任期満了に伴う埼玉県知事選は24日、選挙戦最終日を迎えた。自民、公明両党が推薦する元プロ野球選手のスポーツライター青島健太氏(61)、立憲民主党など4野党が支援する元参院議員、大野元裕氏(55)による事実上の与野党一騎打ちだが、最終盤も横一線の大接戦。ともに黒く「選挙焼け」した両候補は、1人でも多くの有権者にアピールしようと、最後のお願いに声をからした。 青島氏の遊説にはこの日、丸川珠代元五輪相や山本一太群馬県知事、柴山昌彦文科相が応援に入った。自民党と対立を続けた上田清司知事の退任に伴う選挙で、16年ぶりの「自前系」知事を目指す自民は、安倍政権や党幹部を日替わりで大量投入する大組織選。県内を3周、走り抜いた青島氏はJR大宮駅前で「埼玉がますます好きになった。(草加市出身の)私を育ててくれた埼玉に新しいストーリーをつくらせてほしい。We are 埼玉だ」。聴衆からは、ヤクルト時代のバッターボックスを思わせる青島コールが起きた。 一方、大野氏は午前6時からJR大宮駅前で、駅の利用者に声をかけ続けた。期間中、県内のさまざまな駅前で1日12時間活動。駅前の滞在は150時間を超えた。「どこからも推薦を受けず、ドン・キホーテのように立ち向かった。正直ヘロヘロだが、上田県政からの継承と発展を掲げた。1党1派のためではなく、県民のための仕事をしたい」と、自民党丸がかえの青島氏との違いを強調。大宮が地元の立憲民主党枝野幸男代表も、応援に訪れた。 同知事選は今回、投票率にも関心が集まる。07年以降、3度の投票率は20%台と低迷(前回は26・63%)。深刻な事態に、県選管は人気漫画「翔んで埼玉」とコラボし、SNSを駆使してPRした。その成果か、22日までの期日前投票は34万4386人で、前回の1・69倍に増えた。秋の国政にも影響を与える「翔んで埼玉」決戦の行方は25日夜、判明する。【中山知子】 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
共産党本部に赤いスプレーで落書き 容疑の男を現行犯逮捕 警視庁(産経新聞)
24日午後1時半ごろ、東京都渋谷区千駄ケ谷の共産党本部の壁に男が赤いスプレーで落書きをしているのを党関係者が発見、身柄を取り押さえて110番通報した。駆け付けた警視庁原宿署員が建造物損壊容疑で男を現行犯逮捕した。 同署によると、男は身分証を所持しておらず、20代の日本人と自称。調べに容疑を認めている。男は壁に中国語で「私は中国に戻る」という意味の漢字4文字を書いていたという。同署が男の身元確認を進めるとともに詳しい動機を調べている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
自ら車いす要望、周到に逃走計画 男は元組員 25日で発生1週間(産経新聞)
現行犯逮捕後に、けがで入院していた東京警察病院(東京都中野区)から逃走した韓国籍の住所・職業不詳、佐藤●(=さんずいに元)基(もとき)こと金(きん)●(=さんずいに元)基(げんき)容疑者(64)が、病院内で車いすの使用を強く要望し、痛みを強調するなど移動に不自由な様子を装っていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。25日で逃走から1週間となるが、金容疑者が元暴力団組員だったことも判明。バスやタクシーを乗り継ぎ、知人の車で都外に逃走しており、警視庁は周到な計画のうえでの逃走とみて行方を追っている。 金容疑者は13日、中野区内のすし店で発生した窃盗事件で身柄を確保される際に階段から転落し、鎖骨や肋骨(ろっこつ)を折った。中野署員に窃盗容疑で現行犯逮捕されたが同日中に釈放され、同病院に入院した。 捜査関係者によると、負傷部位は上半身だったものの、金容疑者は車いすの使用を自ら強く要望。付き添っていた署員の前では、声を上げて痛がるそぶりを見せていたという。 金容疑者の退院は前倒しされたが、退院予定前日の18日朝に逃走。病院5階の多目的トイレに車いすごと入り施錠した後、付き添いの署員に「忘れ物のメモ帳を取ってきてほしい」と頼み、署員が離れた数十秒の間にトイレを出て非常階段から逃げた。周辺の防犯カメラには、走ってバス停に向かう姿が写っていた。 金容疑者はJR中野駅北口でバスを乗り継ぎ、練馬区内のバス停で降り、タクシーに乗車。バスの運賃は紙幣で支払っており、現金を所持しているとみられる。警視庁は18日夜、知人の車に同乗して東京都外に出たことを確認しており、指名手配して行方を追っている。 ■厳重警戒難しく けがの治療や刑事責任能力の有無を調べる鑑定留置で入院した容疑者らが、病院から逃走するケースは少なくない。病院側が一般患者への配慮から院内での警察官の厳しい警戒に難色を示すこともあり、多数の警察官を配置するのが難しいという現実もある。 平成29年2月、強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された少年=当時(17)=が胸の痛みを訴え、搬送先の北海道函館市の病院で診察を受けた後に逃走。警察官2人が付き添っていたが、少年は治療室のベッドの上でひそかに腰縄を切っていた。少年は逃走後に手錠も電動工具で切断したが、約7時間後に警察署に出頭した。 施錠された病室から逃走したケースもある。昨年5月、名古屋市守山区の病院で、現住建造物等放火容疑で逮捕され鑑定留置中の男=当時(57)=が病室の換気用の窓から逃走。この際は、警察官の監視はなかった。男は約22時間後に身柄を確保された。 金●(=さんずいに元)基容疑者のように鑑定留置ではなく、治療のためにいったん釈放されて入院するケースでは、警察は付き添いや行動確認しかできない。警察側が警戒を過度に強めれば、プライバシー侵害や不当捜査を主張される恐れがあるためだ。 また、金容疑者が入院していた警察病院は、警察官らだけではなく一般も広く利用し他の病院同様に配慮を求められる上、容疑者らだけを隔離する病棟もない。2人の警察官が交代で付き添ったが、カーテンで仕切られた病室内で、金容疑者を直接見られない場所に待機していた。 ただ、金容疑者の求めに応じトイレを離れた際、応援を呼ぶなどしていなかったのも事実で、警視庁幹部は「油断があったと言わざるを得ない。配慮しつつも容疑者から目を離さないのが原則だ」と話している。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
つくばの祭りにねぶた 神輿や竿燈も登場(産経新聞)
茨城県つくば市最大の夏祭り「まつりつくば」が24日、つくばエクスプレス(TX)つくば駅周辺で始まった。25日まで。 見どころは土浦学園線(東大通り-西大通り)で行われたまつり大パレード。「ねぶた」や、日本最大級の「万灯神輿(みこし)」のほか、「竿燈(かんとう)」などが練り歩いた。沿道を埋めた見物客らは、ねぶたの勇壮な姿に歓声や拍手を送り、蒸し暑さにも負けず夏の休日を楽しんでいた。 秋に開かれる茨城国体のPRイベントや科学の街らしく、立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」の体験試乗、ロボットの体験操縦も人気を集めていた。 つくば市竹園の主婦、伊藤奈津美さん(47)は「青森に住んでいたことがあるのでねぶたは懐かしい。猛暑やいやなことも祭りの熱気で吹き飛ばしてほしい」と話していた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
のどかな集落に衝撃 茨城県八千代町で夫婦殺傷(産経新聞)
茨城県八千代町平塚の民家で、住人の無職、大里功さん(76)が胸などを刺されて死亡し、妻の裕子さん(73)が腹を刺される重傷を負った事件で、県警は24日午後、殺人事件と断定して下妻署に110人態勢の捜査本部を設置した。同6時から開かれた記者会見で、中山文雄県警捜査1課長と同署の冨沢実署長は「全力を挙げて被疑者の検挙に努める」と表明したが、のどかな集落で起きた凶悪事件で住人たちには動揺が走った。 捜査本部は大里さんの周辺でトラブルがあったことは把握しておらず、犯行が金銭目的だった可能性も視野に、現場で荒らされた痕跡がないかを調べている。また、住宅の窓ガラスなどに割られた形跡はないが、一部鍵のかかっていない箇所もあったという。「この辺は鍵をしめない家が多い。最近は涼しかったし、夜は網戸のままの人も多かったと思う」と話す近所の男性もいた。 事件を聞き、東京から駆けつけたという大里さんの妹は「数年前に泥棒に入られたという話は聞いた。兄は穏やかな人だった」と突然の別れを悲しんだ。 自宅防犯カメラの映像を県警に提供したという近所の男性は「午前3時前にかなりの勢いで走る人影が写っていた。この辺は若者も少ないし、雨も降っていたあの時間に勢いよく走る人なんていない」と話す。 裕子さんのおいは「裕子おばちゃんには小さい頃におむつを替えてもらったり、虫取りをしたりした。助かってほしい」と回復を祈った。 捜査本部によると、県警が捜査本部を設置したのは、平成30年1月につくば市東平塚の住宅で老夫婦2人が殺害された殺人事件以来だという。会見で中山捜査1課長は「被害者のご冥福を祈るとともに、強力な捜査で被疑者の検挙に努める」と言葉に力を込めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「宮島水中花火大会」大輪5千発 広島、今年で46回目(共同通信)
世界遺産・厳島神社がある広島県廿日市市の宮島で24日、夏の風物詩「宮島水中花火大会」が開かれた。時折雨が降る中、夜空に咲いた大輪の花約5200発に観客から歓声と拍手が湧いた。 昨年は西日本豪雨の影響で中止となり、今年で46回目。沖合の船から海に投げ込まれる「水中花火」も名物で、色とりどりの光が半球形にはじけた。海上に立つ大鳥居は補修工事のため半透明のシートに覆われていたが、明るい光を背景に、くっきりとシルエットを浮かび上がらせた。 宮島観光協会によると、約4万6千人が来島。 来年は東京五輪の影響で十分な警備体制が取れないとして中止が決まっている。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島とメキシコ、合同公演 震災で相互支援の絆確認(共同通信)
東日本大震災で被災した福島の中高生らが参加し、当時支援を行った地震国メキシコとの絆を記念するコンサート「逆境の時の友こそ真の友」が24日、東京都内のメキシコ大使公邸で開催、復興支援曲「花は咲く」などを合唱した。メキシコ中部で2017年に起きた地震の際などには日本が援助隊を派遣した。 東京電力福島第1原発事故で、一部が避難指示区域となった福島県川俣町の県立川俣高校合唱部が「会津磐梯山」などの民謡を響かせると、会場に手拍子が響いた。同高3年の菅野絢加さん(18)は「農業をはじめ産業が大きなダメージを受けたが、復興に向け一歩一歩進んでいる」とあいさつした。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
米国で電子タバコとの関連が疑われる肺疾患、当局が調査 死亡例も 多くのケースで大麻の成分入り製品使用(ねとらぼ)
米疾病対策センター(CDC)は、電子タバコとの関連が疑われる重度の肺疾患が報告されており、1人が死亡したと発表しました。 【画像】CDCの電子タバコの説明 同センターによると、6月28日から8月20日までの間に電子タバコとの関連が疑われる重度の肺疾患が22州で合計193例報告されています。同センターはFDA(米食品医薬品局)、州当局と調査を行っているものの、まだ原因を特定していないとのこと。報告された患者はいずれも電子タバコを使っており、また多くがテトラヒドロカンナビノール(THC:大麻の主成分)を含む製品を最近使用していたことを認めているとしています。しかし、まだ全ての患者に関連する特定の製品や化合物は特定していないと述べています。 多くの場合、患者は息切れや胸の痛みといった症状を訴えて入院。一部患者では嘔吐、下痢なども見られたとのことです。 死亡例はイリノイ州で報告。死亡者は最近電子タバコを使用し、重度の呼吸器疾患で入院したあと死亡したと州当局は発表しています。同州では過去1週間で、電子タバコを使用し、呼吸器系の疾患で入院した患者の報告数が倍増したといいます。 ねとらぼ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
「仮想通貨事業」返金滞る 集金10億円規模か、提訴へ(共同通信)
暗号資産(仮想通貨)や情報セキュリティーの事業を掲げる「ジュピタープロジェクト」(東京)関連会社が投資家から事業資金を集めた後に返還が滞り、トラブルになっていることが24日分かった。投資家ら7人が近く会社側を提訴する構えで、投資家側代理人の加藤博太郎弁護士によると、約8千万円の損害賠償を求める。未判明分を含めると集金総額は10億円規模に上る可能性もあるという。 元国会議員や大手企業元役員がジュピター社幹部などとして同社ウェブサイトに名を載せたが一部は辞意を示している。 ジュピターは「23日までに全ての対応を始める」とだけ述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
韓国・反「日本式表現」論に温度差 若者は寛容、一方で与党支持者は…(J-CASTニュース)
韓国で一般的に使われている言葉で、日本語が語源になっているものは多い。「真剣勝負」「猟奇」「食傷」「曖昧」といったものがそうだが、日韓関係が冷え込む中、こういった単語までやり玉にあがり始めた。 YTNテレビが調査会社のリアルメーターに依頼して2019年8月16日に行った世論調査によると、実に85.0%が何らかの形で単語の入れ替えが必要だと考えているとする結果が出た。これを受けて、YTNは調査結果を伝える中で、 「言語習慣は一日では変えることができないので、積極性と継続的な努力が必要とされる」 などと主張している。韓国が軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことで、さらにこの動きは加速しそうだ。 ■日本語表現に厳しい目向ける「386世代」 調査結果によると、「大部分を入れ替えるべき」が43.9%、「問題が明らかな一部だけを入れ替えるべき」が41.1%。「入れ替え派」が85.0%に達する一方で、「ほとんどそのまま使う」は8.9%にとどまった。 ただ、その内容は世代や支持政党によってばらつきがある。 例えば19~39歳では、「大部分派」41.7%に対して「一部派」は41.3%、「ほとんどそのまま派」も11.6%いた。これに対して40~59歳は「大部分派」46.3%、「一部派」42.9%、「ほとんどそのまま派」5.0%だった。60代以上は「大部分派」43.2%「一部派」38.4%、「ほとんどそのまま派」11.1%だった。 若年層が比較的日本語表現に寛容で、いわゆる「386世代」(編注:1990年代に30代(3)で、1980年代(8)に大学生で、1960年代(6)に生まれた世代。盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の支持基盤だったことでも知られる)が、日本語に厳しい目を向けていることがうかがえる。 あの国会議長も「継続的に改正を」 政党別では、さらに違いが鮮明だ。与党「共に民主党」支持者は「大部分派」59.8%、「一部派」35.6%で「入れ替え派」が95%を超え、「ほとんどそのまま派」はわずか1.3%。これに対して、保守系の最大野党、「自由韓国党」支持者は「大部分派」21.8%、「一部派」51.1%、「ほとんどそのまま派」は18.2%いる。 こういった結果を受けて、YTNでは「世論が確認できた」として、 「教育機関やマスコミを通じて、何が日本式表現で、どのような問題があるのかを示す役割が重要だ。言語習慣は一日では変えることができないので、積極性と継続的な努力が必要とされる」 などと報じた。 同様の動きは国会でも起きている。文喜相(ムン・ヒサン)国会議長は8月19日、日本式の表現や難しい漢字など一部の法律用語を改めるように求める意見書を、国会運営委員会を含む10の常任委員会に対して出した。改正の対象となるのは「直訳された日本語や日本語を漢字音で表記した用語、過度に省略された漢字語」213語で、文氏は意見書の中で 「国会が立法機関として与えられた責務に忠実になるためには、日本式用語など難しい法律用語を一貫して継続的に改正しなければならない」 と主張した。 (J-CASTニュース編集部 工藤博司) 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース