米海兵隊は23日、FA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が昨年12月に高知県沖で給油訓練中に接触・墜落し、6人が死亡した事故の調査結果を公表した。米軍岩国基地(山口県)所属のFA18の操縦士が、状況認識力を喪失したことが事故の原因だったと結論づけた。 米海兵隊によると、2機のFA18が昨年12月6日午前1時半ごろ、1万5千フィート(4600メートル)上空で空中給油訓練を実施した。2機目のFA18が給油機から離脱する際、本来なら給油機の機体下部を飛行すべきところ、操縦士が状況認識力を喪失したため、機体上部を左から右に飛行し、両機が接触、墜落したという。 米軍幹部によると、事故を起こした操縦士は飛行経験が基準に達していないのに、適切な指導を受けないまま訓練に参加していた。また、この日は元々、空中給油訓練が予定されておらず、訓練に関する十分なブリーフィングも行っていないなど、部隊の管理態勢にも問題があったという。米海兵隊の第3海兵遠征軍のクラーディー司令官は声明で「我々は今回の失敗から学び、繰り返さぬようにしなければならない」と述べた。(園田耕司=ニューヨーク、佐藤武嗣) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
“最強”軍団、九州参上 10月2日に大分でカナダ戦 交流イベントも(西日本新聞)
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で、10月2日に昭和電工ドーム大分(大分市)でカナダ戦に臨むニュージーランド(NZ)代表チーム「オールブラックス」が24日、空路で大分入りした。大分空港には大勢のファンが詰め掛けて“最強軍団”を歓迎した。 【写真】ハイブリッド芝や可動席 ラグビーW杯会場 NZ代表は世界ランキング1位で、21日にあった強豪南アフリカとの一戦は23-13で勝利。今大会の優勝候補に挙げられている。 大分空港であった歓迎イベントでは、花束を贈られたキーラン・リード主将が「温泉でリラックスするのを楽しみにしているが、リラックスしすぎないようにしたい」とあいさつ。メンバーは笑顔でサインなどに応じていた。 NZ代表は約10日間、同県内に滞在。同県別府市でキャンプを張り、試合に臨む。(稲田二郎) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風で宗像市赤間の須賀神社の巨木倒れる(西日本新聞)
福岡県宗像市赤間の須賀神社境内で24日、高さ約10メートルのイヌマキの木が倒れているのが見つかった。台風17号が九州北部に接近した22日夜から23日未明に、強風で折れたとみられる。 【動画】拝殿をふさぐように倒れたイヌマキ イヌマキは拝殿前にあり、地上から約3メートルの部分から折れた。拝殿を囲むコンクリート製の壁の一部を壊し、拝殿をふさぐ形で倒れている。 近くに住む神社総代の出光良治さん(70)によると、24日午前に近所の人が気付いた。出光さんは「けが人もなく、拝殿本体にも被害がなかったのが不幸中の幸いだった」と話した。(床波昌雄) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
妊婦を取り違えて中絶手術。栄養剤を打ちに来た女性、身元確認されず(ハフポスト日本版)
韓国ソウル市の産婦人科で、病院側のミスにより同意なしに中絶させられてしまう事件が起きた。 聯合ニュースによると、ソウル江西(カンソ)警察署は9月23日、栄養剤の注射を受けようと来院した妊娠6週だったベトナム人の妊婦に対し、病院側が取り違えて中絶手術を実施したことが明らかになり、捜査に乗り出したと発表した。 ソウル江西区の病院に勤める産婦人科医師1人と看護師1人を業務上過失致傷の容疑で調べているという。 CNNによると、江西署は「医師と看護師は容疑を認めている」としている。 医師と看護師は8月7日、患者の身元を勘違いして妊婦の同意なしに中絶手術をした疑いがある。 被害を受けた妊婦は事件当日、診療室で妊娠6週の診断を受けた。 そして栄養剤の注射を処方され、分娩室に訪ねて来たが、看護師が身元を確認することなく栄養剤ではなく麻酔剤を打った。医師は、カルテや妊婦の本人確認をしないまま、眠っていた妊婦に中絶手術を行ったという。 妊婦が目を覚ましたときには、すでに手術が終わっており、胎児は体外に出されていた。 警察は、妊婦の同意なしに中絶を行った医師を罰する「不同意堕胎」の適用を検討していたが、法律上の犯罪成立要件が厳しく、立件が難しいため、業務上過失致傷の容疑で捜査をしているという。 「不同意堕胎」を含む堕胎罪については、韓国では4月に違憲であるという判断が下っている。 韓国では4月に「中絶禁止は違憲」の宣言が出たばかり 中絶に関する法律をめぐっては、韓国では2019年4月、中絶を禁止する刑法は憲法に違反するという歴史的な宣言が憲法裁判所で言い渡された。 先進国の中では、堕胎罪を定めている国は日本などわずかしかない。 韓国も日本と同じく、堕胎罪があるものの医師による中絶手術は「母子保護法」による一定の条件がそろえば行うことができる。 韓国ではフェミニズムの台頭もあり、女性医師が「妊婦の自己決定権を侵害し、女性の権利を限定し、身体を危険にさらしている」と訴えたことをきっかけに、審議が続いていた。 刑法改正に動くことで、女性の権利をより重んじる社会にすると期待されている。 「堕胎罪」について刑法改正されない限り、2021年1月に堕胎罪は効力を失うとしている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
逮捕予定日漏えいで京都府警巡査長を逮捕(共同通信)
9/24(火) 19:36配信 京都府警は24日、事件捜査で知り合った容疑者に逮捕予定日を漏らしたとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで東山署の男性巡査長(40)を逮捕した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
【佐藤優コラム】北方領土の交渉、官邸主導が加速(スポーツ報知)
北方領土交渉でロシア側のキーマンの一人がパトルシェフ安全保障会議書記だ。同氏は、KGB(旧ソ連国家保安委員会)出身でプーチン大統領の信任が厚い。 ところで、13日に前内閣情報官の北村滋氏が外交・安全保障政策の総合調整を担う国家安全保障局長に就任した。霞が関(官界)は嫉妬が渦巻く世界でもある。国家安全保障局長は、日本外交の司令塔としての役割を担う。前任の谷内正太郎氏は元外務事務次官で、このポストを警察庁出身の北村氏に奪われたことは、外務省の影響力低下を端的に示す出来事と言っていい。外務官僚は「警察庁出身で外交や安全保障の素人である北村氏に務まるはずがない」という情報をマスメディア関係者にオフレコで流しているが、それは実態を反映していない。 北村氏の前職である内閣情報官は日本のインテリジェンス・コミュニティーのトップだ。CIA(米中央情報局)、モサド(イスラエル諜報特務局)、SVR(ロシア対外諜報庁)などの長官がカウンターパートとなる。表の外交で処理しにくい事柄については、インテリジェンス機関が処理する。北村氏は秘密外交の世界で鍛えられた外交と安全保障のプロでもある。 北村氏の安全保障会議事務局長就任にクレムリン(ロシア大統領府)は強い関心を示し、パトルシェフ氏を日本に派遣し、17日に安倍晋三首相を表敬した後、北村氏と会談した。 ロシア政府が事実上運営するウェブサイト「スプートニク」(日本語版)は、<パトルシェフ書記によると、露日双方は理解が足りない点について協議を続け、立場を調整し、それにより相互の信頼を高めていく意向だという。/会談の冒頭、パトルシェフ書記は北村局長の就任を祝福し、露日関係は全体的に安定かつダイナミックに発展していると述べた>と報じた。 ロシアは北村氏のインテリジェンス・オフィサーとしてのプロフェッショナリズムを評価している。今後、官邸主導の北方領土交渉が加速することになろう。外務官僚が交渉をサボタージュしないように首相官邸が厳しく監視する必要がある。(作家、元外務省主任分析官) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風に伴う千葉の大規模停電が解消 東京電力発表(産経新聞)
台風15号の影響で長期化していた千葉県内の大規模停電をめぐり、東京電力は24日、同日午後6時50分の時点で、千葉県の停電戸数が初めてゼロになったとホームページ上で発表した。 15号は9日早朝、千葉県に上陸。電柱の倒壊が相次いだほか、送電線をつなぐ鉄塔が倒れるなどして大規模な停電が発生した。 東電は当初、全面復旧の見通しを「11日中」と発表したが、倒木が多数発生していたこともあり復旧作業は難航。復旧見通しは二転三転し、東電は13日に「最長でおおむね27日までに復旧させる」とする見通しを示していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「門外不出」の百済観音 来春、東京で23年ぶり公開へ
奈良県斑鳩(いかるが)町の法隆寺金堂の極彩色壁画(7世紀)の多彩な模写や、日本古代彫刻の最高傑作の一つとされる国宝の百済(くだら)観音(同)などが公開される特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」(東京国立博物館、法隆寺、朝日新聞社など主催)が来年3月から、東京・上野の東京国立博物館で開かれる。寺と博物館などが24日発表した。百済観音は1998年から事実上「門外不出」だったため、東京での公開は23年ぶり。 法隆寺金堂は、飛鳥時代の仏教文化を今に伝える殿堂。飛鳥仏の典型とされる釈迦三尊像(しゃかさんぞんぞう)など多数の仏像が安置され、壁には世界的な仏教美術の遺産とされる仏教絵画が描かれていた。しかし、1949(昭和24)年1月26日に起きた火災で壁画は色を失い、写真のネガのようなモノクロ画像になった。特別展は、今私たちが目にすることのできる仏教美術から、焼損前の金堂の姿に迫ろうという大胆な試みだ。 金堂内の外側(外陣〈げじん〉)の壁に描かれていた12面の仏像壁画は、釈迦(しゃか)・阿弥陀(あみだ)・弥勒(みろく)・薬師(やくし)を中尊とする三尊仏の大壁4面と、単体の菩薩(ぼさつ)を描いた小壁8面からなる。インドのアジャンター石窟(せっくつ)や中国甘粛省の敦煌莫高窟(とんこうばっこうくつ)に描かれた壁画と並ぶ、世界的な仏教美術として知られる。 法隆寺は火災後、境内に収蔵庫を新築し、焼けた柱と壁画を堂内にあったときと同じ配置で組み立てて安置した。のちに、焼損壁画は国の重要文化財に指定された。火災の翌年には文化財保護法が制定され、火災の起きた1月26日が55(昭和30)年から「文化財防火デー」となった。 実は火災を免れた壁画もあった。仏像を安置する内陣(ないじん)の上部に描かれた「飛天(ひてん)」だ。飛天とは、とくに仏教美術で空中を飛び、音楽を演奏する天人・天女のこと。火災当時、金堂は解体修理中で初層(1階)だけの状態だったため、20面の飛天図は金堂外で保存されていたため難を逃れた。一方で、外陣の壁の上部を飾っていた山中羅漢(さんちゅうらかん)図(山の中で修行する僧侶たちの図像)は、復元ができないくらいバラバラになった。 焼損壁画は原則非公開とされてきたが、寺は2015年、「法隆寺金堂壁画保存活用委員会」を文化庁と朝日新聞社の協力で設置し、初の科学的総合調査に乗り出した。これまでの調査で収蔵庫の耐震性が確認され、今後は一般公開の可能性や具体的な保存対策などが検討される見通しだ。 金堂壁画には、江戸時代から僧… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豊田スタジアム、ラグビーW杯中の名称は 屋根は動くか
全国12の会場で熱戦が繰り広げられているラグビー・ワールドカップ(W杯)。10月5日に日本戦が予定されている豊田スタジアム(愛知県豊田市)は、大会中は別名称で呼ばれていることを知っていますか? スタジアムにまつわる、意外と知られていない話題を集めてみました。 W杯開催前の今月初め、豊田スタジアムで、正面に掲げられていた「TOYOTA STADIUM」という文字盤が撤去された。 2001年の完成以来、「豊(とよ)スタ」の愛称で広く知られている豊田スタジアムだが、W杯では、この名称は使えないためだ。W杯での名称は、「City of Toyota Stadium(シティーオブトヨタスタジアム)」。大会の公式HPなども同じ表記で統一している。 国内向けの発表資料では「豊田スタジアム」という名称を使っている豊田市も、対外的な英語の案内文書では前述の自治体名を強調した表記にしているという。 なぜ「豊田スタジアム」ではだめなのか。市などによると、W杯に向けて準備を進めていた16年6月、主催する国際統括団体ワールドラグビー(WR)から大会組織委員会を通じて「指示」があったという。明確な理由は示されていないが、W杯の最上位スポンサー、ワールドワイドパートナーに、英国の自動車メーカーが入っていることを考慮したとされる。 豊田市はトヨタ自動車のおひざ元。スタジアムの建設にトヨタはかかわっておらず、ただの地名だ。それでもW杯は、前回15年のイングランド大会の期間中に世界で40億人以上が視聴したとされる大イベント。「『トヨタスタジアム』と連呼されたらトヨタ自動車をPRをしていると受け取られかねないからまずいだろう。うちとしては従うだけ」と市幹部は言う。 豊田スタジアム以外の国内11カ所の会場はどうなっているのか。大会公式HPの英語表記を確認した。東大阪市花園ラグビー場は、「Hanazono Rugby Stadium(ハナゾノラグビースタジアム)」、神戸市御崎公園球技場は「Kobe Misaki Stadium(コウベミサキスタジアム)」などとなっている。 一方、日産自動車が命名権を持ち、「日産スタジアム」とも呼ばれる横浜国際総合競技場は、「International Stadium Yokohama(インターナショナルスタジアムヨコハマ)」となっている。 もう動かない開閉式の屋根 豊田スタジアムを見ると、蛇腹のように折り畳まれた大きなシートが屋根と屋根の間に張られているのがわかる。ピッチを覆うことができる開閉式の屋根膜だ。 面積は1万9400平方メートル。ポリエステルの繊維膜でピッチを全面、覆うことができ、かつては雨天の試合で使われていたが、2013年度を最後に停止している。 「部品の老朽化で修理にお金がかかり、止めました」と豊田市スポーツ課の担当者。屋根を閉じるには専門の技術者が必要で、約50分かかる。芝生に悪影響があり、音響が悪くなるなど費用対効果の悪さも災いした。将来は撤去する方針だが、大きすぎることがネックで今も撤去方法を検討中という。10月12日までの残り3試合で秋の雨に見舞われても、選手や観客は耐えるしかない。 このほか、大型映像装置2基のうち、中央のピッチ上へ移動させることができた1基も、屋根と同じく停止中で動かす予定はないという。 ■悲願の「W杯」、サッカーでは… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
川遊び暗転、4人の命を奪ったくぼみ 専門家が対策訴え
大阪府高槻市の芥川(あくたがわ)で今月7日、遊びに来ていた4人が亡くなった。現場は親水公園近くだが、見えにくい川底のくぼみで溺れたとみられる。死亡事故が起きた河川では立ち入りを禁止している例もあり、専門家らからは十分な対策を求める声が上がっている。 現場のすぐ上流には、階段状の構造物がある。府茨木土木事務所によると「落差工」と呼ばれ、川の勾配を緩やかにするためのものという。 高低差は計約3・5メートル。川幅も半分に狭まる。こうした場所は流水で川底が削られやすいため、最下段には「水たたき」(幅約20メートル、奥行き6・5メートル)と呼ばれるコンクリート製の床が敷かれている。 同事務所によると、現場の岸辺の水深は、普段から約50センチと浅いが、川の中央部の床と砂地の境にくぼみ(深さ約2メートル、幅、奥行き約10メートル)ができていた。 府は2006年、現場付近の川底に深さ2・29メートルのくぼみがあるとの報告を受けていた。この時は治水対策などには影響がないとして整地はしなかった。 川底の様子は、刻々と変わると… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル