いじめや学力、教員の働き方など学校を取り巻く課題を話し合う全日本教職員組合(全教)の教育研究全国集会が16日、滋賀県栗東市の「栗東芸術文化会館さきら」で始まった。18日まで。 約1200人が参加した全体集会で、実行委員会の宮下直樹事務局長は「子どもを生産性向上のための『人材』としてしかとらえない考え方が広まり、教職員は多忙で、自由に考えることを奪われている」と懸念を示し、現場の状況を共有する必要性を強調した。 虐待死やいじめによる自死をテーマにしたシンポジウムも開かれた。 この日は不登校や学校の統廃合、新学習指導要領など、課題ごとの討論会もあった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
福島・松川事件から70年 元被告、自白偏重脱却訴える(共同通信)
福島市松川町で起きた列車転覆を巡り、被告20人全員が最終的に無罪となった戦後最大の冤罪事件といわれる松川事件が17日で70年を迎えた。無罪確定まで14年間の法廷闘争を経験した阿部市次さん(95)=福島市=は「検察や裁判官が自白を『証拠の王』とする限り、冤罪はなくならない」と自白に依存した捜査からの脱却を訴えた。 1949年8月17日未明、東北線の線路が外され列車が転覆し、乗務員3人が死亡した。1人の「自白」をきっかけに国鉄の組合員ら計20人が逮捕され、福島地裁は全員に有罪判決を下した。その後、アリバイが証明され、仙台高裁差し戻し審で全員無罪となった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
いじめ主原因と断定せず、北九州 高2自殺の再調査(共同通信)
2017年4月に北九州市の私立高2年だった女子生徒=当時(16)=が自殺した問題で、再調査をしていた福岡県の第三者委員会は16日、「いじめが自殺の主な原因とは断定できない」とする報告書を公表した。一方で友人関係のトラブルが何らかの影響を与えたとの認識を示した。 学校の第三者委は昨年6月、複数の女子生徒から3件のいじめがあったとした上で、自殺との明確な因果関係はないとする報告書をまとめた。納得できない生徒の両親は県に再調査を求めていた。父親はこの日県庁で記者会見し、いじめが原因の一部と認められたとの認識を示した上で「再び学校と話す場を持ちたい」と述べた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
過労死ライン残業ゼロ「無理」 先生座談会で漏れた本音
教職員の多忙化が問題となる中、横浜市教育委員会が「働き方改革」に本腰を入れている。過労死ラインとされる時間外勤務月80時間を超える教職員の割合ゼロを第1の達成目標に掲げるが、学校現場の実情はどうなのだろうか。朝日新聞は、市立小学校の4人の先生による座談会を開き、匿名で語ってもらった。 労働環境「ブラック過ぎる」 ――横浜市が2013年度に実施した「教職員の業務実態に関する調査」では約9割の教職員が多忙と感じています 先生A とにかく暇がない。学校に子どもがいる間は、子どもから目が離せない。 先生B 本来は子どもたちと向き合うことが仕事なのに、その時間を削らないといけない。それが当たり前の世界になっている。 先生C 労働環境が「ブラック」すぎる。企業ではありえないと思う。 先生D 次から次へと、やることだけがどんどん増えていく。なかなか仕事を減らせない。 ――具体的に何でそんなに忙しいのでしょうか A 子どもに何かあった時の説… 980円で月300本まで有料記事を読めるお得なシンプルコースのお申し込みはこちら Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
火山の噴火、マグマか水蒸気か迅速判断 名大が開発
火山の噴火が、マグマが噴出する「マグマ爆発」か、地下水がマグマに熱せられて起きる「水蒸気爆発」か迅速に判断する手法を、名古屋大のチームが開発した。噴煙に含まれる水素と酸素を分析し、10分程度で結果を出すという。チームは、噴火が起きた場合の現状把握や、今後の噴火の推移の判断につながると期待している。 チームは、同じ性質を持つ原子で重さが異なる「同位体」に着目した。マグマ爆発の噴煙に含まれる水蒸気の酸素と水素の同位体の比率と、水蒸気爆発の比率が異なることを利用した。 日常的にマグマ由来の水蒸気を出しているという九州の霧島連山の硫黄山で採取した噴煙を分析し、空中に広がった噴煙のデータをもとに、火口での同位体の比率を復元した。その比率によってマグマ由来か地下水由来かを判断し、噴火のタイプを判別することができるという。 火山の中でマグマがどういう動きをしているのかを知ることは、噴火のメカニズムの解明につながり、その後の推移の判断材料になる。角皆 潤(つのがい うるむ)教授(地球化学)らは今後、ドローンによる回収方法の確立を目指すといい、「噴煙を上げている途中でも、リアルタイムで把握できるようになる」と話している。 この成果は、火山分野の国際科学誌に論文が掲載された(https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0377027319302197)。(木村俊介) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
パンダ彩浜すくすく 超未熟児が「抱くのも大変」までに
和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドで昨年生まれたジャイアントパンダの彩浜(サイヒン)が14日、1歳の誕生日を迎え、ジャングルジムやバースデーケーキ風などの木製遊具が贈られた。 彩浜は生まれた時は体長15・5センチ、体重75グラム。同園のパンダでは歴代最も小さい超未熟児だった。自力では母乳を飲むことも体温を調節することもできず、52日間にわたって保育器で育てられたが、14日現在、体長130センチ、体重は26・4キロに成長。男性スタッフでも抱きかかえるのが大変になってきた。 まだ母親の良浜(ラウヒン)の母乳が主食で、リンゴやニンジンなど離乳食をとっている。乳歯が生え替わっている最中で、永久歯がそろう秋ごろには竹を食べられるようになり、独り立ちする見込みという。 飼育スタッフの遠藤倫子さん(33)は「生まれた時はまさかここまで大きくなると思わなかっただけに、本当にうれしい」と話していた。(大野宏) Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
近藤誠也六段が鈴木勝裕アマ下す 午後7時から三枚堂達也六段ともう一局/将棋・朝日杯将棋オープン戦(AbemaTIMES)
将棋の朝日杯将棋オープン戦の一次予選が8月16日に行われ、近藤誠也六段が鈴木勝裕アマを86手で下した。近藤六段はこのあと午後7時から、三枚堂達也六段ともう一局指すことになった。 朝日杯将棋オープン戦は持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。 高勝率を誇る近藤六段は、角換わり腰掛け銀の戦型から、安定した指し回しでリード。アマの強豪相手に、持ち時間40分の早指しながら6分余す快勝だった。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
コンビニでマンガ2冊盗んで逮捕の42歳市役所職員 “停職4か月”の処分 「仕事で強いストレスあった」(東海テレビ)
コンビニでマンガを盗んで逮捕された名古屋市の職員に、停職4ヵ月の懲戒処分です。 名古屋市によりますと、市民経済局地域振興課の男性職員(42)は今年2月、名古屋市中区内のコンビニでマンガ2冊を盗んだとして現行犯逮捕され、その後、起訴猶予となっていました。 市の聞き取りに対し男性職員(42)は「仕事で強いストレスがあった。2年前にも同じコンビニでマンガ1冊を盗んだ」と話しているということです。 市はこの男性職員(42)を、16日付けで停職4か月の懲戒処分としています。 また、「女性関係や家庭の個人的な悩みがあった」として、10日間無断欠勤した人事委員会事務局の男性職員(34)を減給の懲戒処分としています。 一方、愛知県は東三河県税事務所の23歳の男性職員が、酒気帯び運転をしていたと発表しました。 男性職員(23)は6月9日未明に、静岡県浜松市内の飲食店で焼酎のお茶割り10杯ほどを飲んだあと、路上駐車して寝ていたところを警察官に職務質問され、その際に基準値を超えるアルコールが検知されたということです。 県は男性職員を今後懲戒処分にする方針です。 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
元SKE48の大学3年生…“ミス・キャンパス”が一日警察署長に 『フィッシング詐欺』への注意呼びかけ(東海テレビ)
「日本一美しい」といわれる女子大生が一日警察署長に。「フィッシング詐欺」への注意を呼びかけました。 愛知県警港署の1日署長に任命されたのは、元SKE48で南山大学3年の中村優花さん(22)。 今年3月のミス・キャンパスで優勝し、「日本一美しい女子大生」として人気を集めています。16日は一日署長としてイベントに登場し、「フィッシング詐欺」への注意を呼びかけました。 フィッシング詐欺は、犯人が有名企業を装った電子メールを送信し、偽装されたURLをクリックさせることで個人情報を盗み取る手口で、スマホの普及で若い世代の間にも被害が広がっています。 中村優花さん:「私も昔ワンクリック詐欺に引っ掛かりそうになりましたが、存在を知っていたので被害にあわずに済みました。知っておくことが大事だと思います」 東海テレビ 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース
サマソニを「煙のない音楽フェスに」――「いい空気で、いい音を」楽しもう(スポニチアネックス)
20周年を迎えた音楽フェス「SUMMER SONIC 2019」が16日、東京(千葉・幕張メッセ、ZOZOマリンスタジアム)、大阪(舞洲)で開幕した。 昨年より1日多い3日間の開催で、チケットは即完売、16万5000人の動員を見込むビッグイベントは「煙のない音楽フェス」として開催。昨年から「煙のない社会」を目指すフィリップ モリス ジャパンの加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」とコラボし敷地内では紙巻たばこを禁煙とし、加熱式たばこ専用スペースやブースを設置。今年は「いい空気で、いい音を。」をテーマに専用スペースやブースを東京は6カ所から9カ所、大阪は3カ所から5カ所に増設。トライアルスポットも設けてデバイスの無料レンタルも実施した。 イベントを主催するクリエイティブマンプロダクションの営業部運営部・小池邦彦統括部長は「歩きたばこやごみの問題などが解消され我々としては喜ばしい。今後も周知徹底していきたい」と語り、フィリップ モリス ジャパンのオンプレミスタッチポイント コンシューマータッチポイント事業部の高橋宏本部長は「波及効果でどんどん環境が進化していけば」と願いを込めた。 【関連記事】 Source : 国内 – Yahoo!ニュース