10/29(火) 13:20配信 「1票の格差」が最大3.00倍だった7月の参院選は投票価値の平等に反し違憲だとして、近畿6府県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、大阪高裁は29日、請求を棄却した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「映える」泡立ち、戦後に復活 幻の琉球料理の一品
コラム南風 かき氷? ソフトクリーム? とろろ? インスタ映えしそうな一品だが、実は戦後しばらくの間、歴史に埋もれ、姿を消していた。那覇市の琉球料理研究家、安次富(あしとみ)順子さん(76)と母親の正子さん(故人)が復活させ、順子さんらが普及に努めている。これはいったい何? 「戦前、旧那覇市の四つの町、… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
あっちゃんの移動販売車 お客さんには言っていないこと
【動画】生きる・支える 移動販売車の道=斎藤健一郎、小玉重隆撮影 移動販売車の運転席で、山下渥子(あつこ)さん(61)がダッシュボードの音量スイッチをひねった。スピーカーから軽快な歌声が流れ出す。 ♪ふれあい 信頼 大切に産地と食卓つなぎます みんなの健康 幸せを 今日もちょっぴりお手伝い♪ 山あいの細い街道を、軽トラックが大きな歌声を響かせ進む。車窓の両側には家々が並ぶが、枯れ草に沈む建物も目につく。人の気配が薄い。 「みんな来るかな?」 販売車を空き地に止めた渥子さんは心配そう。その視線の先から3人、4人、一歩一歩、笑顔が近づいてきた。 「こんにちは!」。渥子さんの顔がパッと明るくなって、自然に声も大きくなる。 「あっちゃん、元気にしとった? 今日は寒いねえ」 「まだ風がつめたいでね」 三河弁であいさつしながら販売車の荷台パネルをはね上げると、そこは小さな市場だった。軽トラの荷台のスペースいっぱいに、みっちりと食品や日用品が詰まっていた。 「あれ、アサリだ。季節だもんねえ」「あんたの財布、破れそうなほどお金が入っとるね。なんだい? 硬貨か」 ハッハッハ。静まりかえっていた集落に音と色が戻り、花が咲いたようだ。 こんなにできる人はそうおらん 愛知県新城(しんしろ)市を、「J笑門(えもん)」と名付けたJA愛知東の移動販売車が走り始めたのは2017年6月のこと。高齢化が進む中山間地では地元商店が相次いで廃業し、買い物に困る高齢者が増えていた。 J笑門は鳳来(ほうらい)地区の過疎集落を結ぶように巡る。週3日、販売を担うのが鳳来寺山の参道に住む渥子さんである。親しみを込めてみな「あっちゃん」と呼ぶ。 アルバイトながら、どんな商品をそろえ、いかに売るかは任されている。バナナやヨーグルト、おすしやコロッケなどの総菜がよく売れるが、定番ばかりを並べても、人生の先輩たちを満足させることはできない。 「あのおばちゃんはいつもシソ納豆を買う」「こないだタラを頼まれたのになかったね、ごめん」。これから行く道々で待つ一人ひとりの好みや顔を思い浮かべながら、勤めるJAのスーパーで、朝2時間をかけ、商品をよりすぐり、J笑門に積む。 お客さんの中には、自分で商品を見て選べる唯一の機会が販売車だという人も多い。「ほしいと言われて『ない』と答えるのが一番悔しい」。タテをヨコに、横を縦にしながら棚いっぱいにすると、商品数は1千にもなるという。 あっちゃんは「品ぞろえがいいだけではだめ」と言う。 心がけるのは笑顔。それも硬く張り付いたような表情ではない。心からの笑顔。「ムスッとしている人が自分の集落に来ても、誰も会いたくないじゃんね」 売り上げは徐々に増え、最近は10万円を超える日も珍しくない。統括店長の小泉和宏さん(58)は「あっちゃんかい? こんなにできる人はそうおらん。大したもんだ。尊敬に値するよ」。そう言って、両手のこぶしをぐっと握った。 ■心の中は真っ暗… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
リニア非常口の掘削、11月末に再開 地下水で中断
JR東海が、地下水が湧き出たために中断していたリニア中央新幹線「名城非常口」(名古屋市中区)の掘削工事を、11月末ごろに再開する計画を立てていることがわかった。 名城非常口は直径約40メートル、深さ約90メートルの立て坑で、2016年11月に着工した。昨年12月下旬、地下約50メートルまで掘り進めたところで出水し、水位を安定させる目的もあって深さ約25メートルの地点まで水がたまった。 JRによると、現場の地層は水を通す層と通さない層が複雑に重なり、掘削で地下水の通り道ができたことが原因とみられる。地盤を固める薬剤を注入する止水工事を実施してきたが、11月末ごろに完了する見通しが立ったという。工事を再開する際は、周辺住民に説明する予定。 今回の問題を受け、27年の名古屋―東京・品川間の開業についてJR東海の広報は「工事全体の中で遅れが生じないよう努める」としている。 Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
千葉、福島豪雨も激甚指定へと防災担当相(共同通信)
10/29(火) 10:15配信 武田良太防災担当相は29日の記者会見で、台風21号と低気圧の影響による福島、千葉両県などの記録的豪雨について「台風19号と一連の災害と考えている。激甚災害の対象になる」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
極限環境の移動式施設、検証へ 南極で来年、月面基地に応用も(共同通信)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)やミサワホームなどは29日、低温、強風といった南極の極限環境にも耐えられる移動式の居住施設を公開した。来年には昭和基地で性能を確かめ、得られたノウハウを将来、月面の有人基地建設に生かす。 東京都立川市の国立極地研究所で公開された施設は高さ約3メートル、幅約6メートルのコンテナ型で、二つつなげれば十数人の活動スペースが確保できる。 建築の専門知識がない観測隊員でも組み立てられ、そりを付ければ移動も可能だ。壁は断熱材で覆い、太陽電池パネルも設置。暖房には太陽熱を利用する。室内の温度や湿度、火災の発生を検知するセンサーも備えた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「ガラケー女」デマ流された女性、豊田市議を提訴 百件単位の匿名投稿も特定進める(弁護士ドットコム)
茨城県守谷市の高速道路で起きたあおり運転事件で、車に同乗していた女性被疑者と似ているとしてデマを流され、名誉を傷つけられたとして、誹謗中傷を受けた東京都の女性が愛知県豊田市の原田隆司市議(57)に慰謝料100万円を求める訴訟を東京簡裁に起こした。 提訴は10月21日付。訴訟は25日付で東京地裁に移送された。 ●FB投稿「早く逮捕されるよう拡散お願いします」 訴状によると、原田市議は自身のFacebookに、女性の名前や顔写真が掲載されたツイッターのデマ投稿や女性のインスタグラムのスクリーンショットと共に、「あおり運転指名手配 同乗の女も見つけたようです。たぶん一緒にいるんでしょうね。早く逮捕されるよう拡散お願いします」と投稿していた。 原田市議の行為について、女性側は「虚偽情報の発信源ではないとしても、市議会議員という公的な立場において積極的な拡散を試みるものであり、悪質なもの」と主張している。 原田市議は弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「早く捕まるといいなという思いで掲載した。軽率な行動で、申し訳なかった」とコメント。知人から女性は無関係であると指摘され、投稿は4時間ほどで削除したという。訴訟については、弁護士を通じて和解を申し込む予定だという。 代理人の小沢一仁弁護士は、弁護士への大量懲戒請求事件を引き合いに、「特定の人物に対し、不特定多数の人物が一斉に攻撃をするという、前例の少ない類型の事件にあたると思うので、こちらの主張に対し裁判所がどのような判断をするか注目したい」と話した。 ●百件単位の投稿や記事、発信者情報開示請求へ 小沢弁護士によると、SNSや匿名掲示板などで同じようなデマを流した百件単位の投稿や記事についても、発信者情報開示請求の手続を進めている。 現在は、SNSなどの管理者に対してIPアドレスの開示を求める「発信者情報開示の仮処分」の申し立てが終わり、IPアドレスから割り出したプロバイダに対して、訴訟が終わるまでアクセスログを消去しないよう求める「発信者情報消去禁止の仮処分」の申し立てを行っている。 これが終わり次第、プロバイダを相手方とする「発信者情報開示請求訴訟」を提起することになる。氏名や住所など発信者情報が開示され、発信者を特定できた場合は、発信者に対する損害賠償請求などを検討するという。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「理由がよく分からない」幼保無償化でも値上げ 園から説明なく…親不信(西日本新聞)
多くの幼稚園は「保育の質の充実に充てる」 今月スタートした幼児教育・保育の無償化に伴って「幼稚園の利用料が値上げされた。便乗値上げではないか」という声が、特命取材班に相次ぎ寄せられている。取材すると、多くの幼稚園は「保育の質の充実に充てる」と説明する。疑念を生む背景には、保護者とのコミュニケーション不足もあるようだ。 【図解】幼保無償化の仕組み 福岡市南区の私立幼稚園では9月30日に「お願い」と題したプリントが保護者に配られた。10月から利用料を3万2700円(給食費込み)から3万3300円(同)に600円値上げし、早朝と夕方の時間外に子どもを預かる「預かり保育」(1日600円)は月6千円だった上限をなくす-という内容だった。 新制度では、幼稚園の利用料は月上限2万5700円まで、預かり保育も共働きなど「保育の必要性」がある家庭は1万1300円まで補助がある。 通知が文書だけで理由の説明なく 疑問の声を寄せた母親は仕事をしており、毎日預かり保育を利用する。上限の廃止で、預かり保育料は月約1万2千円に。国の補助で全体の負担額は減るが「税金が園の利益に充てられるのでは」といぶかる。 納得できないのは、通知が文書だけで理由の説明がなかったことだった。「人員補強や子どものためなど、本当に必要なところに使われるなら納得できるけど…」。同園は取材に応じなかった。 同市西区の私立幼稚園も、来年4月から利用料を2200円値上げし、預かり保育の月決め割引を廃止する。園は取材に「保育の質の充実と職員の処遇改善に充てる」と説明した。同園の保護者は「説明がなく、値上げの理由がよく分からなかった」と話した。 福岡県内の私立幼稚園では他にも「環境教育充実費(月2千円)という新たな項目が増えた」「利用料のきょうだい割引がなくなった」-といった声が寄せられた。いずれの園も文書の配布だけで、保護者に直接説明する機会はなかった。 値上げの背景は 私立幼稚園が利用料を変更するには、都道府県に園則変更の届け出が必要。福岡県私学振興課によると、県内で独自の利用料を定める幼稚園は260園あり、本年度の園則変更は68件、来年度は7件(利用料の値上げに限らない)。 九州女子短大の田中敏明教授(幼児教育)は値上げの背景について(1)共働き家庭の増加などで、幼稚園に入る子どもが減っている(2)国主導で処遇の改善が進む保育士に比べ、幼稚園教諭は改善されていない-など、幼稚園を取り巻く厳しい現状があると指摘。「批判はあるが、職員の給与にきちんと反映させるならば、値上げは仕方がない部分もある」と話す。 次ページは:「値上げ自体より、幼稚園のやり方に問題がある」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
災害ごみ、事前の処理計画策定は3割 長期化の可能性も
台風15号、19号、さらに21号と今秋相次いで台風の被害を受けた東日本各地で、浸水した家屋などから出る大量の災害廃棄物の処理が課題となっている。台風被害を受けた17都県にある市区町村で、国が求める事前の処理計画を策定していたのは3割にとどまり、ごみの仮置き場を事前に決められず、対応が後手に回る事態も起きている。 2万8千棟余りの家屋が床上・床下浸水し、約200万トンの災害廃棄物が発生した昨年7月の西日本豪雨では、処理が来年7月までかかる見通し。今回は各地で河川が氾濫(はんらん)した19号を中心に一連の台風による家屋浸水がのべ約7万棟にのぼる。環境省は西日本豪雨を上回る災害廃棄物が出ると見込んでおり、処理が長期化する可能性がある。小泉進次郎環境相は25日の会見で「年内をめどに仮置き場から(焼却場などへの)搬出を完了させたい」と述べた。 3千万トン超の廃棄物(津波堆積(たいせき)物含む)が出た東日本大震災では仮置き場が決まらない事例があり、効率的な処理方法も確立されておらず復興の妨げとなった。これを踏まえ、環境省は、災害で予想される廃棄物の発生量や仮置き場の位置、分別方法などを決めておく「災害廃棄物処理計画」を作るよう法令で自治体に求めている。 朝日新聞が一連の台風で被災した17都県に市区町村の状況を尋ねたところ、昨年度から今年度の時点で策定していたのは計232自治体で全体の33%だった。 環境省の全国調査でも3割に満… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
関電幹部ら、中元や歳暮を辞退へ 全社的取り組みも検討
役員らが多額の金品を原発のある福井県高浜町の元助役から受け取っていた問題を受け、関西電力は28日までに、幹部が取引先などから受け取る中元や歳暮を原則として辞退することを決めた。まずは役員が中心となって管理職まで広げ、全社的に取り組むことも検討していく。 関電はこれまで、そうめんや菓子など社会通念上、常識の範囲内で中元や歳暮を受け取ってきた。年末を控え、今後は送られてきても返品するなどしていく。一般社員も対象に含めるかどうかや、すべての贈答品を一律に受け取らないようにすることについてはさらに検討を進める。 関電の社内ルールでは、こうした贈答や接待について「節度をもって良識の範囲内にとどめるように」と定めている。今回の金品受け取り問題で、関電役員らは最長11年の長期にわたって自宅で高価な金品を保管していたほか、50万円相当のスーツの仕立券を使用し、当初は「儀礼の範囲内」としていた。(橋本拓樹) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル