安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」の前日に開いた夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、東京地検特捜部は安倍氏に対する任意での事情聴取を要請した。特捜部は政治資金規正法違反(不記載)の疑いで公設第1秘書らを調べており、安倍氏の認識も直接確認する必要があると判断した。聴取は臨時国会が5日に閉会した後に行われる見通し。 夕食会は第1秘書が代表の「安倍晋三後援会」(山口)が主催。年1回、都内のホテルに支援者らを招き、1人5千円の会費制で開いた。安倍氏は国会などで安倍氏側の費用負担を否定し、収支報告書への記載は不要と説明していた。 しかし、時効にかからない2015~19年でみると、計約2343万円の総費用に対し、会費分は計約1428万円にとどまり、安倍氏側が計約916万円を補塡していたことが判明。ホテル側は、安倍氏が代表の資金管理団体「晋和会」(東京)宛てに補塡分の領収書を発行していた。 第1秘書らは特捜部の調べに「収支報告書に記載すべきだった」と違法性の認識を認め、安倍氏周辺は取材に「(安倍氏には)秘書が『払っていない』と虚偽の説明をした」と釈明した。この問題では安倍氏も告発されており、特捜部は秘書の供述や資金の流れを踏まえ、安倍氏の認識を聴取で直接確認するとみられる。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
労働審判での「口止め」は違法 長崎地裁「過大な負担」
雇い止めをめぐる労働審判で、第三者に審判内容を口外しないよう労働審判委員会に命じられ精神的苦痛を受けたとして、長崎県大村市の男性(59)が、国に慰謝料など計150万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が1日、長崎地裁であった。古川大吾裁判長は、審判に盛り込まれた口外禁止条項は労働審判法に違反すると指摘。一方、審判そのものは違法と認めず、男性の請求を棄却した。 原告代理人によると、男性は2017年3月、県内に営業所を置く運送会社から雇い止めを受け、17年11月、同社を相手取り、地位確認などを求める労働審判を申し立てた。18年2月、審判委から、口外禁止条項を設けた内容で調停を提案されたが、男性は「支えてくれた同僚に審判が終了したことを伝えたい」と拒否。男性はその後調停を受け入れたが、19年1月、精神的苦痛を理由に提訴した。 古川裁判長は判決で、口外禁止条項について「原告に過大な負担を強いる。相当性を欠き、(労働審判)法に違反する」と指摘。一方で、「(審判委は)双方に望ましい内容での早期解決の道を探っていた」とし、審判が違法とは認められないと判断した。(米田悠一郎) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
全国の重症患者497人 前日から9人増 過去最多更新(テレビ朝日系(ANN))
All Nippon NewsNetwork(ANN) 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染して重症となっている患者は3日午前0時時点で、全国で497人でした。2日から9人増えて過去最多を更新しました。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
もう鹿をこれ以上、死なせたくない…「不便です。それでも」奈良の会社が立ち上がった(BuzzFeed Japan)
原因不明で死亡した、奈良公園の鹿を解剖してみると、胃の中から大量のプラスチックごみが…。奈良で今、「観光」と「ごみ」をめぐって起きている問題です。観光客がポイ捨てしていくプラごみなどを鹿が食べ、それが胃の中にたまって死亡するケースが相次いでいるのです。この問題に対し「何かできないか」と、奈良県内の中小企業3社が協力して、誤って食べてしまっても鹿が死ぬことのない紙袋「鹿紙(しかがみ)」が誕生しました。【 BuzzFeed Japan / 冨田すみれ子 】 「地元企業として何かできることは」 鹿紙は、牛乳パックの再生パルプと、鹿せんべいの材料である米ぬかで作られた紙袋です。 奈良の化粧品会社「ならイズム」の松川英朗さんが2019年春、ニュースで鹿とプラごみの問題を知り「人が捨てたごみによって鹿が死んでいる。地元企業として何かできることは」と考えたといいます。 そこで、以前からつながりがあった印刷紙器製造「ナカムラ」の中村孝士さんと、デザイン・印刷「文洋堂」の小川清さんに声をかけ、プロジェクトが始動。半年以上かけて、鹿紙を開発しました。 土産店などの商店の他、書類を大人数に配ることが多い大規模な会議や博物館などへの導入も期待されています。 なくならない「ポイ捨て」。それならば…苦渋の決断 そもそも、鹿はなぜプラごみを食べてしまうのか。背景には、奈良公園で問題となっているポイ捨ての問題と、禁止されている食べ物の餌付け行動があります。 一般財団法人「奈良の鹿愛護会」によると、奈良公園では鹿せんべい以外の食べ物を鹿に与えることは禁止されていますが、観光客が人間が食べるパンやお菓子などを餌付けている現実があります。 そうすると鹿はその匂いを覚え、お菓子などのプラ製包装やごみが入ったレジ袋などを食べ物だと勘違いして食べてしまうのです。 また、ポイ捨てされたプラごみでなくても、観光客が買い物後に手に持って歩いているレジ袋も、食べ物だと思った鹿が取っていってしまうこともあります。 鹿が誤って食べたプラごみは、消化したり便として出したりすることもできず、縄のようになって胃の中に残るのです。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ダイキンへの賠償命令確定 室外機出火、製品に欠陥(共同通信)
千葉県松戸市の教会火災を巡り、エアコン室外機の欠陥が原因だとして、牧師らが製造物責任法(PL法)に基づき損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は、製造元のダイキン工業(大阪市)の上告を退ける決定をした。1日付。配線のショートで部品から発火した可能性があるとして約750万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定した。 判決によると、2012年10月、松戸市の教会から出火し、約73平方メートルを焼損。牧師らがやけどを負い、2階ベランダの室外機周辺が最も激しく焼けていた。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自称「平成のルパン」を逮捕 連続事務所荒らし容疑(共同通信)
大阪府や奈良県で事務所荒らしを繰り返したとして、大阪府警捜査3課は3日までに、建造物侵入や窃盗などの疑いで、和歌山市善明寺、無職松本都夫容疑者(57)=窃盗罪などで公判中=を逮捕、追送検し、捜査を終結した。松本容疑者は自らを「平成のルパン」と呼び、取り調べでは「捜査3課に逮捕されて自分も大物になった」と話したという。 逮捕、追送検容疑は4~8月、奈良県香芝市や大阪府泉大津市の会社事務所に侵入し、現金を盗むなどした疑い。6年前にも同じ泉大津市の事務所から現金を盗んだとして逮捕されたが、その際は捜査3課ではなく、河内署が担当だった。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
町長選の票束を再点検 選管は「確認を一つ怠って…」
10月25日投開票の上島町長選について選挙立会人から当選効力への異議申し立てがあった問題で、町選挙管理委員会は2日、町消防庁舎で票束数の再点検をした。票束数は開票日の集計数と一致し、申し立ては棄却された。 町長選は、当時前職の上村俊之氏(63)が現職の宮脇馨氏(69)を384票差で破って返り咲いていた。町選管によると、選挙立会人3人のうち、宮脇氏側の立会人から「各候補の票束数が確認できなかった」と異議申し立てがあり、11月20日の選挙管理委員会で票束数の再点検を決めた。 町選管はこれまで、各選挙で開票所に張り出した紙に各候補ごとに「正」の字を書いて「速報」していた。町長選では50票の束ごとに「正」の字の1画を書き込んでいたが、開票時間の短縮のため、2019年7月の参院選から取りやめていた。 今回の町長選でも「正」の字の速報を実施しないことを町のウェブサイトなどで周知を図ったが、立会人には直接知らせていなかった。異議申し立てをした立会人の男性(64)は「点検した票束に押印した後、正の字が書かれることで束数を確認できると思っていたが、それがなく、事前の説明もなかった」と話す。 町選管の林正城委員長(73)は「確認を一つ怠っていた」「(票束の)山で束数を確認できるようにするべきだった」と述べ、立会人の票束数の確認方法に、選管事務局として不十分な点があったとの認識を示した。(柳川迅) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
在日ヘイトはがき「反省みられない」 元市職員に実刑
川崎市川崎区の多文化交流施設「川崎市ふれあい館」に在日コリアンを脅迫する内容のはがきを送ったなどとして、威力業務妨害の罪に問われた元同市職員荻原誠一被告(70)=同区=に対し、横浜地裁川崎支部は3日、懲役1年(求刑懲役2年)の実刑判決を言い渡した。江見健一裁判長は「(脅迫の内容は)不特定の利用者への危害を抱かせるもので、結果は誠に重い」と述べた。 判決によると、荻原被告は昨年12月、「在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう」などと書いたはがきをふれあい館に宛てて送った。今年1月には「ふれあい館を爆破する」などと書いた元同僚職員宛てのはがきを市の事業所に送った。 荻原被告はこのほか、昨年11月から今年2月にかけて神奈川県内と東京都内の学校のべ9校に、脅迫状の入った封書を送り、各校の業務を妨害した。差出人には、元同僚職員の名前を記載していた。 江見裁判長は、荻原被告が在職当時に部下だった在日コリアンの男性らに恨みを持っていたことが動機だと指摘。「(脅迫を受けた)利用者らの負担や心情をおもんぱかった反省がみられない」と断じた。(大平要) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
鬼滅のリカちゃん誕生 こだわりの禰豆子風、口には竹筒
タカラトミーは来年5月、人気アニメ「鬼滅の刃(やいば)」とコラボした着せ替え人形「リカちゃん」を発売する。ファンから人気の高い主人公の妹・禰豆子(ねずこ)バージョンなど、髪形、衣装から小物まで原作の世界観を忠実に再現。作中のさまざまなシーンをイメージした着せ替え遊びを楽しめるようにした。 3日に発表した。発売するのは、主人公の竈門(かまど)炭治郎(たんじろう)をイメージしたはるとくん(リカちゃんのボーイフレンド)と、炭治郎の妹の禰豆子をイメージしたリカちゃんの2種類。はるとくんは黒とブラウンのメッシュで炭治郎の髪を表現し、おでこには傷痕も。手に持つ「日輪刀」も色や形にこだわった。 リカちゃんは禰豆子のトレードマークの竹筒を口につけている。イヤリング用の耳の穴を使い、竹筒は着脱可能だ。瞳の色も禰豆子をイメージしたピンク色にしたほか、髪色も黒とオレンジのツートンカラー。羽織は温かみのある素材にして、着物は指触りのよい素材にするなど、衣装の質感にもこだわったという。 3日から予約の受け付けを開始… 2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
青梅市立総合病院、病棟担当の看護師がコロナ感染 – 入院患者40人にPCR検査、入退院・転院制限も(医療介護CBニュース)
青梅市立総合病院(東京都青梅市、稼働病床数・一般426床、精神50床)は2日、病棟担当の看護師1人が新型コロナウイルス感染症に感染したこと11月30日に判明し、病棟の入院患者40人にPCR検査を実施したことをホームページで明らかにした。検査結果については、「12月2日に全員の陰性を確認しました」と説明している。【新井哉】 同病院によると、感染が判明した看護師が担当していた病棟の入院、退院、転院を一時制限。外来診療と救急外来は通常通り継続する。 同病院は、クラスターの教訓を踏まえ、▽感染疑いの早期発見▽早期対応の迅速化▽感染教育の徹底-を重点対策として取り組んでいることを説明。「今後も、安全で安心な療養環境の提供に努めてまいりますので、皆様のご理解とご協力をお願いいたします」としている。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース