関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役・森山栄治氏(故人)から計約3億2千万円分の金品を受領していた問題で、森山氏が顧問を務めていた土木建築会社が、関電京都支社から「特別の理由がある(企業)」として関電の社屋や社宅・社員寮の少なくとも8工事を独占的に受注していたことがわかった。関電は「慣行で実質的、独占的に発注してきた」とし、吉田開発が優先的地位を得ていたことを認めた。 土木建築会社は「吉田開発」(高浜町)で、金沢国税局の調査で森山氏に約3億円の裏金を渡していたことが判明している。 関電によると、吉田開発は2014~17年、関電から計121件の工事を受注。京都支社から8件を随意契約による特命発注で独占的に請け負っていた。また、原子力事業本部から請け負った113件のうち10件の工事も随意契約による特命発注だった。 一方、2日の関電の発表では1… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
九電、役員らに金品受領の有無を調査へ 関電問題受け
関西電力の役員らによる多額の金品受領問題を受けて、九州電力は4日、同社の役員や原子力発電部門の責任者ら計26人に対して、不適切な金品の受領がなかったか聞き取り調査をすることを明らかにした。 九電は内規で取引先からの金品の受領をすでに禁じており、3日夕までは「現時点では調査の実施について決まったものはない」としていた。しかし、関電以外の大手電力ですでに調査をしたところがあり、社会的な関心も高いことから、4日朝、池辺和弘社長が調査を指示したという。 調査の対象は上席執行役員以上の幹部や原子力発電所長など。コンプライアンスの担当部署が「取引先から儀礼の範囲を超える金品を受領したことがないか」を聞き取り、結果がまとまり次第、公表するという。(女屋泰之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
32年休まずに切符販売 三日月駅の夫婦、笑顔で引退
無人駅のJR姫新線三日月駅(兵庫県佐用町三日月)で32年余り休まずに乗車券の販売を続けてきた夫婦が9月末で役目を終え、3日、JR西日本などから感謝状を受け取った。同駅はJR西日本神戸支社管内で唯一、駅員以外に乗車券販売を委託していたが、これで廃止された。 夫婦は、駅の隣にある自宅で通勤・通学客の自転車預かり所を営む春國靖夫さん(78)と康子さん(75)。同駅は旧国鉄時代の1986年に無人駅となった。このため、列車が停車する時間帯に合わせて自転車預かり所に詰めていた春國さん夫婦と靖夫さんの母の故ハツコさんの3人が旧国鉄から委託され、翌87年4月から乗車券の販売を始めた。近年は乗車時に車内で整理券を取り、降車駅で支払う方式になっていたが、乗車券で乗ることを希望する人もいたことから、委託販売が続けられてきた。 春國さん夫婦は一年中、毎朝6時台から深夜の11時過ぎまで列車が停車する前後に必ず自転車預かり所に詰め、乗車券の販売や自転車の預かり、返却に備えてきた。買い物も慌ただしく済ませ、まとまった旅行も記憶にない。子どもや孫の結婚式の時には一時的に身内に販売の代理を頼んで出席した。 乗車券を希望する人には、行き… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
仏の有名古城で新宮晋さん展覧会 ダビンチと夢想を共鳴(共同通信)
【シャンボール共同】レオナルド・ダビンチ没後500年を記念し、ゆかりのフランス中部ロワール地方にある世界遺産の有名古城シャンボール城で3日、世界的な造形作家新宮晋さん(82)の展覧会が6日から開かれるのを前にメディア向け内覧会が行われた。展覧会は来年3月15日まで。 「現代のユートピア」と題した展覧会は、万能の天才ダビンチと新宮さんの夢想を共鳴させる企画として、風や水で動く立体作品を手掛ける新宮さんに城側が依頼した。 新宮さんは城の周りの庭などに風で動く作品を配置。作品の黄色い帆が城の白さと木や芝の緑に映える。城内に光と影を用いて幻想的空間を作り出した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
逮捕前の取材時「今もやってるから」歯科医師が衛生士に無資格で治療させる 少なくとも約10年前からか(東海テレビ)
資格のない歯科衛生士に虫歯の治療などをさせていたとして逮捕された名古屋の歯科医院の院長が、少なくとも約10年前から歯科衛生士に治療をさせていたとみられることが分かりました。 名古屋市東区大松町の「カフェロラ松本歯科」の院長で歯科医師の松本健容疑者(78)は2017年、歯科衛生士の両坂久美容疑者(50)に無資格で歯の治療をさせた歯科医師法違反などの疑いで、4日朝送検されました。 松本容疑者はコーヒー農園の経営で海外に渡航する際、代わりに両坂容疑者に治療をさせていて、それらの行為は約10年前から行われていたとみられることが警察への取材で新たに分かりました。 記者:「お休みの間はどうされたんですか?」 逮捕前の松本容疑者:「女の子がちょっと働いてたね」 記者:「それは歯科衛生士でもできる行為ですか?」 松本容疑者:「できるできる。今もやってるよ、だから」 調べに対し、2人はいずれも容疑を一部否認していて、警察は容疑の裏付けを進めています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
山形の女性医師殺害、容疑認める 大学生を起訴へ(共同通信)
山形県東根市で医師矢口智恵美さん(50)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された山形大4年加藤紘貴容疑者(24)が、容疑を認める趣旨の供述をしていることが4日、捜査関係者への取材で分かった。山形地検は、鑑定留置の結果、刑事責任能力に問題はないとして4日起訴する方針。 加藤容疑者は5月19日早朝、矢口さんの部屋に侵入し、鈍器で頭を殴り殺害した疑いで逮捕された。現場には、凶器とみられる血の付いたパターが落ちていた。 捜査関係者によると、逮捕直後は「覚えていない」と容疑を否認していたが、その後、矢口さんを殴ったことを認めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
遺骨取り違え問題で検証チームを設置(共同通信)
10/4(金) 11:23配信 戦没者遺骨収集事業を巡るシベリア抑留者の遺骨取り違え問題を受け、加藤勝信厚生労働相は4日の閣議後記者会見で、省内の対応や現地での鑑定方法に問題がなかったかを検証するチームを設置すると発表した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
日本国籍取得でうれしかった有名人1位は白鵬 エアトリ調べ(スポーツ報知)
旅行会社エアトリは日本国籍を持つ20代~70代の男女1304人を対象に「日本国籍取得」に関する調査を実施し4日、「日本国籍を取得してうれしかった有名人ランキング」を発表した。 1位は大相撲の横綱白鵬(出生地・モンゴル)。「朝青龍のようにモンゴルに帰るかと思っていたので」(60代女性)、「相撲の世界に残るために出身国の国籍を捨て、日本国籍になった。相撲界以外でも将来は約束されていると思うが、それでも日本の相撲にこだわったということだと思う」(70代男性)などの声が上がった。 2位 ラモス瑠偉(ブラジル、サッカー選手) 3位 ドナルド・キーン(アメリカ、文学者) 4位 リーチマイケル(ニュージーランド、ラグビー選手) 5位 高見山(米ハワイ、相撲) 6位 KONISHIKI(米ハワイ、相撲) 7位 クロード・チアリ(フランス、歌手) 8位 小泉八雲(ギリシャ、文学者) 9位 呂比須ワグナー(ブラジル、サッカー) 10位 金美齢(台湾、評論家) Source : 国内 – Yahoo!ニュース
漫画喫茶刺殺、懲役25年求刑 23歳男、名古屋地裁(共同通信)
名古屋市中区の漫画喫茶で昨年5月、男性客を刺殺し、現場に駆け付けた警察官にも刃物を振るったとして、殺人や殺人未遂などの罪に問われた本籍福島県の無職稲田府見洋被告(23)の裁判員裁判論告求刑公判が4日、名古屋地裁(神田大助裁判長)で開かれ、検察側は懲役25年を求刑した。 これまでの公判で検察側は「不安定な生活にいらだちを募らせ、漫画喫茶で被害者が立てる音にいらだちを爆発させた。警察官にも腹を立てた」と指摘。弁護側は警察官に対する殺意を否定し、被告は当時、統合失調症で心神喪失状態だったと主張した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「もう近づかないで」 目黒虐待、妻は法廷で夫に叫んだ
東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)が虐待死したとされる事件で、保護責任者遺棄致死などの罪に問われた父親の雄大被告(34)の裁判員裁判が3日、東京地裁であった。検察側の証人として母親の優里(ゆり)被告(27)が出廷し、雄大被告が虐待をした理由について「しつけの歯止めがきかなくなったと思う」と証言。結愛ちゃんの生活態度への注意が虐待にエスカレートした経緯を語った。 優里被告は9月17日に懲役8年の判決を受け、控訴している。優里被告は刑務官に抱き抱えられ、泣きながら入廷。雄大被告の姿を目にすることがないようついたてが用意されていたが、雄大被告に背を向けたまま尋問が始まった。 「よくスキンシップをとってくれ、結愛もなついていた」。優里被告が結愛ちゃんを連れて雄大被告と結婚したのは2016年4月。当時の家庭状況について話し始めると、雄大被告は下を向いて頭を抱え、ハンカチで顔を覆った。 雄大被告は当初、「歯を磨いて」などと結愛ちゃんに注意する程度だったが、やがて注意にかける時間が30分、1時間と増えていったという。しつけが虐待にエスカレートしたという話を聞くと、大粒の涙を流す場面もあった。 約5カ月後、結愛ちゃんの弟が… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル