7日に銃弾のようなものが見つかった沖縄県金武町の民家周辺では、米軍の訓練の銃声とみられる音が頻繁に聞かれていた。県警は隣接する米海兵隊基地「キャンプ・ハンセン」からの流れ弾の可能性もあるとみて、捜査を始めた。 県警によると、銃弾のようなものの長さは約5センチ、直径約1センチ。窓ガラスに拳1個分ほどの損傷があり、銃弾とみられるものは、その窓ガラスのあるドアの下枠に落ちていた。家人の男性が6日午後10~11時ごろにガラスが割れているのに気づき、7日午前11時ごろ、銃弾のようなものが落ちているのを見つけた。 被害が確認された住宅のすぐ近くに住む金城成次さん(82)は7日午前8時ごろに農作業をしている時、キャンプ・ハンセンがある方向から「バンバン」と銃声のような音が聞こえたという。金城さんは「今回も米軍の銃弾ならとても恐ろしい。住民の命が脅かされ続けている」と語った。 銃弾のようなものが見つかった民家から徒歩数分ほどのところに住む女性(59)によると、7日午後8時半ごろにも「バババババ」という銃の連射音のような音が聞こえた。ここ数日は同様に耳にしているといい、「今年は復帰50年なのに、沖縄がどんなに言っても何も変わらないのかと思う」と嘆いた。 「過去にも流れ弾の事件があった」 近くの土木会社で働く女性(… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「アンニョンハセヨ!」 韓国からのツアー、2年ぶり関空に
関西空港に7日、韓国の団体ツアー客が約2年4カ月ぶりに到着した。新型コロナウイルスの水際対策緩和で訪日外国人客(インバウンド)の受け入れ手続きが再開されてからでは初めて。地元の観光関係者らは「にぎわいを取り戻せたら」と期待する。 韓国の格安航空会社(LCC)、ティーウェイ航空の便で7日午前に着いたのは客18人と添乗員1人。関空では同社や大阪観光局の職員らが「Welcome to OSAKA」の横断幕を掲げ、「アンニョンハセヨ!」と出迎えた。 政府は6月10日、新型コロナの感染リスクが低いとみられる国・地域について、添乗員付きツアーに限って受け入れ手続きを再開した。 今回のツアー客は同日ビザを申請したといい、2泊3日の日程で京阪神を訪ねる。韓国の若者に人気がある大阪・道頓堀に泊まる予定だ。添乗員の李唯美(リユイミ)さんは「2年間仕事がなくて苦労した。関空に来られてうれしい。自由に観光したい人は韓国にはいっぱいいる。韓国と日本が観光を通じて発展していってほしい」と話した。 大阪観光局によると、7日以… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
銀座線や丸ノ内線、8月から通勤時間帯に減便へ コロナ禍で利用者減
2022年7月7日 18時14分 東京メトロは7日、8月27日からダイヤを改定し、銀座線など4路線を減便すると発表した。平日の通勤時間帯も含め、1時間あたりの運行本数を1~6本減らす。コロナ禍の影響で利用者が減り、十分な回復が見込めないことから減便を決めたという。 対象は銀座線、丸ノ内線、東西線、千代田線の4路線。平日の通勤時間帯は、おおむね2~3本の減便となる。帰宅時間帯も、路線によっては1~3本ほど少なくなる。直通運転がある他社路線への影響なども考慮して決めたという。 同社によると、今年5月の利用者数は2019年の同時期と比べて26%減少していた。同社の担当者は「本数を減らしすぎて混雑にならないよう考慮した」と説明している。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
沖縄・金武町 民家の敷地に銃弾らしきもの 近くに米軍演習場
2022年7月7日 18時26分 沖縄県金武町の伊芸区の住宅街にある民家で7日午後、窓ガラスが割れ、敷地内に銃弾のようなものが落ちているのが見つかった。住民から通報を受けた町役場職員が確認した。けが人の情報はない。 伊芸区は米海兵隊キャンプ・ハンセンに隣接し、基地内には実弾を使う施設がある。町役場から連絡を受けた防衛省沖縄防衛局は、米軍からの流れ弾の可能性もあるとみて職員を現場に派遣した。 伊芸区では過去、米軍の銃弾が住宅地などで見つかり、住民がけがを負う事故も起きている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大阪は「濃くてオモロイ」 万博に向け、おせっかい精神でおもてなし
2025年大阪・関西万博の期間に合わせて観光客らを呼び込み、地域を活性化させようと、大阪市生野区で「万博いくのプロジェクト」が始動した。テーマは「おせっかい1000%」。最先端が並ぶ万博とは対照的に、生野の「濃くてオモロイ部分」を全面に出してもてなしていく。 旗振り役は、生野区の活性化をめざす一般社団法人「いくのもり」。今年1月から5月にかけて計4回、地域の発展に向けて産官民で集まって話し合う「シティオープンプロモーション会議」があり、その話し合いの中で万博に向けたプロジェクトが始まることになった。 6月17日、万博プロジェクトを始動させるキックオフミーティングが区役所で開かれ、地元住民や企業関係者らが参加した。まずは生野の観光資源や魅力、国内外の観光客へのPR方法などについて協議した。 その結果、7~8人ずつで3… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
自首勧めた被害者「叱る母親と重なった」 当時15歳少年被告人質問
福岡市の商業施設で2020年8月、当時21歳の女性を刺殺したなどとして、殺人などの罪に問われた少年(17)の裁判員裁判が7日、福岡地裁(武林仁美裁判長)で開かれた。この日午前の弁護側の被告人質問で少年は、被害女性が「自分を叱った母親の姿と重なった」などと、動機について説明した。 起訴状などによると、少年は20年8月28日夜、福岡市中央区の「MARK IS(マークイズ) 福岡ももち」内の店舗で包丁2本を盗み、その後女性の後をつけて1階女子トイレ内に侵入。女性が個室から出てきたところで、首などを包丁で刺して殺害した。さらに逃げる際の盾にしようと、施設内にいた女児(当時6)を包丁で脅したとされる。 被告人質問で少年は、殺害当時の状況を詳細に説明した。 トイレの個室から出た女性は… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
大妻女子大の元教授、大学生にわいせつ容疑 お酒に睡眠導入剤か
高嶋将之2022年7月7日 15時02分 勤務する大学に通う女子大学生にわいせつな行為をしたとして、警視庁は7日、大妻女子大元教授の桶田敦容疑者(64)=東京都千代田区一番町=を準強制わいせつ容疑で逮捕し、発表した。桶田容疑者は容疑を認め、「睡眠導入剤入りの酒を飲ませ、(女性の)体を触りました」と説明しているという。 麴町署によると、桶田容疑者は大妻女子大の教授だった6月26日夜、自身の家で、意識がもうろうとして抵抗ができない状態の20代女性の体を触った疑いがある。女性は大妻女子大に通う学生で、桶田容疑者の家で夕食を食べていたという。署は、食事の際に女性が飲んでいた酒に桶田容疑者が睡眠導入剤を入れたとみて調べている。 大学ホームページなどによると、桶田容疑者は教授に就任する前は民放テレビ局で報道に長く携わり、科学番組の制作や災害報道に関わっていたという。(高嶋将之) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
幻の戦闘機「震電」のレプリカ 福岡・筑前町の大刀洗平和記念館に
第2次世界大戦末期に福岡で開発され、実戦に臨むことなく終戦を迎えた幻の戦闘機「震電(しんでん)」の実物大レプリカが6日、福岡県筑前町の町立大刀洗平和記念館に登場した。 町によると、震電は海軍と関係の深い九州飛行機(福岡市)で造られた。高度1万メートル以上を飛ぶ米軍のB29爆撃機に対抗するため、急上昇できる大きなプロペラが胴体後部にあるのが特徴だ。 1945年6月に試作機が完成し、同8月に席田(むしろだ)飛行場(同)で試験飛行に成功したが、まもなく終戦。機体は米軍に接収され、解体された状態で米スミソニアン博物館にあるという。 町は13年前の開館当初から… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
2度目の挑戦でつかんだ夢 自暴自棄だった自分を救ったフラガールに
フラダンスのショーで知られる福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズで7日夜、茨城県日立市出身の19歳がダンサーとして初舞台を踏む。一度は採用試験に不合格になったものの、憧れの舞台に立つことをあきらめず、再挑戦して夢をかなえた。 デビューするのは、番内美咲さん。「見てくれた人の心を揺さぶるような踊りができたら。コロナ禍で暗い気分になっている人にも、希望の光を感じてもらえれば」と意気込む。 中学2年のとき、ため息ばかりついていた。卓球部の厳しい練習に戸惑い、友達づきあいにも苦労した。思い通りにならないことばかりで、自暴自棄になりかけていた。 その夏、両親と訪れたハワイアンズで、初めて公演を最初から最後まで見た。カラフルな衣装を身にまとったダンサーが笑顔で踊り始めると、曲に合わせて体を自由自在に操る姿に、一気に引き込まれた。 自分もこのステージに立つんだ。生まれて初めて夢ができた。 「厳しい世界だからやめておきなさい」と両親に反対されても、くじけなかった。食卓で両親に思いを伝え続け、中学3年から、フラダンスとタヒチアンダンスの教室に通い始めた。 2カ月に1度は、ハワイアンズの公演を見に行った。「今週末にはショーがあるから、がんばろう」。学校に行きたくない日は、こう自分を奮い立たせた。 茨城県立高萩清松高校に入学後、クラシックバレエも習い始めた。ダンス教室の受講料や交通費は、ラーメン店でアルバイトをして稼いだ。 高校3年の秋、ハワイアンズに初挑戦したが、面接で思いを伝えきれず、不合格だった。「もっと会話力を磨かないと」。そんな思いから高校卒業後、日立市内のコーヒーチェーン店で働き始めた。客への声かけを意識したら、数十人の客と仲良くなれた。ダンスの練習も続け、2021年秋の採用試験に合格した。 4月下旬から、2人の新人ダンサーと一緒に練習を始めたが、「本当に自分が合格したのかなと、信じられない思いで過ごしてきました」と話す。 練習で特に難しかったのは、ニュージーランドの先住民マオリの「ワイアタ・ア・リンガ」だった。ひもの先に球をつけた道具「ポイボール」を使う。慣れない道具を使いこなすため、急いで昼ご飯を食べ、自主練習に励む日々だった。 七夕の7日夜は、新人3人を含む27人のダンサーが、映画「フラガール」でも使われた「オテア」など6曲を踊る。「初舞台から1週間後ぐらいに、デビューできたことが実感できればいいかな」(西崎啓太朗) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
他人のメルペイで加熱式たばこ購入容疑 「指示役」の男ら6人逮捕
決済アプリ「メルペイ」の他人のアカウントを使ってコンビニエンスストアで買い物をしたとして、神奈川県警が、東京都内の中国人の男(24)ら6人を詐欺容疑などで逮捕したことが捜査関係者への取材でわかった。ネット利用者の情報を盗み取る「フィッシング詐欺」などで得たアカウントが使われたとみて調べている。 捜査関係者によると、男らは東京都と埼玉県のコンビニで他人名義のメルペイを店員に提示し、加熱式たばこを購入した疑いがある。 6人のうち1人はメルペイの決済コードの画像をコンビニ前で待機する男に送り、買い物を指揮する「指示役」だったとみられる。ほかの5人は運転手や買い物をする役割で、たばこを渡して報酬を得ていたとみられる。 県警は関東地方にあるグルー… Source : 社会 – 朝日新聞デジタル