企業や組織のネットワークに外部から接続する「仮想プライベートネットワーク(VPN)」がハッカーに狙われている。今年に入り、VPN機器への不正アクセスにつながる情報の暴露が相次ぎ、警察庁や大学などの被害も明らかになった。セキュリティーの「要」とも言える機器で何が起きているのか。 「社会のサイバーセキュリティーを推進する立場であり、システムの安全に万全でなければならないはずの警察庁が自ら攻撃にさらされたのは、恥ずかしいことだ。さらに対策を講じていかないといけない」 警察庁幹部はこう話す。 同庁は11月27日、情報通信企画課のパソコンが昨年8月から今年11月中旬にかけ、計46回にわたって不正アクセスを受けていたと発表した。VPN機器を使うためのIDやパスワードが盗まれたのが原因だった。 パソコンは外部の事業者と契約… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あのモフモフなに? 2年ぶり出現、今の姿はあと数週間
「あの毛の塊なに!?」「巨大なキウイみたい」。6日、仙台うみの杜(もり)水族館(仙台市)を訪れると、2年ぶりに、あのモフモフした動物が出現していた。 正体はオウサマペンギンのひな。8月中旬に生まれ、体重は約15キロ。体長は約90センチの成鳥より一回り小さい。性別はまだ分かっていない。ひなから成鳥に羽が生え替わるこの時期に、この茶色くふわふわした羽になる。この姿は、あと数週間ほど見られるという。 ひなは10月に母あおばが死亡したため、他のペンギンたちにかわいがられ、飼育員の手からエサを食べて育った。そのせいか、人なつっこく、甘えん坊だという。 この日の昼ごろ、他のペンギンにまたがれても、全く起きないほど熟睡していたひな。しかし、飼育員の山本麻衣さんが水槽に入ると、大きなあくびをしてむくりと起きた。掃除をしている山本さんが歩けば、ひなも大きな体を左右に揺らして追いかける。山本さんの気をひこうと、袖口を引っ張る姿に、訪れた人からは、歓声があがった。仙台市から家族と訪れた大友芽依ちゃん(4)も、ひなの様子をのぞきこんで「かわいい」と、にっこり。 同水族館では、2年前にもオウサマペンギンのひなが生まれ「人が入っているのでは?」とツイッターなどで話題になった。そのひなは、オスと判明し「けやき」と名付けられている。 広報担当者は「ひながモコモコの姿は期間が短く、なかなか見られないので、ぜひ見に来てください」と呼びかけている。(窪小谷菜月) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
予言となった「不思議な人物」 天童大人さんの生き方
詩人・朗唱家の天童大人さん(76)は、詩人という枠に収まらず、芸術の境界を飛び越える活動を続けてきました。そんな「不思議な人物」の本質を一目で見抜いていたのが、ダンテの『神曲』を訳した英文学者・寿岳文章さん(1900~92)でした。寿岳さんとの関わりなどについて、天童さんに聞きました。 英文学者・寿岳文章さんからの言葉 「不思議な人物の随一は、ここに紹介する天童大人であろう」。88年に開いた字の個展・朗唱公演に寄せて寿岳さんが書いてくださったことばで、手紙自体は何度かの引っ越しでなくしてしまったのですが、その文章を載せた個展のパンフレットはいまも大切に保管しています。 寿岳さんは、研究者としてはウィリアム・ブレイクの書誌を刊行する一方、民芸運動にも加わり、和紙の研究でも有名な碩学(せきがく)でした。78年に同人誌「北十字」を始めたのも、寿岳さんに読んでもらいたかったからです。献本をしたら、「この風格を堅持するのはたいへんでしょうが、刮目(かつもく)しております」という手紙をいただき、なにより嬉(うれ)しかったのを覚えています。 ご自宅にうかがったのは一度き… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
豊島区の不明女性を遺棄容疑、男逮捕 「殺して埋めた」
東京都豊島区の会社員富塚沙織さん(35)が9月から行方不明になっていた事件で、警視庁は6日、同区目白5丁目、保育士佐藤喜人容疑者(29)を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。捜査関係者によると、調べに「面識のない女性の家に侵入した。抵抗されたので首を絞めて殺し、遺体を埋めた」などと供述。説明通り、栃木県那須町の別荘地の土中から富塚さんの遺体が見つかったという。同庁は殺人容疑でも調べる。 逮捕容疑は9月24日ごろ、遺体を同町の山林に埋めて遺棄したというもの。遺体は土中深くから見つかった。衣類を身につけておらず、歯型などで身元がわかった。佐藤容疑者は「スコップで土を掘った」と供述しているという。山林の所有者は親族で、土地勘があったとみられ、警視庁は車で遺体を運んだとみて調べている。 富塚さんが行方不明になったのは9月。体調不良で24日に仕事を休み、病院を受診したのを最後に安否がわからなくなり、翌25日に親族が警視庁に相談した。自宅マンション近くの路上に携帯電話が落ちていたことや自ら失踪する事情がないことなどから、警視庁は事件に巻き込まれた可能性が高いとみて調べていた。 捜査関係者によると、警視庁は、富塚さんの自宅近くの防犯カメラに同月23日、佐藤容疑者が富塚さんの後をつける姿が記録されていたことを確認。今月5日に任意で事情を聴いたところ、「無施錠の女性の家に金銭目的で入り、殺した」などと供述。遺体を埋めた場所を明かしたという。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ジャパンライフ詐欺、捜査終結へ 元店長ら十数人、7日に書類送検(共同通信)
磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、警視庁など6都県警の合同捜査本部は、債務超過の状態を把握していたのに顧客から資金を集め計約1億6500万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、新たに同社元店長ら男女十数人を7日に書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で6日分かった。 約2100億円の消費者被害を生んだ同社を巡る一連の捜査は事実上終結するとみられる。 捜査本部はこれまでに元会長山口隆祥被告(78)ら元幹部14人を詐欺容疑で逮捕。山口被告は詐欺罪で、元社長ひろみ被告(48)ら12人は出資法違反罪で起訴された。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ジャパンライフ十数人を7日に書類送検へ(共同通信)
ジャパンライフ巨額詐欺事件で、警視庁は、顧客から計約1億6500万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で新たに同社元店長ら十数人を7日に書類送検する方針を固めた。捜査は事実上終結の見通し。捜査関係者への取材で6日分かった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
名鉄名古屋本線の踏切で列車が車に衝突 女性、意識不明の重体 愛知・一宮市(CBCテレビ)
CBCテレビ 6日午後、愛知県一宮市の新木曽川駅と黒田駅の間の踏切で列車と乗用車が衝突する事故がありました。 警察と消防によりますと、6日午後6時過ぎ、一宮市木曽川町の新木曽川駅と黒田駅の間の踏切で、列車が踏切内に停まっていた乗用車に衝突しました。 この車を運転していた30代の女性が病院に運ばれましたが、意識不明の重体です。 乗客およそ120人にけがはありませんでした。 この事故により、名鉄一宮駅と名鉄岐阜駅の間の上下線で一時運転を見合わせました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「“玉手箱”が楽しみ」 はやぶさ2のカプセル回収(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が分離したカプセルについてJAXA(宇宙航空研究開発機構)が成功の報告をし、「中を開けるのが楽しみ」と喜びを語りました。 「はやぶさ2」プロジェクト・津田雄一プロジェクトマネージャー:「ただいま。はやぶさ2は帰ってきました。私たちは玉手箱(カプセル)を舞いおろすことができました。中を開けるということが楽しみ」 小惑星「リュウグウ」の砂が入っているとみられるカプセルは太陽系の生成過程や地球への水の輸送の起源に迫ることができるのではないかと期待されます。7日はカプセルの中のガスを採取する作業が行われるということです。カプセルは早ければ8日にもチャーター機で日本に運ばれ、神奈川県相模原市のJAXAの施設で詳しい分析が行われます。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「外出自粛」に年代差?巣鴨と新大久保を見比べる(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) “勝負の3週間”で、感染拡大はどこまで抑えられるのでしょうか。 各地で「不要不急の外出自粛」が呼びかけられる中で迎えた週末、東京では高齢者と若者の行動に“違い”が見えてきました。 また大阪では「医療崩壊がすでに始まってるのでは」と、医療現場から悲痛な声があがっています。 6日(日)、東京では327人の新型コロナウイルス感染が確認されました。(5日は584人で過去最多) 直近の1週間平均で見ると先月1日時点では、169.3人でしたが、その後200人台、300人台、400人台と増えて、6日時点では、439.4人になりました。 ▽「巣鴨」外出控える? “おばあちゃんの原宿”として知られる、巣鴨(東京・豊島区)。商店街の方によると、先週に比べて人出は減っているといいます。 外出を控えている、という方に話を聞きました。 80代主婦:「お友達とはほとんど会えないですよね、皆さんも用心しているから、なかなか会いましょうってわけにはいかない。」 70代主婦:「あまり出ないようにしています。もし自分が新型コロナになって他人にうつしたらいけないなと、それが一番怖いですね。」 ▽「新大久保」賑わう若者の街 対照的に、賑わっていたのが東京・新宿区の新大久保です。コリアンタウンとして有名ですが、最近では多くの若者が絶え間なく訪れるスポットとしても知られています。 記者:「人がどんどん流れていきますね。中、かなり細い路地なのですが多くの人が行き交っています。若い女性の姿も目立ちます。」 通称「イケメン通り」、韓国のアイドルグッズやコスメショップが立ち並ぶ、若者に人気のスポットです。 20代会社員:「K-POP好きなんで、そういうのとかでも結構来たりしています。感染対策はしながら、ちょっと気晴らしに出ちゃうかなって感じですね。」 10代大学生:「家に閉じこもっているのはちょっと退屈なので、どうしても外に出ちゃうんですけど。対策もしっかりしていこうっていう気持ちはちゃんと持っていこうかなって思っています。」 コロナ禍で遠のいていた客足も、戻ってきたといいます。 コスメショップ店員:「今は8~9割回復していると思います。10~20代の女性が多くて、逆に40~50代の主婦の方たちの出が減ってきたと思います。(お客さんが多いのは)ありがたいのですが、怖い部分も多少はあります。」 ▽大阪 「すでに医療崩壊」の訴え 一方、非常事態を示す「赤信号」が点灯している大阪では6日、310人の新たな感染が確認されました。 (300人を超えるのは、6日連続) “医療非常事態宣言”が出されている大阪、6日時点の重症病床の使用率は68.4%ですが、実際に運用できるベッド数を基に計算すると、使用率は86.0%とひっ迫した状況です。 大阪市内のある病院でも“深刻な事態”が‥コロナ患者の受け入れ病院でないにもかかわらず、転院先が見つからないため受け入れざるを得なくなっているのです。 先月下旬、発熱などで入院した4人の患者が新型コロナと確認され、専門病院に転院させようとしましたが病床のひっ迫などを理由に断られたといいます。 病院長「コロナ患者の転送を依頼してるのですけど、受け入れ先が見つからないということで、最長16日目ぐらいの入院患者さんが発生している状況です。」 陽性が確認された4人のうち、1人は先月末、呼吸器不全で死亡しました。 病院長はすでに大阪では、医療の必要な人が適切な治療を受けられない「医療崩壊が進行している」とみています。 病院長:「“ひっ迫”という表現自体が、ギリギリだけど何とか保ってると捉えられてしまうんですけど、ひっ迫というよりはむしろ“あふれているな”という印象ですね。命を落とす方が出てきても不思議じゃないという状況になってるかなと思います。」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「免許ないのにボルボ買った」理由 作家・岸田奈美(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 障害者週間に送る、『未来をここからプロジェクト』。 今回の主人公は、会員制サイト「note」で話題の作家・岸田奈美さんです。 ▽車いすの女性が、自動車を運転する動画 Twitterに投稿され、再生回数600万回超えとなった“ある動画”、ご存じでしょうか。 「ハンドルを回す取っ手です。引っ張ったら加速します。アクセルです。押したらとブレーキがかかります。」 下半身が不自由な女性が、手だけを使い車を運転する。この動画を投稿したのは岸田奈美さん、29歳。経済誌フォーブスの「世界を変える30歳未満の日本人」に選ばれた注目の作家です。彼女が綴る言葉にはある思いが込められています。 奈美:「障害のある人とか、そういった方に対して声がけとか助けてあげるというのを、ハードルを下げていきたいというのはありますね。」 ▽「愛したのが家族だった」 投稿動画で車を運転していたのは、母の岸田ひろ実さんです。ひろ実さんは心臓病の後遺症で車いす生活、そして弟の良太さんはダウン症です。奈美さんが、障害を持つ家族との日々や思いを綴ったエッセイはSNSで話題となり、書籍化されるほどの人気に。そんな彼女の最新作が「全財産を使って外車を買ったら、えらいことになった」。 エッセイの出だしは、こう。 『全財産の内訳は、大学生の時からベンチャー企業で10年間働いて、したたり落ちるスズメの涙を貯め込んだお金と。 こんなもん、もう一生書けへんわと思うくらいの熱量を打ち込んで書いた本の印税だ。 それらが一瞬にして、なくなった。外車を買ったからだ。運転免許もないのに。』(「岸田奈美のnote」から) 免許を持たない奈美さんが外車・ボルボを購入した理由は、母へのプレゼントでした。しかし、買っただけでは終わりません。 岸田:「今、どういう状況?」 工場スタッフ:「補助ボードのベース制作の、途中段階です。」 車いすの母が運転できるよう、障害者向けの改造。実績の少ない「ボルボ」では作業を引き受けてくれる工場がなかなか見つからず、苦労したといいます。そこまでして、奈美さんがボルボにこだわった理由とは何だったのでしょうか。 ▽父の愛車、母との約束 『「乗りたい車といえば、あれしかないねえ」 わたしと母の脳裏に浮かぶのは、同じ車だった。 死んだ父・岸田浩二が、こよなく愛した、ボルボだ。』(「岸田奈美のnote」から) 15年前、心筋梗塞で亡くなった父・浩二さんの愛車がボルボだったのです。 『父の愛がこもったものを、そばに置いておきたかった。 しかし、私たちはボルボを手放した。 外車を車検に出し、維持するだけのお金がなかった。 父との大切なものさえ、お金にかえてしまった気がして苦しかった。 「いつかまた、ボルボに乗れるようになろうね」母と私は約束した。』(「岸田奈美のnote」から) だからこそ… 岸田:「エッセイの元になったのは家族と色々過ごしたことなので。家族のために本の収入を使うと決めていて、買えたというのは凄く嬉しい。」 家族をテーマに書き続ける岸田奈美さん、その理由を尋ねました。 岸田:「本当にただただ面白かったことを書いているんですよね。私の家族にこんな面白い事があったから聞いてとか、最終的にちょっと障害がある人が生きやすいように車について知ってくれたり、駐車場について思いやる人が増えたりしたら嬉しいなって思います。」 Source : 国内 – Yahoo!ニュース