豊島将之名人が木村一基九段を破って竜王挑戦を決める 現在、将棋界には8つのタイトルがあります。これらのうち特に序列が高いのが「竜王」と「名人」です。9月5日、第32期竜王戦挑戦者決定三番勝負で豊島将之名人が木村一基九段を2勝1敗で破り竜王挑戦を決めました。これによって、竜王戦は広瀬章人竜王VS豊島将之名人というカードに。将棋界最高峰の「竜王」と「名人」が七番勝負で戦うことになりました。「竜王」と「名人」が番勝負で対決するのは、羽生善治竜王が佐藤天彦名人に挑戦した第76期名人戦以来、1年半ぶりとなります。10月11、12日に東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われる第1局を皮切りに頂上決戦が始まりますが、観戦のポイントはどこでしょうか?広瀬竜王と豊島名人、ともに超一流の棋士ですがタイプはやや異なります。広瀬竜王の武器は終盤力。「異能感覚」と呼ばれる独特の間合いと、詰将棋で鍛えられた寄せの力で、混戦から抜け出す強さは将棋界随一です。前期竜王戦で、羽生善治九段相手に見せた度重なる逆転勝ちは将棋ファンの記憶に強く印象づけられています。一方、豊島名人のストロングポイントは緻密な序盤戦術。それまでやっていた棋士仲間との研究会を一切やめ、コンピュータソフトを使った序盤の研究に時間を費やしたことで正確無比な序盤の力を手に入れました。広瀬竜王も将棋年鑑インタビューで豊島名人について「ソフトを使った研究の優秀さを広めた一人」と評価しています。終盤戦と序盤戦。互いに持ち味は異なるものの、得意戦法は「角換わり」と同じなのが面白いところ。今回の竜王戦でも「角換わり」の戦いになることが予想されますが、その中で序盤で豊島名人がリードするか、終盤で広瀬竜王がその怪力を発揮するか。そのような視点で今回の七盤勝負を観戦してみるのもいいかもしれません。竜王初防衛を目指す広瀬竜王、史上4人目となる「竜王・名人」を目指す豊島名人。2人の頂上決戦から目が離せません。 将棋情報局 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
NHKのネット展開本格化、受信料は将来どうなる? 宍戸常寿教授が語る「放送法改正」の意義(弁護士ドットコム)
改正放送法が5月に成立し、NHKの放送番組をインターネットで常時同時配信することが可能になった。今後、NHKはインターネットへの展開をより強化していくことが考えられるが、NHKのあり方については、「NHKから国民を守る党」が参院選で1議席を獲得するなど、国民の不満も顕在化している。 常時同時配信のもたらす意味は何なのか。今後、NHKのネット展開が進む中で、何が変わるのか。弁護士ドットコムニュース編集部では、放送法改正をめぐり、衆議院総務委員会で参考人として意見を述べた、宍戸常寿・東京大学教授(憲法・メディア法)、中村伊知哉・慶應義塾大学教授(メディア政策)、砂川浩慶・立教大学教授(メディア論・放送制度論)の3人に意見を聞いた。 この記事では、宍戸教授へのインタビューを紹介したい。 ●NHKに対するガバナンスの強化も重要ポイント ーー常時同時配信の実現について、どう捉えていますか? 2002年にNHKオンデマンドの実現に向けた議論をしていたときから、公共放送がインターネットを活用することは当然だと思っていました。 あとは具体論として、技術的課題と負担の問題、そしてNHKの業務範囲の拡大が言論空間の健全性をゆがめないかというバランスの話がありましたが、長年かけて実現したことは、よかったのではないかと思います。 ーー常時同時配信以外に注目すべきポイントはありますか? あまり注目されていませんが、今回の改正法のもう一つの柱は、NHKのガバナンス強化です。報道機関である公共放送への規律を強めることは簡単にやってはいけないのですが、いくつも不祥事が生じている反面、民間企業全体のガバナンスは非常に強化されています。また、NHKの関連子会社やグループへの規律が弱いのでないかという指摘もあります。 このような状況を踏まえ、会社法や独立行政法人通則法を参考にした、規律を入れることになりました。 放送法の改正では、役員(経営委員・執行部)のNHKに対する忠実義務の規定や、子会社の規律、中期計画の策定・義務づけ、経営委員会による内部統制の強化、監査機能の強化などが入りました。 今回の法改正は、常時同時配信を認める代わりにコンプライアンスの強化を求めるという「アメとムチ」ではありません。両方ともに、新しい時代の公共放送に必要なことです。 ●ネット時代の受信料はどうなるのか ーー常時同時配信の実現にあたっては、放送の補完的なものと位置付けて、受信料の制度には手をつけませんでした。しかし、裁判にもなっているように、受信料については根強い批判もあります。今後、NHKがさらにネット展開を強めていくにあたり、受信料については、どう考えればいいのでしょうか? 問題を大きく整理すると、そもそも公共放送が必要かどうか。次に必要だとするならば、その財源は税金か、受信料か、広告収入か、それとも有料放送にするかという分け方ができます。第三に、財源を受信料にするということであれば、受信料を支払う人の範囲をどう確定させるかという議論になります。 まず、財源を税金にすることは難しいでしょう。国会・政府と公共放送の距離を近づけてしまうことになります。日本がリベラルデモクラシーの一員としてやっていくのなら、政治から一定程度独立した公共メディアがあることは重要です。 他方、日本ではあまり知られていませんが、世界的には、公共放送が広告収入を得ることは普通にあります。日本では、NHKに広告収入を認めない結果として、民放は広告収入で潤っている部分もありますが、二元体制の観点からそのままでいいと思います。 あとは、実際にNHKの番組を見る人に限って現実の負担をお願いするかどうかですね。単にテレビを持っているだけの人からは受信料を取らない、という考え方です。N国党はNHKのスクランブル化を最終的な目標に掲げていますが、これは真面目に受け止める必要があります。 そのうえで、私自身は、基本的には今の受信料制度のように、テレビを保有するという広い意味での放送の利用者に負担をお願いするやり方がいいと考えています。その理由は、いくつかあります。 まず、NHKの番組を普段見なくても、災害など何かあったときに見ることができます。また、NHKと民放の二元体制により、NHKに何か問題が起きると民放が批判する一方で、受信料財源による質の高いNHKの番組があるからこそ、広告収入に依存する民放も同じプロとして競争しようというインセンティブがはたらきます。放送全体を支えるものとして、今までの仕組みは合理的だと思います。 ーーネットでNHKの番組を見ることが広がっていった場合、受信料負担の範囲はどうなっていくのでしょうか? 全世帯受信料なのか、ネット受信料的なものか、認証端末をベースにした制度にするのかなど、いくつかの考え方があります。 テレビだけでなく、ネットも使わないという人も含めて、全世帯から負担金をとるドイツの仕組みは、個人の根源的な自由を侵害する程度が強く、私は反対です。ドイツには教会税(公の宗教団体のために国家が住民から税を徴収するしくみ)があるように、公共的なものをみんなが負担するために、政府がかわりに徴収しても問題が起きない国で、メディア環境を含めて日本とは事情が違います。 次に、ネット利用者であればNHKの番組を見る・見ないにかかわらず受信料をとるというネット受信料の仕組みにも、私は今のところ反対です。テレビは嫌だ、放送は嫌だ、ネットだけで情報を収集したいという人の自由もあるはずです。それを制限するところまで、日本のメディア環境は深刻な状況にありません。 今の時点では、アプリを入れるなどして、スマホやパソコンを「テレビ」として使う人に受信料負担を求めるというのが限界だと思います。 注意すべき点は、今回の放送法改正は、そのもう一歩手前の段階にとどまっている、ということです。今回の同時配信は、放送の補完、いわばモアサービスとしての位置付けであり、同時配信を制限なく利用できるのは、NHKと放送受信契約を結んで受信料を払っている世帯です。この一歩先に進むことも、現段階では時期尚早でしょう。 ●N国現象をきっかけにして、国民的な議論を ーー「N国」が台頭してきたことについて、どう考えればいいのでしょうか? これまで公共放送のあり方をめぐる議論は、メディア業界、研究者、総務省などの関係者の間で、いわばクローズドなやり方で進められてきました。NHK自身も、視聴者ではなく、他の放送局や政治の動きの方を重視してきたように感じます。国民が不満をもったり、受信料制度に疑問を感じたりするのも当然で、その意味でN国現象は不思議なことではありません。 公共放送、そして放送や世論をどうしていくのか、国民全体が関心をもって、議論するきっかけにすべきです。 何よりもNHK自身が、どのような人々に、どのような理由で嫌われたり、受信料の支払いを拒否されたりしているのか調べて、公共メディアとしての自らのあり方を不断に見直し、丁寧に説明していくべきです。 ーーあまり国民と向き合っていないということでしょうか? 受信料を徴収する人が苦労していることは間違いありません。プロデューサーもディレクターも記者も一生懸命やっていると思います。全体としてNHKの番組は質が高いと思っていますが、説明不足をはじめ、改善が望まれることはあります。 たとえば、N国党やれいわ新選組を参院選中に他の党と同等に取り上げなかったことについて、なぜなのかという批判が強まっています。NHKは、選挙報道の公平・中立を、他の放送局以上に重く見て、あらかじめガイドラインを定めていますが、その範囲内で対応したといえるのか、情勢を見て別の対応をしなかったのは適切なのかなど、対外的に十分に説明し、見直すべきは見直すべきです。 もっと広く視聴者の声を聞いて制作や編成に活かしていこうという、オープンな構えが必要な時期に来ているのではないでしょうか。一般にマスメディアは、ネットやSNSの普及による、社会や価値観の多様化についていけていない部分があります。その点でも、NHKは常時同時配信により、視聴者との向き合い方を変えるべきでしょう。 この問題で本当に注目すべきは、ガバナンス改革でNHKが変わるのか、変わらないのかということです。 ーーガバナンスのどこに注目すべきでしょうか? 仕組みがわかりにくいのですが、NHKの場合、執行部とは別に経営委員会があります。経営委員会が重要事項を議決して、総務省や内閣、最終的には国会がNHKを監督するという複雑な構造になっています。NHKは、総務省や国会にきちんと説明できればいいという面が強かったのですが、もっと直接的に、国民に理解してもらう取り組みが重要です。 NHKは番組の価値についても、膨大なデータや指標によって分析していますが、表に出たり説明されたりしているものは少ないように思います。取材をして質の高い番組を制作して放送するためには、これくらいのお金が必要だということを、もっと説明しないといけないでしょう。 少子高齢化が進み、世帯数も人口も減少して、日本の全てのサービスに大きな影響がある中で、放送も先を見た手を打たなければいけません。 たとえば、受信契約の単位を世帯から個人に変えるべきではないのか、テレビ離れが指摘される若い世代からは受信料を取らないほうがいいのではないか、といった考え方もあるでしょう。 社会の構造変化が生じて、メディア環境を再構築するうえで、NHKをどうするのか、まずはNHK自身が自らのあるべき姿を提起して、視聴者・国民全体で議論できる環境を作るべきです。 ●守るべきは公共放送の機能、民間放送の意義 ーー民放も含めたメディア環境全般に対して、常時配信はどう影響するのでしょうか。特に、民放の場合は、キー局だけでなく、ローカル局もあります これまで地方では、新聞社が強い力を持つ中で、NHKとローカル局が言論の多様性に大きな役割を果たしてきました。今後、新聞社が厳しい状況を迎える中で、日本各地で起きる事件を報道して、地域の情報が国全体として共有されるためにも、地域に取材網があることは極めて重要なことです。 これまでの基幹放送は、原則として県域で放送免許が認められてきました。しかし、今後の日本社会において、都道府県という単位に絶対的な意味があり続けるのかは、疑問です。民放4社が争う広告市場として、県という単位が維持できない地域も出てくるように思われます。 NHKの常時同時配信によって、放送と通信の融合をめぐる、最後のパンドラの箱が開きます。キー局が提供する全国ネットの番組はインターネットでも視聴できる流れになります。放送の区域の柔軟化や、チャンネルの大規模な再編も、今後避けては通れないでしょう。 ローカル局も、地域に根ざしながら、視聴履歴を活用するなど競争して、よりイノベーティブになってほしいですね。 ただ、2018年に噂されたような、急激な規制緩和は劇薬で、場合によっては放送や世論を不安定化させかねません。緩やかに、放送をめぐる規律の見直しや業界の進むことになるでしょう。 守るべきは、公衆を形成する放送の機能そのもの、すなわち公共放送の機能、民間放送の意義であって、今の事業者すべてがそのままに存続することではありません。 […]
台風15号北上 関東と東海 対策はあす午前までに(tenki.jp)
強い台風15号は、きょう7日、小笠原諸島へ接近。その後、さらに北上して次第に東日本へ。関東と東海は、比較的穏やかなきょうからあすの午前までに台風対策を。 きょうの全国の天気 晴れる所が多い 小笠原諸島は荒天 きょう7日(土)は、本州付近は高気圧に覆われるでしょう。沖縄や九州、四国には南から湿った空気が流れ込みます。小笠原諸島には台風15号が接近するでしょう。【各地の天気】沖縄や九州、四国は雲が多く、ときおりザッと雨。局地的には激しく降りそうです。中国地方や近畿、東海、関東、北陸、東北にかけて広く晴れて、厳しい残暑。気温は33度~35度くらいまで上がる所が多く、熱中症対策が欠かせません。午後は太平洋側を中心に所々で雨雲が湧くでしょう。北海道は前線の影響で昼頃まで広く雨が降ります。【小笠原諸島は雨と風が強まる】台風15号は、コンパクトな台風。今朝の段階では穏やかでも、近づくと急激に風や雨が強まるおそれがあります。「昼過ぎ」からは、暴風が吹き荒れ、海は大シケとなるでしょう。「夕方」には雨も強まり、局地的には激しく降りそうです。荒れた天気は今夜まで続くでしょう。 台風は次第に東日本へ 関東と東海 備えは早めに 荒天のピークは あす8日(日)は、北日本と西日本は広く晴れますが、東日本には台風15号の影響が出てきます。伊豆諸島は、あす「昼前」から、暴風・高波に厳重な警戒が必要です。関東の広い範囲と東海(静岡県中心)は、午後は雨の所が次第に増えるでしょう。沿岸部では、夕方以降は風も強まってきそうです。そして、荒天のピークとなるのは「あす8日夜~9日早朝」と予想されます(多少、前後する可能性も)。荒れる時間はそれほど長くありませんが、立っているのが大変なほどの暴風が吹き荒れ、道路が一気に冠水するような非常に激しい雨が降るおそれがあります。落雷や突風にも十分な注意が必要です。屋外にある飛ばされやすい物を固定したり片づけたり、といった作業は、比較的穏やかな『きょう7日~あす8日午前』に済ませてください。停電への備えもしておくと安心です。なお、その後、台風はさらに北上する見込みです。東北の皆さんも早めの台風対策を心がけてください。「9日朝~昼頃」、南部を中心に荒れた天気となりそうです。 日本気象協会 本社 戸田 よしか 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「恩返しできた」8.5%の狭き門突破した女子高校生 簿記1級に合格 休日は10時間の猛勉強(西日本新聞)
税理士や公認会計士の登竜門とされる日本商工会議所(日商)簿記検定1級試験に、北九州市立高(戸畑区)情報ビジネス科3年の大西夏未さん(18)=戸畑区=が合格した。合格者の大半は社会人で、合格率は毎回1桁という狭き門をくぐり抜けた。大西さんは税理士資格の取得を目指してさらに勉強をしている。 大西さんは合格率約8・5%だった今年6月の試験に合格した。試験は商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算の4分野(各25点)があり、合格ラインは総合で70点以上。1分野でも10点を下回ると不合格となる。6788人が受験し、575人が合格した。 大西さんは、日商簿記2級に受かった高校1年の冬から「簿記の勉強が好きになった」という。英語でスピーチを競うESS部で活動しながら、勉強を続けてきた。 昨年11月に初めて受けた1級の試験では涙をのんだが、「まだ伸びしろがある」と奮起。平日は1日5時間、休日は10時間の猛勉強を続け、努力を実らせた。大西さんは「支えてくれた家族や学校の先生たちに結果で恩返しできてよかった」と笑顔を見せる。 1級に向けた試験の傍ら、今年2月には1級と同レベルとされる全経簿記上級にも合格した。現在はさらなるスキルアップを目指して勉強に励んでいる。卒業後は地元企業に事務職として就職する予定だ。大西さんは「学んだことを実務の中で生かしていきたい」と話している。 西日本新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
台風15号 強い勢力に(tenki.jp)
台風15号は発達し、「強い勢力」になりました。きょう7日午前6時現在、父島の付近を西北西へと進んでいます。 小笠原諸島 暴風・高波に警戒 台風15号は、きょう午前6時現在「強い」勢力となりました。位置は父島の東南東約350キロ。時速35キロの速さで西北西へ進んでいます。小笠原諸島では、きょうの昼過ぎから急に暴風が吹き荒れ、海は大シケとなるでしょう。また、台風本体の発達した雨雲がかかり、激しい雨の降るおそれがあります。その後さらに北上し、強い勢力のまま、あす8日夜から9日にかけて、東日本にかなり接近し、上陸するおそれがあります。 日本気象協会 本社 日直主任 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
虐待?事故?どう見極める 専門の異なる医師ら議論(関西テレビ)
関西テレビ 児童虐待をどう見極めるべきかを考えるシンポジウムが開かれ、専門の異なる医師たちが議論しました。 シンポジウムでは、法医学者のほか脳神経外科医、小児科医が議論を交わしました。 乳児の頭のけがについては、揺さぶりなどの虐待か偶発的な事故かの見極めが難しく、医師の間でも意見が分かれています。 【奈良県立医科大学 朴永銖病院教授(脳神経外科)】「画像所見のみでは虐待によるものなのか、事故によるものなのか判断できない。これが脳神経外科医としての意見」 【和歌山県立医科大学 近藤稔和教授(法医学)】「(法医学の鑑定は)ただ画像を見て判断するわけではなくて、いろんな所見を総合的に判断する」 【大阪府立病院機構 大阪急性期・総合医療センター 丸山朋子医師(小児科)】「私たちも単純な(虐待3徴候による)診断ではない。検査と(事故の可能性の)除外診断を尽くしたうえで、多機関連携で総合判断していこうと」 このほか、虐待かどうか判断に迷った事例も報告され、虐待を見極めることの難しさが浮き彫りとなりました。 関西テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
京急の運転再開は7日昼ごろ 京急川崎―横浜駅間で運休
【動画】事故があった現場付近では、運転再開に向けた復旧作業が続いていた=遠藤雅彦撮影 横浜市神奈川区の京急本線で快特列車とトラックが衝突し、36人が死傷した事故で、事故現場の復旧作業は6日も続いた。事故車両の一部は車庫に移され、衝突で激しく破損したトラックの一部も撤去された。京急は、京急川崎駅と横浜駅間の上下線で運転を見合わせており、7日昼ごろの再開をめざして作業を進めた。 京急は当初、復旧を6日夕方のラッシュ前と設定していたが、傾いた先頭車両を重機で持ち上げて搬出する必要があるなど、予想以上に時間がかかっているという。車両を完全に撤去できないと架線や軌道の損壊状況も確認できず、運転再開の繰り延べを決めた。 6日午後には現場に重機が到着。アームを先頭車両の上に伸ばし、数十人の作業員が車両の周りに集まって作業を進めた。(林知聡) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
ひたすら120キロの窓付け 技能学べぬ日立の実習生
外国人技能実習で法律違反があったとして、日立製作所が国の改善命令を受けた。同社笠戸事業所(山口県下松市)で働いていた元実習生の間には「技能を学べなかった」と今も不満が残る。新たな在留資格が生まれ、外国人の働き手に関心が集まる今、日本を代表する大企業の姿勢が問われる。 「結局、電気機器組み立ての技能は学べない実習だったということ」。新幹線車両への窓付けばかりさせられたという20代前半のフィリピン人元実習生は日立の処分を聞き、そう話す。 母国の理科系大学を卒業して2017年春に来日。実習を受ければ技術者への道が広がると期待し、笠戸事業所へやってきた。日立が注力する鉄道車両事業の生産拠点。リーマン・ショック後に巨額赤字を抱えた日立が復活をとげた象徴的工場だったが、日々の作業は重さ120キロの窓を4人1組で運んで車両に取り付ける重労働ばかりだった。 元実習生は昨年7月に国が実地検査に入った際に「職場ではこうした不正が続いていた」と証言したという。「体が痛くて、母国で休みたくて」と今年、自ら帰国。今は日本語教師として働く。「日本政府が日立の不正を認めた。日立は改善できるのだろうか」 日立広報・IR部などによると… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
衝突のトラック、高さ制限を避け迷ったか 京急踏切事故
横浜市神奈川区の京急本線の踏切で快特列車とトラックが衝突した事故で、事故前にトラックが走行したルートが周辺の防犯カメラの映像などから判明した。捜査関係者が明らかにした。大型トラックが通常は通らない道に入り込んでおり、神奈川県警はトラックが道の選択を誤り、高さ制限がある道を避けたため事故現場に近づいたとみている。 県警は6日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、死亡したトラックの男性運転手(67)の勤務先を捜索。事故原因の解明を進めている。 捜査関係者などによると、トラックは5日午前11時半ごろ、事故現場から東南へ約800メートル離れた倉庫でレモンなどを積みこんだ。千葉県成田市に向かう予定になっていたという。 千葉方面に向かうには、国道15号に出てから右折して、首都高速横羽線に乗る方法などがあるが、トラックは国道を左折し、その後、交差点で右折した。 進行方向には車の高さを制限する「アンダーパス」が設置されており、高さ2・8メートルまでとする道路標識が数カ所にあった。トラックは高さ約3・8メートルで、アンダーパスを避けるうちに事故現場の踏切に近づいたとみられている。 また京急は6日、踏切前でのト… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
7日(土)の天気 お出かけは残暑への対策を忘れずに(ウェザーニュース)
■ 天気のポイント ■ ・日本海側中心に残暑厳しく、猛暑日も・台風13号の影響で九州は強雨注意・台風15号で小笠原荒天 今後の動き注意 7日(土)は、東日本から東北は晴れてお出かけ日和となるものの、残暑が厳しく、熱中症対策が欠かせません。 九州や西日本の太平洋側では台風13号の影響で雨が降り、強く降る所もありそうです。 日本海側中心に残暑厳しく、猛暑日も 東北から東日本にかけて、また山陰は晴れる所が多く、厳しい残暑。特に日本海側ではフェーン現象で35℃以上の猛暑日になる所もありそうです。 お出かけする際は、紫外線対策とともに暑さ対策も行いましょう。 なお、東日本や西日本の広範囲でニワカ雨の可能性があるため、折りたたみ傘があると安心です。 台風13号の影響で九州は強雨注意 非常に強い台風13号は朝鮮半島の西を北上します。 台風は九州から次第に離れますが、東シナ海沿岸部を中心に風が強く吹き、また、台風の外側の雲がかかって局地的に激しい雨が降る恐れがあります。 西日本の太平洋側も湿った空気が流れ込んで、雨が降りやすい天気が続きそうです。 また、この台風とは別に先島諸島付近で新たに熱帯低気圧が発生し、周辺では雨風が強まる恐れがあります。激しい雨による道路冠水や土砂災害、落雷、突風などに注意してください。 台風15号で小笠原荒天 今後の動き注意 小笠原諸島では、台風15号が暴風域を伴ってかなり近づき、大荒れの天気に。午後は外出を控えた方が安心です。 この台風は8日(日)夜から9日(月)朝に東日本に接近・上陸する恐れがあるため、最新の台風情報を確認するようにしてください。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース