将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が9月27日に行われ、中村修九段(56)が阿部健治郎七段(30)を54手の短手数で下し、二次予選進出を決めた。 1980年7月にプロデビューを果たし、プロ歴39年を数える中村九段は、過去2勝1敗の阿部七段と角換わりの出だしに。阿部七段が攻め込んだものの、中村九段は冷静に対応。短手数で受け切っての快勝となった。 ◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
離婚後の「共同親権」是非を議論 法務省、年内に研究会
法務省は27日、離婚後も父母の両方が親権を持つ「共同親権」の導入の是非などを検討する研究会を年内に設置すると発表した。数年かけて議論する見通し。結論を受けて導入が必要と判断すれば、法相が民法改正を法制審議会(法相の諮問機関)に諮問することになる。 研究会は公益社団法人「商事法務研究会」が主催し、裁判官や弁護士、有識者、法務省幹部がメンバーとなる。 現在の民法は、離婚後は父母のどちらかを親権者とする「単独親権」を採用している。子育ての意思決定はしやすいが、親権を失った親が養育に関わりにくくなり、子と交流を絶たれるなどの問題点が指摘されてきた。研究会では、別居中の親と子の面会をどう促進するかや、離婚時にその後の子の養育計画を作ることを義務化すべきかなどについても検討する。 河井克行法相は27日の会見で「家族法制の見直しを求める様々な声がある。議論の方向性は定めず論点を整理する」と述べた。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
中野の老人ホーム入所者溺死 初公判で元職員が殺意否定
東京都中野区の老人ホームで2017年8月、入所者の男性(当時83)を風呂で溺死(できし)させたとして、殺人罪に問われた元職員・皆川久被告(27)の裁判員裁判の初公判が27日、東京地裁であった。皆川被告は死亡させたことを謝罪しつつ、「殺す目的はなかった」と起訴内容を否定。弁護人は「罪が成立するとしても、業務上過失致死にとどまる」とした。 冒頭陳述で検察側は、皆川被告は以前から仕事に不満があったとし、夜勤中に男性が便を漏らしたことに怒って首を絞め、浴槽に投げ入れて殺害したと指摘。首や胸の骨の一部が折れていることが犯行を裏付けていると述べた。 一方、弁護側は労働環境が過酷で転職を考えていたのは事実だが、入所者が便を漏らすのは日常的で、それで殺意を持つことはありえないと反論。風呂には連れて行ったが投げ入れておらず、男性は入浴中に目を離したすきに溺れたとしたうえで、骨折は救出時や心臓マッサージを受けた際に生じたと主張した。 検察側は、被告が捜査の初期段… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関空連絡橋のタンカー衝突、船長を書類送検 海上保安庁
昨年9月の台風21号の強風で流されたタンカーが関西空港の連絡橋に衝突した事故で、海上保安庁の関西空港海上保安航空基地は27日、タンカー「宝運丸」の船長だった男性(41)=大分県由布市=を業務上過失往来危険容疑で大阪地検に書類送検した。 事故では、連絡橋が破損して道路と鉄道が不通になり、関空の利用客ら約8千人が丸1日以上孤立。連絡橋の完全復旧には約7カ月かかった。 事故を調べた国の運輸安全委員… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ファミサポで独自に安全対策強化 実施自治体35%、幼保無償化で(共同通信)
子どもを一時的に預けたい保護者と、個人宅で預かる援助会員を行政がつなぐ「ファミリー・サポート・センター事業」(ファミサポ)について、実施する市区町村の35%が独自に安全対策を強化していることが27日、民間調査で分かった。10月から幼児教育・保育無償化の対象となるのを前に、保育事故の遺族らは「国が厳しい基準を作るべきだ」と訴えている。 保育中の事故で子どもを亡くした親や専門家でつくる「保育の重大事故をなくすネットワーク」が、921自治体を対象に調査。274自治体から回答があった。 国の実施要綱は、援助会員に緊急救命講習の受講しか義務付けていない。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「トイレで土下座させる」も…中3男子がいじめを苦に自殺したとみられる問題 “事例”が約30件(東海テレビ)
今年7月、岐阜市で中学3年生の男子生徒がいじめを苦に飛び降り自殺したとみられる問題で、同級生への聞き取り調査の結果、男子生徒へのいじめが疑われる事例がおよそ30件あったことがわかりました。 今年7月、岐阜市の中学3年の男子生徒(14)がマンションから転落死した問題では、自宅からいじめを受けたことをほのめかすメモが見つかり、市は外部の有識者らによる第三者委員会で調査を進めています。 27日の第三者委員会の会合では、同級生への聞き取り調査への結果が報告され、亡くなった男子生徒をトイレで土下座させるなどいじめと疑われる事例がおよそ30件あったことがわかりました。 会議の後、橋本治委員長は「次回の委員会で、教員と教育委員会のあわせて39人についても聞き取り調査の結果をまとめ、いじめの認定について判断したい」としています。 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ジェットスター、機長2人飲酒で4便欠航 当該便ら10便遅延、2300人に影響(Aviation Wire)
ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は9月27日、関西発の国内線2便に乗務予定だった機長2人から規定値を超えるアルコールを検知したと発表した。当該の機長2人は別のパイロットにそれぞれ交代し、当該便は約1時間遅れで関空を出発した。このほか後続便で遅延や欠航が発生し、約2300人に影響が出た。 ◆男性機長2人で日本酒8合 機長を交代したのは、定刻午前7時40分に出発予定の成田行きGK200便と、定刻午前8時25分に出発予定の札幌行きGK153便の関空発の2便。GK200便には50代の男性機長が、GK153便には30代の男性機長が乗務予定だった。 ジェットスターの社内規定によると、許容のアルコール濃度は呼気1リットルあたり0.00ミリグラム。2人の機長は出発1時間前に関空のオフィスに出社し、アルコール検査を受けた。成田行きGK200便に乗務予定だった50代の男性機長は午前6時40分に出社し、0.14ミリグラムが検出された。札幌行きGK153便に乗務予定だった30代の男性機長は午前7時25分に出社し、0.19ミリが検出された。 2人は顔見知りで、前日の26日午後5時30分に関空近くの居酒屋に入店し、飲み始めた。50代機長はビール中ジョッキを1杯、30代機長は焼酎ロックを1杯、それぞれ飲んだ。その後、店を出る午後8時ごろまでに2人で日本酒を合計8合飲んだ。2人は午後8時30分ごろホテルにチェックインし、ホテルでは飲酒していないという。 当該の機長2人は乗務を外れ、現在は社内の聞き取り調査を受けている。 ◆最大3時間4分遅延 2人が乗務予定だった2便は、それぞれ別のパイロットに交代して運航した。成田行きGK200便は167人が搭乗し、定刻より1時間遅れの午前8時40分に関空を出発。札幌行きGK153便は141人が搭乗し、定刻より1時間3分遅れの午前9時28分に出発した。 これらの影響により欠航と遅延が発生。欠航は4便で、午前8時55分に関空を出発予定の那覇行きGK351便と、午前9時25分に関空を出発予定の高知行きGK471便のほか、それぞれの折り返し便に影響が出た。 遅延は当該2便を含む計10便で、出発が最大3時間4分遅れた。 Yusuke KOHASE 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「来社1時間前からの禁煙をお願い」は喫煙者に厳しいのか?…禁煙運動を進めるメニコンにポリシーを聞いた(FNN.jpプライムオンライン)
今月1日、東京都で受動喫煙防止条例が一部施行され、まずは飲食店の店頭における「喫煙」「禁煙」の標識の掲示が義務化された。 【画像】メニコンが発表している禁煙の案内を見る そしてこのような受動喫煙防止に対する取り組みは自治体だけでなく、一般企業にも広がっている。コンタクトレンズメーカーのメニコンでは、就業時間中の喫煙禁止だけでなく、本社を訪れる取引先や顧客に「来社1時間前からの禁煙」を求めているのだ。 喫煙者からすると「やりすぎでは?」との声も聞こえてきそうだが、例えば接客用のテーブルなどには、こんなポスターが貼られているという。 この“お願い”についてはネット上で、「素晴らしい!」「こうした企業が増えて欲しい」といった賛同する意見がある一方、「正直やりすぎ!」「たばこを吸う少数派の意見も取り入れて欲しい」といった声もあり、賛否両論がある状況だ。 たばこに対する世間の目が厳しくなった昨今ではあるが、なぜメニコンはこの取り組みを行うことにしたのか? そして取引先などの周囲の反応も気になってくる。メニコンCSR&コーポレートコミュニケーション部の担当者に詳しく話を聞いてみた。 2008年から就業時間中の喫煙禁止を開始 ――「来社1時間前からの禁煙のお願いのポスター」をなぜ始めた? そもそも、わが社では、2008年から就業時間の喫煙禁止の取り組みが行われていました。2016年6月からは禁煙運動推進を事業化しており、会社の定款に入れられています。 これをきっかけに、社内だけでなく社会を巻き込んで活動していくことになり、来社いただいた取引先の方にも禁煙のご協力を呼びかけさせていただき、地域で取り組んでいくことになりました。 ポスターを貼るようになったのは、2018年からです。入口の受付に貼ったり、接客用のテーブルの上に卓上版の小さなものを置いています。 ――1時間という時間設定の理由は? たばこを吸った後、呼気がたばこを吸う前に戻るには45分かかるという実験結果があります。それに10分程度の余裕を持たせてキリの良い1時間に設定しています。 次ページは:取引先の喫煙者も最初はびっくり!今は多くの人が理解 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「酔った上でのことだから」は通用しない?実はお酒は人を変えないことが明らかに(THE PAGE)
「あの時は酔っていたので」「お酒の上でのことだから」など、日本ではアルコールが入った状態での言動については、大目に見られます。背景には、お酒は人を変えてしまうので、その上での言動を責めるのは酷だという価値観があるわけですが、この考え方を否定する研究成果がネットで話題となっています。 飲酒によって、道徳観に大きな変化見られず 英国の研究者が、被験者にVR(仮想現実)を使ってある光景を見せ、飲酒した状態と飲酒していない状態で道徳観がどう変化するのかについて調べたところ、実際の行動という面では、飲酒による大きな違いは見られなかったそうです。功利主義的な行動を取るのかどうかという、あくまで限定された条件下での実験ではありますが、飲酒によって道徳観が大きく変化することはないと結論付けることができるでしょう。 もっとも、飲酒した状態では、他人に対して共感したり、理解を示す能力が低下することが分かっていますから、普段よりも人が悪くなる可能性はありますが、お酒が入ると、根本的に人格が変わるというところまでは至らないようです。 もしこの話が本当だとすると、お酒を飲んだ上での言動について、周囲がどう判断すべきなのかという基準も変わってくる可能性があります。アルコールに過度に寛容ともいわれる日本の場合、検討すべき課題が多いかもしれません。 ビール持ち込みで逮捕も アルコールに非寛容な米国 アルコールに対する許容度は国によって異なりますが、米国はアルコールに対してもっとも非寛容な国のひとつといってよいでしょう(イスラム圏のようにアルコールそのものが禁止されている地域は除きます)。未成年者にアルコールを販売することに対する社会の目は厳しく、未成年者にとっては麻薬を購入する方がずっと簡単というのが現実です。ビーチや路上での飲酒も厳禁というところが多く、ハワイなどでは、ビールを持ち込んで逮捕される日本人観光客もいます。ビーチにあるお店でお酒を売っていない段階でアルコール禁止と気付きそうなものですが、習慣というのは恐ろしく、ホテルの部屋などから、わざわざ持ち込んでしまうようです。 多くの米国人は直接、口に出しては言いませんが、人前でベロベロに酔うなどの醜態をさらした人は、会社の中での評価が著しく下がることが多いといわれています。 アルコールが入った時の人格が本当の人格なのかはともかく、国際会議などでもアルコールを出さないケースが増えている現実を考えると、「お酒の上でのことだから」という常識はそろそろあらためた方がよいでしょう。 (The Capital Tribune Japan) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「日韓関係の未来は明るい」日本、韓国、在日の女性がともに踊る意味(BuzzFeed Japan)
東京都荒川区のダンススタジオに、韓国の伝統舞踊を練習する女性たちがいた。 韓国の舞踊だが、踊り手7人のうち5人は日本人。さらに韓国人と、在日韓国人がいる。 この「IRUM金美福舞踊団」は、9月28、29日に開催される「日韓交流おまつり」で、練習の成果を披露する。 「日韓関係は戦後最悪とも言われていて、とても悲しい。けど政治とは別に、舞台では純粋に伝統舞踊を愛する気持ちを表現したいです」 メンバーの1人で在日韓国人の邊昌世(ピョン・チャンセ)さん(34)は、思いを語った。【冨田すみれ子 / BuzzFeed Japan】 11年目を迎える日韓交流おまつり 踊りが披露される日韓交流おまつりは、両国の友好関係のために2009年から毎年行われてるイベントで、今年は9月28、29日の週末に都内・日比谷公園で開催される。 主催は日韓両国の団体でつくる実行委員会。日本の文化庁が特別協力に入り、両国の外務省・外交部、日本の観光庁や国際交流基金が後援している。 ステージでは、日本のグループが和太鼓や三味線などを、韓国のグループがテコンドーやK-POPを披露する。 IRUMは今年、そこに初参加する。9月28日に登壇し、韓国伝統の「花扇舞(ファソンム)」と呼ばれる踊りを披露する。文字通り、花が描かれた扇を持って舞う。 自身のルーツ、踊り通して IRUM代表の金美福さんは「日本人の観客の皆さんに、韓国の伝統舞踊に取り組む日本人の姿を見てほしいと思ったから」と参加の理由を話す。 韓国の踊りを教える教室だが、生徒には日本人が多い。韓国ドラマのファンになり、そこから踊りに関心を持って習い始めた人が多いという。 在日韓国人の邊さんは、公立小に通っていた。在日の人が多い地域だったこともあり、学校で週1回、民族教室があり、伝統舞踊を習っていたことがある。 高校生になってからは、日本人の生徒も一緒に舞踊を習った。大人になってから、同舞踊団で練習を始め、舞踊を通して自身のルーツやその伝統文化を学びなおしてる。 「日本の伝統舞踊と似ている部分もあり、違う部分もあります。踊りや伝統文化を楽しんでほしい」と話す。 次ページは:「できることをやっていきたい」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース