太田悠斗 伊藤未来2023年5月28日 1時55分 福岡県糸島市波多江駅北4丁目の医院に刃物を持った男が立てこもった事件で、県警は28日、この男を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。 糸島署によると、27日午後9時半ごろ、医院付近で、「男にナイフを突きつけられた」と110番通報があった。近くの学習塾に子どもを迎えに来た保護者が、男にナイフを突きつけられたという。けが人はいなかった。 男はその後、医院に立てこもり、署などが周囲を立ち入り規制して説得を続けていたが、28日午前1時、医院の窓から署員に刃物を向けた容疑で逮捕した。署は男が医院の関係者とみて調べる。(太田悠斗、伊藤未来) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
捜査で行った住宅で数百万円盗んだ疑い 三鷹署巡査長を逮捕 警視庁
2023年5月27日 21時54分 捜査で赴いた住宅から現金数百万円を盗んだとして、警視庁は27日、三鷹署地域課巡査長の矢吹雄太容疑者(25)=東京都三鷹市下連雀=を窃盗と邸宅侵入の両容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。 人事1課によると、矢吹容疑者は20日午後8時ごろから21日午前11時半ごろにかけ、三鷹市内の住宅に侵入し現金を盗んだ疑いがある。 この住宅では一人暮らしだった60代の男性が室内で死亡し、20日夕から午後8時ごろにかけ、矢吹容疑者ら複数の警察官が状況を調べていた。事件性はなかった。翌21日午前11時半ごろ、男性の親族から「室内にあるはずの1千万円以上の現金の一部がなくなっている」と署に連絡があり、同庁が捜査していた。 矢吹容疑者はこの住宅を管轄する交番に勤務している。110番通報で駆けつけた室内で現金を見つけ、職務として遺体や室内の状況を調べたあとに再び住宅に侵入した、と同庁はみている。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「ナイフ突きつけられた」と通報 男が立てこもり、県警が説得 福岡
上月英興2023年5月27日 23時47分 27日午後9時25分ごろ、福岡県糸島市波多江駅北4丁目の駐車場で、「男にナイフを突きつけられた」と110番通報があった。けが人はいない。男は近くの医院の建物に立てこもっているといい、県警が説得をしている。 県警糸島署によると、近くの学習塾の子どもの送迎に来た保護者が、男にナイフを突きつけられたという。県警は、男は立てこもった医院の関係者とみている。(上月英興) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
トカラ列島近海で地震、鹿児島・十島村で震度4 津波の心配なし
2023年5月28日 0時11分 27日午後10時52分ごろ、鹿児島県・トカラ列島近海を震源とする地震があった。気象庁によると、鹿児島県十島村で震度4を観測した。震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4・7と推定されている。 十島村では午後11時33分ごろにも震度3を観測した。これらの地震による津波の心配はないという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
黄金の茶道具、3億円で落札 秀吉ゆかり?主催者「真贋保証しない」
伯爵家に伝わってきた、黄金の茶道具一式が27日、東京都内で開かれたオークションで3億円で落札された。落札者は茨城県筑西市にある廣澤美術館。担当者は「歴史的な作品なので、町おこしの目玉にしたい」と話した。この茶道具一式は、豊臣秀吉(1537~98)にゆかりがあるという説もあるが、主催のシンワオークションは事前に「真贋(しんがん)の保証はしない」としていた。 「金茶道具一式」が登場したのはこの日のオークションの最後。午後6時過ぎ、緊張感が漂う中、1億2千万円から始まり、入札する人の札が上がる。ファクスなど書面で事前に申し込んだ人や電話での参加者もいる。500万円刻み、そして1千万円刻みで値段がどんどん上がっていく。最後は電話と会場の参加者との2組での競り合いに。値段は2億円を超え、2億8千万円、2億9千万円……3億円に達した。「3億です」「ほか、よろしいでしょうか」 競売人はしばらく間を置き、「ないようでしたら、これで落札します。3億円、3億円」。そして会場に拍手が響いた。 この金茶道具一式は茶わんや茶を入れる容器のほか、湯を沸かす釜、火を入れる風炉など、計10点からなる。制作時期や作者は不明だが、1929年に開かれた展覧会に出品された記録が残っている。当時は藤堂高紹(たかつぐ)伯爵(1884~1943)が所蔵していた。戦時中に行われた調査によれば、金と銀の合金製で、金の含有率は80~88%だという。 茶道具は、茶の湯と政治が結びついた秀吉の治世以降、その奥義を伝える格式高い道具になったとされる。中でも金製の茶道具は最上級のものだ。秀吉が「黄金の茶室」で愛用したという説があり、「築城の名手」として名高い戦国武将で、後に伊勢国津藩の初代藩主となる藤堂高虎(1556~1630)に対し、ほうびとして授けたとする逸話も残る。 というのも、国内統一を果た… この記事は有料記事です。残り353文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
海岸に乳児の遺体、燃やされたか 遺棄事件とみて捜査 静岡県沼津市
2023年5月27日 19時57分 27日午前6時45分ごろ、静岡県沼津市本の海岸で「燃やされた赤ちゃんの遺体があった」と、釣りに来ていた人から110番通報があった。沼津署は死体遺棄事件とみて、身元などを捜査している。 署によると、遺体は乳児で性別は不明。遺体の一部が焼損しているという。署は現場で燃やされたとみている。 現場はJR沼津駅から南西に約1・6キロの千本浜公園の付近。近くには小中学校や高校もある。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
犠牲の警察官ペア、いつも真っ先に現場めざした 長野立てこもり事件
長野県中野市で25日にあった立てこもり事件では、県警中野署地域課の警察官2人も犠牲になった。パトカーで現場に直行する「警ら班」として街の安全を守り続けた2人の突然の死に、悲しみが広がっている。 中野署の宮本忠義次長は、巡査部長の池内卓夫さん(61)と、3月まで所属した県警本部自動車警ら隊で副隊長と部下の関係だった。「交通畑の大ベテランでとにかく勘が良い」と信頼していた。 警ら隊の仕事はパトロールでの事件の覚知や現場に駆けつける初動対応だ。南北に長く、広域な県内では対応の早さが問われるが「『泥棒が逃げた』と情報が入ると、いつも池内さんがそばをパトロールしていて、到着が早いんです」。 本人に理由を問うと、「なんとなくですよ」と謙遜するが、地域ごとの窃盗犯罪発生のデータに目を通し、頭に入れていたことを知っている。 得意のパーカッションを生かした音楽隊や広報の仕事にも携わった。「気をつけて帰ろう」と児童に声をかけたり、交通ボランティアをねぎらったりしていたという。 そんな職人肌の池内さんとペ… この記事は有料記事です。残り446文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
GHQもかつて注目 外国人への賠償を制限する「国賠法6条」の謎
警視庁の違法行為で死亡したと認めながら、被害者がネパール人であることを理由に損害賠償額を約100万円にとどめる判決が、東京地裁で言い渡された。根拠となったのは、「相互保証主義」を定めた国家賠償法(国賠法)の6条。この規定には、国会での法案審議で疑問が呈され、政府も一時は「削除」を検討しながらも、残り続けた歴史があった。 施行は1947年、法案審議でも議論に 国家賠償法は1947年に成立し、施行された。国会議事録などによると、成立前の国会審議では議員からこんな意見が出た。 「相互主義という国家主義に立脚したものを清算して、日本として独自の責任規定を設けた方が国家の行くべき途に合致するのでは」 「門戸閉鎖的な規定を置かず、広く救済を与える方が妥当ではないか」 政府側は「その国で日本人が救済を得られないのに、こちらが進んで救済をするほどの国際主義を貫く必要もないのではないか」などと答弁した。 ただ、戦争を経て制定された新憲法の17条は「何人も公務員の不法行為で損害を受ければ、『法律の定めにより』賠償を求められる」と定めている。 審議された国賠法は、これを受けて具体的な規定を定める法律で、外国人への賠償に一定の制限を設ける6条は、憲法の「何人も」との書きぶりとは矛盾する。 GHQの照会に、政府の回答は…… それを踏まえ、政府側が「憲… この記事は有料記事です。残り1742文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
警視庁三鷹署の巡査長を逮捕へ 高齢者宅から現金600万円窃盗容疑
2023年5月27日 17時02分 勤務中に訪れた住宅から現金約600万円を盗んだ疑いが強まったとして、警視庁は、同庁三鷹署の20代の男性巡査長について、窃盗容疑で事情聴取を始めた。容疑が固まり次第、逮捕する方針。捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、男性巡査長は5月20~21日ごろ、東京都三鷹市内の高齢者宅で、室内にあった現金約600万円を盗むなどした疑いがある。この高齢者が自宅で死亡しているという連絡を受け、現場に駆けつけた際に盗んだとみられるという。 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
立てこもり事件、死亡女性の背中と胸に深い傷 強い殺意抱いた可能性
高億翔2023年5月27日 17時30分 長野県中野市で25日夕に発生した立てこもり事件で、死亡した4人のうち、女性の1人が背中や胸に深い傷を負っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。青木政憲容疑者(31)=警察官1人に対する殺人容疑で逮捕=はサバイバルナイフで女性を襲ったとみられており、県警は青木容疑者が強い殺意を持っていたとみている。 事件を目撃した男性(72)によると、男性が畑仕事をしていると、村上幸枝さん(66)が助けを求めて走ってきて、さらにその後ろから青木容疑者とみられる男が追いかけてきた。 男はサバイバルナイフで村上さんを後ろから刺し、村上さんが仰向けに倒れたところで、さらに胸を刺した。男は男性に対し「殺したいから殺した」と話したという。 捜査関係者によると、県警が村上さんの遺体を詳しく調べたところ、男性の証言と合致するように、背中と胸のあたりに深い傷が見つかった。 現場近くでは村上さんと一緒に散歩中だったとみられる竹内靖子さん(70)の遺体も見つかっている。 県警は、村上さんが襲われる前後で竹内さんも襲われたとみて、27日に殺人容疑で送検した青木容疑者から詳しく話を聞く方針。(高億翔) 有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル