の不自由展・その後」実行委による協議が始まって1週間。これまで再開を求めて活動を続けてきた、トリエンナーレ参加アーティストのグループ「Refreedom_Aichi」のメンバーからは「日本の『表現の自由』を新たに開く、歴史的な扉となる」などと喜びの声が上がっている。 アーティストたちの声を紹介しよう。 ■小泉明郎さん 再開を非常に喜んでいます。しかし、あと一週間、あの展示をいかに守っていけるか、そこに私たちの未来がかかっています。緊張感を持って最後の一週間にのぞみたいと思います。 ■永幡幸司さん あいちトリエンナーレの『表現の不自由展・その後』の再開が決まったとの連絡をいただきました。ご支援いただいた皆様に、まず、お礼申し上げます。本当にありがとうございました。 今回の一件から,表現の自由を守るには,私たち一人一人の不断の努力が必要不可欠であることを改めて,そして,実感をもって学びました。これからもご支援のほど,よろしくお願いいたします。 ■Chim↑Pom 「表現の不自由展」の再開決定を歓迎します。 これによって、トリエンナーレで閉鎖されてきた、ほかの展示の再開も決定されていきます。 これは、「表現の自由」を求めてきた観客の大きな声と、関係者らによる粘り強い交渉の結果です。 展覧会オープン時とは違い、ボトムアップなプロセスによって展示が開かれるからこそ、私たちは会期終了まで、全力でこの再開をキープしなければいけません。 これからが正念場ですが、再開が最後まで達成された時には、明日開かれるこの扉の意味は、きっと、ただの「展示室の扉」を大きくこえたものになるでしょう。日本の「表現の自由」を新たに開く、歴史的な扉となるはずです。 ■大橋藍 8日の展示再開に滑り込むことができて本当に良かったです。本件の全関係者の粘り強い交渉と最終的な合意の為の妥協に本当に感謝しております。 これを機に海外作家をはじめとする全てのボイコットアーティストが戻ってきて、トリエンナーレが完全に自律性を取り戻すことを切に願っています。 また、ここから一番留意されるべきなのは不自由展の再閉鎖を避けることで、文化庁の助成金カット等、同じような事態が起こることを全力で阻止しなければならないと強く思います。 ■キュンチョメ 展示が閉鎖されて以来、真っ暗闇の扉の中で一人きりだった少女のことをずっと考えていました。明日からはもう一人じゃない。沢山の人が訪れて、沢山の人が彼女の隣に座って、静かに考える時間が持てることを切に願います。 再開までの流れは…… トリエンナーレの一環として6日午後に開かれた国際フォーラムの中で、芸術監督の津田大介さんは「最後の協議中」と語っていた。 だが、SNS対策などで6日時点では折り合いがつかず、協議は7日に持ち越しに。ショックを受けた様子の作家もいた。 7日夜に開かれた緊急会見で、愛知県の大村秀章知事は「私たちが目指していたのは、トリエンナーレの参加作家が全員復帰しての全面再開。(中止やボイコットは)大変残念だった」と語り、「国際的にも評価が高い作家の作品がズラリと揃っている。全員が復帰しての日本最大級の国際芸術祭を楽しんでいただきたい。どうか多くの皆様のご理解ご支援をお願い申し上げたい」と謝意を述べた。 ハフポスト日本版・中村かさね 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あいちトリエンナーレ 「表現の不自由展」再開へ 大村知事が発表(CBCテレビ)
あいちトリエンナーレで中止となっていた慰安婦を象徴する少女像などを展示した企画展について愛知県の大村知事は、8日午後からの展示再開を正式に発表しました。 「あすから参加作家、全員が参加し全面再開します」。 愛知県の大村知事は7日夕、このように述べ8日午後から展示を再開することを明らかにしました。 主に、安全対策やSNS拡散防止策を巡って企画展の実行委員会側と折り合いがつかず再開に向けた協議が難航していましたが、警備体制を強化したり、抽選で1回あたり30人が入場する方式をとり、手荷物を預けるなど安全対策を強化した上で再開することで合意したと言うことです。 参加者は、事前に解説プログラムを受けた上でガイドツアー方式で企画展を鑑賞する形になります。 展示の再開を受け、津田大介芸術監督も会見を開き、開幕時のような混乱が起きないよう慎重に安全対策を行う考えを示しました。 8日の企画展のガイドツアーは午後に2回開催される予定です。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
あいちトリエンナーレ全面再開に津田大介・芸術監督「全作家が戻ってくれることが喜ばしい」(ハフポスト日本版)
「(中止となっていた)『表現の不自由展・その後』が再開すると同時に、不自由展の中止を受けて展示の中断や変更を行っていた作家たちが、明日から全員戻ってきてくれることが何よりも喜ばしい。本来の形のトリエンナーレが見せられることを喜ばしく思っている」と話した。 津田氏の会見の約2時間前には、愛知県の大村秀章知事が緊急記者会見を開き、開始から3日後に中止となっていた「表現の不自由展・その後」を含む全作品の展示を再開することを発表していた。 トリエンナーレの会期は14日までで残り1週間。津田氏は「不自由展が再開できたからといってハッピーエンドではない。今まで以上に慎重な運営が求められる。暴力的な妨害に負けず、安全な状態で楽しんでもらえるようにしたいと思っています」と話した。 再開に向けて、トリエンナーレの実行委員会と不自由展の実行委による協議が続いてきた。今回再開にたどりついたが、津田氏は緊張感を依然持ち続けている現在の心境をこう話した。 「再開できると確信できたことは、不自由展の中止以来、一度もない。まだまだ状況が緊張している部分もある。明日から再開するが、検証しながら少しずつ開けていく、というやり方しか取れない。残り1週間、最大限の緊張感をもってやっていきたい」と話した。 そして津田氏は、記者からの質問が終わると、自らこう切り出した。 「こういう形で再開が遅れてしまったこと、『不自由展』だけでなく、多くの作品が正常な状態でみられなかったことは忸怩たる思いがある。だからこそ、再開して終わったよという形ではなく、きちんと建設的な方向で終わらせる必要があると思っている」と述べた。 その上で、津田氏は3つの「レガシー(遺産)」に言及した。 1点目が、あいトリ参加作家を中心に作成している、アーティストやキュレーターらの権利や責務を明記した「あいちプロトコル」だ。津田氏は「プロトコルが優れたものとなり、多くの自治体で採用されれば文化行政へのレガシーになる」と期待を込めた。 2点目として、今回、運営側のガバナンスの問題が指摘されたことに触れ、「ガバナンスを強化し、政治からの文化事業への介入を防ぐ仕組みとして、検証委員会から『アーツカウンシル』の仕組みを導入するという提言が出ている。内容を検閲する機関ではなく、政治から一定の独立をしたイギリス型のアーツカウンシルがうまく機能することが、文化事業へのレガシーになりえると思う」と述べた。 3点目として、抗議が集中した際の具体的な対策をあげた。「愛知県には大きなノウハウがたまっている。行政がどのように対処すれば良いか、どこまで対処が可能か。マニュアル化できる部分もあると思う。全国で共有できればこれもレガシーになる」。 最後に津田氏は「3つのレガシーを残し、すべての作品を展示できた状態で終わることで、成功ということになると思う。それを目指して最後までがんばりたい」と話した。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース