MBSニュース 即位礼正殿の儀が行われた27日、兵庫県姫路市の神社でパレードが行われるなど関西でも多くのイベントが行われました。 「天皇陛下のご在位を祝しまして、万歳!」 姫路市の魚吹八幡神社では、天皇陛下の即位を祝して奉祝行事が行われました。総勢2000人の氏子が参列するパレードでは、提灯や日の丸の小旗、横断幕を持ちながら練り歩きました。 「万歳!万歳!」 境内は終始賑やかなお祝いムードに包まれました。 一方、大阪市北区では天皇の代替わりに異議がある市民団体や労働組合などでつくる団体がデモを行いました。団体は「即位礼正殿の儀」は憲法の主権在民や政教分離に反していると訴えています。 MBSニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風21号、小笠原近海へ 「非常に強い」勢力維持(共同通信)
10/22(火) 22:32配信 非常に強い台風21号は22日、発達しながら太平洋のマリアナ諸島を北寄りに進んだ。23日夜にかけて小笠原近海に達する見通し。25~26日に東日本や東北の太平洋沖に進むとみられる。 気象庁によると、台風21号は22日午後9時現在、太平洋上を時速約20キロで北北西に進んだ。中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。半径130キロが風速25メートル以上の暴風域。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風21号、小笠原諸島へ 「非常に強い」勢力維持(共同通信)
10/22(火) 22:32配信 非常に強い台風21号は23日、発達しながら太平洋のマリアナ諸島を北寄りに進んだ。24日には小笠原諸島に接近する見通し。25~26日に東日本や東北の太平洋沖に進むとみられる。 気象庁によると、台風21号は23日午前0時現在、太平洋上を時速約20キロで北北西に進んだ。中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。半径130キロが風速25メートル以上の暴風域。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
中西進さん、竹田恒泰さん…各界からお祝いの言葉「真の安寧の実現を」「伝統の尊重に深く感銘」(産経新聞)
天皇陛下が国内外に即位を宣明される「即位の礼」の中心儀式「即位礼正殿の儀」が執り行われた22日、各界からお祝いの言葉が寄せられた。 【写真でみる】「饗宴の儀」で提供された日本料理 国文学者で国際日本文化研究センター名誉教授の中西進さん「ご即位を心よりお祝い申し上げます。振り返れば日本はこれまでに戦争や数多くの災害を経験してまいりました。うるわしく平和であるという意味を持つ『令和』の時代には、真の安寧が実現することを願います。天皇、皇后両陛下は、国際経験が豊富でいらっしゃいます。世界の中の日本として新しい時代を歩んでいく上で、大変力強いことです。私たち一人一人も、自らを律し、しっかりと考え、本当の意味での自由と平和を獲得していく。それが元号『令和』に込められた思いを実現することにもなると思います。ご即位はそのような時代の始まりでもあります。心からことほぎたいと思います」 理化学研究所の松本紘理事長「即位礼正殿の儀を挙行され即位を国内外に宣明されましたこと、心からお慶(よろこ)び申し上げます。平成23年のiPS細胞研究所ご視察、29年のニホニウム命名記念式典にてお目にかかり、科学技術へお心を寄せていただきましたこと、大変光栄に思っております。その際、頂戴した『科学技術が今後とも国境を越え、人々の協力によって発展し世界人類の将来にとって有益なものとなることを願う』というお言葉を体現すべく、理研は大きな未来ビジョンと至高の科学力をもって『科学道』を邁進(まいしん)いたします。そして、令和の時代にふさわしい、希望があふれ、美しく調和のとれた日本の実現に貢献することをお誓い申し上げます」 作家の竹田恒泰さん「天皇陛下には、即位礼正殿の儀をつつがなくお取り納めになった。誠に慶賀の至りに存じる次第である。陛下は、お言葉で、上皇陛下の歩みを心にお留めになりつつ、国民の幸せと世界の平和を願い、国民に寄り添いながら、日本国および国民統合の象徴としての責務をお果たしになるとのお考えを表明なさった。伝統を尊重なさるそのお考えに深く感銘を受け、令和の御代を国民の一人として支え奉ることを決意した。私たち日本国民も研鑽(けんさん)に励み、力を合わせて、令和の御代を築いていきたいと思う。令和の御代が『初春の令月にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ』と表現されるように、人々が和を紡ぎ、世界が平和になることに期待を抱いていきたい。天皇(すめらぎ)弥栄(いやさか)」 生命保険協会の清水博会長「天皇陛下のご即位を謹んでお慶び申し上げます。終始荘厳な雰囲気で、時代の区切りとして新たな気持ちになりました。令和という新しい時代が日本にとって明るく希望あふれる時代となることを期待したいと思います。生命保険業界としても人生100年時代と呼ばれる超長寿社会が到来する中、お客さまからの信頼を獲得し、社会に役立つ業界であり続けるよう、新時代における希望あふれる安心社会の実現に向けて貢献してまいります」 日本損害保険協会の金杉恭三会長「天皇陛下のご即位を心よりお慶び申し上げます。新しい令和の時代が、すべての人々が活躍でき、健やかに生活できるものとなるよう、祈念申し上げます。社会インフラの一つである損害保険業界といたしましては、デジタライゼーションの進展など環境変化に対応しつつ、わが国がさまざまな社会課題を乗り越え、持続的に発展できるよう、『安心かつ安全で持続可能な社会の実現』に全力で貢献してまいります」 皇室ジャーナリストの渡辺みどりさん「ご即位おめでとうございます。天皇陛下のことは幼少期から存じ上げておりますが、立派な方になられました。優しく、慕われるバランス感覚の取れた天皇になっていただきたい。皇后さまは、上皇后さまをお手本にしていただきたいです。皇室の国際親善は1000人の大使派遣に相当すると昔からいわれます。皇后さまは英語、仏語などの語学が堪能で、陛下のお力になられているでしょう。聡明(そうめい)で体調もよくなり、立派な皇后になられると思います。2人ともお体を大切に、国民が喜ぶようなお仕事をしていただきたいです」 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
23日以降も続くご即位に関わる一連の儀式 それぞれに重要な意味(産経新聞)
天皇陛下のご即位に関わる一連の儀式や行事は23日以降も行われ、来年4月まで続く。一世一度の祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」など、それぞれに重要な意味がある。 まず22日に皇居・宮殿で行われた「饗宴(きょうえん)の儀」だが、25、29、31日にも実施される。22日が外国首脳らが中心なのに対し、残りの3回は国内関係者や各国大使らを招き行われる。 11月10日に延期となったパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」は天皇、皇后両陛下が国民から直接、祝福を受けられる重要な機会。いずれも憲法に規定された天皇の国事行為の一つに位置づけられる。 「即位礼正殿の儀」の翌23日にホテルニューオータニ東京(東京都千代田区)で行われる首相夫妻主催の晩餐(ばんさん)会は、首相が儀式に参列した外国首脳らを改めて招き、もてなすことなどが目的。こちらは天皇陛下はお出ましにならず、国事行為ではない。 大嘗祭は、陛下が国家・国民のために安寧と五穀豊穣(ほうじょう)などを感謝し、祈念される祭祀。その中心をなす「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」では「悠紀殿供饌(ゆきでんきょうせん)の儀」「主基(すき)殿供饌の儀」が行われ、陛下が今年収穫したコメを神々に供え、自らも食される。 「親謁(しんえつ)の儀」は、両陛下が伊勢神宮(三重県伊勢市)や歴代天皇陵に参拝し、一連の儀式を終えたことを報告される。来年4月に行われる「立皇嗣(りっこうし)の礼」は秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣となられたことを国内外に示す儀式だ。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「饗宴の儀」簡素化、ご負担軽減(産経新聞)
22日に始まった一連の儀式のうち、天皇陛下が国内外の賓客から祝福を受け、飲食を共にされる国事行為「饗宴(きょうえん)の儀」は、皇族方のご負担軽減や儀式の簡素化のため、平成時より規模が縮小された。特に病気療養中の皇后さまのご体調を考慮した形となった。 【写真でみる】「饗宴の儀」で提供された料理 饗宴の儀は22日を含め計4回開かれるが、2回目以降は25、29、31日に開催され、後半の2回は立食形式を採用した。前回の平成の代替わりでは4日連続で計7回催され、うち3日間は昼夜2回のスケジュールだったが、今回は1日1回で1~3日間の間隔をあけることになった。 また、即位礼正殿の儀では前回、宮殿の中庭に張り出す形で設置した一部参列者用の仮設ステージの設置を、今回は見送った。台風など荒天の場合、ステージの雨をしのげないことを踏まえたものだが、費用面では億単位の経費節減となった。 11月14、15日に行われる大嘗祭(だいじょうさい)の中心的儀式「大嘗宮(だいじょうきゅう)の儀」と、16、18日の饗宴「大饗(だいきょう)の儀」は、それぞれ約700人を招待。前回は大嘗宮の儀に936人を招待したが、静謐(せいひつ)な環境が保たれなかったとして人数を絞る。参列する皇族の減少も踏まえ、大嘗宮は主要祭殿の規模は維持する一方、敷地面積は前回の約77%に抑制し、経費削減につながった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「饗宴の儀」平成踏襲、日本料理で 菜食主義 「ハラル」メニューも(産経新聞)
天皇陛下のご即位を祝い、国内外から広く賓客を招く「饗宴(きょうえん)の儀」の料理は、平成の祝宴を踏襲し、宮中晩餐(ばんさん)会のようなフランス料理ではなく、日本料理となった。国賓が訪れた際に開かれる宮中晩餐会よりも、かなり規模の大きい祝宴となるため、コンパクトに提供できる日本料理が選ばれた。また、各国の宗教や食文化に配慮したメニューも準備された。 外国元首らが招かれた22日の献立は前菜▽酢の物▽吸い物▽加薬ご飯▽焼き物▽揚げ物▽果物-など9品目。鯛の姿焼きや牛肉アスパラガス巻きなど、平成の献立をベースにした通常メニューのほか、魚介や肉の代わりに野菜や高野豆腐、湯葉などを使った「菜食主義」メニューや、イスラム教の流儀に則して処理した「ハラルミート」と呼ばれる肉を使用したメニューも選べるようにした。 箸のほかにスプーンやフォークも置かれ、日本食に不慣れな外国賓客も食べやすいように配慮。日本酒のほか白、赤ワイン、フレッシュオレンジジュースなども用意した。宮内庁の担当者は「日本の山海の食材を使い、外国の方にも食べやすいよう工夫を凝らしたと話した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
饗宴の儀、華やかに夜までお祝い 海外の賓客ら皇居・宮殿に続々(共同通信)
皇居・宮殿が、華やかなお祝いの宴の場に。22日夜、催された「饗宴の儀」。天皇、皇后両陛下は終始にこやかな表情で、タキシードやドレスで着飾った海外の賓客と飲食を共にした。厳粛な雰囲気に包まれた日中とは打って変わり、宮殿には談笑の輪が広がった。 宮殿には午後7時20分ごろから、賓客が続々と集まった。米国のチャオ運輸長官は赤紫色のドレスを身に着け笑顔。オランダのウィレム・アレクサンダー国王夫妻やブータンのワンチュク国王夫妻、英国のチャールズ皇太子らの姿もあった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「banzaiの意味は…」即位の儀式、海外の反応は?
海外メディアが「即位礼正殿の儀」を中継するなど、儀式は海外でも関心をもたれた。 皇室と深い親交を結ぶ英王室からはチャールズ皇太子が参列。BBCニュースは「徳仁 日本の天皇が古風な儀式で即位を宣言」と、この日朝の電子版トップニュースで報道。「5月1日(の即位)を見た世界の人々は『もう済んだのではなかったか』と思っているだろうが、日本にとっては今日が大きな行事だ」と説明する米大学教授のコメントを紹介し、儀式が持つ重要性を強調した。 仏紙フィガロ(電子版)は自社サイトで式典の動画を載せて詳報。安倍晋三首相が天皇陛下に万歳三唱したシーンを取り上げ、「banzaiは文字通りには1万年を意味し、天皇が末永く生きるよう願うものだ」などと解説を加えた。 一方、中国では複数の動画サイトが中継するなど、関心の高さをうかがわせた。新華社通信も儀式開始直後に速報し、「父の歩みに沿って象徴になる天皇が『国民の幸せと世界の平和を常に願う』と述べた」などと伝えた。ネット上でも「中日友好のために祝福したい」「伝統的な服装が素晴らしい」と肯定的な意見が目立った。 韓国の主要メディアは、天皇陛… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
【速報解説中】祝宴「饗宴の儀」始まる 宮殿に外国元首
【動画】天皇陛下の即位を祝って放たれた陸上自衛隊の礼砲=北村玲奈撮影 天皇陛下の即位を国内外に知らしめる儀式「即位の礼」が22日に執り行われます。そのハイライトと言えるのが22日の「即位礼正殿の儀」。天皇陛下自らが即位を宣言します。1日の出来事を解説とともにタイムラインでお伝えします。 19時すぎ 祝宴「饗宴の儀」始まる 「即位礼正殿の儀」に参列するために来日した外国元首らをもてなす祝宴「饗宴(きょうえん)の儀」が22日夜、皇居・宮殿で始まった。 平成の即位の礼にも参列したブルネイのボルキア国王のほか、英国のチャールズ皇太子らが招待された。 祝宴では、天皇陛下が同日午前に即位を宣言した舞台「高御座(たかみくら)」などが公開され、舞楽が披露される。 解説 夜は国外の賓客らをもてなす祝宴「饗宴の儀」 夜には、皇居・豊明殿を主会場に、主に国外の賓客をもてなす祝宴「饗宴(きょうえん)の儀」がある。出席者には高御座や御帳台が公開され、食事や飲み物が振る舞われる。終了時間は午後11時前。祝宴は、25、29、31日と続く。 16:10 那覇市の高校生、相良倫子さん「平和を希求するおことばだった」 即位礼正殿の儀には、那覇市の高校1年生相良倫子(さがらりんこ)さん(15)も参列した。中学3年生だった昨年、沖縄慰霊の日の戦没者追悼式で、自作の「平和の詩」を朗読して注目された。 相良さんは、高校の制服姿で参列した。儀式の様子を直接見られる位置にいなかったため、モニター越しに見守ったという。「国民の幸せと世界の平和を常に願い」という天皇陛下のおことばについて、「平和を希求する心がわかる、すてきなおことばだった」と振り返った。 上皇陛下は、沖縄へ深い思いを寄せられたことで知られる。「おことばからは、上皇陛下の思いを引き継ぐ、というお気持ちが伝わってきた。沖縄だけでなく日本中の平和のために尽くしてくれると思う」と期待を込めた。また、「戦争を体験してもなお穏やかに生きている、私たちの祖母や曽祖母のような存在が沖縄にいることを知ってほしい」と話した。 15:50 中西進さん「カーッと日が照ってきまして」 「令和」の考案者とされる万葉集研究の大家、中西進さんは即位礼正殿の儀に参加した後、報道各社の取材に応じ、「(陛下のお話がある時は)カーッと日が照ってきまして、素晴らしい日本の未来を思わせるようにとてもいい雰囲気になりました」と話した。 その上で、「陛下も、総理も国民の幸せと、国家の世界的な平和をおっしゃったこと、非常に私は良かったなあと思いました。最後に総理のお話が終わるときに、令和元年10月22日とちゃんと元号も言って下さったんで、良かったと思います。いい日本になると思いますね。皆さんの力を合わせてそう致しましょう」と話した。 両陛下のご様子については「非常に謹厳な趣で、陛下はきりっと口をお結びになって、決意のほどがしのばれました。皇后様は非常に慎み深く、奥行きの深い感じにさせられました。いいスタートを切ったんじゃないでしょうか」 15:45 王貞治さん「日本の良さを感じられる式典でした」 即位礼正殿の儀に参加した王貞治さんは取材に、「日本の伝統的な衣装がすばらしかったですね。外国のみなさんも感銘を受けたのでは。平和と幸せ、ということを天皇陛下も言われていました。普段感じることができない日本の良さを感じられる式典でした」と話した。 秋篠宮家の装束姿 即位礼正殿の儀に臨んだ、秋篠宮文仁さまの装束姿。束帯は、皇太子が着用する「黄丹袍(おうにのほう)」。垂纓(すいえい)の冠、天皇陛下から譲られた豊後国行平御太刀を身につけている。 秋篠宮妃紀子さまは、深紫亀甲(ふかむらさききっこう)の地紋に、白尾長鳥丸(しろおながどりのまる)を上紋とした唐衣、紅固織物に松立湧の紋をあしらった五衣、三重襷(だすき)の紋に桐竹鳳凰(ほうおう)の描絵をあしらった裳(も)といういわゆる十二単(ひとえ)姿。 長女の眞子さまと次女の佳子さまは、紫亀甲の地紋に、白雲鶴丸(しろうんかくのまる)を上紋とした唐衣、萌葱(もえぎ)固織物に松立湧の紋をあしらった五衣、三重襷(だすき)の紋に桐竹尾長鳥の地摺(じすり)をあしらった裳(も)といういわゆる十二単(ひとえ)姿。長ばかまの色は、未婚であることを表す。 来日した主な海外要人 招待国数は194カ国、即位関連予算は約160億円にのぼる。 13:15 行幸通りにも礼砲響く 東京駅前の行幸通り周辺では、スマホでテレビ中継を見たり、記念撮影したりする人たちの姿が。24分には、北の丸公園の祝砲が東京駅周辺にも響き渡った。モニュメント前で自撮りしていた広島市の曽田文子さん(69)は、美智子さまのファン。目当てだったパレードは延期になったものの、旅行をキャンセルするのはもったいないと上京した。「私なりに納得です」 即位祝う礼砲を発射 即位礼正殿の儀では、安倍晋三首相の万歳三唱のかけ声にあわせ、陸上自衛隊の礼砲部隊が即位を祝う礼砲を発射した。 天皇陛下がおことばを述べる おことばは、次の通り。 さきに、日本国憲法及び皇室典範特例法の定めるところにより皇位を継承いたしました。ここに「即位礼正殿の儀」を行い、即位を内外に宣明いたします。 上皇陛下が三十年以上にわたる御在位の間、常に国民の幸せと世界の平和を願われ、いかなる時も国民と苦楽を共にされながら、その御(み)心を御自身のお姿でお示しになってきたことに、改めて深く思いを致し、ここに、国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います。 国民の叡智(えいち)とたゆみない努力によって、我が国が一層の発展を遂げ、国際社会の友好と平和、人類の福祉と繁栄に寄与することを切に希望いたします。 解説 天皇陛下が即位を宣言する舞台は「高御座(たかみくら)」 松の間には、天皇陛下がのぼって即位を宣言する舞台「高御座」が置かれた。高さは約6・5メートル、重さ約8トン。8本の円柱が屋根を支え、頂上に金色の鳳凰の飾り金具などの装飾がある。高御座の隣に置かれたのは、皇后さまがのぼる「御帳台(みちょうだい)」。高さは約5・7メートルで、構造は高御座とほぼ同じだ。 解説 即位礼正殿の儀、「平安絵巻」のような景観に 天皇陛下は「黄櫨(こうろ)染御袍(ぜんのごほう)」と呼ばれる束帯姿。天皇のみが着用する装いで、淡く赤みがかった茶色が特徴だ。皇后さまは十二単姿。見守る皇族方も、男性は原則として束帯、女性は十二単を身にまとう。 宮殿中庭も一気に「平安絵巻」さながらの景観となる。 13時すぎ 「即位礼正殿の儀」が始まる 天皇陛下が即位を国内外に宣言し、国内外の代表から祝福を受ける「即位礼正殿(せいでん)の儀」が皇居・宮殿松の間で始まった。荒天のため、宮殿・中庭に配置される装束姿の職員の数は3分の1ほどに減らされ、宮殿の廊下などに配置される。 12:40 […]