表紙を開けば、お寺の本堂が飛び出してくる御朱印帳や妖怪画をモチーフにした扇形の朱印――。11月1日から始まる秋の京都非公開文化財特別公開(京都古文化保存協会など主催、朝日新聞社特別協力)では、とっておきの御朱印も魅力の一つです。この秋限定の御朱印を集めてみてはいかがでしょうか。 京都御苑から北西へ徒歩15分ほどにある京都市上京区の光照院。1356年に後伏見天皇の皇女進子内親王が建立し、代々皇女が入寺した尼門跡寺院です。 そんな格式高いお寺で今回授与される御朱印が、飛び出す絵本ならぬ、「飛び出す御朱印帳」です。寺紋のひし形のなかに菊の紋が入った薄紫色の表紙をめくると、緑の庭が描かれた中に、光照院の本堂が立ち上がってきます。本堂の中には、本尊の釈迦如来立像の姿も見ることができます。 発案したのは、住職の伏見浄香(じょうこう)さん(50)。飛び出す絵本が好きで集めているという浄香さんが「御朱印帳にしたらどうか」と思いついたそうです。 一見、とっぴにも思える飛び出す御朱印帳ですが、その開発には切実な理由もありました。 光照院の境内には、生け花や文… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
難病の妻、救った夫からのノート そしてインスタ発信
多発性硬化症を知っていますか? 中枢神経系の難病で国内の患者は約1万人。20~30代で発症する人が多く、かつては仕事や出産を諦めることもありました。しかし治療法が進歩したいま、普通に日常生活を送れる人も増加。当事者同士がSNSなどで病をオープンに語り、「希望」を発信しています。 「同じ経験を持つママ同士つながれて、孤独から解放されました」 兵庫県明石市の3児の母、野村渚さん(33)のインスタグラムに、今夏、九州地方の女性からこんなお礼と写真が届いた。多発性硬化症を契機に野村さんが開設したインスタグラムで、近くに住む30代の女性同士を紹介。その後交流を深めている報告だった。 野村さんは27歳の時に発症。目がかすみ、左半身がしびれ、ふらついて数メートルも歩けない――。こんな症状で入院したのは、次男陸虎(りくと)君(7)が生後9カ月の時だった。半年後には握力が低下し、はしも握れなくなった。尿意も便意も感じず、視野もぼやけ、夫の一哉さん(33)の顔の判別もつかなくなった。不安で、泣き続けた。 そんなとき救ってくれたのが、… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
玉川徹氏、東京五輪のマラソン札幌開催問題で「誰が得した? 小池さんがずいぶん得したんじゃないか」(スポーツ報知)
1日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・前8時)に生出演。番組では、20年東京五輪のマラソン、競歩の開催地を札幌市に変更する国際オリンピック委員会(IOC)の計画を特集した。 【写真】玉川徹氏を「聞く力が異常に低い」とバッサリ斬った男 番組では、20年東京五輪のマラソン、競歩の開催地を札幌市に変更する国際オリンピック委員会(IOC)の計画について、東京都が容認を検討していることを伝えた。小池百合子都知事が、30日に始まったIOC調整委員会冒頭に「信頼関係なくして大会の成功はない」と語るなど反対姿勢を強めていたが、費用負担を都側に求めないことなどの条件を踏まえて態度を軟化させたと報じていた。 コメンテーターで同局の玉川徹氏は、一連の問題を受け「誰が得したんだろうなと思うんです」とした上で「現場の人たちは、ただ翻弄されて迷惑しかないと思います。だけど小池さんで言うと、ずいぶん得したんじゃないかと。つまり、私は都民の代表ですと、都民がこれだけ反対しているなかでこれだけ戦いましたと。戦った結果として都の税金を使わないで済みましたと。私はここまで都知事としてやりました、さぁ次の都知事もね、みたいな感じを僕なんかは受けるんです」と指摘した。 さらに「だからこの話、もしかしたらここまでシナリオとして決まっていたのかなと思うぐらいなんです。IOCが落としどころを決めないで日本に来るとはとても思えないんです。そうすると結論は決まっていてだけど、私も立場があるから小池さんとしては。とりあえず反発するからそこはお願いしますね、みたいなことすらあったと考えるんですが」とコメントしていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
ハンセン病基本法、家族差別の禁止を明記 改正条文案判明(西日本新聞)
ハンセン病元患者家族への補償を巡り、超党派の国会議員グループが改正を目指すハンセン病問題基本法の条文案が31日、判明した。国の隔離政策で差別を受けた患者の名誉回復などを目的とする同法に、家族のための規定を追加。前文で「家族についても地域社会から孤立することなく、良好かつ平穏な生活を営むことができるようにするための基盤整備を行い、偏見と差別のない社会の実現に真摯(しんし)に取り組んでいかなければならない」と明記した。 西日本新聞が入手した条文案によると、前文で「家族についても(患者と)同様の未解決の問題が多く残されている」と指摘。法律の基本理念を示す第3条では「何人(なんぴと)も、家族に対し、家族であることを理由とした差別や他の権利侵害をしてはならない」(一部要約)と規定した。 さらに第17条では、差別が原因で元患者と家族の関係が悪化した例を念頭に「国と地方公共団体は家族関係の回復を促進し、家族が日常生活や社会生活を円滑に営めるよう相談に応じるなど必要な措置を講じる」(同)としている。 改正案と併せて成立を目指す新たな補償法の条文案も判明した。国は現段階で補償対象を約2万4千人と見積もり、事業経費として約400億円を見込んでいるという。 関係者によると、両法案は議員立法を目指して11月上旬にも臨時国会に提出、早ければ11月中旬にも成立、施行される見通しだ。 (一瀬圭司) 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
男性公務員の育休取得12.4% 過去最高、目標に近づく(共同通信)
武田良太国家公務員制度担当相は1日の記者会見で、2018年度に育児休業を新たに取得した男性の国家公務員の割合は12.4%だったと発表した。前年度より2.4ポイント増えて過去最高となった。政府が20年までに達成を目指す13%に近づいた。 府省庁別で取得率が高かったのは厚生労働省(53.5%)や財務省(36.3%)など。低かったのは防衛省(3.8%)や国土交通省(8.1%)などだった。 男性が育休を取得した期間としては1カ月以内が68.7%で最多。1カ月超3カ月以内が14.5%、3カ月超6カ月以内が7.1%だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
男は「蓮」、女は「陽葵」が最多 赤ちゃん名前ランキング(共同通信)
ベネッセは1日付で、今年生まれた赤ちゃんの名前調査の結果を発表した。男の子は2年連続で蓮(れん=主な読み方)、女の子は4年連続で陽葵(ひまり)が最多で1位となった。男の子の2位は律(りつ)、3位は湊(みなと)。女の子の2位は凛(りん)、3位は芽依(めい)だった。 ベネッセによると、令和への改元で、男の子では怜(れい)と和真(かずま)が、女の子では怜奈(れな)と和花(わか)が順位を上げた。また男の子は新(あらた)や大和(やまと)、女の子は紬(つむぎ)や咲良(さくら)、結月(ゆづき)など新時代の到来や、日本の伝統や和をイメージする名前が増えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
オシドリ観察シーズン到来、鳥取 千羽越冬の日野町(共同通信)
オシドリの飛来地、鳥取県日野町の日野川沿いで1日、その生態や姿を間近で見ることができる観察小屋が今季初めて開き、観察シーズンが始まった。3月の北帰行まで約千羽が冬を過ごす。 小屋を運営する住民有志などによると、オシドリはカモの仲間で、秋から春先にかけて西日本で越冬する。オスはオレンジや紫のあでやかな冬羽を持つ。 この日はオシドリの鳴き声と羽音が響く中、愛鳥家らが日の出前から待機。約100羽がえさ場に集まり水中のドングリをついばむ姿などを写真に収めていた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
