奈良市で街頭演説中だった安倍晋三元首相(67)が銃で撃たれて殺害された事件で、奈良県警は10日、奈良市大宮町3丁目、無職山上徹也容疑者(41)=殺人未遂容疑で現行犯逮捕=が事件の約1時間半前に現場付近に到着し、近くの商業施設に出入りしていたと明らかにした。 県警によると、山上容疑者は「徘徊(はいかい)していた」と供述しているという。県警は、銃撃前に下見をしていた可能性があるとみて調べている。 県警によると、事件は8日午… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
カマを持って改札通ろうとした男、駅員さすまたで制止 京王八王子駅
2022年7月10日 19時01分 10日午後5時半ごろ、東京都八王子市の京王線京王八王子駅で、「カマを持った男がいる」と警備員から110番通報があった。警視庁八王子署によると、カマを持った状態で改札に入ろうとした70代の男を駅員がさすまたで制止し、駆けつけた署員が身柄を確保した。けが人はおらず、このトラブルによる電車の運行への影響はないという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ばいきんまんの石像を前蹴りし、角を折った疑い 香川の男を逮捕
笠原雅俊、蜷川大介2022年7月10日 17時30分 高知市の観光名所「はりまや橋」近くの大通り沿いにある「アンパンマン」のキャラクター「ばいきんまん」の石像の角(つの)を折ったとして、高知県警高知署は9日、高松市十川西町のフリーターの男(21)を器物損壊容疑で逮捕した。「その通りです」と容疑を認めているという。 署によると、男は6月9日午前1時10分ごろから午前2時50分ごろの間に、高知市はりまや町2丁目の歩道に設置されている石像を正面から前蹴りして倒し、左側の角を折った疑い。前夜から市内の居酒屋で仕事仲間と飲酒していたという。 市によると、石像は高さ約45センチ、重さ約60キロ。御影石製のベンチの一部で、座面の支柱(長さ約5センチ)にはめこむ形で設置されていた。高知北ライオンズクラブが2019年に市に寄贈したという。(笠原雅俊、蜷川大介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「刑事に会わせろ」奈良署の捜査本部に侵入容疑 佐賀の男を逮捕
米田千佐子2022年7月10日 18時00分 奈良県警は10日、奈良署に置かれた特別捜査本部の執務室に侵入したとして、佐賀県小城市の無職の男(59)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕し、発表した。 奈良署によると、男は10日午前9時25分ごろ、奈良市大森町の同署5階にある特別捜査本部の執務室に、正当な理由なく侵入した疑いがある。 当時、室内に数人の刑事がおり、「何か用ですか」と声をかけると、男は「刑事に会わせろ」と要求。その後は「トイレに行きたい」などと話した。呼気の検査でアルコール分が検知された。男は「観光のために奈良にきた」と話しているという。 奈良署は、安倍晋三元首相が銃で撃たれ殺害された事件をめぐり、問い合わせの電話対応に追われており、男の侵入に気付かなかった、としている。特別捜査本部は銃撃事件とは無関係という。(米田千佐子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪府で新たに5081人感染、前週より3千人増 新型コロナ
大阪府は10日、府内で新たに5081人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表した。前週の同じ日曜日(3日)より3072人多く、2日連続で5千人を超えた。 また、70代の男性1人が死亡したことも新たに確認された。府内の感染者は延べ105万1285人、死者は計5221人となった。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
愛とロマンの「10円プール」ピンチ 69年続く子ども料金の背景は
「10円プール」の愛称で市民に親しまれてきた東京都武蔵野市立武蔵野プール(屋外)の廃止が検討されている。軍需工場の厚生施設だった時代から約80年たち、老朽化が進んでいるためだ。戦後に市民プールとして生まれ変わり、10円玉一つで楽しめる真夏の子どもの遊び場であり続けてきた。その歴史は岐路を迎えている。 7月1日、プール開きを迎えた武蔵野プール。猛暑の昼過ぎ、屋外の50メートルプールでは20人ほどが泳いだり、日光浴をしたりしていた。60代男性は子どものころも、よく遊んだという。「安かったなあ」。地方への転勤を経て市内に戻り、再び来るように。「屋外はやっぱり気持ちがいい」 米軍機の空撮に写る50メートルプール 吉祥寺北町5丁目にある武蔵野プールの一帯は、戦闘機のエンジンなどを製造した中島飛行機武蔵製作所の跡地だ。50メートルプールは、同社の厚生施設として戦前からあった。1944(昭和19)年11月、米軍機が空襲前の偵察飛行で撮った写真にも、縦長のそれが写っている。 戦後、荒廃した武蔵野を文化的に復興させるため、総合グラウンドとともに市に貸与され、後に市が取得した。53年に条例で使用料が定められて以来、子供(小・中学生)の使用料は10円で据え置かれている。一方、大人は1日20円から段階的に引き上げられ、85年から2時間200円だ。 残す道も模索したが……結論は廃止・解体案 屋外プールの存廃が検討され… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「泥流地帯」、直筆原稿の複製を返礼品 映画化向け、上富良野町
北海道上富良野町は、三浦綾子の小説「泥流地帯」の映画化を支援するため、ふるさと納税の返礼品に三浦の直筆原稿の複製品を加えた。三浦綾子記念文学館(旭川市)が協力した。複製は1ページあたり1点に限定し、印刷物のほか、1点もののデジタル作品を証明する「NFT」を使ったデジタル複製も用意した。三浦作品の原稿の複製を第三者に譲渡するのは初という。 「泥流地帯」は1926(大正15)年の十勝岳噴火を題材に、復興に取り組む人々の姿を描く。舞台となる上富良野町では2018年、町民が「映画化を進める会」を立ち上げ、東京の映画制作会社が映画化の準備を進めている。 町もふるさと納税による収入… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
雪解け遅い山間地で半農半IT 古民家購入、「農」ある暮らし
5月21日午前6時、古民家に防災無線が響いた。 「どなぽん」こと飯田和馬さん(40)が目を覚まし、外へ出た。防災無線が目覚まし代わりだ。2020年11月、神奈川県から長野県信濃町に移住した。 日課は玄関まわりの草むしり 新潟県境近くで妙高山も見える山間地。「いくらでも生えてくるんですよ。毎日の日課です」。玄関まわりの草むしりを始めた。 遅い春を迎え、雪解け水が流れる音が聞こえる。玄関から50メートルも入れば山道になり、サンショウの木が花をつけていた。 山際を歩けばタラの芽もすぐ見つかる。地面からはネギのようなアサツキやノビルがそこら中に生えている。大きくなったコゴミがシダらしい葉を広げていた。 どなぽんは、草むしりを小一時間ほどして家に戻ると、コーヒー豆をひき始める。 一方、妻の「めろぽん」こと飯田真莉香さん(30)は朝は少し苦手。少し遅れて起床し、眠たそうに朝ごはんの用意を始めた。昨年庭で収穫したブルーベリーのジャムをヨーグルトの上にのせた。 この日午前、雨が断続的に降っていた。2人は「雨だとマルチ(土を覆う資材)を敷くのも難しいし、今日は農作業はダメかな」。大型連休ごろまで雪が残っていたという雪国。晴れていないとまだ肌寒い。どなぽんが居間のストーブをつけ、2人はイスに座ってスマホをいじり始めた。 ■スマホで取引先とやりとり… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
安倍元首相銃撃の容疑者を殺人容疑で送検 マスク姿で視線は前に
2022年7月10日 10時03分 【動画】山上徹也容疑者を殺人容疑で送検=渡辺七海撮影 安倍晋三元首相(67)が奈良市内で街頭演説中に銃で撃たれて殺害された事件で、奈良県警は10日午前、殺人未遂容疑で現行犯逮捕した無職の山上徹也容疑者(41)=奈良市大宮町3丁目=を殺人容疑に切り替え、奈良地検に送検した。 山上容疑者は10日午前9時ごろ、県警奈良西署から警察官と共に車両に乗り込み、前後をパトカーなどに挟まれて奈良地検に向かった。白いマスクを着け、視線は前に向けていた。同9時20分ごろ、地検に入った。 県警によると、山上容疑者は8日午前11時32分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前の路上で安倍氏に背後から近づき、手製の銃を発砲して殺害した疑いがある。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
団地のベランダになぜひもが 20人に1人が外国人、町で感じた未来
「ふぅ……」。 恵比寿の洋菓子店「LESS(レス)」(東京都目黒区)。この店で働く香港出身のポウ・テッキ・サンさん(33)はパウンドケーキを焼く準備を終え、一息ついた。 「日本は製菓教材が丁寧で、基礎から学べる」。そんな理由から2018年、来日した。大阪の製菓専門学校を卒業後、著名な洋菓子店に勤め、21年8月からレスで正社員として働く。 せっかく日本に来たなら、とこれまでに休日は洋菓子店を巡り、多様なデザインや味にも触れてきた。「将来はパティシエとして店を持つのが夢。でも、わたしには5年しか滞在期間がない。もっといろんな場所を経験したいのに」 5年――。19年度に導入された、外国人が日本で働く際の在留資格「特定技能」1号の最長滞在期間だ。労働力の確保を目指して創設され、ポウさんは現在、この資格で働く。 制度は働く側、雇う側双方に不都合な面がある。ポウさんにとっては就労期限がある上、母国で暮らす父を呼び寄せられない。レスにとっては、優秀な人材を手放さざるを得なくなる。共同オーナーの坂倉加奈子さんは「うちも人手不足。ポウさんのように真面目で熱意あるパティシエはありがたいのに」と複雑だ。 職場で欠かせない外国人労働者の存在。今後さらに必要になると予測する調査もあります。たくさんの外国人と共生する社会とは、どのような世の中なのか。記事の後半では、住民の20人に1人が外国人という東京都内のある区で考えます。 いまや身近な存在となった外国人労働者。背景の一つは、少子高齢化に伴う国内の労働力人口の減少にある。労働政策研究・研修機構の試算では、17年に全国に約6720万人いた労働力人口は、40年には約2割減の約5460万人になる。東京も例外ではなく、同時期比で4・7%減るとの試算もある。 そこで期待されるのが外国人… この記事は有料会員記事です。残り1799文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル