人材育成や企業支援を通じ、奈良の活性化を目指す「N.PARK PROJECT(エヌ・パーク・プロジェクト)」に参画する南都銀行(奈良市)は28日、プロジェクトの提唱者である中川政七さん(45)を講師に招き、奈良市内でセミナーを開いた。 中川さんは日本の伝統工芸雑貨を製造販売する「中川政七商店」(奈良市)会長で、日本フットボールリーグ(JFL)の奈良クラブ社長も務める。企業ブランディングのノウハウをまちづくりに生かそうと昨年12月、プロジェクトを立ち上げた。「N」は奈良、「PARK」は魅力的なコンテンツを創造する場の抽象的イメージという。 プロジェクトの第1弾となったセミナーには、南都銀行の社員や取引企業の社長ら約30人が参加。中川さんは「経営者を動かすオーダーの作り方」と題し、企業のビジョンやブランディングの大切さを実体験を交えて語り、「ビジョンにはピンとくるものとこないものがある。みんなが本気になれる旗印がビジョンになる」と力説した。 享保元(1716)年創業の老舗・中川政七商店を平成20年に継いだ中川さんは、赤字続きの雑貨事業を立て直し、会社を急成長させた。「日本の工芸を元気にする!」という会社のビジョンを2~3年がかりで考案し、それこそが「成功に導いてくれた」と振り返る。 また、ブランディングについては「デザインを良くする活動という誤解があるが違う。会社の現状を『なりたい』イメージに近づける活動だ」と語り、自社の強みを見いだすための差別化の手法などを提案した。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
土砂災害への警戒呼び掛け 西・東日本で大雨、気象庁(共同通信)
気象庁は30日、西日本から東日本で同日夜にかけ、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降るとして、土砂災害への厳重な警戒や低い土地の浸水、河川の増水への警戒を呼び掛けた。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要だ。 気象庁によると、活動が活発な前線が東シナ海から西日本、北陸を通って、日本の東に延びている。30日夜にかけて太平洋側へ南下して停滞する見込みで、西日本から東日本の広い範囲に暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になる。 太平洋側を中心に降水量が多くなる見通し。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「賃料20年保証」誘いに乗ると…フラット35不正手口
住宅金融支援機構が提供する、持ち家取得のための低金利の住宅ローン「フラット35」が、マンション投資に使われる不正が相次いでいる。機構は不正利用をしないよう呼びかけるが、様々な業者やブローカーが暗躍し、投資による利益に期待する人を巧みに勧誘。不正は後を絶たない。融資の拡大に傾きがちな金融機関もあり、不正には歯止めがかかりにくいのが実情だ。 業者に誘われ「オイシイと思った」 埼玉県内でこの春、約1800万円で中古マンションが売り出された。築20年超で広さ約60平方メートル、最寄り駅まで徒歩十数分。不動産業者が競売で取得した。 3年前、この物件は倍近い約3300万円で取引されていた。東海地方の20代の会社員男性がフラット35で借り、投資目的で買った。 フラット35は持ち家購入促進のため、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供する。投資目的なのに居住用と偽って借りる手口は「なんちゃって」とも呼ばれ、フラット35の融資契約違反だ。発覚すれば一括返済を迫られる。 男性は不動産業者A社を通じて… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
フラット35不正、さらに拡大 調査外事例、新たに判明
住宅金融支援機構が提供する長期固定の住宅ローン「フラット35」がマンション投資に不正に使われた問題で、その件数はすでに機構が把握している113件に加え、別に30件超あることが朝日新聞の取材でわかった。不動産業者が「自己資金なしで投資できる」と勧誘して中古マンションを割高な価格で販売し、多額の融資を引き出していた。 フラット35は持ち家購入促進のため、住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供する。賃料収入に期待してマンション投資するのが目的なのに、居住用と偽って借りる手口は「なんちゃって」とも呼ばれ、融資契約違反だ。発覚すれば一括返済を迫られる。 朝日新聞は、フラット35をマンション投資に不正に使った複数の業者の顧客名簿や賃貸管理表などを入手。2014年以降に不正にフラット35で投資された50件超の実態を調べたところ、30件超が機構の調査対象外だった。機構がすでに把握した113件以外にも不正があったことになる。 フラット35をマンション投資に使う不正は、朝日新聞が5月に報じて明るみに出た。 投資を勧誘された人らに朝日新聞が取材したところ、不正を主導した業者グループは少なくとも四つ確認された。家賃収入を約束して若い会社員を誘い、中古マンションを販売。業者が客と口裏を合わせて目的を偽り、フラット35で多額の融資を引き出す手口は共通する。 SNS上での小遣い稼ぎの誘いや職場への営業電話などに加え、女性が恋人になった男に投資させられた「デート商法」とみられる例もあった。 機構は昨秋の情報提供で浮上した、不正の疑いがある融資113件について調査中だ。これらはフラット35のうち、国の補助金で金利が下がる優良住宅向けローンで、試算では今年3月までに900万円の補助金が支出された。機構はフラット35全体についても不正のあぶり出しを進める。 日本銀行の大規模な金融緩和で住宅ローンは歴史的な低金利だ。金融機関が低金利をPRして融資するなか、それを逆手に取って不正なマンション投資に手を出すケースが後を絶たない。(藤田知也) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
「殺す夢見た」「あと2カ月だ」 LINEで殺害計画か
千葉市の内装工、宍倉拓也さん(当時23)を海に転落させて殺害したとして男3人が千葉県警に逮捕された事件で、男らが事件後に「腰の辺りを押した」と話していたことや、事件前に「殺す夢を見た」などとLINEでやりとりしていたことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、事件に至る経緯を詳しく調べている。 逮捕されたのは、拓也さんの養父で千葉県八街(やちまた)市、内装会社社長宍倉靖雄(48)▽同県四街道(よつかいどう)市、彫り師佐中佑輔(31)▽住所不定、内装工金子栄司(50)の3容疑者。逮捕容疑は、生命保険金を得る目的で1月27日、同県富津(ふっつ)市の岸壁から拓也さんを海中に転落させて殺害したというもの。 捜査関係者によると、関係者の話から、事件後に佐中容疑者が「腰の辺りを押した」と、殺害を示唆する話をしていたことがわかった。また、佐中、宍倉両容疑者の携帯電話を解析したところ、LINEなどの履歴の一部が消去されていた。県警は業者に依頼して復元。「拓也を殺す夢を見た」「あと2カ月だからな」などと事件前にやりとりしていたことが確認されたという。県警は男らが発覚を免れるため、証拠隠滅を図った可能性があるとみている。 県警や捜査関係者によると、昨… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
スズキ会長、持ちかけた資本提携 トヨタが出資、大株主へ(朝日新聞デジタル)
トヨタ自動車とスズキが資本提携し、トヨタがスズキ株の4・94%を保有する大株主となる。スズキはかつて米欧の自動車大手と提携し、最近は大手の資本参加なしに独立を保っていた。しかし自動車業界は激変しつつあり、後ろ盾なしでは厳しい。長年経営を率いてきた鈴木修会長(89)は生き残りのため、最も親近感があるトヨタを新たなパートナーとして選んだ。 ■技術開発競争「大波に単独では難しい」 両社は2017年に業務提携し、電気自動車(EV)などの開発で連携することは決めていた。ただ前年秋の業務提携入りの会見で鈴木氏は、資本提携については明言を避けていた。…… 本文:1,152文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
フラット35、不正拡大 機構調査外30件超判明(朝日新聞デジタル)
住宅金融支援機構が提供する長期固定の住宅ローン「フラット35」がマンション投資に不正に使われ、その件数はすでに判明した113件に加え、別に30件超あることが朝日新聞の取材でわかった。不動産業者が「自己資金なしで投資できる」と勧誘して中古マンションを割高な価格で販売し、多額の融資を引き出していた。▼2面=審査に限界 ■業者がマンション投資話「オイシイ」 住むと偽り多額ローン、途絶えた賃料 朝日新聞は、フラット35をマンション投資に不正に使った複数の業者の顧客名簿や賃貸管理表などを入手。2014年以降に不正にフラット35で投資された50件超の実態を調べたところ、30件超が機構の調査対象外だった。…… 本文:1,102文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
(時時刻刻)つけ込む業者、審査に限界 フラット35(朝日新聞デジタル)
本来は持ち家を取得するための低金利の住宅ローン「フラット35」が、目的外のマンション投資に使われる不正が相次ぐ。ローンを提供する住宅金融支援機構は不正利用をしないよう呼びかけるが、様々な業者やブローカーが暗躍し、投資による利益に期待する人を巧みに勧誘していた。融資の拡大に傾きがちな金融機関もあり、不正には歯止めがかかりにくいのが実情だ。(藤田知也)▼1面参照 ■割高にマンション売りつけ、客紹介料350万円 東京・東銀座の中古マンションの一室。2016年当時、フラット35でマンション投資をする不正を主導した不動産業者A社の事務所だった。…… 本文:2,457文字 この記事の続きをお読みいただくには、朝日新聞デジタルselect on Yahoo!ニュースの購入が必要です。 朝日新聞社 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
週間天気 週末も雨 被災地は二次災害に注意(ウェザーニュース)
■この先1週間の天気のポイント■ ・週末も各地で雨に ・復旧作業は雨と残暑に注意 ・9月に入っても残暑継続 週末も各地で雨に この先もしばらく秋雨前線が日本海から東北南部に停滞して、西日本から東日本にかけての日本海側を中心に曇りや雨の日が多くなりそうです。 9月3日(火)頃は、前線上を低気圧が通過する影響で強雨となる所がある見込みで、九州北部ではこれまでの大雨で既に地盤が緩んでいるおそれがあるため、土砂災害に厳重な警戒が必要です。 太平洋側では晴れ間の出る日があるものの、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定になりゲリラ豪雨があるかもしれません。 強い雨が降るエリアや降るタイミングは、前線の微妙な位置によって変化するので、最新の情報を確認するようにしてください。 復旧作業は雨と残暑に注意 九州北部を中心とした大雨による被災地周辺でも、この先も雨が降りやすい天気が続きます。 大雨のピークは越えているものの、すでに地盤が緩んでいる状態のため、急な斜面などには近づかないようにしてください。 また、昼間は30℃前後まで上がる日もあるため、復旧作業をされる場合は熱中症対策としてこまめな水分補給なども欠かせません。 9月に入っても残暑継続 上空に暖かな空気が入りやすく、さらに前線の南側に入ることで湿度が高くなり、西日本・東日本を中心に蒸し暑くなります。 東京など関東では日差しが届きやすいため、その分暑さを感じそうです。夜も気温は下がりにくくなり、熱帯夜となる可能性もあります。 9月に入ってからも、引き続き残暑となりそうです。 一方、前線の北側になる北海道は晴れる日が多く、秋らしい爽やかな陽気になりそうです。朝晩は少しヒンヤリするところもあり、季節の歩みを感じられます。 ウェザーニュース 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
相模原でヘイトスピーチ考える講演会 川崎の条例素案に学ぶ(カナロコ by 神奈川新聞)
特定の民族や人種に対する差別と排斥をあおるヘイトスピーチについて考える講演会が31日、相模原市南区相模大野のユニコムプラザさがみはらで開かれる。4月の相模原市議選で差別発言を繰り返した陣営に対し、落選運動を展開した市民団体「反差別相模原市民ネットワーク」の主催。 テーマは「川崎市の条例素案に学ぶ」。 川崎市は、公共の場でヘイトスピーチを繰り返した者に50万円以下の罰金を科す全国初の刑事罰規定を盛り込んだ条例の素案を公表、12月議会に条例案を提出するとしている。相模原市でも罰則規定の導入を視野に入れた条例制定が検討されていることから、川崎市の事例から学ぼうと企画された。 ヘイトスピーチ対策に取り組む弁護士の神原元さんが、川崎市の条例素案について解説。また、神奈川新聞社川崎総局編集委員の石橋学記者が条例制定の意義や経過について話す。 午後2~4時。定員は84人で先着順。参加費は500円。問い合わせは、同ネットワークの田中さん電話090(1458)6761。 神奈川新聞社 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース