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Le guide sur la culture, la langue et l'histoire du Japon.

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dimanche novembre 3, 2019

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社会

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神宮第2に別れ“ラガーさん”も感慨「名残惜しい」(日刊スポーツ)

3 novembre 2019
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1961年(昭36)の開場以来、東京都の高校野球の聖地だった神宮第2球場が3日、フィナーレを迎えた。 最後の試合は秋季都大会準々決勝、日大三-帝京。偶然ながら出来すぎの屈指の好カードに「ラガーさん」として知られる善養寺隆一さん(53)ら高校野球ファンが早朝から詰めかけ、試合前に入場規制になった。神宮第2は東京オリピック(五輪)後、解体され、ラグビー場に生まれ変わる。    ◇   ◇   ◇ 神宮第2の58年の歴史に終止符を打つ一戦に、前日夕方から場所確保のシートの列は伸びた。甲子園でも神宮第2でも常にバックネット裏最前列でラガーシャツ姿で観戦していることから「ラガーさん」と呼ばれる善養寺さんも、一番前で場所取りを済ませ、この日は午前6時に姿を見せた。 「小4のときから40年以上通っています。1000試合は見ていると思います。本球場(神宮球場)は夏しか使えないから、神宮第2はまさしく東京の高校野球の聖地ですよね。本当に狭いけど、スタンドが低くてグラウンドレベルに近い。選手との距離感がいいんです。ゴルフ練習場付きなんて、全国でここだけですよ」。 一塁側には121打席のゴルフ練習場。右中間から左翼にかけては高さ48メートルの防球ネット。ゴルフボールの直撃を避けるため、スコアボードを右翼後方に置いている不思議な構造は、初めて神宮第2を訪れた人を仰天させる。高校野球開催日でも午前5時30分~8時45分は練習場。グラウンドに散らばった数千個のボールを回収して試合を始め、試合終了30分後から午後11時までは再び練習場。こんな不思議な球場は神宮第2だけだ。 場長としての8年をはじめ計16年、神宮第2に勤務した柴広一さん(明治神宮外苑テニスクラブ場長=59)は「人工芝になる前の土の時代は、ボールで凸凹になっていました。土の中に潜っちゃって、試合中に出てきたなんて話もありました」と苦笑する。 そんな異色の聖地の最後に、試合前、都高野連は異例の式典を行い、堀内正会長が「今日をもってお役目終了になります。長い間、ありがとうございました」とあいさつした。収容5636人、通路まで立ち見客で埋まったのスタンドからは神宮第2への感謝の拍手が送られ、スマホのシャッター音が続いた。「外野の人工芝ははげてつるつる。危ないし、狭くて膨らみがないから、10点ゲームが多くてピッチャーが育たない球場でした。でもこれで見納めです。名残惜しいです」。善養寺さんは残念そうに別れを告げた。【中嶋文明】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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台風19号 福島でボランティア減少を懸念「継続的に呼び込みたい」(産経新聞)

3 novembre 2019
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 台風19号と21号に伴う記録的な大雨に見舞われた福島県で、11月の連休、多くのボランティアが復旧支援に参加した。しかし、今後は寒さが厳しくなることから、ボランティアの参加人数は減少することも懸念される。地域的にはまだまだ人手が足りないところもあり、関係者は「継続的にボランティアを呼び込みたい」と話している。  福島県社会福祉協議会によると、19号の上陸から1週間たった10月20日の県内のボランティア活動人数は2618人だったが、その後は減少傾向に。平日のほとんどは500人を割り込んだ。しかし、11月2日と3日は再び1千人以上に戻った。  ただ、県内ではこれまでの全体人数のうち約3割が本宮市で活動している実態がある。そのため、担当者は「全体的には需要と供給のバランスは取れてきたが、いわき市や郡山市などまだ不足している自治体もある」と課題を指摘した。  一方、いわき市社会福祉協議会などによると、11月3日の参加者は435人で最多を記録した。個人で初めて参加する人も多く、市社協は「3連休で、ボランティアが不足しているという報道があったため」と分析している。  8人のボランティアに床下の泥をかき出すなどしてもらった、いわき市平中平窪細田町の高木俊枝さん(76)は「ボランティアがいないとどうしようもない。本当にありがたいです」と感謝した。  連休明けの平日は、参加者の減少が予想される。篠原洋貴事務局次長は「ボランティアを待っている世帯に送り出せない可能性もある」と懸念。その上で、「現在は浸水した家具の搬出作業などのニーズが多いが、今後は心のケアなどの活動も必要になる。継続的にボランティアの手が必要だ」と訴える。  団体でのボランティアの問い合わせは県社協災害対策本部総務班(024・523・1251)。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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〔十勝岳〕1日から火山性地震が増加、今後の火山活動の推移に注意(11/3)(レスキューナウニュース)

3 novembre 2019
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北海道の中央部に位置する十勝岳では、今月1日から振幅の小さな火山性地震が増加しており、札幌管区気象台は、3日夕方、十勝岳に「火山の状況に関する解説情報」と「火山活動解説資料」を発表し、今後の火山活動の推移に注意を呼びかけています。なお、十勝岳の噴火警戒レベルは、レベル1(活火山であることに留意)が継続しています。 札幌管区気象台によると、十勝岳では、1日14:00頃から、62-2火口付近の浅いところを震源とする振幅の小さな火山性地震が増加し、きのう2日13:00からきょう3日13:00までの24時間で72回を観測しました。24時間の火山性地震の回数が50回を超えたのは、昨年(2018年)12月7日以来です。また、火山性微動は観測されていないものの、傾斜計では1日07:00頃から2日07:00頃にかけて、62-2火口方向が隆起する変化が観測されました。火口の噴煙の状況など表面的には変化はなく、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は現時点では認められていませんが、十勝岳では、長期的には噴煙の高い状態や地熱域の拡大・温度上昇、地震の一時的な増加など火山活動の活発化を示す現象が観測されています。こうしたことから、気象台では十勝岳での今後の火山活動の推移に注意するとともに、火口周辺での突発的な噴出現象にも注意するよう呼びかけています。 十勝岳は、最近では2004(平成16)年2月にごく小規模な噴火が観測されています。また、1926(大正15)年噴火の大正火口および1962(昭和37)年噴火の62-2火口では、現在でも活発な噴気活動が続いています。 ◆用語解説「火山性地震」・火山体およびその近くで発生する地震のこと。身体に感じられないような微小な地震も含まれる。火山体の地下で何らかの破壊現象が起きて発生すると考えられている。 レスキューナウ Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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三重、台風で折れた灯台見つかる 紀北町、復旧予定(共同通信)

3 novembre 2019
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 尾鷲海上保安部(三重県尾鷲市)は3日、台風19号による風や波の影響で根元から折れて流失した同県紀北町の長島港大石灯台が、同港沖の海底で見つかったと発表した。早期に引き揚げる一方、新しい灯台の設置を進める予定。流失後、岩場に設けた簡易灯火を復旧まで使うため、船の航行に支障はないという。  尾鷲海保によると、灯台は高さ約8.3メートルで、設置場所の岩場から沖に約40メートル、深さ約6メートルの海底で横倒しの状態で沈んでいた。鳥羽海上保安部(同県鳥羽市)の巡視船の潜水士が確認した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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日本ラグビー協会、20年以内にW杯開催意欲も賛否(日刊スポーツ)

3 novembre 2019
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ラグビーW杯日本大会が大盛況で終わり、日本ラグビー協会は「20年以内に、もう1度W杯を(日本で)開催したい」との意向を表明した。 【写真】池江璃花子「感動をありがとう」ラグビーW杯励みに これを受け3日、都内のオフィシャルショップ付近でラグビーファンに2度目の開催を聞いた。 結果は「賛成」がほとんどだった。大会ボランティアに参加し、決勝を現地で観戦した竹舛啓介さん(39)は「目の前でイングランドと南アフリカのファンが涙を流して握手をしていた」ことが一番印象に残っているという。外国人と交流を深めることができ「もう1度開催して欲しい」。 一方で、「20年以内」という期間に反対を示した人もいる。3試合を現地で観戦した野中葉佑さん(23)は「人気が薄かった日本でも多くの人が熱狂できた。だからこそ、もっと多くの国で開催して、ラグビーの輪を広げるチャレンジをして欲しい」と語った。 賛成派に改善点を聞くと「もっと多くの会場で開催してほしい」「日程がタイトすぎる。台風が来た時の予備日を設定する余裕を持って欲しい」「家族層もいるから、ビールだけでなくフードメニューを改善して欲しい」との意見も寄せられた。【佐藤勝亮】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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ふるさと納税で首里城支援、2日間で目標の1億円達成(産経新聞)

3 novembre 2019
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 焼失した首里城の早期再建に向け、那覇市がふるさと納税の仲介サイトで支援金を募ったところ、開始から2日間で目標額の1億円を達成したことが3日、分かった。  那覇市は1日から、インターネット上で使途を明示して寄付金を募る「クラウドファンディング」の仕組みを使い、仲介サイト「ふるさとチョイス」上で支援金の受け付けを開始。延べ約6千人から寄付が集まり、3日午後6時に目標額の1億円を達成した。ふるさとチョイスの担当者は「関心が高く、異例の早さ」と指摘。目標額に達したが、令和2年3月末までは寄付を受け付けるという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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原発3キロ、躍動する真っ赤な渦巻き 古代の壁画を救え

3 novembre 2019
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 東京電力福島第一原発から約3キロ離れた丘陵地に小さな横穴がある。その穴の奥壁には、渦巻文(うずまきもん)を中心に、冠か帽子をかぶった人物や乗馬の人物、鹿や犬などの動物がベンガラを使った朱線で描かれている。高さ76センチの人物画は国内の古墳壁画では最大級だ。  福島県双葉町の装飾古墳、清戸迫横穴(きよとさくおうけつ、国史跡、7世紀)。350基ある横穴墓群のひとつで、その規模は幅2・8メートル、奥行き5・2メートル、高さ1・6メートル。その壁画は古代人の暮らしや精神世界を探る貴重な手がかりとなる。  2011年3月11日。東日本… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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文化勲章の吉野氏「令和1号嬉しい」 受章6人の親授式

3 novembre 2019
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 文化勲章の親授式が3日、皇居・宮殿で行われた。天皇陛下が、ノーベル化学賞を受賞する旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)ら受章者6人に勲章を贈った。  出席したのは、吉野さんのほか、数理工学の甘利俊一・東京大名誉教授(83)、免疫学の坂口志文(しもん)・大阪大特任教授(68)、政治学の佐々木毅(たけし)・東京大名誉教授(77)、写真家の田沼武能(たけよし)・全日本写真連盟会長(90)、「狂言」人間国宝の野村萬(まん)さん(89)=本名・野村太良(たろう)。  親授式後、受章者を代表して、田沼さんが「この栄誉を心におき、それぞれの分野において一層精進を重ねる決意でございます」とあいさつ。天皇陛下は「長年努力を重ね、大きな業績を収められ、文化の向上に尽くされたことを、誠に喜ばしく思います。どうかくれぐれも体を大切にされ、今後ともそれぞれの分野の発展のために、力を尽くされますよう願っております」と述べた。今年の親授式は、松の間に「即位礼正殿(せいでん)の儀」で用いられた高御座(たかみくら)と御帳台(みちょうだい)が置かれているため、竹の間で行われた。  受章者は式後、記者会見に応じ、喜びを語った。吉野さんは首からさげた勲章に触れ、「重みといいますか、実際これ重いんです」と破顔し、「令和第1号ということで非常にうれしく思っております」と語った。写真の分野では初の受章者となった田沼さんは「いろんな方が文化勲章をとられた時に撮影していますけど、まさか自分が反対側に立つとは」と感無量の様子。会見場に持ち込んだカメラを手に「これが持てなくなったら私は終わり」とも語り、一同の笑いを誘った。  天皇陛下が即位を宣言した「即位礼正殿(せいでん)の儀」にも出席した野村さんは、儀式でのおことばで、天皇陛下が上皇さまに触れたことに言及し、「伝統芸能に携わっている者も、前の時代の心を受け継いでいくということがとても大切」と改めて感じたと振り返り、「これからの舞台も、一生懸命つとめてまいりたい」と抱負を語った。(斎藤智子、中田絢子) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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ほめ言葉たどり出会えた名前 「私は今、柚月裕子です」

3 novembre 2019
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 作家、柚月裕子さん(51)。「臨床真理」や「検事の本懐」「孤狼の血」など骨太のミステリーを次々発表し、幅広いファンを魅了しています。その原点は、子育てが一段落した主婦がおそるおそる踏み出した一歩でした。歩みをひもとくと、丁寧な日常が浮かび上がります。 ――もともと活動的な子だったのですか?  子どものころの自分は、自ら進んで何かをするというタイプではなかったように思います。私の生まれは岩手県ですが、会社員だった父の転勤が多く、私も何度も転校しました。  今みたいにネットがなかったので、かつての土地の友人と連絡を取るため、一生懸命手紙を書きました。「字の間違いがないかなぁ」とか思って母に読んでもらうと、「裕子、お手紙書くの上手ね」とか必ずほめてくれたんです。  父も母も本が好きで当たり前のように本がある家庭でした。文章についても本についても決められたり、止められたりしたことは少なかったです。私が今、文章をつづる仕事を選んだのも、幼いころの私を認めてくれた母の存在、その一言は非常に大きかったんだと思います。 ――作家になろうと思ったのは何歳ごろのことでしょうか。  私は21歳で結婚しました。早かったですね。父の転勤で山形に引っ越し、夫と知り合いました。子どもにも恵まれ、「穏やかな家庭を築ければいいな」と、多くの人が抱く結婚のスタイルが漠然の頭の中にありました。作家になるなどということは一切考えていませんでした。  夫も転勤があるので、私は子育て中心の専業主婦。そのときは読むほうでした。子どもが小さくて時間が取れないときは阿刀田高さんのショートショートとか短編集をよく読んでいました。  上の娘が中学に上がった30代半ばに、山形で2年ほど事務のお仕事をしていたことはあります。もちろん、言われたことはするんですけど、自分には合わなかったですね。そのころ、新聞で小説家養成講座の存在を知りました。著名な作家や編集者が来て話を聞ける。運がよければマンツーマンで原稿を読んでもらえるというので、「絶対行く」って言って通い始めたんです。  人生って、生まれれば誰かの娘、弟や妹が生まれたら誰かのお姉ちゃん、そして結婚すれば誰かの妻、子どもを持てば誰かの親。いろいろな肩書や立場を最優先しないといけない時期があると思います。私もそんな暮らしをしてきましたが、子どもが手を離れてだんだん、「私」の意思で「何かをしてみたい」が少し出てきた時期だったと思います。当時は「あ、行きたい行きたい」だけでしたが、振り返れば、自分から外に一歩踏み出した初めての時期だったんじゃないかな。  でも踏み出したときは怖かったですね。ずっと親の元にいたり、専業主婦だったりしたので。 ――それでも何となく自信はあったということでしょうか?  自分で自信を持つということは私はできません。ナルシシストと自信家は似て非なるものだと思うんですね。どっちも自分に自信がありますが、ナルシシストはあくまで自己完結。自信というのは、誰かが認めてくれてはじめてつくものなんです。他人不在では自信はつきません。私はいろんな方に言葉をいただいて、少しずつ「あっ、大丈夫かな」とちょっと自信をいただいて、次のステップに行くという過ごし方をしてきています。  小説家養成講座で、リップサービスだとは思うんですが、志水辰夫さんが「この人、頑張ればいいところまで行けるんじゃない?」と言ってくださったんです。「こんなにほめられたのって、母親の記憶以来かな」というぐらいうれしくて。  私は単純なので、ほめてもらうとどんどんその気になるんですね。講座で認めてもらったから、次は地域で認めてもらおうと地元の山形新聞社の山新文学賞に出したら、ありがたいことに賞をいただいて「あぁうれしい」。で、「今度は全国だ」。単純でしょ。それでいろいろな文学賞を見て「このミステリーがすごい! 大賞」がジャンル・間口が広くて、ネット上で2、3行のコメントがもらえるので応募先に選びました。初めて投稿した長編「臨床真理」がデビュー作となって、今に至ります。 ――警察や将棋など実生活であまりなじみがない世界を書いておられるのが驚きです。  (それらの世界のことは)全く知りません(笑い)。私は子どものころ、悩みも多く本を開いた世界の中に入って想像することで救われていた時期があったんです。現実はこうだけど、例えば「もし、私がどこかの国の女王であったらどうかなぁ」とか想像して過ごして救われてきたことがあり、知らない世界を書くことにそんなに抵抗はないんです。逆に、自分が知らない世界を描くことによってそこに自分の本心を埋め込めるかなと思います。  あまりに自分に近い世界だと、そこに自分自身が入り込んでしまいかねません。そうなると話に広がりが出ないんじゃないかと。私小説なら別ですが、多くの方にきちんとストーリーを楽しんでいただいて、なおかつ自分が伝えたいことや考えていることをその中に上手に並べていくには、やはり一定の外からの目線が必要だろうと思います。 ――こういう人生になると想像していましたか?  いや、まったく。「臨床真理」を投稿したときも、「デビューできる」とか「デビューしたい」というより、それこそ「ほめられたい」だったんじゃないでしょうか。幼少期からずっと、自分の中でなかなか言葉にできなかったことや、価値観といったものを正直に表現できるのが、自分にとっては好きな小説だったんだろうな、と思います。  今となっては、一日でも長く、作家でいたいと思います。いろいろな賞で認めてもらうことがあって、その都度ちょっと自信をもらって「私、このまま書いてていいんだ」「まだ書けるんだ」。そしてまた誰かにほめていただいて、「あ、まだ書ける」って安心する。その繰り返しですね。 ――そうして少しずつ進んでいる… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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坂本弁護士一家殺害4日で30年 「事件伝える」墓前に誓い(共同通信)

3 novembre 2019
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 オウム真理教幹部らに坂本堤弁護士=当時(33)=一家3人が殺害された事件の発生から4日で30年となるのを前に、神奈川県鎌倉市の寺で3日、法要が営まれた。弁護士仲間や遺族、高校の同級生ら計約40人が追悼。墓前で「事件を伝えていく」と誓った。  事件は1989年11月4日未明に発生。横浜市磯子区の自宅で坂本さん、妻都子さん=同(29)、長男龍彦ちゃん=同(1)が殺された。遺体は新潟、富山、長野各県の山にそれぞれ埋められ、95年9月に発見された。  坂本さんと同じ法律事務所の先輩小島周一弁護士(63)は「彼に恥ずかしくない毎日を送りたい」と話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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