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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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社会

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結婚ラッシュの「幸せオーラ」に焦る 多様な選択肢に見失う「普通」

28 mai 2022
Japonologie
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 「ゆとり世代」「さとり世代」とされる私たち20代は、普通の幸せや人並みの暮らしを求める「安定志向」だとよく言われる。だけど、学生から社会人になるまでに社会はガラガラと変わり、一人ひとりのライフスタイルは多種多様となった。人生の選択肢は無数にある。だからこそ「正解」が分からない。何にでもなれるけど、何になれば良いの? 目指す「幸せ」はどこにあるのか。 働く20代の「本音」求めて全国6都市へ  会社に入って数年、仕事に慣れ、楽しみも難しさも分かり始めるのが20代中盤です。それゆえに働く意味を考え、将来をどう描くかを悩み始める時期でもあります。生き方の選択肢が無数にあるからこそ、迷いは尽きません。「ワーク・ライフ・バランスを」と言われてもモヤモヤするばかりの24~26歳の記者6人が、突破口となるヒントを求めて3月下旬、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡に向かいました。「働く20代」への聞き取りアンケートから見えた、この世代の実像や本音をお伝えします。働き方や価値観の違いにギャップを感じる上の世代に向けて、識者の解説や分析をインタビューでお伝えします。  プライベートの充実と仕事のバランスは、今後の人生を語る上で欠かせない。「理想」とするバランスは可能なのか。  3月中旬、雲が広がる東京・新宿駅近くの公園。フットサルを楽しむ社会人のグループに、記者(25)は近づいた。声をかけると、川崎市のベンチャー企業勤務の女性(29)が語り始めた。 仕事を簡単に諦める選択肢は取りたくない  30代を迎えるこれから、「普通に結婚して、子育てしながら働きたい」という希望はある。仕事については現状に満足しており、不安や悩みはない。楽しいと感じる目の前の仕事に毎日、全力を注いでいる。  だが、いまに全力を傾けるその姿は、将来への不安や迷いの裏返しでもある。何か具体的な将来を描いているわけではない。結婚や子育ての希望はあるが、今後結婚した時にどう働くかはまだ考えられない。  女性が当たり前に働く時代に… この記事は有料会員記事です。残り2737文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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仁義なき宮島フェリーの戦い 68年ぶり新規参入、鍵はセット販売

28 mai 2022
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 世界遺産・厳島神社のある宮島(広島県廿日市市)に渡る約2キロのフェリー航路に「異変」が起きた。68年ぶりとなる新規参入の企業が現れた。コロナ禍前は年間400万人以上が利用し、鉄道会社系の2社が長らくしのぎを削ってきた全国有数の激戦航路に、飛び込んだ狙いは何か――。 高かったハードル、どう乗り越えた  広島駅からJR山陽線で30分、広島電鉄の路面電車で1時間。宮島口のターミナルは2社の乗り場が横に並んでいる。「JR西日本宮島フェリー」と、広島電鉄グループの「宮島松大汽船」。宮島に渡る足として計9割超のシェアを持つ。広島港(宇品)などから出る他社船を圧倒している。  背景にあるのは抜群の利便性だ。鉄道駅に近接するだけでなく、日中はおおむね2社交互に、最短5分間隔で出発する。所要10分程度で、運賃は180円だ。廿日市市の担当者は「まるで都会の電車。『待つことなく来た便に乗る』という感覚の区間で、運賃の安さも魅力」と話す。  こうしたなか、小型船運航会社「アクアネット広島」(広島市中区)が5月21日から同区間で約20分間隔で1日25往復の運航を始めた。国土交通省によると、宮島松大汽船の前身会社が参入した1954年以来のことだ。かつては運航本数が増えすぎないよう調整する区間とされていたが、2000年の法改正で「1日11往復以上」「旅客定員84人以上」など一定基準を満たせば新たな定期航路を開くことが可能となったという。  しかし、それから20年以上… この記事は有料会員記事です。残り1148文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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もう会わないと思った中継地での出会い 運命を変えた空港での4時間

28 mai 2022
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 「携帯を充電できる場所知らない?」  ジョージアへ向かう中継地のカタールの国際空港。大木千加さん(29)は男性に英語で突然話しかけられた。赤いタンクトップに細めのジーンズ。くっきりした目鼻立ちで190センチほどの長身。ナンパだろうか。そう警戒しつつ、そばにあるコンセントを指さした。  飛行機の離陸までまだ4時間もある。男性は隣のベンチに座った。しばらく黙ってスマホをいじっていたが、また声をかけてきた。  「どこから来たの?」  男性は、ミシャと名乗った。自分より3歳年上で、母国ジョージアに帰国する途中という。ぽつりぽつりと会話を続けた。「俺、芥川が好きなんだ」。好きな本や映画、互いの故郷のことを教え合ううちに搭乗時間になった。別れを告げ、同じ飛行機に乗り込んだ。もう会うことはないと思った。  2018年9月、3年半働いた映画や演劇の制作会社を辞め、将来に迷っていた。4歳からバレエやミュージカルを習い、いつもそばに舞台があった。憧れは宝塚音楽学校。だが、2度目の不合格通知を受け取った高1の春、「もうやり切った」と舞台を降りた。  大学卒業後、演劇と関わりが深い会社を選び、経営系の事務仕事を任された。だが、間近でプロの演技を見ながら、舞台への未練が残っている自分に気づいた。「もう一度、踊りたい」と思った。  退職後、演技の勉強をしようと考えた。時間ができ、手始めに学生時代から気になっていたジョージアの人形劇を見る旅に出た。  ジョージアの首都トビリシの… この記事は有料会員記事です。残り685文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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超文系脳で国立大医学部へ 主任教授に開花させた「開き直りの精神」

28 mai 2022
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 宮崎大学医学部の医学系講座では女性初の主任教授として昨年4月に着任した渡辺望さん(50)。大切にしている新聞の切り抜きがある。  「部活動など加味 選抜組/ペーパーテスト上位組 入学後に成績逆転」――。こんな見出しが躍る、1994年5月18日付の朝日新聞西部本社版社会面の記事だ。  記事は、宮崎医科大(現・宮崎大医学部)が90年度に導入した「ユニーク入試」についての論文を紹介。当時の美原恒副学長が、高校時代の部活動などを加味して合格した学生20人の入学後の成績を追跡し、分析を加えたものだ。  「卒業謝恩会で美原先生が『お前は弓道で入れてやったんだ!』と笑っていたのを覚えています」。渡辺さんは、このユニーク入試の1期生なのだった。  父は宮崎市の歓楽街・ニシタチの開業医。ケンカ、炭酸飲料の瓶の爆発でのけが、調理場でのやけど――。様々な患者が、時間外にインターホンを鳴らしてやってくる。聞き上手で、患者の身の上話にも熱心に耳を傾ける父の背中を見て育った。高校生のころ、「やっぱりここが私が生きていく世界なのかな」と、医師を志した。  ところが、「国語と英語は抜群に出来るくせに理系科目はからっきし、という超文系脳」。  宮崎大宮高の3年生のとき… この記事は有料会員記事です。残り808文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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よぼよぼのライオン「安楽死させるべき?」動物園が伝えたい老いと死

28 mai 2022
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【動画】大森山動物園でユキヒョウの赤ちゃん誕生=大森山動物園提供、北上田剛撮影  秋田市の大森山動物園(あきぎんオモリンの森)で今春、ユキヒョウの赤ちゃんが生まれた。一方、老いたオオカミは引退し、レッサーパンダは他界した。生き物を飼ううえで避けられない「生老病死」が伝えるものとは。 ユキヒョウの赤ちゃん誕生  4月30日、ユキヒョウのリヒト(オス、6歳)とアサヒ(メス、11歳)の間に赤ちゃんが誕生した。大森山では22年ぶりだ。  リヒトは旭山動物園(北海道… この記事は有料会員記事です。残り1499文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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海保、業務上過失致死容疑でカズワン押収 運行会社長連れ現場検証へ

28 mai 2022
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 北海道・知床半島沖で乗客・乗員計26人が乗った観光船「KAZUⅠ(カズワン)」が沈没した事故で、海上保安庁は28日、業務上過失致死容疑で船体を押収し、午後に運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長(58)の立ち会いのもと現場検証を行う。また、船内に取り残された行方不明者がいないか捜索を進める。  船体は27日に台船上に引き揚げられ、シートに覆われて網走港に到着。28日は船体の周囲に柱を立ててシートで覆う作業が進められた。船内の水を抜き、海底で詳しく見られなかった機関室などを中心に、行方不明者につながる手がかりがないか調べる。  海保は、事故を予測できたのに対策を怠り、事故で乗客らを死亡させたとする業務上過失致死容疑で、桂田社長と、行方不明になった豊田徳幸船長について調べている。  海保は捜査を本格化させるた… この記事は有料会員記事です。残り202文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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30歳目前、銀行員からスナックママに 北海道の小さな町に来た決意

28 mai 2022
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 30歳目前、銀行事務職の女性の転職先はスナックママ。それも北海道のど真ん中、人より飼育されている牛のほうがはるかに多い、新得(しんとく)町への移住だった。転職のきっかけからコロナ禍の逆境をくぐり抜けつつある現在までの3年間の物語の登場人物は、思いのほか多い。  人口約5500人、牛約3万6千頭の町の夜は寂しい。日が暮れると、JR新得駅近くの中心街は人通りが途絶える。シャッター通りで夜に開いている飲食店は数えるほど。  そんな一角に、スナック「F」はある。ママの中原綾奈さん(33)がこの物語の主人公だ。  この場所には以前、別のスナ… この記事は有料会員記事です。残り1343文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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出所した重信房子・元最高幹部が謝罪 支援者や街宣車集まり一時騒然

28 mai 2022
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 1970年代を中心に世界中でさまざまなテロ事件を起こした過激派グループ「日本赤軍」の重信房子・元最高幹部(76)が28日、懲役20年の刑を終えて出所した。収容されていた施設の近くの公園で報道陣の取材に応じ、「多くの人たちにご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪の言葉を述べた。  重信元幹部は日本赤軍の解散を宣言しているが、現在もメンバー7人が国際指名手配されており、警察当局が今後の動向を注視している。  重信元幹部はこの日午前8時前、弁護士らに付き添われ、東日本成人矯正医療センター(東京都昭島市)の正門から車の後部座席に乗って出所。黒の帽子を深くかぶってマスク姿で車から降りると多くの支援者や報道陣に取り囲まれ、近くでは街宣車が抗議活動するなど一時騒然となった。  その後、公園に場所を移して取材に応じ、「50年前の戦いで、人質をとるなど、みずしらずの無辜(むこ)の人たちに被害を与えたことがあった。おわびします。今後は病気の治療に専念します」などと話した。 「21年以上の獄中生活も、振り返ると、とても短かったようにすら感じられます」。記事の後半では、記者宛ての年賀状につづった元最高幹部の胸中を掲載しています。  日本赤軍は、60年代の学生… この記事は有料会員記事です。残り1216文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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明治用水ひとすじ30年の学者は見た 「田植えの遅れで2割減収も」

28 mai 2022
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 愛知県豊田市の取水施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」で起きた大規模漏水問題。この明治用水を約30年にわたって研究している名古屋大大学院の三浦聡助教(食料経済学)は、「田植えの時期がずれれば、計画が崩れるだけでなく、台風や気候の影響も受けやすくなる。少なくとも1~2割の減収が見込まれる」と指摘します。  問題の背景や、今後の復旧について、話を聞きました。  ――今回大規模な漏水を起こした明治用水頭首工ですが、さまざまな問題が指摘されています。  現在の頭首工が完成したのは1958年。補修はあったにせよ、60年以上経過した施設の「老朽化」はずっと前から指摘されていました。 みうら・さとし 1963年生まれ。名古屋大大学院生命農学研究科食料経済学研究室所属。大学院生だった1992年ごろから、明治用水管内の自治体や農家の調査、研究を続けている。主な研究テーマは、「農業・農村の地域資源管理手法に関する研究」。  頭首工の改築は、大型予算が必要であることに加え、水をせき止めて代替水路を用意しないと工事はできません。この施設は、農業、工業、上水を取水するための施設であり、難しい問題を抱えています。  農業用水路については、本線・支線の改修工事は破損や漏水などの発生に応じてやってきました。今回は、矢作川の本川から取水する施設での漏水。大規模に水が抜けるというのはあまり聞かない話です。  ――仮設ポンプの設置やほかの河川からの水のくみ上げなど、問題が起きてからの国や行政などの対応をどう見ますか。  「緊急避難的にこれしかない… この記事は有料会員記事です。残り1204文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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「ナチスは良いこともした」という逆張り その根底にある二つの欲求

28 mai 2022
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 「ナチスは良いこともした」――。そんなSNSでの発言に対し、ナチズムを専門に研究する田野大輔さんは「間違っている」と指摘してきました。すると、自分が批判にさらされてしまう、という経験が田野さんにはあるそうです。なぜネット上にナチスを肯定的に捉える言葉が広がるのか。その背景について聞きました。 たの・だいすけ 1970年生まれ。甲南大教授。ファシズムを体験する講義が話題に。著書に「ファシズムの教室」など。  私が専門とするナチズムの領域には、「ナチスは良いこともした」という逆張りがかねてより存在します。絶対悪とされるナチスを、なぜそんな風に言うのか。私はそこに、ナチスへの関心とは別の、いくつかの欲求があると感じています。  ナチスを肯定的に評価する言動の多くは、「アウトバーンの建設で失業を解消した」といった経済政策を中心にしたもので、書籍も出版されています。研究者の世界ではすでに否定されている見方で、著者は歴史やナチズムの専門家ではありません。かつては一部の「トンデモ本」に限られていましたが、今はSNSで広く可視化されるようになっています。  それらが「良い政策」ではなかったことは、きちんと学べば誰でも分かります。たとえば、アウトバーン建設で減った失業者は全体のごく一部で、実際には軍需産業の雇用の方が大きかった。女性や若者の失業者はカウントしないという統計上のからくりもありました。でも、こうやって丁寧に説明しようとしても、「ナチスは良いこともした」という分かりやすい強い言葉にはかなわない。対抗するならば、「それ、ナチスが信じ込ませたかったストーリーだからね」ぐらいでしょうか。「ナチスを批判するならウイグル問題も批判しろ」と、悪を相対化しようとするのも、よくあるレトリックです。  ツイッターで私が「ナチスの政策で肯定できることはない」と発言すると、多くの反発がありました。私にナチスの「良い政策」を示し、「こんなことも知らないのか」とばかりにあざ笑う人もたくさんいました。そんな反応を見て、逆張りの根底にある二つの欲求に気づきました。 「逆張り」の根底にある欲求は、陰謀論や「歴史戦」にもつながっていると田野大輔さんは指摘します。かつてはドイツの人たちにも、そんな欲求が広がったことがあったそうです。 正しいことへの息苦しさ  一つは、「正しいこと」に縛… この記事は有料会員記事です。残り1093文字有料会員になると続きをお読みいただけます。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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