大阪で走行中のバイク転倒させ奪う 少年2人けが(産経新聞)
1日午前1時40分ごろ、大阪府河内長野市上原西町の国道170号で、乗用車に乗った男らがバイクを運転していた少年にスプレーを吹き付けるなどして転倒させ、バイクを奪って逃走した。バイクに2人乗りしていた府内の17歳の少年2人が顔を殴られて軽傷。同署が強盗傷害容疑で逃げた男らの行方を追っている。 同署によると、少年2人は「後ろから走ってきた白い車が幅寄せしてきて、車内からスプレーをかけられて転倒した。逃げようとしたが、降りてきた男がバイクを起こそうとしていたので止めようと戻ったら、またスプレーをかけられ、顔を殴られた」などと説明している。男らは少なくとも3、4人で、目出し帽をかぶっていたという。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
80代男性からカード盗んだ疑い 神奈川県警巡査を逮捕
特殊詐欺事件に関与したとして、神奈川県警は31日、同県警第1交通機動隊所属の巡査蕪木(かぶらき)紀哉(かずや)容疑者(24)=横浜市南区六ツ川2丁目=を窃盗の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 県警監察官室によると、10月7日夕、何者かが横須賀署員を装って横須賀市の80代男性宅に電話をかけ、「口座から現金が不正に引き出された。刑事課員を向かわせてキャッシュカードをとめる」と伝えた後、蕪木容疑者が男性宅を訪問。キャッシュカード2枚を封筒に入れさせ、男性が目を離した隙にプラスチックカード入りの別の封筒とすり替えて盗んだ疑いがある。県警はこのカードで約50万円を引き出したとみている。 寺沢陽公・監察官室長は「警察官として言語道断の行為であり誠に遺憾。被害者をはじめ、県民の皆様に深くおわび申し上げます。今後の捜査及び調査の結果を踏まえ厳正に対処いたします」と謝罪した。 蕪木容疑者は2013年4月に県警に採用された。18年9月から同隊でパトカーに乗務しており、10月7日は休みだった。調べに対し「警察官という立場であるにも関わらず犯罪を犯し、本当にすいませんでした」と話しているという。 特殊詐欺を巡っては、京都府警の30代の男性巡査長=懲戒免職=が、特殊詐欺対策で訪問した70代男性から約1100万円をだまし取ったとして、詐欺罪で起訴されている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
首里城全焼、自分自身が消えたよう 作家・池上永一さん
那覇市の首里城の「正殿」など中心的建造物が全焼した。10月31日未明に起きた火災は、沖縄の歴史とアイデンティティーの象徴を焼いた。琉球王朝を舞台にした「テンペスト」の著書がある沖縄出身の作家、池上永一さんに首里城への思いを寄稿してもらった。編集部が依頼して池上さんの原稿が届くまで、わずか1時間。作家が一気呵成(かせい)に書き上げた原稿からは、首里城と沖縄への愛と情熱がほとばしる。 寄稿 私は首里城が焼失した現実を、まるで災害に遭った被災者のような気持ちで受け止めている。ショックが大きすぎて、自分がふわふわ漂っているような心境である。 一九七〇年代、私の記憶する最初の首里城は「怖い場所」だった。子供の悪ふざけの場で語られる肝試しの場だ。 当時は復元事業も行われておらず、「首里城」という名称ではなく「琉球大学跡地」と呼ばれるのが普通だった。 私の幼心に刻まれた首里城は、ひめゆりの塔や旧海軍司令部壕(ごう)に代表される、いわゆる戦跡である。沖縄戦のとき、日本軍の司令部が首里城にあり、アメリカ軍の艦砲射撃によって焼失した忌まわしい場だ。 当時は守礼門だけが再建され、そこで撮られたスナップ写真を見ても、首里城の全体像を描ける人は皆無だった。 八〇年代に入り、首里城復元事… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル